旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2014年12月26日
2014年12月14日発 D605 「フィンランド航空ビジネスクラスで行く ノルウェー沿岸急行船で巡る 北極圏絶景と出会う旅10日間」で実際にお客様にお召し上がりいただいたお食事をご紹介させていただきます。
オーロラの写真はないまま今回のツアーについてご案内させていただいておりましたが、
なんと!
今回ご一緒させていただいたお客様から「このオーロラの写真を使っていいよ。」とご親切に送っていただきましたので、オーロラの写真も入ったご報告にUPさせていただきました。
お客様!ありがとうございます!
情報量の少ない方面ですので、出来るだけ詳しく書きます。
なので、文字が多くなりますが、
いったい、どんなとこだろう?って思ってる方にとっては、
とても貴重な情報になってご参考にしていただけると思います。
1日目:関西空港をフィンランド航空で出発。
今回はお客様全員がビジネスクラスをご利用になられるツアーです。
約10時間ほどで、フィンランドのヘルシンキに到着。
着後、乗り継ぎ、1時間半ほどでノルウェーのオスロに到着。
2日目の朝食は、ご宿泊ホテルにて、バイキング形式のご朝食。
ノルウェーらしくサーモンや、たらこのペースト、にしんなどもあります。
注文に応じて卵料理を作ってくれるオムレツマン(私が命名)もいました。
味もよかったです。5点満点で言うと、5点です!
ホテルから歩いてオスロ駅へ。
8:25発のベルゲン鉄道にて出発。
約6時間半の列車の旅です。
2日目のご昼食は5号車のBAR-CARにてお弁当を受け取りました。
お弁当の中は、ハム、アスパラガス、ポテトにチキン、サーモン、サラミ、パンなどでボリュームありました。
お味は・・・、列車のお弁当ですから、まっ、普通です。
14:59にベルゲン着。
ブリュッケン地区をご案内したのち、しばし約1時間ほどのフリータイム。
16:20にフッティルーテン港に到着。
いよいよ、待ちに待った沿岸急行船です。
が・・・船の到着が少し遅れてて、16:45からようやくチェックインが開始。
乗船手続き後、18:00にキャビンへ入れました。
フレンドツアーのこのコースで利用するのは「ミッドナットソル号」
全部で11隻ある沿岸急行船の中でも、
最も新しい2003年建造の「ミッドナットソル号」を利用するように
ツアーの設定日を決めたとのことです。
2日目のご夕食は、もちろん船内のレストランにて。バイキング形式でした。
お味は普通でした。
なにしろ、沿岸急行船はクルーズ船ではなく、あくまでも定期航路の船ですので、
もしも、お客様が豪華客船のお食事をイメージされていると、
ちょっとがっかりされると思います。
5点満点で言うなら、4点という感じです。
3日目のご朝食:チーズの写真以外はないのですが、バイキング式です。んー、お味は3点です。
左からふたつめは、ノルウェーのキャラメル味のチーズでした。
3日目のご昼食もバイキング式です。
すみません、写真撮り忘れです。3点です。
お味も
12:45にオースレン着。下船し、アールヌーヴォの町を散策。
15:00オースレンを出港しました。
3日目のご夕食:朝食と昼食はバイキング式でしたが、ご夕食は3コースでした。
前菜にバカリャウという名のお魚、メインディッシュにラム肉、デザートは焼きりんごとアイスクリームでした。
0:30頃 船内アナウンスがありました。
白いオーロラが出たそうです・・・。
が・・・、添乗員もお客様もぐっすり・・・。見てません。
4日目のご朝食:写真ありません。前日と同じようにバイキング形式です。
今日はお天気もよく、晴れ!(前日は曇りでした)
08:00トロンハイム寄港。
通常はOPで別料金となるトロンハイム観光ですが、フレンドツアーでは最初から組み込みです。
下船して展望台やニーダロス大聖堂など観光。
その後、フリータイム。
12:00トロンハイム出港。
右に、小さいけど人が住んでるモンク島が見えました。
4日目のご昼食は船内レストランで。
サラダ、ムール貝、スープ(1種)、ミートボール、カリフラワーのクリーム煮、エビとゆで卵のキャビアのせ、デザートにはチョコケーキやアイスクリームなどでした。
お味は4点ということで。
4日目のご夕食も船内レストランにて。
夕食はこの日も3コースです。
前菜に麦のリゾットにおひょう(白身魚)のせ、メインはダックのローストとビーツ、デザートにバニラムースです。
お味は・・・3点で・・・。
味は普通ですけど、でも、量は日本人サイズでちょうど良い感じです。
21:40頃 おぉぉ!白とうす緑色のオーロラの帯が見えました!
会いたかったよー、オーロラ!
22:30頃 今度は、緑の帯オーロラが出現しました!
0:00頃 次は、白くてうすいオーロラが出ました!
0:30頃まで、頑張ってオーロラを見ました!
5日目 この日もお天気よく、晴れでした!
7:10頃 あと18分ぐらいで北極圏通過との船内アナウンス!
7時30分11秒
北緯66度33分 北極圏通過しました!
シャンパンで乾杯しお祝いしました!(あっ、このシャンパンは各自別料金です)
5日目のご朝食は同じようにバイキング形式で。写真は1枚だけ・・・撮りました。
写真はジャムとフルーツです。もちろん、ほかにもありましたが、写真はこれだけです。
オルネスで40分ほど停泊。
とても、とても、きれいな景色です!
10:00 海の守り神ネプチューンの洗礼式。
北極圏コンペティションの発表と、氷水を背中に入れる儀式です。
売店で、本日のみ、北極圏記念切手の販売。スタンプ1枚につき日本までNOK20でした。
5日目のご昼食も船内レストランにて。
毎日、バイキング形式ですが、少しづつメニューは変わります。
この日は白身魚のフライや、ニシンの酢漬け、サーモン、デザートにはムースやリンゴのケーキがありました。
キャビンのお部屋のお掃除後に、ニットの帽子とフッティルーテンの本が置いてありました。
船からのプレゼントでした。
12:30 北緯68度13分のボードー着。
下船して、ボードー大聖堂や市庁舎などを徒歩で観光しました。
ショッピングセンターでのフリータイムもあります。
15:00 ボードー出港。
5日目のご夕食も船内レストランです。
ビーツと大麦のリゾット、タラのグリルとポテト、ベリーコンポートとチーズクリーム。
今日の夕食は食べやすい味で4点!
味付けもよいですし、あっさり味で・・・、久々に?おいしかったです。
21:00 スヴォルヴァール着。
約1時間、下船して観光も出来ました。
入場料は有料ですが、ロフォーテン博物館(NOK80)や氷の彫刻ギャラリー(NOK128)に行けます。
22:00 スヴォルヴァール出港。
21:50頃から、この日もオーロラが!
淡く白いぼんやりとしたオーロラから、
緑の帯のオーロラが
やがてカーテンのようにゆらめくオーロラとなり、
素晴らしいオーロラでした。
宇宙からの贈りものオーロラに超感激です!
もう一回言います。
素晴らしいオーロラが見られて幸せです!
23:40頃まで、オーロラ鑑賞を満喫できました。
あぁ、よかったぁ。
6日目。今日も晴れです!
6日目の朝食も船内レストランでバイキング式です。
この日は生ハムをカットしてくれました。
味は4点!
途中、11:15頃にフィンネス着。約30分ほど停船。
少し、下船も出来ます。ギスンド橋を見に行ってきました。
道路は凍結してるので、歩くのにはアイゼンが必要です。
船内の売店でNOK149で販売してました。
6日目のご昼食も船内です。
毎日少しづつメニューが変わりますが、この日はサーモン入りサラダやチキン、大麦のリゾットなどがありました。
お味は4点です。
14:30 トロムソ着。
バスでトロムソの観光へ。
北極水族館や北極教会などを下車観光です。
水族館ではアザラシのショー(20分)もありました。
18:30 トロムソ出港。
18:55 この日は、早くも、オーロラ出現!
6日目のご夕食も船内です。
前菜ににんじんのスープ、メインはイワナとポテトです。
シェフが盛り付けをレストランの真ん中でしてくれました。
デザートはチーズムースとホロムイチゴです。
が・・・、ちょうどデザートのタイミングで、
またまたオーロラ出現のアナウンス!
デザートは食べそびれました!
お味は、この日も4点という感じです。
それより、なにより、
カーテンのようにゆらめくオーロラが40分ほど続き、
全天に広がりました!
あぁ、生きててよかった!
写真でお伝え出来ないのが残念で、言葉ではとても表しきれないほどの感激ものでした!
料理写真はあるのに、何故オーロラの写真がないかと言いますと、
写真は会社の携帯(ガラケー)のカメラ機能で撮影していまして、
さすがにオーロラの撮影には無理がありました・・・。
デジカメもって来ればよかった・・・。
そしたら、皆様にこの素晴らしいオーロラを少しでもお伝え出来たのに・・・。
7日目 晴れです。夜は雪でした。そして、極夜です。
6:50 また、また、また、オーロラ出現の船内アナウンスがありました!
ほんとうにすごいなぁ。
7日目の朝食は、毎度おなじみの船内レストランでのバイキングです。
すみません、写真はありません。
言いわけじゃあないですが、朝食は毎日同じような感じなのです。
お味も4点。
11:15 ホニングスヴォーグ着。
全員、下船して、ノールカップへ。
途中から、バスの前を雪上車が雪を払いのけながら先導してくれました!
12:15 ノールカップ着!
地球のモニュメントのところで写真を撮ったり、地下にあるエキシビジョンでノールカップの歴史や教会などを見学。
売店もあり、ハガキや切手も売ってますので、ポストに投函するとノールカップのスタンプを押してくれます。
13:40 ノールカップ発、14:30に船に戻りました。
7日目のご昼食も船内でバイキング式です。
ビーフストリガノフとチーズトマトソースの野菜、デザートはケーキでした。
ん、ん、今日のお昼は3点かな。
7日目のご夕食も船内レストランです。
茹でたエビ、しか肉のきのこクリームソース、ケーキ、ベリーコンポートなど。
間の日の夕食は3コースですが、最初と最後の夕食はバイキングです。
いつものお昼よりはメニュー多いです。
お味は3点ですけどっ。
23時頃 オーロラ出現のアナウンス!
船をおおうような見事なオーロラが出現!
もー、とにかくすごい!というしか言葉が見つかりません。
8日目 くもり
8日目の朝食は船内で。
写真は撮っていません。お味はいつもの4点です。
9:20 キルケネス到着。
下船です。
下船して少し歩いた場所までスーツケースもちゃんと運んでくれてます。
フィンランドのサーリセルカへバスで移動、途中、鹿、小鹿のバンビも3~4回見ました!
ロシア記念碑で写真ストップし、ノルウェーからフィンランドへの国境通過。
イナリ湖でご昼食です。
8日目のご昼食は、すべておいしく大好評です!
外の景色も、ほら、権利の関係で、文字にして書けませんが、
今年、歌がとても大ヒットした「あの映画」の世界のようで、とてもキレイです。
前菜にきのこスープ、メインディッシュはミートボールとマッシュポテトとベリージャム、デザートにアイスクリームでした。
お味は、もちろん!5点満点です!
極夜で、14:00なのに外は暗いです。
写真はレストランの外観です。
16:30 サーリセルカ着。ホテルにチェックイン。
夕食まで少し時間がありましたので、ご希望のお客様と一緒に近くのデザインセンターとスーパへ行ってきました。
8日目のご夕食は、ご宿泊ホテルのレストランにてバイキング形式。
写真は、サラダ、タラの干したもの、テリーヌ、デザートですが・・・
お味は3点にしときますが、あまりにもお粗末な品ぞろえでした。
スタッフは親切でしたけど、ホテルの夕食がこれじゃあさみしいです。
場所がら、そりゃ都市部のホテルのようにはいかないでしょうが、もうちょっとちゃんとおもてなししてほしいなぁ。
せっかく、世界中から人々がやってくるホテルなのですから。
20:45頃から、お客様全員と教会近くでオーロラの出現を待ちました・・・・
が、今夜は出ませんでした。(夜中の2時頃に出たらしいですが)
9日目の朝食はご宿泊ホテルにてバイキング形式。
前夜の夕食もそうですが、朝食もやっぱりさみしい内容でした。味も3点。
オーロラを目的にお客さんが来るということもあるのでしょうが、
このホテルのお料理では世界中のお客さんががっかりしちゃうと思うけどなぁ。
ホテルの外観です。
ホテルをチェックアウトし、イヴァロからヘルシンキで乗り継ぎ帰国の途につきました。
ツアータイトルの通り、
日本にはないスケールの大きい「絶景」に出会えた旅でした。
「これぞ海外旅行!」と思える、大変値打ちある内容です。
それも、すべてはオーロラのおかげとも言えます。
沿岸急行船に乗船中、3回のオーロラ鑑賞のチャンスがあるのですが、
今回は北極圏に入る前からオーロラを見ることが出来、
カーテンのようなオーロラや、帯のように続くオーロラなど、
結局、毎晩見えたので計4回もオーロラを見ることが出来ました。
船内も快適で、船内スタッフもフレンドリー、キャビンの不備もありませんでした。
何より、オーロラの出現が、早ければ19時頃から、遅くても23時頃と、
私たちにとってもすごく楽なオーロラ観測でした。
オーロラ以外でも、雪景色がとてもきれいですし、
極夜も体験でき、ノールカップにも行くことが出来、
フィヨルドもライトアップされているなど、
本当に貴重な経験ができました。
沿岸急行船にご乗船いただいたベルゲンからキルケネスまでのは約2,400km。
北海道と沖縄ぐらいです。
満天をおおうようなオーロラを見た感動、
一生忘れません。
おまけ
ノルウェーの妖精トロール
と、サンタさんと、防寒の服装のご参考に私。
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