旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2016年11月 7日
皆様こんにちは。
今回は、10月9日出発、フレンドツアーで長年愛されてきた
スペインハイライト8日間(B001)
で実際に出たお食事と、訪れた観光地も交えながらご紹介いたします
こちらは2日目の朝食
宿泊したホテル「コンデデュケ」のビュッフェです。
さすがスペイン、朝食会場にはいろいろな種類のチーズや生ハムが並んでいました
午前の観光ではスペイン広場やプラド美術館、ソフィア王妃芸術センターへ。
お昼は地元で人気のGalopinで召し上がっていただきました。
とてもお洒落な内装で、特に生ハムが皆様にご好評でした
ベーコンとクルミ入りサラダとモデナ酢ドレッシング・イベリコ豚のハム類盛り合わせ・ビーフとイベリコ豚の網焼き・自家製デザート
個人的に生ハムが大好きでよく食べるのですが、この日食べたイベリコ豚のハムの程よい塩っ気ととろけるような食感には、すぐにメロメロになりました
午後の観光は、世界遺産トレドへ
ご夕食は、レストラン指定ラ・ブガンビジャにてお召し上がりいただきました。
ミックスサラダ・シーフードパエリャとイカ墨パエリャ・アーモンドタルト・ワイン・コーヒー
パエリャ(パエリヤ)は、写真の通り大迫力の大きな鍋のまま一度持ってきてくれます!
団体ツアーだからこそのビックサイズをぜひ一枚お撮りすることをおすすめいたします
本場のパエリヤは、アルデンテが基本です。日本風のパエリヤに食べ慣れている方は想像していたものと違ったようですが、シーフードもイカ墨もそれぞれ違った魅力の味わいでした
3日目は、スペイン新幹線AVEにてコルドバへ
世界遺産のイスラム大聖堂のメスキータは、イスラム文化を反映する造りもレコンキスタ後のキリスト教を反映する造りもあり、メスキータの広い内部を巡るだけで、1000年にもわたる長い歴史の流れを体感しているようで大変興味深かったです。
狭い路地を抜け、お昼ご飯をいただくレストランへ♪
ガスパチョ(季節の冷製スープ)・オックステールシチュー コルドバ風・フルーツカクテル
スペインの灼熱の太陽を浴びてもスペイン人が元気なのは、このガスパチョのおかげ!?
と言える程、ガスパチョは暑い日でも飲みやすく栄養価が高い名物料理です。
ピーマンやキュウリ・トマト等の夏野菜とニンニクやオリーブ油、お酢、香辛料をミキサーにかけていて大変美味でした
その後、白い街ミハスへ。
『白い街』との異名を持つだけあり、ミハスの街は隅々まで白く、美しかったです。
青の植木鉢に赤の花、という色のコントラストも可愛らしく、1時間の散策時間はあっという間に過ぎてしまいました。
また、お土産店も多くあり、お客様はスペインで有名なオリーブオイル製品のお買い物等を上手に楽しまれていました
その後夕刻ごろ、コスタ・デル・ソルと呼ばれる太陽海岸近くのホテルへ到着しました。
気ままにレストランやバーに立ち寄る方、添乗員とタパスのあるバルへ行かれる方など、皆様思い思いの過ごし方をされていました
私は、ホテルのバイキングで召し上がるお客様にご一緒させていただきました
地中海料理から日本食まで(!)幅広い料理を取り揃えていました。
海外旅行は楽しいですが、知らず知らずのうちに疲れをため込んでしまうもの。
大皿ではなく、好きなものを少しずつ食べたくなってきた方はもちろん、
歩いて外へ出かけるには少し疲れすぎてしまった、という方におすすめしたいです
4日目の朝は、運よくホテルの客室から地中海を眺めることができました!
こちらは部屋からの写真ですが、お客様の中には海岸まで15分ほど歩いて地中海の朝焼けをご覧になった方もいたようです
4日目の昼食は、メイン料理が選べました
サラダ・メインディッシュ(仔牛の煮込み、ポテトムース添えまたはサーモンの鉄板焼き)・自家製デザート
その日の気分によってメインが決められるのは楽しいですね
私は仔牛をいただきました('v '*)♪
世界遺産のアルハンブラ宮殿は、細部の細部まで装飾にこだわっているのを実感しました。
写真では撮りきれない見どころがあるため、ぜひご自身の目で確かめてみて下さい!
また、ヘネラリフェ庭園は生い茂った木々に噴水に花々に、目が癒されました
夕食は、宿泊のホテルにてビュッフェを楽しんでいただきました。
チーズやパエリヤ、あたたかいスープなど、様々な料理があって食べ過ぎてしまいました
5日目は、グラナダからバルセロナへ。
遠く離れた2都市間の移動は、バスだと一日がかりの距離ですがフレンドツアーでは飛行機でひとっ跳び!
ただ、飛行機の時間の関係でこの日の朝食はお弁当でした・・・
リンゴがカットではなく丸ごと入っているのにびっくり!
甘い青りんごを丸かじりながら、海外らしいな、なんて感じました
その日の昼食で、一番好きなスペイン料理を発見しました
野菜のグリル・フィデウア・季節のフルーツ
私が好きだったのはカタルーニャの名物料理、フィデウアです。
簡単に説明すると、パエリヤをお米の代わりに短いパスタで作ったものです!
麺にしっかりと味がしみ込んでいて、味わい深い一品でした
日本ではなかなかお目にかかれないフィデウアはお客様にもご好評で嬉しかったです。
午後はガウディとグエル伯爵によって作られた、イギリス風庭園住宅のグエル公園の観光からスタートしました。
まるでテーマパークにいるような、わくわくさせられる空間でした。
様々な色使いと自由な曲線は必見です
その後、聖家族教会(サグラダ・ファミリア)へ。
私が個人的に一番心に残ったのはその内装です。
木々をイメージしている柱を見上げると、先端は枝分かれして葉の部分を表す箇所はギザギザし、
まるで白い森の中にいるようでした。
赤いステンドグラスに光が差し込むと、外は真っ昼間でもまるで夕焼けの中にいるようでとても不思議で幻想的でした
当ツアーでは塔の上までエレベーターでのぼります。
後世まで永く残るであろう聖家族教会の未完成な姿は今しか見ることができません。
ぜひ完成が予定されている10年後までに一度ご覧になることをおすすめします
夕食は、レストラン指定サモアにて。
こちらは、スペイン料理を食べつくしたフレンドツアー専属添乗員も一押しのレストランです。
トマト塗りトースト・本日のクリームスープ ミニカップ入り・生ハム入りのクリームコロッケ・イカのリングフライ・キノコのミニリゾット パルメジャーノ風味・魚の地中海風煮込み・ブラウニー バナナアイス添え
どの料理もとっても美味しかったです
ボリュームがありましたが、皆様どの料理も楽しまれているようでした
ご夕食の後は、スペインの代名詞と言っても過言ではない、フラメンコショーを見ました。
ショーが始まる前には、フラメンコの役割や楽しみ方を・・・スペイン語と英語(!)で説明してくれました
でも、知識がなくても楽しめるのがフラメンコショー。
客席からは拍手に代わる「オーレ!」という掛け声が飛び交っていました
バルセロナで2連泊したホテル、「クラリス」はお部屋だけでなく朝食会場もとても豪華でした。
メニュー表は卵料理をはじめ、ハムやソーセージ、パンケーキやスモークサーモンなどが載っており、
ウェイターにオーダーすると、そちらをテーブルまで持ってきてくれました。
お昼にお腹が空かないほど、たくさん食べてしまいました
最終日は、他ツアーにはなかなか無い、終日フリータイムでした。
バルセロナでゆっくり好きなように過ごせるのもこのツアーの人気の理由です
ホテル徒歩圏内のおすすめポイントを少しだけご紹介いたします
①奇抜なデザインが光る、ガウディの建造物群
②広い歩道に降り注ぐ太陽が心地よいバルセロナの目抜き通り、グラシア通り
③多くの人々が日光浴や海水浴を楽しむ、バルセロネータ
(この写真を撮ったのは10月14日ですが、サーファーもまだまだ多かったです)
④ぶらぶらと街歩きするのもおすすめ!
下の写真はピカソがデッサンした建築士会会館の壁画です。
彼自身が幼いころ参加した民族舞踊サルダーナなどが題材になっているそうです
写真はありませんが、ピカソ美術館も魅力たっぷりでした。
ピカソの少年期から晩年までの作品が展示されており、作風の変化が見て取れました。
「青の時代」の作品や数えきれないほどのラス・メニーナスをモデルとした連作がずらりと並んでいました
最後に、
⑤ボケリア市場(サン・ジュゼップ市場)をご紹介します!
この市場では、生ハムをはじめ海鮮料理やフルーツ、ジェラートなど幅広いものを
テイクアウトやイートインで楽しむことができます。
小腹がすいたらぜひ立ち寄ってみてください
スペインは日本人の口に合う美味しい料理があり、陽気な人々がいて、都市ごとに異なったを雰囲気を感じさせてくれる国です。
まだスペインへ行ったことのない方や、少しの滞在しかしたことのない方には強く、
ぐるりと、そしてゆったりとスペインを楽しめる『スペインハイライト8日間』をおすすめ致します
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
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