旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2018年12月 7日
2018年 10月13日 関西空港発
「フィンエアー利用 北欧オーロラ&フィヨルドクルーズ 絶景と出会う旅10日間」
のツアーで頂いた食事のメニューをご紹介させていただきます。今季一本目のツアーで、晩秋のノルウェーも楽しむことができました。風景写真も撮ってきていますので、並びにお楽しみいただけたらと思います。
第1日目 関西空港 ~ ヘルシンキ ~ オスロ
関西空港からフィンランド航空AY078便にてフィンランドの首都、ヘルシンキへ。オスロ便AY915便に乗り継ぎ、ノルウェーの首都、オスロへ。フィンランド航空の短距離線は機内食は有料。ブルーベリージュースとコーヒー、紅茶、お水は無料です。
オスロに到着後、バスにて駅前のホテルへ。まだ日も暮れていないので、ホテル前のショッピングセンターへ出かけられた方も・・・・。
宿泊地 オスロ : ラディソン BLU プラザ オスロ 泊
第2日目 オスロ ~ ベルゲン ~ 船内泊
ホテルの朝食の様子
人が多くて写真があまり取れませんでしたが、シンプルながらもいろいろなものが楽しめる朝食でした。
食事の評価 ★★★★
朝、8:25 オスロ中央駅発の電車に乗って、ノルウェー第二の都市、ベルゲンへ。
このベルゲン線はノルウェー国鉄が誇る路線で、森や湖、フィヨルドの美しい景色を見ながらの電車の旅。有名なスキー場があるエリアも通るので、トレッキングやハイキングにも人気。日曜日ともあって車内は多くの人でにぎわっていました。
ちょうど、黄色に色づいた森がきれいです。
動いている電車の車内から撮ったので、あまりきれいでなくてごめんなさい。
8時間ほどかかるので、昼食は車内でお弁当。
昼食 : 車内
こんな感じのノルウェー版幕の内弁当? スモークサーモンやミートボール、ポテト、ちょっとしたサラダなどが入っていました。
食事の評価 ★★★
ベルゲン到着後、ブリュッケン地区にて散策後、いよいよ沿岸急行船へ。今回はトロルフィヨルド号です。
夕食はチェックイン後、船内にてフリーシッティングにてバイキング。
夕食 : 船内 デッキ5 サガレストラン
添乗員は業務があって、食事をするのが遅くなったので、みなさんが取った後でタイミングが悪く、あまり写真が撮れませんでした。もう少ししたら補給されたと思いますが、スミマセン
デザートもあまり残っていない感じ・・・・・・
食事の評価 ★★★
20:00にベルゲン出航。 6泊7日の船旅の始まりです。
沿岸急行船 フィッティルーテン トロルフィヨルド号 泊
第3日目 ~ ヨールンフィヨルド ~ オーレスン ~
船内の朝食の様子
朝食はいつも同じようなメニューですので、まとめさせていただきました。
意外にも結構お野菜類はあります。
こちらのキャラメル色のチーズがノルウェーにしかない、ヤギのチーズです。薄く切ってあって、取りにくいので一枚一枚セロファンで仕切ってくれています。ヤギのチーズといえば、癖があるように思われますが、意外とあっさりで食べやすい。そして甘みがなんとなくあるのが特徴。しかも低カロリーです。
食事の評価 ★★★
朝食後は船内でゆっくり。ノルウェーならではのフィヨルドの海岸線が美しい。
こんな狭いところも船は航行します。
標高は低いですが、緯度が高いので、山の峰にはうっすらと雪が積もっています。
昼食 : 船内にて
自由席のバイキングメニューです。
ちょっとピンボケ・・・・すみません
食事の評価 ★★★
10月限定でヨールンフィヨルドに立ち寄ります。とても狭いフィヨルドでウルケという集落があり、そこに上陸することもできます。テンダーボートにのってご希望の方と上陸。特に何があるというわけではありませんが・・・・・羊と数件の民家があります。夏はキャンプやトレッキングでにぎわうところです。
こちらが停泊する、トロルフィヨルド号です。
ウルケ村散策後、船内でローカルフードのご紹介。このあたりは羊が多く飼われていて、ラム肉のハムが有名。ということで、試食できました。
その後、アールヌーボーの町、オーレスンに寄港。ご希望の方と町の散策をしました。
夕食 : 船内 レストラン
夕食は指定席でセットメニュー。地元の食べ物を取り入れているところも、この船旅の楽しいところ。
前菜はブリル(ヒラメ目)のスモークとサラダ。 メインはこのあたりの名物、ラム肉のロースト。柔らかくて癖がなくとてもおいしくいただいました。
デザートはリンゴのクランブルとアイスクリームでした。
食事の評価 ★★★★
この日はまだ北極圏には入っていませんが、薄いオーロラが出現しました。肉眼では白くしか見えませんでしたが、星空がとてもきれいでした。
第4日目 ~ クリスチャンスン ~ トロンハイム ~
8:30にトロンハイムに到着。バスで市内観光。まずは、代々のノルウェー国王が戴冠式を挙げていた、ニーダロス大聖堂へ。内部は専門ガイドとともに見学します。残念ながら、内部の撮影は禁止ですので、写真はありません。
この町には、ニード川がちょうど海にそそぐ河口にできた町で、川沿いには木造の家々が立ち並んでいます。観光後、ご希望の方と大聖堂の近くでバスを降りて散策しながら歩いて船に戻りました。
トロンハイム出航後、船内にて各自で昼食。
昼食 : 船内 レストラン
ノルウェーの人はサーモンが好きですね。
デザートも日替わりで新しものが出されています。
食事の評価 ★★★
今日は天候が良かったので、狭いストークスンフィヨルドを航行しました。写真ではあまり幅が想像できないとは思いますが、大きな船が狭いフィヨルドを航行するのはなかなか迫力があります。
夕食 : 船内レストランにて
本日も夕食は指定席で、セットメニュー。ソッドと呼ばれるトロンハイムの名物のスープで、ラム肉やミートボール、野菜などが入ったスープです。メインはサーモンのグリル。しっかりと脂がのったサーモンでした。
デザートはパンナコッタのベリーソース。ミルクは濃厚なので、乳製品はおいしい国です。
食事の評価 ★★★★
お天気や良ければ、トロルフィヨルドの入り口まで船を航行させるのですが、今回は悪天候のため、中止。真夜中に美しいラフトスン海峡を航行しました。
第5日目 ~ オルネス ~ ボードー ~ スタムスン ~ スヴォルヴォール (ローフォーテン諸島) ~
いよいよ北極圏へ。北極圏を通過する時間を当てるクイズもあります。北極圏に入った時、キャプテンが汽笛を鳴らしました。
寄港地、オルネスの辺りはこの沿岸で最も美しいといわれるルートを通ります。
ネプチューンの洗礼式とともに、美しい風景をお楽しみいただきながら、ボードーへ向かいます。途中、大きく空には虹がかかっていました。なんと、ダブルレインボーでした。
昼食 : 船内 人が多かったので、取ってきたものを写真で撮りました。
野菜スープとレンズマメの入ったパスタ。
昼食はバイキングでしたが、このあたりで人気のあるスナック、魚のケーキ(さつま揚げみたいなもの)がバイキングに並んでいました。
食事の評価 ★★★
北極圏で唯一、鉄道の通る町、ボードーに寄港。ご希望の方と町の散策。
夕食 : 船内にて
前菜はホームメイドのニョッキとブロッコリー。とても上品な盛り付けです。メインはマッシュルームとオーツ麦のフライ。カリッと揚がっていて、マッシュルームがアクセントとなって良かったです。カリカリに揚げたじゃがいもがトッピングしてありました。
デザートはフォンダンショコラとベリーソース。アイスクリームも添えられていました。とろっとしたチョコレートがケーキの中から出てきてなかなか美味でした。
食事の評価 ★★★★
第6日目 ~ フィンネス ~ トロムソ ~
北極圏の首都といわれる、トロムソに寄港。このフィッティルーテン社の本社がある町です。バスで市内観光。まずはストールシュタイネンという標高421mの丘にロープウェイで上がり、町の展望。トロムソはトロムソ島にそのほとんどが住んでいます。 私たちの船もみえました。丘の上は風が強くてとても寒かった~
トロムソ観光後、すぐに夕食。
夕食 : 船内にて
前菜はホウレンソウのクリームスープ。なかなかおいしかったです。メインは北極イワナのグリル。あっさりとした調理方法です。ノルウェーまで来ると、イワナも巨大です
デザートはプラムとチーズクリーム。ちょうど季節のフルーツで、みずみずしくておいしかったです。
食事の評価 ★★★
夕食後、デッキにてオーロラハンティング。先日のオーロラよりも少し肉眼でも色がわかるようなオーロラが見えました。
第7日目 ~ ハヴォイスン ~ ホーニングスヴォー ~
本日は穏やかな海で、11:15にホーニングスヴォーに到着。この日は観光に出かける時間が早いので、朝食と昼食は船内で早目にいただきました。ブランチにした方もいらっしゃいました。
そしていよいよ、ノールカップの観光。港から約40分でノールカップへ。その後、港に戻りましたが、早目に戻れたので、ホーニングスヴォーの町の散策もちょっと、ご希望の方としました。
観光の後、温かいココアとアップルパイの販売がありました。
夕食 : 船内
シーフードのバイキング。 結構人が並んで、取るのに時間がかかりました。新鮮なシーフードは欧米人にも大変人気です。みなさん、忍耐強く待っていました。
ちょっとアジアチックに料理されているシーフードもありました。
エビは大きくはありませんが、新鮮でおいしかったです。
夕食後、オーロラハンティング。今日も22:00頃に肉眼で色が確認できるオーロラが見えました。
第8日目 ~ キルケネス ~ イナリ ~ サーリセルカ
朝食後、8:00までにキャビンをチェックアウト。前日の夜にスーツケースは船の船員がバスの駐車場近くまで運んでくるのでありがたいです。
9:00にキルケネスに到着。下船後、すぐにバスに乗り込み、ロシア記念碑を見てからフィンランド国境へ。
イナリという大きな湖のそばで昼食をとり、少しフリータイムもとりました。
昼食 : ホテル イナリ
バイキング式のセットメニューでした。サラダ、チキンのカレー風味とライス、アップルケーキとコーヒーまたは紅茶。
食事の評価 ★★★
イナリから約1時間でウィンタースポーツのメッカ、サーリセルカへ到着。チェックイン後、フリータイム。夕食はホテルの敷地内にあるコタ風のレストランでいただきました。
夕食 : 宿泊ホテル
前菜はフィッシュスープ。ほんのりお魚の味がする、クリームベースのスープでした。メインはビーフシチューとたっぷりなマッシュポテト。とても柔らかくにこんでありました。
デザートはベリークリーム。ババロアのような感じですが、触感がちょっと違います。
食事の評価 ★★★ 雰囲気はとても良かったです。
宿泊地 サーリセルカ : サンタズホテル トゥントゥリ ギエラス棟
各お部屋にプライベートサウナがついているホテルです。
第9,10日目 サーリセルカ ~ イヴァロ ~ ヘルシンキ ~ 関空
朝6:00ホテル出発。まだ夏時間でフライトが少なく、早朝出発となりました。冬が本場なので、冬になるとフライト数も増えるのですが、今回はまだ夏時間なので、この時間に出発しました。朝食はサンドイッチ2種とフルーツでした。
イヴァロ空港からAY657便に乗り、キッティラ経由でヘルシンキへ。長い乗り継ぎ時間のあと、AY077便にて関西空港へ。到着後、解散。お疲れ様でした。
この時期はオーロラと晩秋の北欧を楽しむことができます。オーロラはちょっと肉眼では色が見にくいものが多かったですが、みなさん、慣れてくると色がわかるようになってこられたようです。自然現象なので、なかなか自分たちが想像しているオーロラが見れるとは言えませんが、このコースは船旅も楽しめるので他にも楽しめますよ。
土地柄、贅沢な食事とは言えませんが、素朴で素材を生かした食事を楽しめると思います。
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