旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年2月 4日
フレンドツアー 関西発 2018年10月30日出発
フィンエアー利用 F605
北欧オーロラ&フィヨルドクルーズ絶景と出会う旅10日間
最近ますますぽっちゃりしていたフレンドツアー食いしん坊添乗員です。
今回の旅のハイライトは、世界一美しい航路と称されるフッティルーテンでのフィヨルドクルーズ
お天気が心配でしたが、幸運にもオーロラの出現もありました!
ではではツアーで実際にお召し上がりいただいたお食事と観光地の様子をぜひぜひお楽しみくださいね
食事の評価は5段階(最高★5)で表しています
◎1日目
関西空港よりフィンエアーにて、“日本から一番近いヨーロッパ”ヘルシンキ乗継で、ノルウェーの都オスロへ
◎2日目
朝食@ホテル
チーズ類が充実していました。ヤギのブラウンチーズもありましたよ~
まったりキャラメルのような風味でおすすめです!
評価:★★★★★
朝食後、ベルゲン鉄道にてオスロよりベルゲンまで列車の旅
昼食@列車内
サーモンや生ハムなど、ノルウェーらしいグルメが詰まったお弁当
冷製ですが美味しくいただけました♪
評価:★★★★
途中、夏の北欧旅行でもおなじみのフロム山岳鉄道への乗り換え駅ミュールダールも雪景色でした
夕刻、古都ベルゲンで乗船までのひとときを
かつてハンザ都市として栄えた風情が残るブリッゲン地区の倉庫群などめぐりました
散策後、フィンマルケン号へ乗船。
いよいよ6泊7日のクルーズのはじまりです
夕食@船内
クルーズ中のお食事はすべて船内のレストランです(朝と昼はビュッフェ、夜はコースが基本です)
乗船日のこの夜だけはビュッフェでした
ノルウェーらしいトナカイのハムなどもありました
あたたかいメインディッシュやデザート類も豊富でした♪
評価:★★★★
◎3日目
朝食@船内
スコットランドやイングランド北部でもおなじみのブラックソーセージもありました
評価:★★★★
朝、ノルウェーの人々がノルウェーで最も美しいと称する港町オーレスンへ入港
今朝は束の間の入港でしたが、少しお散歩しました
1900年代に街は大火にみまわれ灰塵に帰してしまったのですが、その後、時のドイツ皇帝の援助で街は生まれ変わりました
当時流行したアールヌーボー様式の建物がそこかしこに、素敵に残っています。
夕刻、再入港した際に、改めてみなさまを散策へとご案内しました
美しくライトアップされ、昼間とはまた違った趣がありますね
昼食@船内
ノルウェーのサバはもう日本でもあなじみですね
評価:★★★★
午後、この時期(夏~10月)だけのお楽しみ、ヨールンフィヨルドをクルージング
テンダーボートに分乗してウルケ村へと上陸しました
フィヨルドの奥にひっそりと佇むかわいらしい村でのひとときもよき思い出。。。
夕食@船内
前菜:白味魚のカルパッチョ
メイン:ラムのロースト
環境抜群の中で育まれた食材は味わい豊かです
デザート:アイス&シャーベット
評価:★★★★
◎4日目
トロンハイム入港
ノルウェー王国最初の都でもあった街の観光へ
王室の戴冠式が催されていた歴史遺産の大聖堂や、川沿いの情緒がすてきな倉庫群などめぐりました
昼食@船内
毎日、少しずつ違ったものが楽しめます
評価:★★★★
クルーズ中、デッキではさまざまな催しがあるのですが、この日はムール貝のテイスティング
北の海の荒波で育まれ、プリプリ身が詰まったムール貝はとっても美味でした。
ご一緒にスパークリングワインはいかが?(こちらは有料です)
クルーズ中のディナーの一例です
ミートボール入りスープ
野菜のポタージュ
ニョッキのハーブソース添え
北極イワナのソテー
パンナコッタのベリーソース添え
フォンダンショコラ
毎日、趣向を変えて北国のグルメが楽しめます
◎5日目
朝、いよいよ船は北極圏へ
北極圏を示すモニュメント
は~るばる来たぜ、北極圏~
船では北極圏突入を祝うセレモニーが催されました
そして北方神話の海の神様ニョールンのおでましです
「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」
いまいち威厳のない神様。。。。。。
と、それはさておき、船上では北極圏突入タイム当てクイズの当選者の発表や、海の神様からの洗礼の儀式などが厳かに、もとい賑やかに催されました!
その洗礼の儀式とはなんと背中に氷を入れられるというもの
なんかの罰ゲームみたいですが、儀式を受けた方にはリキュールのプレゼントもあり。
もちろん希望者のみですが、は2回も洗礼を受けましたよ~
別にリキュールがそんなに飲みたかったわけではありません。。。
夕刻、船はボードーへ入港
ノルウェー最北端の鉄道駅やスーパー、ショッピングセンターなど散策しました
◎6日目
船は小さな港町フィンスネスへ寄港
こちらのチョコレート会社の看板が観光客に大人気♪
とってもかわいいデザインですね
さらに地元のキリスト教会の方々のおもてなし
あたたかいコーヒーも振る舞ってくれました
出港後、船は内陸と島を結ぶ連絡橋をくぐりました
午後、北の都トロムソへ
北極圏の自然や生態系について学べるポラリアやルーテル派の北極教会など観光しました
かわいらしいあざらしの餌やり風景
◎7日目
この日は、船長はじめ船の主要スタッフが集まって何やらひそひそと悪だくみ、ではなく北極圏記念スタンプ付きサイン会を催してくれました♪
「・・・ひそひそ・・・ほんとフレンドツアーのはお調子者だよな・・・」「・・・洗礼を2回も受けたらしい・・・ひそひそ・・・」「・・・バカにもほどがあるよな・・・」
そしていよいよヨーロッパの最北端ノールカップの観光です
悪天候(強風、大雪)などでしばしば冬季は観光できないこともあるのですが、この日は無事にみなさま楽しんでいただけました
明朝、船は折り返し地点のキルケネスへ入港、というわけで船では最後の夜を彩る豪華なビュッフェディナーが振る舞われました
最後の夕食
クルーズ最後の夕食は、シーフードが中心のビュッフェでした
お寿司もありましたよ
脂ののったオーロラサーモン、とっても美味でした
評価:★★★★★
クルーズ中はさまざまな北のグルメを楽しみましたが、ファンタスティックなデザートも味わえるチャンスがあります
今回、クルーズ中に3度(3夜)もノーザンライト(オーロラ)を鑑賞することができました
刻一刻とさまざまに姿を変えながら天空を舞う、まさに神秘の天空ショーです
スマートフォンでの手持ち撮影ですので、画質が今ひとつですが雰囲気を味わっていただければ幸いです。
オーロラを撮影を希望する方は多いと思いますが、オーロラは常にゆらめき動いています。それを暗い中撮影することになるため、きれいに撮影するためにはそれなりのセッティングが必要です。
まずカメラはぜひマニュアル撮影ができるもの(シャッタースピード、絞りが任意で設定できるもの)、なるべく高性能で明るいレンズのものが望ましいです。そういう意味では一眼レフ、もしくは高性能のコンパクトがベター。スマホでという方はそれ用のアプリがいろいろありますのでインストールされておいてください。
あと三脚も必須です!
何はともあれ、オーロラとの出会いは一期一会。
この世に2つと同じオーロラはありません。
◎8日目
下船後、陸路国境を越えてフィンランドのサーリセルカへ
途中、イナリという湖畔の村のレストランで昼食タイム♪
昼食@ホテルイナリのレストラン
前菜のサラダ、メインのチキンのカレー風味、デザートのベリーケーキなど、それぞれビュッフェスタイルでいただきました
評価:★★★★
夕食@ホテル
ホテルの敷地内にあるコタ(先住民族サーメ人の住居スタイル)にて
あたたかい暖炉の火を囲みながらのお食事
前菜:サーモン入りクリームスープ
メイン:ビーフの煮込み、マッシュポテト添え
ベリーのムース
フィンランドもベリー類が豊富です♪
評価:★★★★
最後のホテルのお部屋はフィンランドならではサウナ付でした
あいにくの曇り空でオーロラの出現はありませんでしたが、ゆったりと旅の疲れを癒していただきました
9日目
朝食@ホテル
評価:★★★★
名残惜しいですが帰国の日。。。
イヴァロ空港より、ヘルシンキ乗り継ぎで帰国の途へ。。。という予定だったのですが、イヴァロ周辺が濃い霧に包まれ、なんと予定便がキャンセルに。。。
夕刻のフライトに振替となりましたが、ヘルシンキで乗り継ぎができなくなり、ヘルシンキのホテルに一泊することになりました。
空港で見つけたかわいいハスキー君、つぶらな瞳に負けて購入。
明日、無事に帰国できますよう願いをこめて、みなさまにもプレゼントしました
ご覧のように夜霧に包まれたイヴァロ空港
翌日、ヘルシンキから無事に帰国できました
フッティルーテンはもともと地元の人々や物資を運ぶための運搬船ですので、けっして豪華客船ではありません。
けれどもごらんのようにフィヨルドの眺めや北極圏ならでは大自然に出会えることができる贅沢な最上のクルーズだと思います。
またオーロラに出会えるチャンスも大!
ということで大人気のこのコース。
来年、ぜひみなさまのご参加を心待ちにしております
最後までお付き合いくださりありがとうございました!
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