旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年12月 5日
フレンドツアー 関西発
2024年10月25日出発
エミレーツ航空利用
ポルトガルと聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ9日間
【コースコード:FE108】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします。
お食事は★の数で評価させていただきます。満点は星5つ ★★★★★となります。
◎2日目
関西空港よりエミレーツ航空にてドバイ乗り継ぎ、リスボンへと参りました。
到着後、宿泊地のポルトへ。
ポルトでは、メルキュールポルトガイアホテルに2連泊です。
ホテルロビーの装飾がコルクでおしゃれでした。
コルクはポルトガルの特産品です。
◎3日目
朝食
ポルトガルにはおいしいお菓子がいっぱいですが、その中でもおなじみのパスティス・デ・ナタ(エッグタルト)が。
充実のビュッフェでした。
評価★★★★
朝食後、国境を越えてスペインの聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラへ。
巡礼者のモニュメントがあるモンテ・ゴゾ(歓喜の丘)
お天気にめぐまれ、目指す大聖堂を前にわたしたちも歓喜のひととき。
到着後、まず昼食レストランへ。
昼食
ガリシア風パイ
タコのガリシア風
パプリカ風味のタコが柔らかく美味でした。
エビのグリル
ホタテ貝
ホタテは聖ヤコブ(サンティアゴ)のシンボル。甘めのソースで美味。
聖ヤコブのケーキ(サンティアゴのタルト)
ガリシアの海の幸を堪能しました。
評価★★★★★
サンティアゴの街はたくさんの巡礼のマークで彩られています。
デザートでいただいたサンティアゴのタルト
聖ヤコブの十字架が描かれています。
大聖堂を訪れました。
主祭壇
聖ヤコブの像に抱きついてみなさまご利益を願いました。
雨の多いガリシア地方ですが、この日は晴天にめぐまれました。
観光後、再びポルトへと戻り、夕食レストランへ。
夕食
バカリャウ(干しダラ)のコロッケ
イワシのグリル、ポテト、サラダ添え
アイスクリーム
平凡な味と内容でした。
評価★★★
◎4日目
朝食後、ポルト観光へ。
ポルトは国の発祥の地で、商業、経済の中心地です。
まるでハリーポッターに出てくるような内装と世界観として話題になったレ・ロイ・イルマオン書店
ポルトガル特産のアズレージョ(彩釉タイル)で彩られた鉄道駅サン・ベント
ドウロ川の流域に築かれたポルトの旧市街
水運で栄えたポルトの街。
この日もお天気にめぐまれ、たくさんの遊覧船などが行き来していました。
ポルトといえば世界的に有名なポルトワインの生産地
伝統的な黒いマント姿の商標で知られるサンデマン醸造所を訪れ、観光と試飲など楽しみました。
昼食
カルドヴェルデ(緑のスープ)
じゃがいも、チョリソ、ケールなどが入った滋養たっぷりの国民的スープ
シーフードリゾット
具だくさんで食べごたえありました。
ホームメイドのティラミス
美味でした。
評価★★★★
午後、ポルトガルの学問と文化の中心地コインブラへ。
ヨーロッパ有数の歴史と伝統を誇るコインブラ大学
かつての王宮の建物を利用した王立大学が発祥です。
カラフルなタイルで彩られた大学内の礼拝堂
今も婚礼などで使用されています。
12世紀建立の旧大聖堂
街の中心を流れるモンテゴ川より夕焼けが見られました。
コインブラでの滞在は、貴族の館キンタ・ダス・ラグリマス(涙の館)でした。
伝統と風格を感じさせる佇まいです。
庭園での散策もおすすめです。
樹齢を感じさせる大木がありました。
有名なペドロ王子と侍女イネスの悲恋の場所、愛の泉
涙の泉
夕食
シーフードのビスク
仔牛の赤ワイン煮込み
カスタードクリーム
大満足のディナーでした。
評価★★★★★
◎5日目
朝食
メニュー豊富なビュッフェ
新鮮な食材が並んでいます。
特産のかぼちゃのジャムもありました。
卵料理もオーダーできました。
朝食後、リスボンへ。
途中、谷間の真珠と謳われる白い街オビドスを訪れました。
歴代の王妃たちにも愛された街は、今も城壁に守られています。
城門をくぐってかわいらしい村を散策しました。
昼食
サラダ
バカリャウ・ア・ブラース
ポルトガルの国民食干しダラを使った代表料理
パンデロー(日本に伝わってカステラになりました)
評価★★★★
午後、リスボンの観光を。
大航海時代の栄華を今に伝えるジェロニモス修道院
修道院の近くに人気のエッグタルト屋さん「パスティス・デ・ベレン」があります。
みなさんで焼きたてをいただきました。
司馬遼太郎も感動した美しい佇まいのベレンの塔
エンリケ航海王子、マゼラン、バスコダガマなど、大航海時代の英雄たちで飾られた発見のモニュメント
リスボンでの滞在は、立地も便利なデラックスクラスのホテル「レアルパラシオ」
ロビーの様子
夕食
パンプキンスープ
ポークのグリル、キノコのリゾット添え
パンナコッタ
評価★★★★
◎6日目
朝食
まずまず充実したビュッフェでした。
ハム、チーズ類も種類が豊富
あたたかいメニュー
シャンパンやワインもありました。
評価★★★★
食後、シントラの観光へ。
シントラにはかつての王宮が残っています。
歴代の王様によって増改築されたさまざまな様式が見られます。
美しくモザイクを描く小道がポルトガルらしいです。
ユーラシア大陸の最西端ロカ岬
国民的詩人カモンイスの碑文
「ここに地終わり、海はじまる」
最後の観光も晴天になり、おだやかな海を臨むことができました。
昼食
ツアー最後の会食は、有名グルメガイドでも評価されているホテルのレストラン「フォルタレーザ・ド・ギンショ」
かつて要塞であった建物を改装したホテルです。
趣のある中庭
美しい海を愛でながらの会食
魚のマリネとキヌアの前菜
スズキのグリル
海と海岸線をモチーフにしたソースの盛り付けがおしゃれです。
ヘーゼルナッツとチョコのエクレア
プチフルール
とっても美味で満足の内容でした。
評価★★★★★
夜は、オプショナルツアーにてファドのディナーショーへ。
前菜はチーズ、オリーブ、チョリソ、タラのコロッケなどの盛り合わせ
メインはビーフステーキ、マッシュポテト添え
デザートのフルーツサラダ
郷愁のファドと共に、リスボンの夜を楽しみました。
評価★★★★
◎7日目
終日フリータイム。
みなさまそれぞれ人気のトラムやケーブルカーを体験したり、ショッピングや散策など思い思いにリスボンの街を楽しまれました。
ご希望の方は、添乗員がおすすめの街歩きをご案内しました。
観光客に人気のサンタジュスタのエレベーター
美しい青のタイルで彩られた街並みは、歩いているだけでも楽しいです。
翌8日目に帰国の途へ。
関西空港へとお帰りいただく9日間のツアーでした。
フレンドツアーらしくゆとりある行程に、各地の名物料理、そしてコインブラでは歴史あるポサーダ、リスボンでは立地便利なデラックスホテルと、ポルトガルの魅力に触れていただけるコースです。
どこか懐かしさを感じるポルトガルへ、みなさまのご参加を心待ちにしております。
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