
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年5月 9日
フレンドツアー 関西発
2019年4月5日発 B145
ルフトハンザドイツ航空利用
美食のバスクと美しい村8日間
で実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします。
お食事は星の数で評価させていただきます。満点は星5つ★★★★★となります。
1日目
関西空港からルフトハンザドイツ航空にてミュンヘン乗り継ぎでマドリッドへ。
マドリッドからバスで北に約1時間15分でセゴビアに到着。
ホテルは【カンディド】、お部屋は結構広々としておりました![]()

2日目
朝食はホテル内レストランにて。
スペイン人の朝食は甘い物を頂く事が多いので、朝からドーナツやデニッシュなど日本人にとっては甘いデザートが並びます。
フルーツやハム類も豊富です
星3つ ★★★



ホテル【カンディド】のロビー写真
残念ながらお花は造花ですが、中庭風で美しい![]()

朝食後、セゴビア市内観光へ。世界遺産の旧市街とローマ水道橋へご案内。
この水道橋は古代ローマ時代の建築物ですが、保存状態がとても良く、高さ約28mの堂々たる姿に圧倒されます![]()

水道橋から旧市街、カテドラル、アルカサルまで徒歩での観光です。
セゴビア旧市街の街並み、曇り空ですが、ほとんど雨は降りませんでした★

セゴビアのカテドラルは入場観光です。
気品ある姿から「大聖堂の貴婦人」と呼ばれるカテドラルは、ゴシック建築が大変素晴らしいです。

白雪姫のお城のモデルとなったアルカサルへも入場しましたが、内部写真は撮影できませんでした・・・・

セゴビア観光後、スペインの最も美しい村のひとつ「ペドラサ」へ。
城壁に囲まれたペドラサ、城壁外にてバス下車し、城門をくぐり中へ。
広場に面した昼食レストラン【EL SPORTAL】へ。

昼食前に、ペドラサのマヨール広場へ。オフシーズンのため、閑散としておりました・・・・

ペドラサの教会、偶然にも結婚式が執り行われておりました![]()

昼食メニューは前菜がヌードル入りスープ、メインは牛肉の炭火焼(写真は2人前)、デザートはフルーツ盛り合わせ(写真は4人前)
メインの牛肉の炭火焼は、大変美味しく、フルーツはとてもフレッシュでした。
星4つ★★★★


昼食後、30分フリータイム、大変静かな村でした

今日の宿泊地、バスク州の州都ビトリアへ。
宿泊はスペイン国営ホテル【パラドール・アルゴマニス】です。
夕食はパラドール内のレストランにて。
先付はパプリカチーズのカナッペと黒ソーセージの春巻き風、パプリカのテリーヌとツナ、メインはポークのほほ肉のワイン煮込み、デザートはブラウニーとリンゴシャーベット、クリーム添え。
メインのポークの下に敷いてあるのはポテトピューレ、たいへん柔らかく美味です。
また、デザートのブラウニーは甘すぎず、美味しかった![]()
星5つ★★★★★


3日目
朝食はパラドール内レストランにて。
温かいお料理から甘い物まで、種類豊富なアメリカンビュッフェです。
星5つ★★★★★




大変シンプルな外観のパラドールです。

朝食後、サンチャゴへの巡礼路が通るプエンテ・ラ・レイナへ。
十字架教会へ入場

プエンテ・ラ・レイナの街並み。

多くの巡礼者が立ち寄る聖ヤコブ教会

町の中心広場、メナ広場

町の食料品店の店先には、旬を迎えるアーティチョークや白アスパラガスが並んでいます。

写真には撮れませんでしたが、たくさんのこうのとりが巣を作っていました。

町の名前の由来にもなっているローマ橋

観光後、牛追い祭りで有名なパンプローナへ。
町の中心カスティーリョ広場

ヘミングウェイも通ったという【カフェ イリューニャ】
地元の人々で賑わっています

この市庁舎前の広場にて聖フェルミナ祭(牛追い祭り)が始まります。

昼食レストラン【SAN IGNACIO】へ。
前菜はアーティチョークとアスパラガスのオーブン焼き、シンプルで美味でした。
パンプローナのあるナバラ州はアスパラガスの産地です。
メインはシーフードのパエリア、スペインに来たら食べたいですね![]()
デザートはチーズケーキ、さっぱりとして美味でした。
星3つ★★★

隠れ家的なこじんまりしたレストラン内部

盛り付けられたパエリア、こんな感じです。

昼食後、フランスの美しい村のひとつ【サンジャン・ピエド・ポー】へ。
城壁に赤色の枠の窓や屋根の家々が並ぶ、人口1500名の小さなかわいい村です。

ニヴェ川にかかるサンジャン橋

観光後、フレンチバスクの中心都市バイヨンヌへ。
奥に見えるのは大聖堂、今日は日曜日だったので、ひっそり。

宿泊ホテルに到着後、大聖堂やスーパー等々を徒歩にてご案内しながらレストラン【LA GRANGE】へ。
前菜は名物のバイヨンヌハム、味は良いのですが、量がたっぷり![]()
メインはメルルーサのリゾット添え、盛り付けとソースは悪くないのですが、魚は独特の臭いが・・・
デザートはアップルパイのアイス添え、さくさくとした生地が好評で、アップルパイの概念を超える一品でした!
星3つ★★★(前菜とデザートは美味しかったのですが・・・)


夕食レストランを出たところからのバイヨンヌの夜景![]()

4日目
朝食はホテル内レストランにて。
種類豊富な、一般的なアメリカンビュッフェでした。
星3つ★★★



朝食後、サンジャン・ド・リュズへ。
対岸はシボールという町で作曲家ラヴェルの家があります。

ルイ14世の家、ここは1660年ルイ14世とスペインの王女マリーテレーズが結婚式前の3週間、滞在した邸宅です。

昼食はミシュランガイド星付きレストラン【BRIKETENIA】にて。
大変素敵な昼食でした![]()
星5つ★★★★★
アミューズの1品目が、パイ包みのフライ4種、コーン、パプリカチーズ、オリーブ、山羊チーズ

各席の上にメニューが用意されています。

2品目のアミューズがカニ身とカニみそ、大変濃厚なお味でした。

見た目にも美しいホタテのカルパッチョ、季節感のあるお野菜もホタテも大変新鮮でさすが星付きレストラン![]()

メインは仔牛のフィレミニョン 低温調理された、たいへん柔らかい赤身で絶品![]()

デザートはティラミスのアイスクリーム添え、アイスクリームが生姜味で美味![]()

プチフルールはクリームと、チョコレート、ピーカンキャラメレーゼ。
見た目も可愛く、チョコレートは皆さんに好評でした

星付きレストランではありますが、温かく、アットホームな雰囲気で素敵でした。

外観は一軒家という風情です。

昼食後、ビスケー湾を一望できるモンテイゲルドに立ち寄り、美食の地サンセバスチャンへ。

サンセバスチャンでは、好立地のロンドレス・デ・イングラテッラにゆとりの2連泊
この時期だったからこそ、幸運にも皆様オーシャンビューでした![]()

サンセバスチャンの大聖堂

コンチャ湾のビーチ、中央に見えるクリーム色の建物が宿泊ホテルです

夕食は人気バル【ATALI GASTROTEKA】にて。
地元の人たちで大賑わいの内部、カウンターに並ぶピンチョスから2種類を選んで頂きました。
星4つ★★★★

タラのクリーム乗せピンチョスは、皆様に召し上がって頂きました。

左が生ハムと山羊のチーズのピンチョス、右はパプリカとタプナードのピンチョス

奥が野菜とロースハムのピンチョス、手前がカニ身マヨネーズとエビのピンチョス

左が生ハムとチーズのピンチョス、右がサーモンとゆで卵とエビのピンチョス

コロッケ、ソロミージョ(牛フィレ)が出ましたが、写真撮り忘れてしまいました・・・
デザートのクリームブリュレ

5日目
朝食はホテル内レストランにて
種類豊富なだけでなく、パンが美味でした。
星5つ★★★★★



スペイン人の朝ごはん、チュロスもありました!

窓の外にエメラルドグリーンの海が見えて、気持ちの良いレストランです。

朝食後、小さな港町ゲタリアへ

ゲタリアの後、サラウツのワイナリーを訪れ、見学後、一面のブドウ畑を眺めながらの試飲![]()
白とロゼ、パン、ワインビネガー、チーズ、ししとうのピクルスなどのおつまみもありました。

その後、サンセバスチャンに戻り、半日のフリータイム。
ホテルの部屋からの眺めです。コンチャ湾がこんなに近く!

6日目
連泊なので、5日目の朝食と同じです。
私がピックアップした朝食はこちらです。
手前は焼いたパンにオリーブオイルとトマトペーストを乗せた典型的なスペインの朝食

朝食後、バスク地方の玄関口ビルバオへ。
世界最古の運搬橋、今も現役です!

グッゲンハイム美術館のシンボル パピーちゃん

外の展示物の霧のアート、毎時ちょうどに霧が出ます。

昼食は、ミシュランガイド星付きレストラン【ZORTZIKO】にて。
星5つ★★★★★

前菜はタラとトリュフのリゾット、トリュフの香りが大変良かったです![]()

二品目はホテルイカのグリル、上の黒いのは海苔、下はイカのハラワタソースとイカスミ

三品目はラビオリと豚の角煮風、豚の角煮はコラーゲンたっぷり![]()
二品目と三品目は、大変工夫を凝らしたお料理でした。

四品目はスズキのグリル、新鮮な魚をシンプルに調理

五品目は牛フィレステーキ ラズベリーソース添え、柔らかく美味で、付け合わせのポテトも味わいがありました。

六品目はティラミス、甘みを抑えたあっさりしたお味でした。

ビルバオの宿泊ホテル【カールトン】
町の中心にありますが、お部屋が広めです。

ホテル前の広場

ビルバオの街並み、ホテルの近くにもバル街があります

少し足を延ばせば、情緒ある旧市街

7日目
朝食は早朝出発の為、お弁当でした。
サンドイッチとブリオッシュ、フルーツサラダ、チョコレート。
サンドイッチはサーモンとクリームチーズでした。

バスク地方へのご旅行にご参加、ありがとうございました!
通常のスペイン・フランス旅行では訪れる事の少ないバスク地方ですが、とっても魅力あふれる地域です
さすが美食の地、ミシュランガイド星付きのレストランで味だけでなく、見た目にも美しいお料理を頂いたり、
バルで地元の人たちみたいにピンチョスを食べ歩いたりとお食事を堪能しました。
そして、小さいけれど素朴で美しい村々を訪れ、サンセバスチャンやビルバオではフリータイムも多く、
ご自分のペースでお過ごし頂きました。
スペインやフランスが初めての方も、スペイン・フランスリピーターの方にも、オススメなバスク地方です
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