旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年3月11日
フレンドツアー 関西発
2025年2月6日出発 カタール航空利用
断崖絶壁に建つパラドールに泊まるスペイン周遊11日間
【ツアーコード:FE010】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします
お食事は★の数で評価させていただきます。満点は星5つ★★★★★となります
◎2日目
関西空港よりドーハ乗り継ぎ、無事にスペインのバルセロナへ到着しました。
バルセロナはスペイン第二の都市、またカタルーニャ州の州都です。
独自の言語と文化を持つバルセロナの見どころを巡りました。
故ガウディが手掛け、今なお建設中のサグラダ・ファミリア(聖家族教会)
完成に向け、急ピッチで工事が進んでいます。
色鮮やかなステンドグラスと見事な彫像で彩られた聖堂内は必見です。
その後、もう一人のモデルニスモ建築の巨匠モンタネールが手掛けたサン・パウ病院、ガウディの世界観が楽しいグエル公園など訪れました。
昼食@EL CANGREJO LPCO
地元でも定評のレストランで昼食をいただきました。
パン・コン・トマテ
タラのカラパッチョ
これで一人前!!!
イカ墨のフィデウア
フィデウアはカタルーニャ地方の郷土料理で、パスタを使った炊き込み料理です。
シーフードのパエリア
フィデウアとパエリアはもちろん取り分けです。
こんな感じでそれぞれサーブされました。
クレマカタラーナ
カタルーニャ風クリームブリュレ
◎3日目
終日フリータイム。
ホテルが立地のよいので、みなさま街歩きに、観光に、ショッピングにと、それぞれバルセロナの休日を楽しまれました。
ご希望の方は、オプショナルツアーにて、奇岩の地モンセラートの修道院へご案内しました。
ご本尊の黒いマリア様詣でで知られる大修道院です。
美しい聖家族のエジプトへの旅を描いたステンドグラス
とっても瀟洒な街並みのバルセロナ
ぶらぶら街歩きするだけでもとっても楽しくなる街です。
やはり駆け足ではない、ゆとりのある旅だと旅の情緒が深まりますね。
◎4日目
朝食@ホテル
メニュー豊富なビュッフェでした。
評価★★★★★
朝食後、空路アンダルシア地方の玄関口マラガへ。
かわいらしい白い村ミハスを散策後、グラナダへ。
夜は、昔ながらのジプシー(ロマ)たちの岩窟住居を利用した洞窟タブラオにて本場のフラメンコショーを鑑賞しました。
とても雰囲気のある洞窟タブラオの様子
照明の加減で青くなってしまいました。。。
生ハム・サラミ・チーズの盛り合わせ
サラダ
生ハムと目玉焼き
チキンと野菜の炒め煮
正直、特筆すべき味ではありませんでした。
評価★★★
ショーの方はすばらしかったです。
まさに情熱のスペインですね!
こうしてグラナダの夜は更けていきました。
◎5日目
朝食@ホテル
ドーナツなどの甘いパンやケーキ類がたくさん
スペイン人は朝は甘いものが大好き!
温かいメニュー類も豊富でした。
評価★★★★★
朝食後、アルハンブラ宮殿を観光しました。
ネバダ山脈の雪解け水を利用して、宮殿内には豊かな水が引かれています。
イスラム文化が生み出した優美な装飾がとても印象的
大理石の水盤で飾られたライオンのパティオ
天空や鍾乳石をイメージした天井装飾は息を飲む美しさで必見です。
観光後、断崖の街ロンダへ。
途中のドライブインにあるホテルABADES MANZANILにて昼食をいただきました。
昼食@ABADES MANZANIL
マッシュルームと生ハムのソテー
チキンのアーモンドソース煮込み、ポテトフライ添え
ワイン付きのメニューで、食事中の歓談もはずみました。
ピオノノ
シロップたっぷりのスポンジケーキの上にクリームを乗っけたグラナダ発祥のお菓子です。
評価★★★★
午後、ロンダの街へ。
みなさまで絶景の地にある街の散策を楽しみました。
峡谷には、イスラム教徒たちが築いていた砦の跡が残ります。
目もくらむような断崖に築かれた家々
中世の石橋からの見事な絶景に、みなさま写真を撮る手が止まりません。
今回のご宿泊は、ロンダの市庁舎であった建物を改築したパラドール(歴史的な建築物を利用した宿泊施設)でした。
ホテルのテラスからこの絶景が楽しめました。
玄関回りやロビー、お部屋などは近代的に改装されています。
ライトアップされた石橋の眺め
夕食@ホテル
ポテトサラダのアミューズ
ツナやオリーブをあしらったサラダ
ポークほほ肉のワインソース煮込み
とっても柔らかく仕上げられていました。
アーモンドケーキ
評価★★★★★
◎6日目
朝食@ホテル
これは添乗員のお皿ではありません。
卵料理はテーブル毎にサーブしてくれました。
それ以外はビュッフェスタイルでそれぞれお好きな物を召し上がっていただけます。
チーズに添えていただくメンブリージョ(かりんを煮詰めて固めたもの)もありました。
評価★★★★★
朝食後、コルドバ観光へ。
ローマ皇帝アウグストゥスが築いたローマ橋、かつてのイスラム寺院とカトリック大聖堂が融合した類を見ないユニークな世界遺産メスキータ、白い家並みのユダヤ人街と花の小径など巡りました。
昼食@ALMUDAINA
雰囲気のある中庭を持つ古民家風レストランでした。
サラダ
コルドバの代表的郷土料理オックステイルの煮込み
まろやかで食べやすい味でした。
ホームメイドのプリン
評価★★★★
7日目
朝食@ホテル
メニュー豊富なビュッフェでした。
スパークリングワインなども置かれていました。
列車の時間でゆっくりいただけないのが残念でした。
評価★★★★★
朝食後、コルドバ駅よりスペインが誇る新幹線アヴェにて最後の宿泊地マドリードへと向かいました。
到着したマドリッドのアトーチャ駅の様子。
植物園風の演出に心がなごみます。
昼食@レストランBOTANICOS
サラダ
イカのソテー
生ハム入りコロッケ
サーモンのグリル
写真撮影前に思わず一口食べてしまっていました。。。
盛り付けもきれいでおいしいコース料理でした。
評価★★★★★
午後の観光では、世界三大美術館の一つ、プラド美術館、王宮前広場など観光しました。
壮麗な王宮の建物
晴天にめぐまれました。
スペイン国旗がはためいています。
◎8日目
朝食@ホテル
新鮮なフルーツ類
焼きたてのパンや甘いケーキなど
温かい卵料理などはテーブルでオーダーが可能です。
評価★★★★★
朝食後、終日アビラとセゴビアの二つの街の観光へ。
中世の城壁がそのまま残るアビラの街歩き
この街で生まれた聖女テレサの像と彼女の生家に建てられた教会
壮大な石造りの大聖堂前には印象的なライオン像
ぷりんとしたお尻がかわいい
街を守ってきた堅固な城壁
午後はセゴビアの観光へ。
こちらにはさらに古いローマ時代の水道橋が残されています。
古代ローマ人たちの建築技術には驚くばかり
街に上水を引くためだけにこんな壮大な建造物をこしらえたんですね!
昼食@レストランEL BERNARDINO
白いんげんの煮込みとチョリソ
野菜のキッシュ
そしてメインの名物子豚の丸焼き!
柔らかく調理されている、ということを見せるために、伝統的にお皿で切り分けるというセレモニーが見ものになっています。
お肉を取り分けた後、お皿が本物であることを証明するために床に豪快に落として割られます。
毎度毎度、掃除がたいへんそう!
慣れた手つきでお肉を取り分けるウェイターさんたち
いただきます!
ごちそうさまでした!
セゴビアンポンチとアイスクリーム
評価★★★★★
午後、ルネサンス時代の面影を残すセゴビアの街歩き
ラ・ダマ(貴婦人)との愛称を持つ美しい大聖堂
ディズニーの白雪姫のお城のモデルになったといわれるアルカサル
城の内部の甲冑や家具、調度類も見ごたえがありました。
翌9日目は古都トレド観光を楽しみ、翌10日目に帰国の途へ。
翌11日目に関西空港へとお帰りいただくスペイン周遊の旅でした。
国の中にまた別の国が存在する、とよく称される多彩な国スペイン。
そのスペインのカタルーニャ、アンダルシア、そして首都マドリッドのあるカスティーリャ地方の見どころをゆとりある行程でめぐる、まさにスペインが初めての方にはぴったりのコースかと思います。
また、お食事も各地の名物料理を中心にお楽しみおただき、また各地で自由食の日もありますので、お好みで、またお腹の具合に合わせてお過ごしいただける内容です。
ホテルも立地、内容にこだわったフレンドツアーでのスペイン周遊の旅。
特にロンダでは、立地、内容ともに大人気のパラドールにご滞在。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
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