旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2016年9月30日
2016年 9月16日 関西空港発
「ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラス利用
2つの貴族の館ホテルに泊まるポルトガルとサンティアゴ・デ・コンポステーラ8日間」
のツアーでいただいた食事の内容をご紹介させていただきます。食事の評価は★印で採点、五段階評価です。
関 西空港からLH741便にてフランクフルトまで約12時間のフライト。乗り継ぎ時間が長いので、一旦、入国後、空港内のラウンジにご案内。その後、 1180便にてポルトへ。ドイツとポルトガルとは時差があるので、2時間半ほどのフライトです。ユーラシア大陸の東にある国から西の端の国までは遠い道の り。ヨーロッパ系の航空会社を使うとどうしても乗り継ぎ時間が長くなります。
空港からホテルは通常20分ほどですが、工事と週末の渋滞で1時間もかかってしまいました。
ポルトホテル: ポサーダ・ド・ポルト 2連泊
18世紀の貴族の館と旧製粉工場を改装したホテルです。
朝食の様子
朝 食後、バスで国境を越えて、スペインのガリシア地方へ。途中、海産物の養殖で有名なヴィゴの街並みを見ながら、サンティアゴ。デ・コンポステーラを見なが ら、モンテ・ド・ゴゾという、歓喜の丘へ。途中、サンティアゴへの巡礼の人々が歩いている光景も見られました。その後、サンティアゴの町のバスターミナル で下車して、旧市街を歩きながら昼食のレストランへ。
昼食 Sexto Ⅱ
ガリシア地方ならではのシーフードをお楽しみいただきました。ムール貝、たこのガリシア風、マテ貝のグリル、アサリのマリネラ風、帆立貝のグリル(トマトソース)、サンチアゴケーキ。リベイロの白ワイン付。
新鮮なシーフードはこの地ならではの食べ物。美味でございま~す マテ貝の写真を撮ったはずなのに、なぜか消えていました。ご紹介できなくてごめんなさい。
食事の評価 ★★★★★
昼 食後、市内観光。アメラダ公園、フランコ通り、ヴィラール通りなどを歩き、今年だけ特別聖年ということであいている「天国の門」より聖ヤコブ大聖堂へ。栄 光の門は残念ならがら修復中で見ることはできませんでした。フリータイムを少し取った後、ポルトに戻りました。夕食はホテルにて。
夕食 Posasa(ホテル)内レストラン
前菜はアスパラガスのクリームスープ。まろやかで、ほんのりとアスパラガスの香りがするお味でした。
メインはサーモンのグリル、エビソースと温野菜。ズッキーニの薄切りがサーモンに巻いてあって、おしゃれな盛り付け。厚みのあるサーモンでした。味は普通かな?!
デザートはチーズケーキのベリーソース。サイズは日本人サイズで、濃厚でクリーミーなお味でした。
食事の評価 ★★★★
午 前、ポルトの市内観光。今日は市民マラソンのため、旧市街の道が閉鎖。通常バスで行けるところも、午前5:00から14:00まで閉鎖ということで、現地 ガイドと相談しながら観光を進めました。警察に電話しても確かな情報がわからないので、苦労しましたが、お天気も良く、美しい景色を見ながらの観光でし た。通常、観光では渡らない、ドン・ルイス1世橋の二階部分を歩いて渡りました。高所恐怖症の人がいなくてよかった~
ポルトの旧市街、高いところに立っている建物がセ・大聖堂です。
昼食 Cozze Rio
前菜はサラダ。
メインはカタプラーナという魚介類の煮込みです。お鍋の名前がカタプラーナといい、その鍋の名前が料理の名前になりました。魚の種類がいっぱいで、見たこともないような魚もありました。大きなお鍋を数人で分け合いながらいただきました。
デ ザートはパステル・デ・ナッタという、エッグタルトでした。ポルトガルを代表するデザートのひとつ。フォークなどを使わず、手で頂くのが地元流。マラソン による道路閉鎖で、バスの駐車場所の確認でバタバタしていたので、デザートを食べる暇がなかったのです!ということで、写真がなくてごめんなさい。
食事の評価 ★★★
昼 食を済ませた後、大学の町、コインブラへ。高台にある大学を見学後、急な坂道を降りながら、旧大聖堂やアルメディナ門などをくぐり歩行者天国で少しフリー タイム。日曜日でしたが、商店も少し開いていました。観光後、バスでホテルへ。ホテルにチェックインした後、ペドロ王子とイネスゆかりの泉が残る庭園をご 希望の方と行きました。広大な敷地面積をもつ、ホテルです。
コインブラ ホテル : クィンタ ラス・ラグリマス 1泊
夕食 ホテルにて
前菜は魚のスープ。ほんのり塩味とお魚の風味がとてもよかったです。お魚も大粒の切り身が入っていました。何の魚かは不明ですが、多分タラかな?
メインはポークのフィレと温野菜で、やわらかく料理していました。
デザートはプリン。あまり甘くなく、クリーミーなお味でした。ちょっとカスタード系のデザートばかりです~
食事の評価 ★★★
ホテルの朝食の様子
昼食 Frei Bernardo
前菜は野菜のスープ。大きなボールに入れたスープを各皿にサービスしてくれました。そうすると、暑すぎず、食べやすくなっていいですね。
メインはバカリャウ(タラ)のブラースというポルトガルの家庭料理で、タラとじゃがいも、玉ねぎなどを卵とじ風にしている料理です。
デザートはフルーツサラダ。
食事の評価 ★★★★
夕食は各自で。ご希望の方とイワシの炭火焼を食べに行きました。
リスボン ホテル :レアル・パラシオ 3連泊
午前、ユーラシア大陸の最西端の岬、ロカ岬へ。その後、自然景観がうつくしい、シントラへ。煙突が有名な王宮を見学後、リスボン市内に戻り、昼食。
昼食
ポルトガルの緑のワイン、ヴィニョ・ヴェルデをご賞味
前菜には豆のサラダ、ミックスサラダなどいただきました。軽い口当たりのスパークリングワイン、ヴィニョ・ヴェルデととてもよく合います。
メインはシーフードのリゾットで、ポルトガルは日本と同じ種類のコメを使っているので、もちもちして日本人の口にある料理です。
デザートはクレマ・カタランという、プリンのようなデザートです。コーヒーまたは紅茶もついていました。
午 後はリスボン市内観光。まずは、コマーシャルで有名になった、ドン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台、サン・ロケ教会、そしてベレン地区に移動して、ジェ ロニモス修道院、ベレンの塔、発見のモニュメントなどを見学。残念ながら発見のモニュメントは修復中で、ほとんど足場しか見えない状態でした~ その後、アルファマ地区を散策。そしてホテルにいったん戻り、夕食はファドをお楽しみながらいただきました。
夕食 Luso
ファドレストランは、全体的に薄暗いので、あまりきれいに写真が撮れませんでした。
前菜はカルド・ヴェルデ。このスープは典型的なポルトガルの家庭料理で、おふくろの味というもの。各家庭によって味が微妙に異なりますが、必ずキャベツの千切りが入っています。ポテトでとろみをつけ、ソーセージで塩味を引き出しています。
メインはポークのソテーのマッシュルームクリームソース。お肉は柔らかく、おいしくいただきました。
デザートはアイスクリーム。コーヒー紅茶、赤ワイン、白ワインもついていました。
朝食の様子は、人が多くてとれませんでした。人が去ったと思ったら、何も残っておらず・・・・2日あるので、トライしましたが、撮れず・・・・すみません。
終日自由行動。昼食、夕食は各自で。
ホテルからすぐのところに、リスボンっ子にも人気のデパートもあるし、大型スーパーもあるし、地下鉄の最寄り駅までは約5分。とても便利なロケーションのホテルです。近くにリスボンでベストと言われる、お寿司屋さんもあります。
リスボンの公共機関(メトロ、トラム、バス)24時間乗り放題券をお渡しするので、リスボン市内を大いに楽しむことができます。ケーブルカーやサンタ・ジェスタのエレベーターにもこのチケットで乗ることができます。
早朝、ホテルを出発。7:15発 LH1173便にてリスボンからフランクフルトへ。LH740便にて関西空港へ。到着後、流れ解散。お疲れ様でした。
遠く離れたポルトガルですが、ポルトガル人の性格や習慣は日本人にどこか近いところにあるように感じます。最近のヨーロッパの治安の心配から、安全なイメージのあるポルトガルにやってくる観光客は40%増しということです
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