旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年2月25日
フレンドツアー 関西発 2018年12月29日出発
フィンエアー利用 F605
北欧オーロラ&フィヨルドクルーズ絶景と出会う旅10日間
最近さらにぽっちゃりしてきた食いしん坊あらためちふとっちょ添乗員です。
こちらのコースのハイライトは、世界一美しい航路と称されるフッティルーテンでのフィヨルドクルーズ
今年2回目の乗船ですが、今回は船上で新年を迎える行程でした。
お天気が心配なツアーですが、さてさて気まぐれなオーロラの出現はあったのでしょうか?
ではではツアーで実際にお召し上がりいただいたお食事と観光地の様子をぜひぜひお楽しみくださいね
食事の評価は5段階(最高★5)で表しています
ツアー初日は、関西空港よりフィンエアーの空の旅でヘルシンキ乗り継ぎ、ノルウェーの都オスロへとまいりました。
オスロのホテルで長旅の疲れを癒していただき、翌日から本格的なツアーが始まりました。
◎2日目
朝食@ホテル
充実した内容でした。
一年で最も夜が長いこの時期、あたりはまだ真っ暗です。
列車の時間があり、ゆっくりいただけないのが残念でした・・・
評価:★★★★★
オスロから終点のベルゲンまで、ベルゲン鉄道の旅
約7時間にもおよぶ列車の旅ですが、絶景が続きます
北欧ならでは澄んだ空気を感じながら、車窓からの眺めをゆったりと楽しみました。
冬は曇天が多い地方ですが、お天気にもめぐまれラッキーでした
昼食:車内にてお弁当
冷製でしたが、サーモンや生ハムなど、北のグルメが詰まった内容でした
評価:★★★★
列車は快調に白銀の世界を駆け抜けていきます
夏の北欧ツアーで人気のフロム山岳鉄道への乗り換え駅ミュールダールも雪景色
夕刻、ベルゲンへ無事に到着。
早くもあたりは暗くなってきましたが、クリスマスのイルミネーションが残っていて素敵でした
ベルゲン港からフッティールーテン“トロールフィヨルド号”に乗船
船にもクリスマスのデコレーションが
この日の夕食は船上にて。
夕食@クルーズ船
通常、船での夕食はコース料理ですが、乗下船の日だけビュッフェとなります。
やはりおすすめはサーモンですね
トナカイの干し肉などもありました
評価:★★★★
◎3日目
朝食@船上
ビュッフェスタイルです。お時間もお席も自由に召し上がっていただけます。
ブラウンチーズ(山羊のチーズ)おすすめです♪まったりキャラメルのような風味で美味しいですよ!
ニシンのマリネなども北の国のグルメですね
クルーズ中は毎日そんなに代わり映えのしない朝食となります。
評価:★★★★
昼食@船上
昼食も朝食と同じく自由に召し上がっていただけます
朝食同様、基本はそんなに変わりませんが、クルーズ中の昼食をまとめてご紹介します。
ごらんのようにレストランは広々した空間です
サーモンはやはり美味しいです。シーフードのテリーヌもいけました
カレー風の料理が出た日もありました♪
チーズやデザート類も豊富でした
評価:★★★★
フッティールーテンでのイベントや寄港地の様子
船上では連日、さまざまな催しやセミナーなどが行われます。(船によって、また行程によって若干異なります)
◎特産品のテイスティング
今回はラムの生ハムやムール貝などが楽しめました
ご希望の方はご一緒にリキュールやスパークリングワインなどお買い求めできます
◎北極圏通過イベント
北極圏通過前日に、通過タイムを当てるクイズが行われます。
翌朝、北極圏突入を祝うイベントと通過タイム当選者の発表がデッキにて催されました
今回は見事、東京から当ツアーにご参加されたお客様が通過タイムを当てられ、商品の船のフラッグを受け取られました!
また、北欧神話の海の神様ニョールンのお出ましと、希望者には洗礼の儀式があります。
洗礼とは、なんと背中に氷水を入れられるという過酷なもの!
受けられた方には、気付けのリキュールが振る舞われますよ
◎年越し特別ガラディナー
今回は年末年始にあたるクルーズということで、大みそかの夕食は特別ガラディナーでした。
また通常とスケジュールが少し異なり、クリスチャンサンに深夜寄港をして、街で催されていた新年カウントダウンの花火が楽しめました
前菜:ロブスターサラダ
前菜:ロブスターのクリームスープ
メイン:トナカイのロースト
トナカイを食べ慣れない日本のお客様には賛否両論のお味
デザート前にチーズ盛り合わせ
ワインを楽しむ趣向です
デザート:チョコブラウニーとシャーベット
評価:★★★★
◎カウントダウンの花火
画像ではわかりにくいですが、汽笛や無数の花火による轟音で街はものすごい盛り上がりでした。
UFO出現のようにも見えますが、滞空時間の長い赤い光の花火
◎トロンハイム
北の都で、中世の時代はこの国の都でもあった古都です。
観光では戴冠式が行われた大聖堂を中心に街をめぐります。
画像は、街のパノラマが楽しめる展望台からのものです
今年は例年に比べて暖冬で、北極圏でも雪ではなく雨でした。
観光後は、情緒あふれる運河沿いの倉庫群を散策しながら船に戻られるのがおすすめです。
◎ボード―
ノルウェー最北の鉄道駅がある町です。
クリスマスからのイルミネーションで美しく飾られていました
街の中心にはショッピングセンターなどもあり、ショッピングも楽しめます。
◎スヴォルヴァール
寄港するのが夜のため、暗い
中ではありますが、港周辺の散策が楽しめます。
タラ漁で有名な漁港です。
今回はうっすら雪が積もる中の散策となりました。
水辺に映る街並みや船の姿がロマンチックでした
イルミネーションがこちらでも楽しめました
◎フィンスネス
短時間の寄港ですが、下船口にあるチョコレート会社の広告が撮影スポットとして人気です♪
出港後、すぐに本土と島を結ぶ連絡橋の下を船はくぐります。
デッキの上からその様子が楽しめますよ♪
◎トロムソ
ノルウェーにおける北極圏最大の街、トロムソの観光では北欧らしい斬新なデザインの北極教会や北極圏の自然や生態について学べる水族館ポラリアなど訪れました。
北極教会前にはイルミネーションで飾られた大きなクリスマスツリーが
ステンドガラスがひときわ美しい教会です!
ポラリアではかわいらしいあざらしのエサやりなどが見学できます
ケーブルで上がる展望台からライトアップされた街の景観が楽しめました
今回はここからオーロラらしきもの?も鑑賞できました。(残念ながら画像ではよくわかりませんでした)
◎ホニングスヴォーグ
ヨーロッパの最北端ノールカップ観光のために寄港する港町です。
荒涼とした風景が北極圏の風情を醸し出してくれます。
風が強いことが多いのでしっかりした防寒をお勧めします。
夕食@船上
クルーズ中のご夕食は3コースのディナーです
前菜:ヤギのチーズのせブルスケッタ風
メイン:オート麦とキノコのパテ
マル〇〇のハンバーグのような見た目です
お味は正直ハンバーグの方が・・・
デザート:ヨーグルトムースのベリー添え
前菜:シーフードのクリームスープ
メイン:北極イワナのソテー
デザート:フォンダンショコラ
盛り付けのプレゼンテーションなどおおむねよかった印象です。
評価:★★★★
下船前夜のビュッフェディナー
シーフードを中心としたディナーで毎回好評です
オーロラサーモンがのお気に入り♪
カニやエビがあるとみなさま無口になってモグモグ状態・・・
もちろんシーフード以外も豊富なので、魚介類が苦手な方でも大丈夫です♪
デザート類も充実しています
◎下船日
6泊7日のクルーズも終わり、キルケネスで下船しました
朝の9時ですが、まだまだ夜明け前
キルケネスは第二次世界大戦中、ドイツ軍に占領され重要な拠点の一つでしたが、大戦末期ソビエト軍によって解放されました。
その歴史を記念するロシア兵のモニュメント
国境を越えてツアー最後の宿泊地、フィンランドのサーリセルカへと向かいます
海岸沿いは暖流の影響で緯度の割には温暖なのですが、内陸に入ると一気に気温も下がります
途中、凍結しているイナリ湖の畔のホテルで昼食です。
早くも日没です
昼食@ホテルINARIのレストラン
前菜:サラダ
メイン:チキン胸肉のカレー風クリームソース、ライス添え
デザート:チェリーケーキ
以前はセルフスタイルでしたが、今回はサーブしていただきました。
評価:★★★
夕食@サーリセルカのホテル
敷地内にあるコタ(北の先住民族サーミ人の住居)にて最後の会食でした
暖炉の火を囲んでのほっこりとしたディナータイム♪
前菜:シーフードのクリームスープ
あたたかいスープはやはりうれしいですね♪
メイン:ビーフの煮込みとマッシュポテト
今回はドネルケバブを思わせるうす切り肉でした。
デザート:ベリーのムース
暗い中なので画像よくありませんね
お味はまずまずでしたが、雰囲気がよく楽しめました
評価:★★★★
最後のホテルのお部屋はサウナ付
旅の疲れを癒していただけました
曇り空でしたが、一縷の望みをかけてみなさま現地のオーロラハンティングツアーへ。
結果は残念ながら少し星が見えた程度でした・・・ぐすん
◎帰国日
朝食@ホテル
シンプルな内容でしたが、サーモンの食べ収めを
評価:★★★
サーリセルカはスキーリゾートの拠点です
ホテル周辺は美しい白銀の世界でした
近郊のイヴァロ空港より帰国の途へ
みなさまお疲れさまでした
世界有数の美しい風景が堪能できるとして近年ますます人気の沿岸急行線フッティールーテンの旅。
冬季はオーロラ鑑賞の可能性が高いのも人気の理由ですが、オーロラはなんといっても自然現象。
また晴れていないと見ることが困難です。
旅のメインディッシュはあくまでフィヨルドに代表される大自然と北の情緒あふれる港町。
オーロラはおまけのデザートとしてお考えいただければ幸いです。
船もけっして豪華クルーズ船ではありませんが、日本では体感できない北極圏ならではダイナミックかつ美しい景観の連続に出会える船旅、みなさまもぜひご検討くださいませ!
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