旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年2月14日
2019年 1月25日 関西国際空港発 コースコード:B345
ルフトハンザドイツ航空利用
地中海の楽園マヨルカ島とバルセロナ8日間
こんにちは いつもフレンドツアーをご利用いただき有り難うございます
今回ご紹介させていただくツアーは、作曲家ショパンゆかりのスペイン・マヨルカ島を訪れるツアーです
ショパンゆかりの修道院を訪ねたり、バルセロナではガウディ作の芸術の数々に触れる内容をなっております
また「旅ごはん」ではおいしいスペイン料理のお写真もご覧いただきます
尚、お食事は★★★★(4つ星)、★★★★★(5つ星)等で評価しています
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■1日目 関西国際空港→バルセロナで乗り継ぎ→パルマ・デ・マヨルカへ <パルマ・デ・マヨルカ3連泊>
ルフトハンザドイツ航空でバルセロナへ。国内線に乗り換えてマヨルカ島へと向かいました
マヨルカ島はヨーロッパ有数のリゾート地 海が見えるホテルにゆったり3連泊していただきました~
■2日目 午前:海辺のリゾート地、ポルト・デ・ソーイェルの散策にご案内します
午後:天才ピアニスト・ショパンと作家ジョルジュサンドの逃避行の地バルデモサ観光(カルトゥハ修道院)
ショパンのピアノや直筆の楽譜があり、有名な「雨だれ」が作曲された地です <パルマ・デ・マヨルカ3連泊>
2日目~4日目の朝食:マヨルカ島の宿泊ホテル「PALMA BELLVER BY MELIA」にて
真ん中のソーセージはマヨルカ名物の「ソブラサーダ(パテの様な熟成サラミ)」
左下は「エンパナーダ(お肉やグリーンピースが入ってます)」
その隣の半月形のものは「コカロイ(野菜入り)」です
マヨルカ島では、パンに右側のトマトペーストを塗り、ソブラサーダに生ハムをのせてオリーブオイルを垂らします。
「パンボリ」と言われ、カタルーニャ地方の名物「パン・コン・トマテ」とそっくりなんですよ
こちらはみんなが大好き 「エンサイマーダ」です。シンプルなものと、ジャム入りのものがあります
食事評価:★★★★★(5つ星)
バルデモサにあるカルトゥハ修道院
ショパンとジョルジュサンドは1838年~1839年の冬に滞在、庭園にショパンの像があります
礼拝堂と旧薬局
図書室
テラスから見た世界遺産のトラムンタナ山脈
見事な石垣と棚田をご覧いただけますよ~
マヨルカ名物のお土産「シウレル」口笛は観光客にも人気です
僧坊とショパンが愛用したプレイエル社製のピアノ
同じくバルデモサにあるサンチョ王の宮殿。初代マヨルカ王が息子の為に建てました(内部のサロンと外観です)
展望台から見たバルデモサの全景です
海辺のリゾート、ポーロ・デ・ソーイェル。街の中心にあるマリーナ地区は人も少なく美しい景観を独り占め
2日目昼食:ポート・デ・ソーイェルのレストラン「ALTAMAR」でのランチ
おばあちゃんのスープ(とても素朴で、鶏ガラでじっくり煮込んだスープ。ほっこりとしたお味です)
ポークグリル&トゥンベット(ポークは下に隠れています。上のお野菜はマヨルカ名物、オリーブオイルで揚げたトマト)
デザートはチョイスできます(マヨルカオレンジ、アイスクリーム、そしてチョコレートケーキ)
食事評価:★★★★(4つ星)
ポルト・デ・ソーイェルの街の名物トランビア路面電車
今回は「ちょこっとサービス」で約20分、クラッシックなトラムの旅をお楽しみいただきましたよ~
(「ちょこっとサービス」・・・パンフレットには書いていない、その土地ならではのフレンドツアーからのサービスです)
庶民の足にもなっていて、景色の移り変わりもご覧いただけます。最後、ソーイェルの教会が見えたらゴールです
パルマ・デ・マヨルカでの宿泊ホテル、「パルマ・ベルベル・バイ・メリア」
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全室シービューなので、時間により刻々と変わっていく海の景色がとってもキレイでした
2日目夕食:宿泊ホテル「PALMA BELLVER BY MELIA」にて
野菜のクリームスープ(とってもクリーミーで、丁寧に作られていました)
メインのお料理はチョイスできます(今回は鶏の胸肉のグリル or サーモンのグリルです)
最後はさっぱりカットフルーツで
食事評価:★★★★(4つ星)
■3日目 午前:マヨルカ島の中心、パルマ・デ・マヨルカ市内を観光(ベルベル城、ミロ美術館、カテドラル)
午後:ドラック洞窟観光とクラシックコンサート鑑賞 <パルマ・デ・マヨルカ3連泊>
3日目 パルマ・デ・マヨルカの大聖堂 ガウディの一部修復を担当、左隣は国王の離宮・アルムダイナ宮殿
「美しい眺め」という意味のの丸い形をしたベルベル城。ここからパルマの街が一望出来ます
ミロ美術館の入り口(ピラールとジョアンミロ財団のマヨルカ島本部としても使われています)
ミロのアトリエ(ミロの生前のままの形で残されています)
ミロの家兼アトリエ(ミロは生前ここで彫刻品などを生み出しています。壁のいたるところに彼の落書きが)
ミロ美術館内部
膨大な作品数の為、展示作品はしょっちゅう変わります 今回はシーズンオフだったので、貸し切り状態で
のんびりと作品を鑑賞できました
ミロ美術館を背にして、左側の白い建物がアトリエ、右上はミロと家族が暮らした住居です
その住居の奥に、落書きがある家兼アトリエがあります
3日目昼食 パルマ市内のレストラン「CAN TONI」にてランチ
パンとオリーブ、アリオリ
前菜が出るまでにシンプルなパンに自家製オリーブ、アリオリを付けて小腹を満たします
フレッシュサラダ(新鮮なお野菜は女性のお客様に人気 マヨルカ島は野菜が豊富で嬉しいです)
スペインといえばコレ 「シーフードパエージャ」(たくさんのシーフードが入っていて、そのエキスがたっぷり)
デザートには自家製プリンが出ましたが、撮影出来ず... 申し訳ありません
ポルトクリストにある「ドラックの洞窟」。洞窟はこんな美しい海の見える場所のそばにあるんですよ~
全長2.4kmですが、歩く距離は約1.2km 年間を通じて気温は21度です。
ここは天井の鍾乳石が繊細で圧倒されてしまいます ヨーロッパ最大級の地底湖ではショパンのミニコンサートを
楽しんだ後、小舟に乗船することもできます
■4日目 朝:国内線でバルセロナへ向かいます
到着後、バルセロナ観光(ガウディ建築のサグラダファミリア、世界遺産のサンパウ病院)へご案内します。
午後はバルセロナの街でフルータイムです <バルセロナ3連泊>
4日目朝食:マヨルカ島を早朝出発でしたが、ホテルが朝食を準備してくれました(通常はお弁当)
ホットミールはありませんでしたが、これだけの種類があれば十分です。ありがとうございました~
食事評価:★★★★(4つ星)
4日目 雲一つない青空の下デモンタネール建築が輝く、世界遺産サンパウ病院(バルセロナ)
2026年完成予定 ものすごい速さで建築が進められている、こちらも世界遺産のサグラダファミリア
博物館内にある工房見学もおもしろいですよ~
今回は聖器室も完成していました
4日目昼食:バルセロナ市内のレストラン「BRASSERIE FLO」でのランチ
カタルーニャ地方のお料理をおつまみ感覚で(お客様に大好評でした)
タラの団子と生ハムのコロッケ(よく似てますが)
イカのフリット、コゴジョとアンチョビのサラダ
ししとうの素揚げとバルセロナの名物の「パン・コン・トマテ」←これが実に美味っ
カルソッソ(ネギのフライ)とタラ入りのエスケイシャーダ(マリネ)
フィデグワ(お米じゃなくて、麺のパエリアです)
デザートはクレマカタランのタルト
食事評価:★★★★★(5つ星)
■5日目 午前:スペイン画家、ダリが生まれた地フィゲラスへ
午後:屋根の上の卵のオブジェが印象的なダリ劇場美術館へご案内します <バルセロナ3連泊>
5日目朝食 宿泊ホテル「CATALONIA PLAZA CATALUNA」でのビュッフェ
種類も豊富で、朝からおなかがいっぱいになってしまいます オムレツコーナーもあって飽きません
こちらは、「パン・コン・トマテ」を自分で作るコーナー。パンににんにく、オリーブオイル、そしてトマトを塗ります。
朝から、カバ(スペイン製のシャンパン)、赤ワインのコーナーもありました
食事評価:★★★★★(5つ星)
フィゲラスのある「ダリ劇場美術館」(屋根には卵、壁にはパンの模様が)
美術館正面の入り口
中庭の展示物(キャデラックの中は雨が降る仕掛けになっています)
写真を撮影するとリンカーンなんですが、拡大してみると、ダリの奥様ガラの後ろ姿が...
有名な作品「セックスアピール」
「メイウェストの部屋」は特別な場所から見るとマリリンモンローに見えるんですよ
有名な天井画などの作品もたくさん
いずれも「常識」という概念が一掃されてしまうような空間でした
シュルレアリスムの巨匠、ダリの世界観を体感できる一日でした~
5日目昼食 ミシュランオススメのレストラン「ANTAVIANA」でのランチ
付きだしはシンプルなポテトチップスで
ランチは赤白のワイン付 「本日のメニュー」の中からのチョイスで好評でした
コチラはお肉と野菜のコロッケです
カタルーニャ名物「トリンシャット」(キャベツ入りのマッシュポテトに極太のベーコンを添えて)
野菜たっぷりのミネストローネ
前菜は以上の3つの中からのチョイス
イカとアーティチョーク入りパエジャ(しっかり味がしみ込んでいて美味でした)
シンプルなハンバーグ&マスタードソース
サーモンのグリル
メインは以上の3つの中からのチョイスです
羊乳のヨーグルト
カットオレンジ、モスカテル添え(甘いワインのことです)
フォンダンショコラ
デザートは以上の3つの中からチョイス
食事評価:★★★★★(5つ星)
■6日目 終日:バルセロナ市内でフリータイム
ガウディ建築(カサビセンスやカサミラ、カサバトリョ)やゴシック地区、ピカソやミロ美術館など見どころも多く
皆様、お元気に各観光地を満喫されていました~ <バルセロナ3連泊>
フレンドツアーならホテルのロケーションも抜群なので、ショッピングにも便利でした
バルセロナの街中を歩いていると、色々な彫刻が目につきます。
こちらは有名な「考える牛」 ホテルの近くにあって気軽に行けるので是非
■7日目 早朝、バルセロナ→フランクフルト乗り継ぎ→関西国際空港へ
最終日は早朝出発の為、簡単なボックスをホテルを用意してもらいました。
■8日目 午前、関西国際空港到着後、解散。お疲れ様でした~
今回の「旅ごはん」はいかがでしたでしょうか。
スペインのマヨルカ島、そしてバルセロナのお食事を中心にお届けさせていただきました。
今期のツアーは終了となりましたが、また次回、フレンドツアーのスペインツアーをご検討いただけますと幸いです
「旅ごはん」を最後までお読みいただき有り難うございました
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