旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年3月 4日
それでは旅ごはんのスタートです。
関西空港からフィンランド航空にてヘルシンキへ。入国審査を済ませ、乗り継いでノルウェーの首都、オスロへ。約1時間のフライトですが、フィンランドとノルウェーの間には時差が一時間あります。フィンランド航空のヨーロッパ線は、機内食は有料。コーヒーや紅茶、ブルーベリージュースやお水は無料でサービスされます。空港到着後、市内のホテルまで約40分です。
ホテルの近くにはコンビニなどが数件あり、スナックなどが買えます。
宿泊地 オスロ市内 : ラディソン BLU スカンディナヴィア 泊
ホテルの朝食の様子
盛り付けがとてもきれいで、天井が高く、優雅な雰囲気のレストランでした。スモークサーモンやスモークハムなども種類が多かったです。
ベリー系のジャムはこちらでは欠かせない大切なビタミン源です。
チーズの種類も結構ありました。
食事の評価 ★★★★
朝食後、ホテルよりオスロの中央駅へバスで移動。オスロの中央駅からノルウェー国鉄が誇るベルゲン線に乗車してノルウェー第二の都市、ベルゲンへ。約6時間半の電車の旅です。車内からは美しいフィヨルドやスキー場、雪化粧をした山々の風景をお楽しみいただけます。
昼食 : 車内にて
ノルウェーのタパス弁当でした。パン、サラダ、生ハム、アスパラガス、スクランブルエッグ、チキンロール、レバー団子、スモークサーモン、ポテトサラダ、いちごなどが入っていました。
食事の評価 ★★★
ベルゲン到着後、ブリッケン地区でフリータイム。そしていよいよフィティルーテン(沿岸急行船)にチェックイン
今回の船はトロルフィヨルド号です。
キャビンに入れるのは18:00以降なので、カード登録や船内案内で少し時間をつぶしました。
夕食 : 船内にて
バイキングで席も自由席です。添乗員が食べるころはほとんど皆さんが食べた後だったので、あまり残っていませんでした。
22:00にトロルフィヨルド号はベルゲンを出航 6泊7日の船旅の始まりです
船内の朝食の様子。毎日よく似た感じの朝食ですが、今回の朝食の写真を1回にまとめました。
野菜、フルーツは結構あります。
キャラメル色のチーズはノルウェーならではの山羊のチーズ。キャラメル風味のある、甘いチーズです。ジャムとの相性がいいですね。粒粒の入っているのは、クミン入りのチーズ。クミンの香りとチーズのクリーミーな味が良い感じです。
こちらが地元の人が好きな大麦のおかゆ。船のスタッフはいつもこれをたっぷりお皿に盛っています。日本人には好みが分かれそう?!
昼食は船内でバイキング。昼食後、希望の方とアールヌーボーの町、オーレスンを散策。
オーレスン出航後、ローカルフードの試食会があり、本日の試食はラム肉でした。このあたりは羊の放牧で知られており、冬の保存にきくラム肉の燻製が有名です。
本日は向かい風が強く、かなり船が揺れるとのことで、何度も船内でアナウンスがありました。ちょうど、夕食の時間に外洋を航行するため、本日は例外的に夕食の時間が変更となり、17:00から夕食となりました。(通常は18:30)
夕食 : 船内レストラン
前菜は干しタラのカルパッチョ。タラが少し塩辛いので、野菜と一緒にいただくとおいしいです。メインは名物のラムのロースト。とても柔らかくて臭みがなく、おいしくいただきました。ホクホクに茹でたポテトもおいしかったです。
デザートはリンゴのキャラメルコーティングとアイスクリーム。
食事の評価 ★★★★
夕食後はデッキ8にてコーヒー、紅茶のサービス(無料)がありますが、船がかなり揺れ始めたので、今日はお休みになった方が多かったです。
朝食後、トロンハイムの観光へ。こちらがニーダロス大聖堂です。展望台で見つけたかわいい雪だるま。
展望台からは停泊している船や町を流れるニード川が見えます。
ご希望の方は渡れば幸運になるといわれる跳ね橋を渡り、船まで昔の建物を見ながら歩きました。
昼食 :船内レストランにて
日替わりのスープは、スウィートポテトのスープでした。
夕食 : 船内レストランにて
本日はアラカルトメニューでした。まずはレバー団子と根菜のコンソメスープ。レバーはちょっと癖がありました。野菜がいっぱい入っていてうれしい。メインは蒸しサーモン。こちらのサーモンは巨大です。分厚いので、中まで火を通すのは大変そう?!
デザートはミルクプリンのベリーソース掛け。パンナコッタのような食感でした。
食事の評価 ★★★★
いよいよ、北極圏に突入。北極圏に突入する15分前にアナウンスがありました。朝食後、屋上デッキにてネプチューンの儀式があり、たくさんの人が参加されました。北極圏に突入する時間当てのクイズの当選者も発表されました。
昼食 : 船内レストランにて
よく似たバイキングですが、こんな感じでいただきました。今日はこちらでフィッシュケーキと呼ばれる、魚のすり身のフライがありました。日本のさつま揚げのような感じです。
そのほかのバイキングはこんな感じ。
デザートもしっかりと種類があります。
昼食後、ボードーの町の散策。雪がかなり降っていました。ボードーは北極圏で唯一、鉄道で行ける町です。日曜日だったので、とても街中は静かでした。一部のお店は開いていましたが、ほとんどの商店はお休みです。
夕食 : 船内レストランにて
本日もセットメニュー。ヤギのチーズのカナッペ、そしてマッシュルームと大麦のはんぺんもどき。カリカリとした食感でした。不思議な味でした。
デザートはリンゴンベリーソースとミルククリーム。
食事の評価 ★★★★
本日はノルウェー海にあるローフォーテン諸島へ立ち寄りました。スヴォルヴォールでは希望者と町の散策。
オーロラも出現しました とても狭いトロルフィヨルドにも立ち寄り。真夜中に近い時間ですが、オーロラも見えたし、お夜食として魚のケーキがサービス。魚のスープという案内でしたが、さつま揚げのようなフィッシュケーキでした。揚げたてはホクホクでとてもおいしい トロルフィヨルドノックというアルコール入りの特別ドリンクの販売もあります。
サーメの人々が生活する地方へ船は進んでいきます。美しいフィヨルドの景色を船内から楽しめます。
日は短いですが、冬の空の色は何とも言えない美しさがあります。
途中、フィンネスに立ち寄り、ノルウェーのチョコレートメーカー、フレイアのチョコレートの看板の前で記念写真
フィンネスに寄港している船の写真もきれいにとれます。
フィンネス出航後、ギスン橋をくぐり、北極圏の首都といわれるトロムソに向かって進んでいきます。
昼食 : 船内レストラン
バイキングです。冷製パスタ、サラダなど、すこしづつ変わって出てきます。
トロムソに到着後、市内観光へ。ストールシュタイネンの山やポラリア水族館や北極教会など見学。出港後、観光した北極教会がきれいに船内から見えます。
夕食 : 船内レストラン
前菜はセロリのスープ。クリーミーですが、しつこくないさっぱり目のスープでした。メインは北極イワナのグリル。タルタルソース風のソースでいただきました。北極イワナは癖のない味の魚。巨大なのでますに間違われがちです。
デザートはチョコレートケーキでした。イチゴとメレンゲつきです。
食事の評価 ★★★
夕食後、屋上デッキでキャプテン自ら登場して、保存食でもある、ローカルフードの紹介。本日は乾し鱈です。独特の香りがしますが、お酒のおつまみになります。高たんぱく、低カロリーで、お土産にも良いです。
本日はおぼろ月夜で、オーロラを見るにはちょっと難しいお天気でした。残念…
本日は寄港地の観光の都合で、早目の昼食。ブランチにした方もありました。ホーニングスヴォーに到着後、
いよいよ、北の岬、ノールカップへ。本日はお天気も良く、風もほとんど吹いておらず、絶好の観光日和でした。日照時間の短い中、明るいうちに観光ができました。
夕食 : 船内レストランにて
本日はシーフードのバイキング。西洋人も好きなようで、人気メニューには人がたくさん並んでいました。みんな、根気よく待ちました。
エビも数種類ありました。レモンをかけてあっさりいただくのが一番おいしい?!
本日のスープはウイキョウのスープでした。
ムール貝もたっぷり・・・
食事の評価 ★★★★
夕食後、再びオーロラハンティングをしましたが、今日は21:30頃に見えた後、薄いのが見えたり、隠れたり・・・・
本日の24:00までにスーツケースをまとめる必要があるので、皆さんもちょっと忙しかったようです。
朝食後、8:00までにキャビンをチェックアウト。キルケネス到着までゆっくり船内でお過ごしいただきました。
スーツケースは駐車場近くまでスタッフが運んでくれるのでとても楽です。
下船後、キルケネスでロシア記念碑を見た後、フィンランド国境へ。トイレ休憩を取った後、イナリ湖畔へ。
樹氷がとてもきれいです。
昼食 : ホテル イナリ
バイキング風のセットメニューでした。前菜にはサラダ、魚のフライ、冷製パスタなどがありました。
メインはチキンのグリル、カレー風味。
デザートはベリーのケーキで、お好みでクリームをかけていただきました。コーヒー、または紅茶つきです。
食事の評価 ★★★
夕食 : ホテルにて
前菜はチキントマトスープ。メインのポークはとても柔らかく調理してあってとてもおいしい。
デザートはバイキングで好きなものをいただきました。コーヒー、紅茶付きです。
レストランのスタッフがとてもきびきび、気配りも良く気持ちの良いサービスで夕食をいただきました。
食事の評価 ★★★★★
食後、オーロラハンティングに行きましたが、雪が降ってちょっと難しそう・・・・・
ということで、あきらめてホテルに戻る方が多かったです。ホテルにはプライベートサウナが各部屋についているので、サウナで体を温めた方も多かったです。
朝食 : ホテルにて
ホテルの裏にある森林の樹氷が見事でした。
ホテルを11:30に出発。サーリセルカからバスでイヴァロの空港へ。午前中は悪天候のため、フライトがキャンセルされていたようですが、午後からは問題なく飛びました。フィンランド航空604便にてヘルシンキへ。077便に乗り継いで関西空港へ。到着後、流れ解散。お疲れ様でした。
ちょっと海が荒れて船が揺れましたが、オーロラが船内で2回も見えてよかったです。ポーラーナイトとはいえ、太陽が昇るころには空が明るくなって、何とも言えない空の色が印象に残る時期でもあります。今回はお天気にも恵まれ、幸運でした。
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