旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年6月20日
フレンドツアー 関西発
2025年5月23日出発
ルフトハンザドイツ航空利用
スペインの美食と建築をめぐるバスク・バルセロナ8日間
【コース番号:FE351】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします。
お食事は★の数で評価させていただきます。満点は星5つ★★★★★となります。
1日目
関西空港発、ルフトハンザドイツ航空にてミュンヘン乗り継ぎ、ビルバオへ
ビルバオ到着後ホテルへ
ご宿泊ホテル CARLTON HOTEL ロビー吹き抜け
2日目 ビルバオ観光~ゲタリア~サンセバスチャン
朝食はご宿泊ホテルにてビュッフェスタイルでいただきました。
たくさんの種類が並びます。
ヨーグルトなどの乳製品
パンの種類も豊富です。エッグタルトもありました。
半熟卵もあります。
ナッツ類
生ハムやスモークサーモンなどのコールドメニュー
評価:星4つ ★★★★
カールトンホテルのロビーはモダンな装飾があります。
ホテルの吹き抜け
朝食後はビルバオ観光に出かけました。
パピーの愛称の全身を生け花で彩った巨大な現代アートはビルバオのシンボル的存在。菊人形みたい。
〇グッゲンハイム美術館の写真をパチリ。
カナダ系アメリカ人建築家のフランク・O・ゲーリーによって設計されました。
ママン(フランス語でお母さん)と呼ばれる巨大なクモの彫刻。アーティストであるブルジョワが母親への敬意と愛情をこめて制作した作品。
世界遺産に登録された空飛ぶゴンドラの橋 ◎ビスカヤ橋に乗り対岸の散歩と往復ゴンドラに乗りました。
◎ビスカヤ橋
ビルバオの観光の後は小さな港町ゲタリアへ
世界一周を成し遂げたバスク(ゲタリア)の英雄エルカノ像がお出迎えしてくれました。
昼食はゲタリアの町の地元のレストランASADOR MAYFLOWERレストランにていただきました。
フィッシュスープ
具がたくさん入った方と具が少ない方の差が激しかったですが濃厚でおいしかったです。
スズキの炭火焼。取り分けていただきました。
引き続き、あんこうの炭火焼。もう少し焼いてあれば最高でした。
レアチーズケーキのベリーソースがけ。
評価:星4つ ★★★★
その後バスク地方の地酒チャコリと呼ばれる白ワインのMOKOROAワイナリーへ。
7ヘクタールものブドウ畑を家族経営されています。
圧搾エリア
景色を眺めながら試飲させていただきました。
白、ロゼ、赤ワインをおつまみとともにいただきました。
その後、サンセバスチャンへ。
まずはご宿泊のホテルにチェックインし、その後改めてサンセバスチャンの〇旧市街の散策へ。
元カジノの華やかさを残す、サンセバスチャン市庁舎。
はしご酒が楽しい、美食の迷路旧市街のバル街
漁師町の風情が残る、海と食の玄関口 マリーナ
旧市街の奥に静かに佇む、サンタ・マリア教会
夕食は超人気バル GANDARIAS にていただきました。
肉厚なマッシュルームと生ハムのピンチョ
濃厚なウニクリーム
エビの串焼きはぷりぷりでした。
タラのピンチョは身が引き締まっていて美味
GANDARIAS名物の牛フィレ肉の西洋わさび
評価:星4つ ★★★★
その後、ご希望の方とバスクチーズケーキが有名になったきっかけの有名店によりつつホテルへ。
3日目 サンセバスチャン~サンジャンドリュズ~バイヨンヌ~サンセバスチャン
朝食はご宿泊ホテルにてビュッフェスタイルでいただきました。
カットフルーツが豊富
ヨーグルトなどの乳製品
生ハム、チーズ、スモークサーモンやハムなどのコールドメニュー
パンの種類も豊富
甘くないパンも♪ どれを食べようか悩みます。
評価:星5つ ★★★★★
朝食後は国境を越えフレンチバスクの中心都市バイヨンヌへ。
尖塔が街を見守るサント・マリー大聖堂の祭壇
美しいゴシック建築です。
サント・マリー大聖堂をいろんな角度から。
バイヨンヌの心サントマリー大聖堂を眺めるこの通りはチョコレート通りと呼ばれています。
その後、サン・ジャン・ド・リュズに行きました。
サン・ジャン・ド・リュズの国鉄中央駅
木骨組の家のかわいらしい街並み
まずへ昼食へ。昼食は地元のレストラン XAYA レストラン にていただきました。
タコのクリームサラダ。柔らかくて美味しい!フランスの香りがします。
ラムバーグとベルーガレンズ豆
好評でした。
アイスクリーム・ルバーブ添え フロマージュブランソース
評価:星5つ ★★★★★
昼食後は、太陽王ルイ14世とスペイン王所が結婚式を挙げた◎サンジャンバプティスト教会へ
現役で使われているパイプオルガン。
波の音が心地よい海辺のビーチ
その後サンセバスチャンの町に戻ります。
途中、サンセバスチャンを一望できる絶景の特等席モンテ・イゲルトへ
コンチャ湾の向こうにはサンセバスチャンの町が見えています。
夕食は自由食でした。お目当てのバルにお出かけされたり、ゆっくりお茶されたり、思い思いの時間を過ごされていました。
4日目 サンセバスチャン~パンプローナ~サラゴサ
朝食はご宿泊ホテルにてビュッフェスタイルでいただきました。
朝食後は「牛追い祭り」の舞台として知られるパンプローナへ
牛追いの終着点、熱狂の舞台の闘牛場
後ろのスーパーマンが気になりますが・・ヘミングウェイの像
サン・フェルミン祭を世界に広めました。
石畳と歴史が交差するパンプローナの迷宮路地
バスクの山並み(西ピレネー山脈)が連なる風の展望台
バロックの華やぎが映える、サン・フェルミン祭の起点 市庁舎
昼食はヘミングウェイが愛した、歴史薫老舗カフェ CAFE IRUNAにていただきました。
アールデコの優雅さが漂うカフェ・イルーニャの店内
トマト・オニオン・ツナのマリネサラダ
ポークのほほ肉の煮込み
スペインのスパークリングワインCAVA入りレモンシャーベット
昼食後は12世紀のアラゴン王国の古都サラゴサへ
まずはご宿泊ホテルにチェックイン
その後サラゴサの観光に出かけました。
古代ローマの詠歌を今に伝える円形劇場
イスラムの意匠が息づくムデハル様式のサンタマリアマグダレナ教会の壁は世界遺産に登録されています。
教会の正面ファサード
エブロ川のほとりに佇む、スペイン最古の聖母教会 〇ピラール聖母教会
ピラール広場と世界遺産ラ・セオと呼ばれるサルバルドール教会
観光の後ホテルへ戻り、夕食は自由食でした。
連日のごちそうに休憩される方、精力的にレストランにお出かけの方と思い思いに過ごされました。
5日目 サラゴサ~バルセロナ
朝食はご宿泊ホテルにてビュッフェスタイルでいただきました。
卵料理
パンなど
チーズやサラミなどのコールドメニュー
フルーツやサラダはうれしいですね♪
ナッツ類
朝食レストランレストラン
評価:星3.5つ ★★★☆
ホテルのロビー
宿泊ホテル CATALONIA EL PILAR
朝食後は、サラゴサ中央駅まで行き、そこからスペイン高速鉄道AVEにてバルセロナへ。
バルセロナ駅から車窓観光しながら・・・昼食のレストランへ。
有名グルメガイド1つ星を獲得したレストラン HISOP にて昼食をいただきました。
HISOP レストランの外観
まずは新鮮なイワシのアミューズ。スモークされており衝撃の一口目でした。
ぷっくり愛らしい「耳タコ」入りブイヤベース風ビスク
濃厚なお出しに海のエスプーマが絶妙にマッチしていました。
続いて前菜はホワイトアスパラガスと白エビのベルガモットソースも旬の味が生かされおいしかったです。
舌平目のエスカベッシュ、ブールブランソース
子羊とウナギのロースト しっとり柔らかなお肉とウナギの香ばしさが美味でした。
リンゴのソルベ、コンポートとともに。日本酒と大葉風味のさわやかな一品
イチゴのチョロンソース、ベアルネーズ。チーズが香り不思議な一品
食後のコーヒー、紅茶
プチフール 最後までおいしかったです。
評価:星4.5つ ★★★★☆
すべてのコースはワインとともに提供されました。
味は星5つでしたが接客分で-0.5です。
昼食を堪能した後はバルセロナの観光です。
◎世界遺産 サンパウ病院
まるで宮殿のようなモデルニスモ建築の正面ファサード
芸術が息づく、もう一つのガウディ建築ですね。
病の癒しとなる芸術と希望の建築
光と色どりに包まれる中庭空間
病院とは思えない街を彩る芸術作品
癒しの空間。建物に抱かれているかのよう。
その後、世界遺産 サグラダファミリアへ
天へと伸び続ける未完の聖堂
森の中を思わせる光と祈りの聖域
色彩のシャワーが降り注ぐ幻想の空間
時間とともに変化する光のカテドラル
神聖な静寂 夕日が差しこむ
苦悩が刻まれた石の聖書を見上げて
観光後はホテルへ。小休止の後夕食へ。
夕食は地元のレストランEL CANGREJOにていただきました。
シンプルなのに奥深いカタルーニャ定番のパンコントマテ
サーモンのマリネ
スペインでは枝豆的存在のおつまみ ししとうの素揚げ
シーフードパエリア
イカ墨のパエリア
2種類を一皿でいただきました。
濃厚なチョコレートソース
評価:星4つ ★★★★
6日目 終日バルセロナ滞在。フリータイム
ピカソ美術館や、グルメ食べ歩き、カサミラにショッピングなど
皆様思い思いに過ごされました。
朝食はご宿泊ホテルにてビュッフェスタイルでいただきました。
ヨーグルトやナッツ類
カットフルーツ
卵料理はオーダーすることができます。
評価:星5つ ★★★★★
ご宿泊ホテルCLARIS の外観
7日目&8日目 バルセロナ~ミュンヘン~関西空港
早朝出発でしたので朝食はお弁当でした。写真は撮り忘れました。
ハムとチーズのサンドイッチ、生ハムのサンドイッチ、クロワッサン、パン・オ・ショコラ、水、ジュースとたくさん入っておりました。
バルセロナ空港より、ミュンヘン乗り継ぎ、思い出を胸に関空へ。
アートが日常に溶け込み、美食が街を彩る、そんな空気の中を歩くだけで、心がほどけていく感じがします。
旧市街のバルで過ごすひとときも、モダン建築の曲線も、すべてがバスクらしい豊かさに満ちていました。
五感で味わう、静かな贅沢。
次回のご旅行先に、ぜひバスクを加えてみてはいかがでしょうか。
最後まで旅ごはんにお付き合いいただきましてありがとうございました。
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