
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2020年3月24日
フレンドツアー 関西発
2020年2月9日出発
F605 フィンエアー航空利用
北欧 オーロラ&フィヨルドクルーズ 絶景と出会う旅10日間
で召し上がっていただいたお食事と一部観光内容をご紹介させていただきます。
お食事は星の数で評価させていただきます。
満点は 星5つ★★★★★となります。
《1日目》
関西空港からフィンランド航空にてヘルシンキ乗り継ぎ、ノルウェーの首都オスロへ
宿泊はオスロ中央駅の近くのホテル「ラディソンSASプラザ」でした。
《2日目》
ホテルにてビュッフェスタイルのご朝食
北欧らしくシンプルながらも素材のよさがわかる内容でした
評価:★★★★


朝食後はホテルから徒歩にて駅へ。
ベルゲンまではベルゲン鉄道で5時間半ほどの列車の旅を楽しみました 
長い移動でしたが、北欧ならでは雄大な大自然やかわいらしい家並みなど、
車窓から流れる美しい風景の連続に、時が経つのを忘れるようでした![]()

※ちなみにスーツケースはホテルから別途フッティルーテンの船室まで送られます
手荷物だけでの移動なのでとっても楽ですね
昼食は鉄道のランチボックスを車内にていただきました
北欧風幕の内弁当といった趣 
評価:★★★★

ベルゲン到着後、中世の風情あふれる港町の散策を楽しみました

かつてハンザ同盟都市として繁栄を極めた古都ベルゲンからいよいよクルーズがスタートです!
沿岸急行船フッティルーテン「トロールフィヨルド号」にて6泊7日の船旅、
どんな出会いが待っているのでしょうか?
乗船するとデッキには雪が積もっていました

船内にはサウナやプールなどの設備もありますよ

船内ショップも充実しています
防寒具などはお土産も兼ねて現地調達するのでいいですね(外国人サイズなので、大き目ですが
)

バーやラウンジももちろんありますよ

船内生活の楽しみは、毎日催されるさまざまなイベントやパーティー
ムール貝など、北の食材の試食会などもありますよ 

でもやっぱり北の船旅の一番の魅力はこの美しい風景
刻一刻と変わっていく景観は見飽きることがありません

夕食は船内にてビュッフェディナー
ムール貝やエビなどの豊富な海の幸が並びます! 充実した内容でした
評価:★★★★


客室のカーペットは可愛いパフィン柄で和みます

おやすみなさーい
《3日目》
船内にて朝食ビュッフェ
評価:★★★★

毎日そんなに代わり映えのない内容ですが、サーモンやニシンなど、北の国らしい内容です。
ノルウェーはチーズの種類も豊富
特にキャラメルのような風味が人気の山羊のブラウンチーズはお土産にもおすすめですね

ビュッフェなので、それぞれお好きなお時間にゆっくりと景色を楽しみながらお召し上がりいただけます♪


この日、クルーズ船はオーレスンに入港
アールヌーヴォー建築で飾られた美しい港町での散策を楽しみました

ご昼食も船内でビュッフェスタイルなので、各自お好きな時間にお召し上がりいただきました
評価:★★★★

毎回登場するアイスクリームケーキがお客様に好評でした♪

夕食はおおむねセットメニューとなります。
この日は地元の食材を使った3コースのディナーをご参加のお客様と一緒に、
指定のテーブルでいただきました
評価:★★★★
前菜:戻した干鱈のカルパッチョ 上手に塩抜きされていて好評でした♪

メイン:ヘルシルト産仔羊のロースト 臭みもなく、美味でした

デザート:リンゴのコンポート&アイスクリーム

《4日目》
船は古都トロンハイムに着岸
朝食後、船会社主催のツアーにてトロンハイムの観光へでかけました。
トロンハイムの町が一望できる展望台よりパチリ

運河沿いの歴史を感じさせる倉庫群や、可愛らしい家並みが魅力です

ノルウェー歴代の国王が戴冠式を執り行っていたニーダロス大聖堂を訪れました 

ゴシック装飾が美しく見応えたっぷりの聖堂内部

午後、かわいらしい灯台に見送られながら船は次の寄港地へ向けて出港 

夕食は3コースのディナーでした
評価:★★★★
前菜:大麦入りスープ ヘルシーであっさりと食べやすい味でしたが、
写真を撮り忘れています
すみません
メイン:サーモンのグリル さすが本場の味、美味でした

デザート:パンナコッタ 酸味がほどよく効いたベリーソースが美味でした

《5日目》
朝、いよいよ北極圏(北緯66度33分以北)に到達 
突入時間は07時48分14秒でした
乗客の皆様は、前夜に突入時間あてクイズに応募しましたが、
残念ながらフレンドツアー内に当選者は無しでした![]()
奥に見える小島の中に小さな地球儀のモニュメントがありますがそれが北極圏到達の目印です

朝食後、屋上デッキにて北極圏通過を祝う海神ネプチューンの洗礼儀式がありました
どこからともなく現れ出でた北極圏の海神”ネプチューン”

希望者は海の神の洗礼を受けることができるのですが。。。
その洗礼というのがなんと!背中に氷水を入れてもらうという過激なもの!
洗礼を無事受けた勇者にはコケモモのリキュールを振舞われます

夕刻、船は北極圏の港街ボードーに無事寄港

下船して街の散策へ 
シンプルな美しさを誇る街の教会や地元のスーパーなどにご案内しました。

夕食は船内でコースメニュー
この日の夕食はベジタリアンメニューが恒例となっています。
毎日飽食も良くないのですが、味もボリュームも少し物足りない感じがしました・・・・
評価:★★★
前菜:山羊のチーズとビーツなどのサラダ

大麦とマッシュルームでできたベジタリアンバーグ。ダイエット向きかも。

デザート:シリアル入りクリームデザート

23時頃、船内では待望のオーロラ出現を知らせる船内放送が
小さいながらも無事オーロラが鑑賞できました
《6日目》
船内の朝食バイキング
本場の新鮮なサーモンは個人的には毎日食べてもあきないおいしさです 

この日、午前中は寄港地での街歩きもないので、ややひかえめにしました。。。
船は物資の搬入や搬出のため小さな港町フィンネスに着岸。

もともと沿岸急行線は、観光目的ではなく、北極圏沿岸の町や村々や人への
物資の運搬船として始まりました。
船着き場には観光客に人気の、かわいらしいチョコレート会社の看板が
レトロな趣がいいですね♪
船内の昼食ビュッフェ
がんばって一番乗りしたのできれいな盛り付けが撮れました
評価:★★★★



午後、船は北極圏最大の港町トロムソに寄港
船会社主催のツアーで観光へ
北極博物館や最北のビール会社など訪れましたが、ごらんのように一面の銀世界


船内の夕食
評価:★★★★
前菜:セロリ入りスープ 好評でした

メイン:北極イワナのプレゼ(蒸し煮) しっとりと仕上げられていました

デザート:チョコのテリーヌ&アイス ちょうどこの日はヴァレンタインデー!ぴったりなメニューですね

《7日目》
船は港町ホニングスボーグに寄港

下船して、ユーラシア大陸最北端の岬ノールカップへ
お天気にも恵まれて良かったです 

夕食
船内最後の夕食は、シーフード中心のビュッフェでした
評価:★★★★★

新鮮な海の幸を前に、心が踊ります



何と、夕食中にオーロラ出現の船内放送が
皆様、食事を中断して屋上デッキへ


残念ながら太陽活動のレベルが低く、白いオーロラでしたが、スケールは大きいものが鑑賞できました
この夜、深夜一時頃まで、断続的にオーロラが鑑賞できました
《8日目》
朝、クルーズの最終目的地キルケネスへ入港 
すっかり慣れ親しんだ"トロールフィヨルド号"ともお別れです 
国境の街キルケネスを観光しました 
第二次世界大戦時はナチスドイツの占領下にあった地域で、
高台には大戦末期に街を解放したソ連兵士のモニュメントが残っています

キルケネスを後に、国境を越えて隣国フィンランドへ。
白銀の世界の中、最後の宿泊地サーリセルカを目指しました。
途中、イナリ湖畔のホテルにてご昼食。
評価:★★★★
サラダ、チキンカツとカレー、アップルパイのコースをセルフサービスで。

自分の食べる分量を好みで盛るシステムです。

アップルパイにはカスタードクリームやアイスを添えていただきます

食後のコーヒーや紅茶もセルフで 

夕刻、宿泊地サーリセルカの「サンタズホテル トゥントゥリ」に到着
ウィンターリゾートで人気の町です。
夕食はホテルでツアー最後の夕食です。
評価:★★★★
ホテルの敷地内のコタ(ラップランド地方の山小屋)レストランにて暖炉の炎を囲んでのお食事。
冬の北欧らしく、風情があります

白樺素材の器で、素朴ながらも暖かい北極圏のごちそうをいただきました
前菜:シーフードのスープ ほっこり体が温まるおいしさでした

メイン:トナカイのシチュー フィンランドならではごちそうです。

デザート:ヨーグルトクリームキイチゴ添え
日照時間の短い北の国の人々にとってベリー類は貴重なビタミン原です

宿泊した「サンタホテル“トゥントゥッリ”には、各部屋にフィンランドらしくサウナが付いていました 
《9日目》
名残惜しいですが、帰国の朝。
ホテルにてビュッフェスタイルの朝食
北欧らしくシンプルでしたが、やっぱり最後もサーモン三昧してしまいました 
評価:★★★


朝食後はサーリセルカからバスで15分位のイヴァロの空港へ
フィンランド航空国内線にてヘルシンキで乗り継ぎ、関空に向け帰国の途へ
”世界一美しい航路”とも称され、加えてオーロラに出会えるチャンスも大ということで
近年人気急上昇の沿岸急行船の旅。
生涯忘れえぬ風景と感動が待っています。
今年も引き続き皆様のご参加を心待ちにしております 
フレンドツアー

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