旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2018年1月15日
HOLA!フレンドツアー食いしん坊添乗員です
今回は関西発B333 11/13出発
秋が素敵 バスク地方とバルセロナ8日間
のツアーでいただいた食事メニューをご紹介いたします。
併せて現地の様子もお伝えいたしますので、ぜひぜひ次回の旅のご参考にされてくださいね
バスク地方は、その独自の文化で知られるところですが、最近はグルメの聖地としてメディアなどでよく取り上げられるようになってきた、今もっとも注目されている地方でもあります。
さて、今回はどんな美食に出会えたのでしょうか?
それではお楽しみください♪
※食事の評価を★にて表しています(満点★★★★★)
◎1日目
今回の空の旅は、信頼の翼、ルフトハンザドイツ航空。
フランクフルト乗り継ぎ、同日深夜にスペインバスク最大の街ビルバオへと到着しました。
フランクフルトでは、長い乗り継ぎ時間でしたが、みなさまラウンジをご利用いただき、
ゆったりとお待ち合わせいただきました。(フレンドツアーならではのサービスです)
◎2日目
朝食@ホテル
スペインならでは揚げたてのチュロスもありました♪
チーズも種類豊富でした
評価:★★★★
ビルバオの観光では、ユニークな外観で知られるグッゲンハイム美術館へ。
かつて鉄鋼業や造船業などで栄えていた工業都市ビルバオを、新しく再生させるきっかけとなった象徴でもある美術館周辺を散策しました。
屋外にも「仔犬のパピー」やクモの「ママン」などのユニークかつ巨大な作品が展示されていて、市民やわれわれ観光客の目を楽しませてくれています。
こちらは世界最初の運搬橋として世界遺産にも登録されているビスカヤ橋
実際に対岸まで往復しました
運搬橋のゴンドラは、市民の足として24時間活躍しています!
ビルバオ観光後、小さな港町ゲタリアへ。
中世以来の歴史ある街並みを散策した後、港に面したレストランにて昼食を。
昼食@レストランITXAS ETXE(バスク語ならではの綴りですね)
こちらの名産はアンチョビ。
これはぜひとも食さないと、というわけで、別メニューで追加して召し上がっていただきました
もちろんチャコリ(バスク名産の発泡性白ワイン)もはずせません!(サービスでみなさまにご提供しました)
お好みで赤、白ワインもサービスでお出ししました
本来のメニューの前菜:ツナのサラダ
アンチョビもツナもとっても新鮮なので、みなさまワインも進みます
メイン:黒鯛の炭火焼
ゲタリアの名物グルメは魚の炭火焼です。これを求めて食事だけに訪れる方も多いんですよ~
仕上げにたっぷりのオリーブオイルと焦がしニンニクをかけていただくのですが、ほんとに美味でした
デザート:カスタードパイ
ほんのり温かくて生地もサクサク、軽い食感と甘さ控えめのクリームで好評でした
評価:★★★★★(大満足)
午後は宿泊地サン・セバスティアン(バスク語でドノスティア)へ
ビルバオと違って、王侯貴族の保養地として栄えてきた街です。
イゲルド山の展望台よりコンチャ湾のパノラマを楽しみました
夕食@レストランCAFE DELA CONCHA
海岸に面したレストランでしたが、晩秋のこの時期は日が短く、海は真っ暗で残念でした。。。
前菜:マッシュルームのリゾット
濃厚な美味しさでしたが、昼もたっぷりでしたのでちょっぴり重かった印象
メイン:イベリコ豚のグリル
日本でも知られるようになったグルメ豚ですね。
イベリコ豚にはやはり赤ワインということで、みなさまにサービスいたしました
デザート:フレンチトースト風のケーキ
評価:★★★★
お泊りは、海岸にほど近く、また旧市街も徒歩圏内の便利でモダンなスーペリアクラスのホテルでした
お部屋の鏡には「ようこそドノスティアへ」の文字が♪
◎3日目
朝食@ホテル
評価:★★★★
この日は、国境を越えてフレンチバスク地方をめぐりました
まず訪れたのが、歴史ある街バイヨンヌ
あいにくの雨でしたが、バスク地方らしいカラフルで愛らしい街並みの散策を楽しみました。
バイヨンヌはフランスで最初にチョコレートが作られた街。たくさんのチョコレート屋さんが軒を連ねる、通称チョコレート通りなどめぐりました。
昼食@有名ガイドブック★付きレストランAUBERGE VASQUE
オープンキッチンでは、スタッフが私たちのためにキビキビと働いていました
さてさてどんなお料理が出てくるのでしょうか。。。わくわくわく♪
アミューズ:フォアグラを使ったアミューズ2種
ユニークな形のパンと、斬新な盛り付けのアミューズにお客様も一斉にカメラでパチリ
フォアグラ入りコンソメとフォアグラのクリーム
前菜:カリフラワーを濃厚なソースと共に味わう前菜
メイン:仔牛のグリル
目の前で仕上げのソースをかけていただきます
デザート:シードル風味のケーキ
どれも繊細な盛り付けと演出で、味はもちろん優雅な時間を堪能することができました
評価:★★★★★(大満足)
夕刻、小さな港町サン・ジャン・ド・リュズを訪れました。
この小さな町の中心にある教会で、かつてブルボン王朝の太陽王ルイ14世が結婚式を挙げたのです。
そのサン・ジャン・バプティスト教会と町の散策を楽しみました。
またこの町は、バスク特産のリネンのお店や老舗のバスク風マカロンのお店などもあり、みなさまショッピングも楽しまれていました。
夕食は自由食。ご希望の方とサン・セバスティアン名物のバルめぐりを楽しみました
◎4日目
朝食後、牛追い祭りで有名な街パンプローナへ
街の目抜き通りを飾る牛追い(エンシエロ)のモニュメントをパチリ
その牛追い祭りを世界に知らしめた文豪ヘミングウェイゆかりのカフェIRUNAを訪れました
情熱のスペインとよく称されますが、ここは一年を牛追い祭りのために生きる情熱的な人々が暮らす街です。
牛追い祭りが開催される市庁舎前の広場から、牛追いコースをたどり、闘牛場などめぐりました。
観光後、街のレストランにて昼食を。
昼食@レストランSAN IGNACIO
前菜:冬野菜のカルド(西洋アザミの仲間)の煮込み
メイン:ナバラ風マスのソテー
パンプローナはかつてのナバラ王国の都(現在はナバラ州の州都)
そのナバラの郷土料理です
デザート:ヨーグルトクリームとフルーツ
名産のリンゴ酒シドラと共にいただきました
評価:★★★★
午後、ローマの古より交通の要衝として栄えた古都サラゴサへ
夕刻、聖母マリアの奇跡の地に建立された聖母ピラール聖堂など、すばらしい歴史遺産が残る街並みを観光しました
夕食@ホテル
前菜:野菜のクリームスープ
寒い夜に温かいスープがうれしいです♪
メイン:タラのポワレにバジルソース
デザート:フルーツサラダ
平凡な味と内容でした。。。
評価:★★★
◎5日目
朝食@ホテル
スペイン風オムレツが美味しかったです
12月に入り、ホテルにもクリスマスの飾りつけがありました
評価:★★★
朝食後、一路バルセロナへ
ヨットハーバーなどがあるバルセロネータ地区のレストランへ。
人気レストランLA MAR SALADA
前菜:地中海風サラダ
フレッシュな野菜たっぷりなサラダは女性のお客様に好評でした
メイン:バルセロナ名物フィデウア(ショートパスタを使ったパエリア)
神戸名物のそばめしのようにも見えますね
アリオリソースをお好みで加えていただきました
デザート:クレマカタラーナ(カタルーニャ風クリームブリュレ)
バルセロナ定番のデザートですが、これはとってもふんわりした食感で新しい味わいでした
評価:★★★★(デザートのみなら文句なしの★★★★★)
食後、街の観光を楽しみました。
今なお建設中のサグラダファミリア。毎回、訪れる度に新たな驚きと発見があります
夕食@フレンドツアーおすすめレストランブラッセリ―FLO
前菜:6種のタパス料理を取り分けていただきました
生ハム、サーモンロール、エビとチーズのピンチョ、クロケットなど。。。
メイン:タラのソテーもしくは鴨のローストのチョイス
は鴨をいただきましたが、甘酸っぱいオレンジソースが美味でした
デザート:チョコレートケーキ
古きよき伝統と格式を感じさせるレストランで、最後の会食を味わいました
評価:★★★★★
◎6日目
朝食@ホテル
スペイン風オムレツだけでもいろいろありましたが、シェフがお好みのたまご料理を調理してくれます
パン・コン・トマテを自分で作れるようになっていました♪
今朝は、カタルーニャ音楽堂の都合により観光が午後となったため、ゆったりとそれぞれ朝食とフリータイムを楽しまれました
評価:★★★★★
午後、最後の観光へ。今回のコースは充実のバルセロナ観光という内容で、通常のツアーでは訪れていないカタルーニャ音楽堂を見学しました
かのガウディの師でもあった巨匠ドメニク・モンタネールの最高傑作を堪能しました
旧市街の広場では、クリスマスマーケットも催されていました♪
最後にボケリア(胃袋)の異名で知られるサン・ジョセップ市場を訪れました
スペイン最後の夜は自由食、ご希望の方と最後の食べ収めに町のバルレストランへ繰り出しました
ちょうど冬の風物詩ポロ葱の炭火焼(カルソッツ)のシーズンなので、それをいただきました
手で焼けた外側をむいて、中の柔らかい部分だけいただくのですが、炭で手がまっ黒になるのでレストランでは手袋とエプロンを用意してくれています。
その甘くて柔らかい中身を手でつまんで、あーんとばかりに大口を開いて上から頬張るのがカタルーニャの流儀。
それからカタルーニャのもう一つの名物、かたつむり(カラコレス)とウサギ肉のパエリアをいただきました
これで心おきなく帰国の飛行機に乗れますね~
バスクとカタルーニャというスペイングルメの双璧をめぐる旅、食いしん坊にはたまらないツアーです。
また独自の文化と誇りを持つ、スペインであってスペインではない2つの地方をめぐることで、改めてスペインの多様性とその魅力にも触れていただけるコースです。
バルセロナ2度目の方にもおすすめのコースでした!
みなさまのご参加を心待ちにしております
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