旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年1月23日
フレンドツアー 関西発 2017年1月2日出発
B108 ルフトハンザドイツ航空利用 2つの貴族の館ホテル泊
ポルトガルと聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ8日間
のコースで実際にお召し上がりいただいたお食事をご紹介します。
お食事の評価もしていますので、よろしければご参考にしてください
(満点は星5つ★★★★★です)
1日目 ルフトハンザ・ビジネスクラスで、フランクフルト経由、ポルトへ。
日本はお正月ですが、この時期、ポルトガルはまだクリスマスのお祝いムードがただよってます。
ご宿泊ホテル、ポサーダ・ド・ポルトに、23時すぎにご到着。
クリスマスツリーでお出迎え。
12月25日キリストが誕生、そのお祝いに東方の三博士が訪れたのが1月6日ということで、
その間ずっとクリスマスの飾りが街のあちこちでみられます。
これは誕生のシーンを再現した、プレセピオ。ホテルロビーにて。
ホテルは、もと宮殿だったため、ロビーも大変雰囲気があります。
眠さもふきとぶ美しさ!
2日目 朝食 ポルト ポサーダ・ド・ポルト
アメリカン・バッフェ
こちらは、クリスマスのお菓子、ボーロ・レイ。ドライフルーツがたっぷり入ってます。
もと宮殿だった建物ですが、レストランはモダンできれいです。
テーブルの表面はガラス張りで、天井の壁画が映るようになってます。
映った壁画を見ながら、お食事。とてもおしゃれな演出。
ちなみに、ポルトガルはチーズの種類が豊富です。
こちらはヤギのミルクでつくられたチーズ。
本日は、日帰りで、国境を越えて、スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラへ。
昼食 サンチャゴ・デ・コンポステーラ SEXTO2
シーフード、というか新鮮な貝尽くしコース。
マテ貝。印鑑に似て面白い形です。味もとてもおいしかってです。
ガリシア風タコ。やわらかい。
ムール貝。そういえばサンチャゴに至る道中、ムール貝の養殖所が見えました。
アサリのトマトソース煮。
サンチャゴ(聖ヤコブ)のシンボル、ホタテ貝。
サンチャゴケーキ。アーモンドの粉で作ったケーキ。
食事評価 ★★★★★
ただいま、大聖堂は正面の修復中。でもあまりがっかりしないでください。
13世紀から建ち続けている建物ですので、いつもどこかが修復中なのです。
基本的に花崗岩でできてますが、雨の多いガリシア地方で、風雨にさらされるうちに、
苔むしたりひび割れたりしてくるのです。
現状は、プレテリア門、内部の主祭壇、サンチャゴの像、お墓など、
たくさんの見どころが遜色なくご覧いただけます。
夕食 ポルトに戻って、ご宿泊ホテルのポサーダで。
アスパラガスとベーコンのスープ。
サーモンのきゅうり巻き。
チーズケーキ
味、量、サービス、どれもよかったです。
食事評価 ★★★★
ポサーダでのお食事ですが、あらたまった服装をご用意いただかなくても大丈夫です。
(もちろん、おしゃれしても合いますよ)
~ポサーダの全景(お庭より)~
左の白い建物が旧宮殿、今フロント、ロビー、レストランが入っている棟です。
右の赤い建物が、旧製粉工場の建物で、ここに客室があります。
3日目 昼食 ポルト ドウロ川沿いの景勝地、カイシュ・ダ・リベイラ
Chez Lapin にて
最初にサラダ。
続いて、カタプラーナ(魚介鍋)。さまざまなお魚、ムール貝、ポテトが入ってます。
皆様で取り分けていただきます。
エッグタルト・・・昔、某ドーナツ店で流行りました。
食事評価 ★★★ 素朴で食べやすい味付けでした。
夕食 コインブラ ご宿泊ホテル Quinta das Lagrimas にて
こちらも、有名なポサーダですが、服装は堅苦しく考えなくてOKです。
カモのスライス with キッシュ グリーンリーフ添え。
ポークロイン with ポテトの重ね焼き。
プリン
食事評価 ★★★★
このホテルのレストランには、壇一雄さんが好きだったダンワインがありました。
グラスでも取れますので、ぜひお試しください。
参考)ポルトガルは小さな国なのに、ワインの産出量世界No,8です。
ホテル Quinta das Lagriams の概観。
中はクラシック。ここは音楽ルーム。ロビーとしてご利用いただけます。
4日目 朝食 コインブラ Quinta das Lagriamas
アメリカン・バッフェ
朝食会場は、静かで落ち着いていて、いい感じです。
フルーツもたくさん。
午前は、コインブラの観光。
ちょっと寄り道、お菓子屋さん!
ポルトガルの伝統菓子は、基本、黄味あんの入ったあま~いもの。
お口に合うか??ですが、見た目は楽しいです。
日本の最中みたいなものもあります(左下)。
こちらは、元祖コンペイトウ。
ポルトガル語ではコンフェイトウと言います。
ポルトガル語由来の日本語はたくさんありあます。
天ぷら、カッパ、ボタン、カルタ、ビョウブなどなど・・・
こちらは、クリスマスのお菓子、ボーロ・レイ。
伝統的には、この中にプレゼント(アクセサリー)とか、乾燥した豆を入れたとか。
アクセサリーは、今は衛生上の理由であまりいれなくなったみたいですが、豆は時々入ってます。
切り分けて、豆が当たった人が、来年ボーロ・レイを買う役になるそう。
昼食 アルコバサ Frei Bernardo
野菜のクリームスープ
バカリャウ・ア・ブラース。干しだら、ポテトのスクランブルエッグ。
上にオリーブをトッピング。ポルトガルの代表的国民料理。
(ここからそれぞれのお皿に取り分けてくれます。)
サラダ
フルーツサラダ
食事評価 ★★★ ちょっとボリュームが少なかったかな・・味はおいしかったです。
夕食は、リスボンでフリー食。
ご宿泊ホテル Real Palacio は、すぐ近くにEl Corte Ingres (デパート)があり、
レストラン、スーパーが入ってます。
フリー食の日は、添乗員デスクを設けますので、お気軽にご相談ください。
この日は、デパートで各自調達されたり、
ホテルのレストランでゆっくりアラカルトで注文されたりでした
5日目 朝食 リスボン Real Palacio
アメリカン・バッフェ
朝、野菜を食べる習慣はないのですが、
珍しく温野菜があってうれしいです。フルーツもあります。
ご宿泊ホテル Real Palacio ロビー。
リスボンのアメリカンタイプのホテルとして、大きすぎないのが動きやすくて便利です。
メトロ(地下鉄) Sao Sebasutiao駅まで徒歩5分の距離です。
昼食 リスボン Cisterna
サラダ、豆サラダ。ヴィーニョ・ベルデ(発泡酒)とともに。
シーフードリゾット。おいしいです。
パン・デ・ロー。カステラの原型。
街中のお菓子屋さんを探しても、意外に見つからないのが、このパン・デ・ロー。
しかも、これは自家製で中身トロトロっ!希少価値高いです
食事評価 ★★★★★
リスボン、サンペドロアルカンタラ展望台より。
リスボンは七つの丘の街と言われる、起伏のある街です。
高台から眺める景色はひときわきれいです。しかも、晴天!
ジェロニモス修道院。バスコダガマが眠ります。
又、ポルトガルにしかない芸術様式=マヌエル様式の集大成です。
回廊部分もご入場いただきます。
夕食 リスボン ファド・ディナー Luso
このレストランでは、お食事をしながら、ポルトガルの歌謡、ファドをお聴きいただきました。
ファディスタが男女5人も出て、それぞれちがった歌声をお楽しみいただきました。
イタリアのカンツォーネのように盛り上がる感じではありませんが、
演歌になじみにある日本のお客様にはしっくりくるかもしれません。
ファドの最中は、お話もやめて、聴き入る感じです。
ポルトガルのみそ汁、といっていいぐらいよく食べられるキャベツのスープ。
ポーク、きのこソース。
アイスクリーム
食事評価 ★★★
連泊ホテルの玄関。これはクリスマスとは関係ないかな?
6日目 リスボン 終日フリータイム
起伏の多いリスボンでは、ケーブルカーが丘の上と下を結ぶ、便利な交通手段になってます。
今回は、人数が9名様と少人数だったため、皆様で、ビカのケーブルカーに乗りに行きました。
100年以上たってる年代もののケーブルカーです。
駅舎もタイルでかざられててかわいいです。
ちなみに一度に23人しかのれず、15分おきの運行です。乗ったら、たった3分で着いてしまいます。
≪リスボン公共交通機関一日乗り放題券≫
このコースでは、終日フリータイムのリスボンで
便利にあそべる一日券をおつけしています。
メトロ(地下鉄)、ケーブル、サンジュスタのエレベーター、
トラムにご利用いただけます。
ぜひフル活用してください
ちなみに、この日は昼、夕食ともフリーでしたので、
昼はイワシの炭焼や、お寿司(リスボンはおいしい和食屋さんが結構あります)
を召し上がられた方が多かったです。
7日目 朝食 リスボン
早朝出発のため、お弁当タイプ。
サンドウィッチ、ジュース、リンゴ。
ポルトガルは、壇一雄さん、高倉健さんなど、一度訪れたらはまってしまう人が結構いる国です。
お隣の大国スペインとはまた違う、かわいらしい街が魅力です。
海に接している国のため、食べ物も親しみやすい食材が多いです。
比較的こぢんまりした街が多いですが、起伏に富んでいるので、
お足元は歩きやすく履きなれた靴でご参加ください。
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