
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年8月 6日
フレンドツアー 関西発
2019年6月28日発
B108 ルフトハンザドイツ航空利用
貴族の館ホテルに泊まるポルトガルとサンティアゴ・デ・コンポステーラ8日間
で召し上がっていただいたお食事と一部観光内容をご紹介させていただきます。
お食事は星の数で評価させていただきます。
満点は 星5つ★★★★★となります。
関西国際空港からルフトハンザドイツ航空でミュンヘンで乗継ぎ、ポルトガル第二の都市ポルトへ到着。
2日目
気温14~24℃/
~
ホテル 「クラウンプラザポルト」の朝食ビュッフェ
ポルトで2連泊する、デラックスクラスホテルでの朝食ビュッフェでは、ポルトガルらしいお料理もありました。
朝食として、申し分のない品揃えです。
評価は★★★★
パンにつけるジャムやハチミツなども何種類も用意されています。

コールドミールのコーナーにはポルトガルでよく食べられるイワシのピリ辛ソースも有りました。



国境を越えて、スペインの巡礼地、サンティアゴ・デ・コンポステーラへのプチトリップへ。
スペインとは1時間の時差があるので、注意しましょう
町に入る約5㎞手前にある、歓びの丘・モンテ・ド・ゴゾに立ち寄り。
ここには巡礼者の像が立てられています。この日はフランスからの巡礼者3人組と出会いました。

レストラン SEXTO Ⅱ での昼食
サンティアゴ・デ・コンポステーラ到着後、まず昼食をいただきました。
新鮮なシーフード料理でお客様にも大好評でした。
評価は★★★★
ガリシア風タコ(左)とエビのグリル3尾(右)。シーフード料理だと、なんだかほっとしますね。

マテ貝3つ(左)と、アサリのトマトソース煮(右)。

帆立貝のグラタン仕立て(左)。デザートはアーモンドの入った、名物サンチャゴケーキ(右)でした。

午後、世界遺産サンティアゴ・デ・コンポステーラの観光にご案内。
キリスト教3大聖地のひとつ、荘厳な大聖堂を訪れました。

大聖堂のあるオブラロイド広場。サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼の印、”ホタテ貝”が地面に埋め込まれています。

昔から巡礼者が数多く訪れる地で、キリスト教の厳かな雰囲気と人々の信仰の篤さを感じることができました。
ホテル 「クラウンプラザポルト」での夕食
ポルトに戻り、ご宿泊ホテルで夕食を召し上がっていただきました。
遠出の後なので、サービスの良いホテルでのお食事はくつろげて良かったです。
評価は★★★★
前菜はポルトガルのスープ、”カルドベルデ”。キャベツの細切りが入ったポテトスープです。

メインはスズキのパンフライドグリルで、ベイクドポテトとキャベツが添えられていました。
レモンを絞っていただきます。新鮮なお魚料理で美味しく、お客様に好評でした。

デザートはチョコレートケーキにマンゴーソースとベリー添え。コーヒーまたは紅茶もついていました。

3日目
気温14~25℃/ 
午前中は、世界遺産ポルト市内の観光にご案内しました。
サンベルト駅はアズレージョの装飾が見事で、まるで美術館の様です。

ポルトガルの装飾タイル、”アズレージョ”が約2万枚も使われています。

映画で見たことのあるような本の世界、レロ・イ・イルマオン(レロ書店)にもご案内しました 

天井の美しいステンドグラスや、赤いらせん階段が優雅です。

100年以上前から営業している本屋さんはヨーロッパの大学の古い図書館の様な雰囲気。

名物ポートワインの醸造所で試飲体験にご案内。
”サンデマン”という老舗メーカーのポートワイン2種類を味わっていただきました。

醸造所の外観。サンデマンのシルエットがトレードマークです。

ドウロ川の風景。 漁船が停泊していて、とてものどかです。
左の鉄橋は、有名なドンルイス1世橋です。

レストラン CHEZ LAPIN での昼食
ポルトを出発前に、市内のレストランで名産のワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」と共に
昼食を楽しみました。
評価★★★
前菜のサラダは撮り忘れてしまいました 
メインは具のしっかり入ったシーフードリゾット。食後はフルーツデザートでした。

午後はバスで次の宿泊地、コインブラへ向かいました。
コインブラでご宿泊いただくホテル、「キンタ・ダス・ラグリマス」には、14世紀に実際にあった悲恋の物語の舞台となった庭園が残っています。
ペドロ王子と侍女イネスが逢引をした、”愛の泉”(左)と、イネスが子供と共に殺された”涙の泉”(右)

涙の館=「キンタ・ダス・ラグリマス」と呼ばれた、18世紀の貴族の館を改装したホテルにお泊りいただきました。

ホテル 「キンタ・ダス・ラグリマス」での夕食
ホテル内のレストランでの夕食を楽しんでいただきました。
今回は朝食レストランとして使われている、少しカジュアルなお席でのお食事でしたが、お味は良かったです。
評価は★★★★
前菜はサラダとチキン、野菜のキッシュ(左上)の盛り合わせでした。

メインは仔牛の煮込みとマッシュポテト、ほうれん草添え。

デザートのプディングは食後の飲み物と共にいただきました。

4日目
気温14~23℃/ 
ホテル 「キンタ・ダス・ラグリマス」の朝食ビュッフェ
デラックスクラスホテルらしい品揃えのビュッフェでした。
評価は★★★★

ホットミールも卵、ソーセージ以外の料理が有りました。

パンの種類も豊富です。

朝食後、コインブラの市内観光にご案内。
世界遺産コインブラ大学は立派な図書館を見学しました。

コインブラの町並み(左)。
お店のショウウィンドーにはきれいに包装された”コンフェイトウ(金平糖)”が飾られていました。
日本でもおなじみのお菓子ですが、ポルトガルが発祥です。

6~8月の出発では、大西洋に面した漁村・ナザレへ。
高台のシティオにある展望台からは海や、海岸の眺めを楽しめました。

展望台には屋台も出ていました。漁村のおばさんがお土産物などを売っています。

ソティオレにある、ノッセ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会にも立ち寄りました。14世紀に建てられたそうです。

レストラン S.MIGEL での昼食
ナザレで名物の「イワシの炭火焼」を召し上がっていただきました。
評価は★★★★
前菜はフィッシュスープ。貝なども入っていて美味しかったです。

イワシの炭火焼は1人3尾ずつ。新鮮で美味しいイワシは、日本人のお口に合います。

デザートはプディングでした。

午後はリスボンに向かう途中、オビドスの町にもご案内しました。小さな町ですが、素敵なポサーダ
(古城などが国営ホテルに改装されています)もあります。

リスボンでは2連泊し、最終日には終日自由行動もお取りしています。
レストラン CAFE LUSO での夕食
夜は、老舗のファドハウス”カフェルーゾ”で、ポルトガル民謡ファドのショウとお食事をお楽しみいただきました。
評価は★★★★
前菜のサラダには、オリーブやチーズ、チョリソーなどが入っていました。

メインはローストチキン、マッシュルーム添え。

デザートはアイスクリーム。

5日目
気温10~26℃/
~
朝食後、ヨーロッパ最西端の地・ロカ岬へ。
詩の一節に、「ここに地果て海始まる」とロカ岬を詠んだ、ポルトガルの詩人カモインスの碑があります。

岬からの大西洋の眺め。曇っていて少し残念でした。

リスボンに戻る途中、世界遺産シントラの王宮にご案内。

レストラン CISTERNE での昼食
リスボンに戻って、ポルトガル名物料理をお楽しみいただきました。
お料理が美味しいだけでなく、オーナーさんの人柄がよく、サービスが良かったので、お客様からも好評◎
評価は★★★★
前菜はミックスサラダ。

カタプラーナ料理はオーナーさんが運んでサービスしてくださいました。”カタプラーナ”とは鍋を指すポルトガル語です。

デザートは日本でも一時流行ったエッグタルト、”パスティス・デ・ナタ”でした。

午後は、リスボンの観光にご案内しました。
リスボンの下町アルファマ地区は、リスボンらしい町並みが残っています。

イエズス会のサンロケ教会には、ここに所属していた、フランシスコ・ザビエルの像(左)があります。
ここはリスボンの守護聖人サン・アントニオ(右)の生誕地に建てられた教会です。

リスボンの町の名物、ケーブルカー。落書き?アート?

ベレン地区にある、世界遺産ジェロニモス修道院にも入場観光しました。
ポルトガルが最も栄えた時代に造られた大修道院で、最終的に完成までに約300年かかったそうです。

修道院の回廊と中庭。

大航海時代の偉業をたたえる、”発見のモニュメント”。
エンリケ航海王子をはじめ、バスコ・ダ・ガマなどの像が有ります。

6日目
気温16~23℃/ 
ホテル 「ドン ペドロ パレス」の朝食ビュッフェ
一般的なアメリカンビュッフェの朝食でした。
評価は★★★★


朝から、エッグタルトも用意されていました。

今日は、終日フリータイムでしたが、ご希望のお客様方とサンジュスタのエレベーターなどにご一緒し、
トラムにも乗車しました。

レトロなタイプの車両でしたので、内部もどことなく懐かしい雰囲気でした。

今回のポルトガル旅行は、全般的にお天気に恵まれ、初夏の過ごしやすい、観光に最適な時期で良かったです。
ご参加の皆様、本当にありがとうございました。
今回ご紹介した 「貴族の館ホテルに泊まるポルトガルとサンティアゴ・デ・コンポステーラ8日間(コースコード:B108)」 は、
フレンドツアーの中でもロングセラーの、ポルトガルツアーの決定版ともいえる商品です。
見どころをおさえた観光内容で、連泊を中心とした無理のない日程でおすすめです。
ポルトガルは海の幸も豊かなので、お食事も日本人の口に合うお料理が多いです。
ヨーロッパでも、まだまだ素朴な良さが多く残っている国です。
少しのんびりとしたポルトガルへのご旅行に、ぜひご参加ください。
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