旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年5月27日
エミレーツ航空利用
郷愁の国ポルトガルと北スペイン9日間に行ってきました。
最初の宿泊地「クラウン・プラザ・ポルト」でのご朝食。
コロナ明け、ラテンの国でも朝食からお野菜をたくさん出してくれるホテルが増えてきました。
まずは金箔で美しく装飾された『サンフランシスコ教会』へ
残念ながら内部の写真撮影は禁止されています。
サンフランシスコ教会のテラスから見た「ドウロ川」の景色
美しい世界遺産の書店「レロと兄弟」という意味の『レロ・イ・イルマオン』へ
歩いてサン・ベント駅へ行く途中にはポルト随一の高さを誇るポルトのシンボル的存在『クレリゴスの塔』
世界で最も美しい駅とも言われている「サン・ベント駅」
ポルトガル伝統の装飾タイル「アズレージョ」が2万枚で彩るクラシカルな駅構内は歴史的な出来事や汽車が描かれたタイルで飾られています。
高台から見たドウロ川沿いのポートワインの醸造所が集まる「ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区」とレストランが立ち並ぶ「カイス・ダ・リベイラ地区」の景色
「サンデマン」にてワイン醸造所内も見学と試飲も楽しみました。
かつてワインを運んでいた伝統的な地元の船「ラベロ」
ご昼食にはポルトガル名物の「カルド・ヴェルデ」(チョリソソーセージのだしが効いたちりめんキャベツとポテトのスープ)
メインには「アローシュ・デ・マリスコ」(シーフードリゾット)
デザートは「クリームケーキ」見た目より甘くなく食べやすかったです。
午後にはポルトの近郊の街プラガにある「ボン・ジェズス教会」へ
「五感の階段」には、踊り場ごとにある泉の彫像がそれぞれ五感を示しています。彫像の目から水が湧き出る泉=視覚、というように、下から順番に視覚・聴覚(耳から水が湧き出る)・嗅覚(鼻から水が湧き出る)・味覚(口から水が湧き出る)・触角(両手で水差しを握る)を表しています。
お花もきれいに咲いていました。
プラガの「カテドラル」の外側には珍しくおっぱいをあげている”聖母子像”がありました。
「クラウンプラザ・ポルト」でのご夕食。
前菜にカプレーゼサラダ、メインにサーモングリル、デザートにはポートワインを使ったプディング。
今日の朝食にはマグロのサラダも出ていました。
サンチャゴ デ コンポステーラの街から東へ5kmにある「モンテ・デル・ゴソ」歓喜の丘。
巡礼者たちがこの丘の上で、初めて聖ヤコブが眠るカテドラルの姿を目にすることができる丘です。
ちょうど巡礼中の人達もやってきました。
奥~~にカテドラルの姿が!
ガリシアならではのバルでのシーフードのご昼食。
カテドラル側面にある銀細工の広場 (プラテリアス広場)
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30数日かけて巡礼の道を全て歩いて今日ゴールを迎えた、八丈島からやってきた親子に出会いました。
クレデンシャル」と呼ばれる巡礼手帳も見せてくれました。
十二使徒のひとり、(聖ヤコブ)サンティアゴが眠る「 サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂」内部へ
巨大な振り香炉「ボタフメイロ」
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂にある使徒サンティアゴの墓
主祭壇の中央には聖ヤコブ像に背後から触ることができました。
大聖堂の前のオブラロイド広場と現在市庁舎として使われている「ラジョイ宮殿」
パラドール内でのバルメニューのご夕食。
夜景の「 サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂」
4日目の宿泊ホテル「ユーロスターズ アラグアネイ」でのご朝食。
美しいアズレージョで装飾されたアヴェイロの旧駅舎。白壁も塗りなおしさらにきれいのなっていました。
バスでの移動中、かなりの激しい雨が降っていたのですが、到着の頃雨が止み、青空が広がってきました。
アヴェイロ旧市街にある「中央運河」には元々海藻を取るために使われていた船「モリセイロ」が観光用クルーズ船として活躍していました。
アズレージョで覆われた「ミゼリコルディア教会」
ご昼食はバスで15分ほど移動したストライプ模様に塗られたカラフルな建物がかわいい「コスタ・ノヴァ」の街へ。
霧の中でも自分の家を見つけられるように色とりどりのストライプで塗られたそうです。
前菜にベジタブルクリームスープ、メインは珍しいあんこうとエビのグリル。デザートにはビスケットにコーヒークリームを添えた「ボーロ・デ・ボラチャ」
レストラン近くには市場もありました。
コインブラ大学へ。
写真は撮れませんでしたが、図書館を含めて内部見学もしました。
17世紀のアズレージョや色とりどりの装飾が施されたコインブラ大学内にあるサン・ミゲル礼拝堂。
1139年に建てられた旧大聖堂は、レコンキスタ以来元の外観を維持しているポルトガルで唯一のロマネスク様式の大聖堂です。
コインブラの商店街。
コインブラでの宿泊ホテル「キンタ・ダス・ラグリマス」
ペドロ王子とイネスの悲劇の舞台「涙の館」として知られている場所です。
ホテルの裏庭にある二人が愛を語らった場所とされる『愛の泉』
イネスが殺害された場所である『涙の泉』
ホテル「キンタ・ダス・ラグリマス」でのご夕食は前菜にフィッシュクリームスープ、メインにはゆっくりと調理されたビーフ、カスタードのデザートでした。
「キンタ・ダス・ラグリマス」でのご朝食。 エッグタルトもありました。
豊富なブッフェメニューでしたが、さらにエッグスタンドもありました。
「アルコバッサ修道院」は12世紀に建造されたポルトガル最古のゴシック建築物で、シトー会の傑作として世界遺産に登録されています。
ペドロ1世とイネスのお墓がある場所としても知られています。
大西洋の海原とギンショビーチを見下ろすホテルのレストラン「フォルタレーザ・ド・ギンショ」にてご昼食。
本日のお魚のマリネとキヌアのシトラスサラダ。
スズキのグリル。
チョコレートヘーゼルナッツクリームのエクレア。
コーヒーと一緒に提供されたお菓子もおいしかったです。
「フォルタレーザ・ド・ギンショ」から見た「ロカ岬」
ユーラシア大陸の最西端にある断崖絶壁の地「ロカ岬」
カモンイスの石碑で記念撮影。
1772年に建設されたロカ岬の灯台は、200年以上経った今も現役です。
オプショナルツアーではポルトガル民謡ファドのディナーショーにて
夜景もちょっぴり覗いてきました。
最後の宿泊地リスボンでの宿泊ホテル「レアル・パラシオ」でのご朝食。
大航海時代のポルトガル王国の黄金期を築いたマヌエル1世の功績とインド洋航路を祈願しベレンに建立した修道院「ジェロニモス修道院」
修道院の最大の見どころの「回廊(Claustro)」
修道院併設の「サンタ マリア デ ベレン教会」内部
「ヴァスコ・ダ・ガマ」が眠る石棺。
まだユダの木のお花が残っていました。
テージョ川岸にある大航海時代を記念した記念碑「発見のモニュメント」
川を行き交う船の監視と河口を守る要塞として、マヌエル1世によって建てられた「ベレンの塔」
自由行動時間には「サンタ・ジュスタのリフト」に乗ってきました。
1902年に完成したリスボンのバイシャ地区とカルモ地区を結ぶ高さ45メートルの鉄製のエレベーターで内部は木製でできています。
リスボン名物のトラムにも!
ユーラシア大陸最西端の国「ポルトガル」は哀愁の国ともよく評されますが、落ち着いた街並みとどこかほっとする雰囲気が漂うお国です。
日本ともゆかりの深いポルトガル。ぜひお出かけになってみてください。
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