
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年12月18日
フレンドツアー 関西発 2025年11月14日出発
ルフトハンザドイツ航空利用
大航海時代の栄華を感じるポルトガルから北スペインへ 8日間
【コースコード:FE108】
のコースでいただいた食事のご紹介をさせていただきます。風景写真も並びにお楽しみいただければと思います。
第1日目 関西空港 ~ ミュンヘン経由 ~ ポルト
関西空港からルフトハンザドイツ航空743便にてミュンヘンへ。ルフトハンザドイツ航空1784便に乗り継ぎ、ポルトガル第二の都市ポルトへ。長い移動の一日でした。
ポルト空港に到着後、雨の中ホテルへ。ホテル着は午前様となりました。
宿泊地 ポルト : ホテル ACポルト 2連泊
第2日目 ポルト滞在
ホテルの朝食の様子です。パンの種類がいっぱいありました。

こちらはチーズやハムのコーナーです。

朝食後、ポルトの観光へ。まずはサンフランシスコ教会の見学。教会の前からはレトロなトラムが発着しています。

その後、観光の名所になった、世界で最も美しい書店のひとつにあげられる、レロ書店へ。15分おきに140人の予約を受け付けているため、とても店内は混んでいます。書店というよりかは、観光地になっています。ネオゴシック様式の店内はとても豪華です。

その後、ポートワインのワイナリーが立ち並ぶ、ガイヤ地区へ。ワイナリーの前からはドゥロ川を挟んで対岸の旧市街がきれいに見えます。

昼食 : Rabelos
ワイナリーの近くのレストランでとても眺めの良いレストランでした。
まずは生ハムとチーズ。皆さんで取り分けていただきました。

前菜はポルトガルのおふくろの味、家庭料理の典型である、「カルド・ヴェルデ」ちょっとぬるめでしたが、とても良い味でした。オリーブオイルとの相性もとてもいいです。

メインはシーフードのリゾット。お米は外米でしたが、とてもよいシーフードの出汁がきいていて、具もいっぱい!いろいろな種類の貝やエビが入っていました。

デザートはチーズケーキのベリーソース掛け。濃厚なデザートでした。

ドン・ルイスⅠ世橋とポルトの旧市街。大聖堂がよく見えます。

ドゥロ川、旧市街の真ん中に立つのが、グレゴリウスの塔です。レロ書店の近くにある塔です。

昼食後、フリータイム。レストランから自由行動を始めた方もあれば、バスでホテルまで帰った方もいました。
夕食 : ホテル内レストランにて
前菜はミックスサラダで、トマトとキュウリとルッコラが入っていました。

メインはタラ目の魚で、トマトソースの下に隠れています。温野菜とローストされた丸々のジャガイモが添えられていました。

デザートはフルーツの盛り合わせ。とても薄くカットしてありました。コーヒーまたは紅茶付きです。

第3日目 ポルト ~ サンチャゴ・デ・コンポステーラ
朝食後、国境を越えてスペインへ。雨が降ったりやんだりの天気でしたが、サンチャゴの大聖堂が見える歓喜の丘についたときはなんとか、雨はやんでいました。遠くに大聖堂の塔が見えます。

堂々たる、バロック様式で建てられたサンチャゴの大聖堂の正面。観光シーズンも終わり、広場は静かでした。

昼食 : SextoⅡ
いろいろなタパスをお楽しみいただきました。こちらはサラダとタコのガリシア風。タコとジャガイモをオリーブオイルで調理し、パプリカがかかっています。タコはやわらかくてとてもおいしい。ジャガイモとの相性もばっちりです。

こちらはエビのグリル、大きなエビであっさり塩味でいただきました。

こちらはマテ貝、ガリシア地方は海産物が豊富なのでうれしいです。

こちらはホタテ貝のグリル。個人的にはあっさりとバター焼きの方が好みですが・・・

デザートはサンチャゴケーキ。アーモンドを使った名物のケーキです。

昼食後、歩いて市内観光へ。まずはアメラダ公園へ。雨模様でしたが、サンチャゴの大聖堂の横からの姿がきれいにみえました。

大聖堂の内部も人が少なく、サンチャゴ(聖ヤコブ)のお墓も並ばずに見学できました。

この大聖堂を訪れる人が必ず行うことが、墓の上にある聖ヤコブの像を後ろからハグすること。そのヤコブ象が柵の奥に見えます。

その拡大写真ですが、ちょっと見にくいかな?

サンチャゴで観光した後、郊外のホテルにチェックイン。今季初めて使うホテルですが、素敵なホテルでした。かつての製紙工場の建物だったそうです。

こちらがお部屋のバスルームの写真です。
2009年に創業したホテルで、モダンなつくり、ティセットもかわいい。

お庭の散策も素敵でした。よく結婚式が行われるそうです。ちょっと雨模様でしたが、川が流れていて秋の風情が感じられました。

お庭からみたホテルです。

カバーされていましたが、プールもあります。

奥に川が流れています。この川の流れを利用してかつて水車があったようです。

夏はピクニックなども楽しめそう。地元ではよく知られているホテルだそうで、スペインの国王、フィリッペ6世も来たことがあるそうです。

竹林もありました。暗くなるとライトアップされます。

こちらがホテルのロビーです。重厚な雰囲気で、暖炉もありました。夜になると火がともされたようです。

奥に暖炉が見えます。

スパもあり、別館で個室になっているようです。

かつての製紙工場だった時の模型、その後ビール工場になったとか?

夕食 : ホテル内のレストランにて
豪華な夕食で、5コースでした。まずはトマトとオリーブのサラダで、さっぱりさわやかなサラダでした。

ポーチドエッグのサン・シモンチーズのクリームとカリカリベーコンとオニオンのせ。さっぱり、卵の黄身の味もしっかりでとてもおいしかったです。スープ感覚でいただきました。

お魚はメルルーサのグリルのトマトのせ、ハーブソースでした。お皿がとてもステキでした。

お肉料理はビーフのほほ肉の煮込みで、マッシュポテトが下にひいてありました。お肉はとてもやわらかく、コラーゲンたっぷりといったリッチな味わいでした。

デザートはマスカルポーネチーズクリームとイチゴのミルフィーユ。パイの代わりにクッキーのようなものが挟んでありました。甘さ控えめでとてもおいしくいただきました。

食後のコーヒーまたは紅茶付きでした。お茶用のお湯は鉄瓶できました。

宿泊地 サンチャゴ デ コンポステーラ : ホテル キンタ・ダ・オウガ泊
第4日目 サンチャゴ デ コンポステーラ ~ アヴェイロ ~ コインブラ
ホテルの朝食の様子
卵料理などの温かい食べ物はテーブルでオーダーします。

冷たい食べ物はバイキングですが、いろいろな種類がありました。

これが温かい食べ物のメニュー表です。
フレッシュチーズ、メンブリージョ、スモークサーモンなどもありました。

朝食後、国境を再び越えて、ポルトガルへ。ポルトガルのヴェニスと言われるアヴェイロに行きました。
アヴェイロの駅はアズレージョがきれいなことで知られています。まずはかわいい駅舎で写真をとりました。

その後、中央運河の近くでバスを降りて、運河沿いの旧市街の散策へ。

民族衣装を着た人々の像があったり、この地方の色鮮やかな船が停泊していたりしました。

旧市街はアズレージョで飾られた教会や民家がありました。
クリスマスイルミネーションも飾りつけもはじまっていました。

その後、大学の町、コインブラへ。到着後、メインストリートを通りレストランへ。
昼食 :Restaurante Oito
まずはミックスサラダ。新鮮なお野菜を皆さんで取り分けていただきました。

メインは鴨ライス。カモ肉をほぐしてライスとにこんであり、味付けにソーセージも入っています。日本人好みの味です。

デザートはオレンジケーキ、かなり薄く切ってありました。あまり分厚いと甘すぎるかもしれないですね。

昼食後、バスに再乗車して丘の上にあるコインブラ大学へ。学生牢や図書館、大学の建物やチャペルなどを見学しました。その後、坂道を降りてメインストリートに戻り、フリータイム。学生がたくさん町にも出ていました。そして対岸にあるホテルへ。ちょうど日暮れでしたが、チェックインした後、ご希望の方とホテルのお庭を散策しました。
こちらがペドロ王とイネスのお話で知られる、愛の泉です。

こちらが涙の泉。ここ数日の雨で池の水があふれていて近くまで行くことができませんでした。

夕食 : ホテルにて
前菜はお魚のスープ。まず、エビや海藻などが入ったお皿が持ってこられ、そのあと、魚介味たっぷりのスープを注いでくれました。温かくいただくのにちょうどよい温度で具とのコンビネーションもばっちりでした。

メインは仔牛肉の煮込みで、煮込んだお肉をほぐしたものをまとめた感じ。コンビーフのような味わいでした。下にひいてあるのは、トウモロコシから作るポレンタのようなもので、マッシュルームの味がよくしみ込んでいました。

デザートはカスタードクリーム、プリンの柔らかい感じのものでした。

宿泊地 コインブラ : キンタ・ダス・ラグリマス ホテル泊
第5日目 コインブラ ~ シントラ ~ リスボン
ホテルの朝食の様子。
このホテルも朝食時には卵を調理してくれるスタッフがいて、温かい卵料理をその場で作ってくれます。

ハムやチーズもいろいろ種類がありました。

甘いパンも豊富です。

こちらは温かい食べ物のコーナーで、野菜炒めがあるのがうれしいです。

「愛の館」と呼ばれるだけあって、あちこちにハートで飾られているのですが、なんとハートの形のパンもあります。

こちらはコインブラの名物パン。シナモンがたっぷりと入っています。

こちらがホテルの正面入り口です。ちょうどアメリカのテレビドラマの撮影が行われていて、たくさんのスタッフや関係者が来ていました。メインの俳優さんはこのお宿にお泊りのようです。

朝食後、夏の離宮で知られる、シントラへ。この大きな煙突が特徴です。人が少なくスムーズに見学できました。

そしてユーラシア大陸の西の端、ロカ岬へ、いつも強風が吹いている岬ですが、今日は比較的穏やかでした。奥見えるのはロカ岬の灯台です。

この十字架がたっているのがロカ岬、今日は水平線がきれいにみえました。

観光後、遅くなってしまいましたが、昼食のレストランへ。かつての海からの攻撃を防ぐための要塞だったところがホテル兼レストランになっています。
昼食 : Fortaleza Do Guincho
前菜はお魚のマリネとキヌアのサラダ。お魚はほどよい酸味でキヌアともよく合いました。

メインはスズキのグリルと大麦の煮込みで上に載っているのはウイキョウです。すずきは皮がフランベされてカリカリ感があり、日本の調理方法に似ています。

デザートはヘーゼルナッツクリームとチョコレート、アイスクリームでした。

コーヒーまたは紅茶、プチフール付きでした。

レストランから見たギンショの浜。サーファーのビーチとしても知られています。

奥に見える岬がロカ岬です。今日は本当に観光日和でした。

昼食後、リスボンのホテルへ。小休止の後、バスでファドのレストランへ行きました。
夕食 : Cafe Luso
まずはおつまみ。パンとオリーブ、コロッケやチーズなど。食事の合間に静かにファドを聞きます。

フェタチーズ入りのサラダ、キヌアがこちらにものっていました。

メインはポークステーキで、生ハムが上に載っています。添えられているのはマッシュポテトとほうれん草でした。

デザートはフルーツサラダです。缶詰ではなく、生のフルーツでした。

コーヒー、ワインなどもついていました。女性のファド、男性のコインブラファド、ギターの演奏などをお楽しみいただき、22:00頃、ホテルに戻りました。
宿泊地 リスボン : ホテル ドン・ペドロ・リスボア 2連泊
第6日目 リスボン滞在
ホテルの朝食の様子。野菜がたくさんありました。

卵料理も数種類あります。

パンやドーナツも豊富にあります。

朝食後、バスでベレン地区へ。世界遺産のジェロニモス修道院を観光。こちらは修道院の中庭。

マヌエル様式というポルトガル特有のスタイルです。

石のレースのようですが、新大陸からもたらされたものがモチーフに多く見られます。

海や船に関するものも装飾に用いられているのも特徴です。

こちらは有名なベレン地区にあるお菓子屋さん。ここのエッグタルトは有名で観光の後、皆さんでいただきました。こちらが店内の様子です。

いつも人でにぎわっています。

喫茶室も隣接していて、こちらは新しくできたティールームです。

そして修復中ですが、ベレンの塔へ。

奥には発見のモニュメントと4月25日橋も見えます。

発見のモニュメントには世界史に登場する人物が彫られています。

リスボンにはポルトのようにレトロなトラムが走っています。残念ながらケーブルカーやサンタジェスタのエレベーターは現在運休中でした。

第7・8日目 リスボン ~ ミュンヘン経由 ~ 関西空港
早朝出発のため、朝食は箱詰めとなりました。結構豪華なボックス朝食です。サンドイッチやエッグタルトなどが入っていました。

その他、ロビーではオレンジジュースやコーヒー、紅茶、デニッシュなどを用意してくれていました。

そしてフルーツも用意してくれていました。

朝3:00にホテル出発してリスボン空港へ。
早朝にもかかわらず、空港はにぎわっていました。手荷物検査の後にある免税店などはまだ閉まっていましたが、5:00頃から徐々にオープン。フードコートは空いていました。
ルフトハンザドイツ航空1781便に乗り、ミュンヘンへ。ルフトハンザドイツ航空742便に乗り継ぎ関西空港へ。お疲れさまでした。
季節の変わり目で海洋性の気候のため、前半は不安定なお天気でしたが、後半はお天気に恵まれ気持ち良い気候の中観光ができました。小さな国の割には観光地が多く、人も穏やかで食べ物も安くておいしいだけあり、観光客には人気の国のポルトガル。ハイシーズンが終わり、観光客も減ったのでゆっくりできました。
ユーラシア大陸の西の果て、極東の日本からは遠い国ですが、どこか日本と似たようなところがあるポルトガル、親近感が持てる国です。
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