旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年9月 6日
2017年8月12日発
F002 KLMオランダ航空利用 大自然の芸術ノルウェー絶景のフィヨルド7日間
のコースで実際にお召し上がりいただいたお食事をご紹介します。
お食事の評価もしています(満点で星5つ★★★★★)ので、ご参考にしていただければ幸いです。
関西空港からKL868便にてアムステルダム・スキポール空港へ。KL1149便に乗り継いで、ノルウェーの首都、オスロまで約1時間半のフライト。機内食(ビジネスクラスはサラダとパン、スモークサーモンなど)がサービスされ、エコノミークラスはサンドイッチとドリンクがサービスされました。夕食はついていないので、機内食が夕食となりました。
オスロ空港からホテルまでは約40分。到着時の気温は18度。やっぱり涼しかったです。
宿泊地 オスロ : ホテル ファーストホテル ミレニウム 2連泊
町の中心にあるホテルで、中央駅まで約10分、オスロ市庁舎までも約10分と、メインストリートのカール・ヨハン通りのすぐそばでとても便利。ホテル前には深夜まであいているコンビニエンス・ストアもあります。
ホテルの朝食の様子・・・こじんまりとしたレストランでしたが、種類が多かったです。
ノルウェーにだけある、(ほかの北欧の国々では食されません)ヤギのミルクで作ったチーズ。キャラメル色のものがそのチーズで、キャラメルのようなほんのり甘い感じのチーズ。もろくて崩れやすいので、スライスしたチーズの間には、撮りやすいようにセロファンで区切ってくれています。栄養価が高く、カロリーも低めですよ!
野菜や果物もたっぷりありました。そのまま置いているところが、北欧 セロリも丸かじりできます
食事の評価 ★★★★
朝食後、オスロの観光。オスロ市内の山手にある、フログネル公園をグフタフ・ヴィーゲランの彫刻を見ながら観光。人の一生をテーマにした彫刻は、ほほえましいものもあれが、深く考えさせられるものもあります。こちらは幼年期の子供たちの彫刻。女の子が男の子にまるで、「いやだよ~!ふん!」って言っているかのようなかわいらしい彫刻。男の子の顔の表情も悲しそう
でもありがちな光景です。
このコースでは、ムンク美術館に入場。ムンクのいろいろな時代の作品を展示しています。季節ごとに入れ替えをして展示しているので、今回は「叫び」は展示されておらず・・・・。国立美術館にはいつも展示されています。このムンク美術館の喫茶店にあるのが、「叫びケーキ」です。チョコレートのムース風の土台にラズベリームースが載っているケーキで、甘すぎず、チョコレートと甘酸っぱいラズベリームースの味わいがいい具合でした。コーヒーまたは紅茶とともにいただきました。
昼食 オスロ市内 : Nilsen Spiseri Torggata
前菜はポテトとハム入りのサラダ。パン添え。チーズもサラダにかかっていました。食べやすくてべたべたとしたドレッシングもなく、あっさりとしたサラダでした。寒冷な土地なので、葉っぱ類は貴重なのか、とても細かく刻んでありました。
メインはロースト・ポークで、しっかりとゆでたポテトとブロッコリーが添えられていました。何でもかんでもしっかりと茹でるのがノルウェー風。ブロッコリーも本来の色が変わるほど茹でてありました お肉には北欧らしく、フルーツジャムが添えられていました。
デザートはムンク美術館で先にケーキをいただいたので、2コースメニューでした。
食事の評価 ★★★
昼食後、午後はフリータイム。日曜日で一般のお店は閉まっているところが多かったのですが、土産店やレストラン、カフェなどの一部の店舗は開いています。夏休みの晴天の日曜日で(選挙前ともあって・・・)町中は人であふれていました。
フェリーに乗って、ビグドネ地区に行ったり、美術館に行ったり・・・・・・ 夕食は各自で。
ホテルより徒歩にてオスロ・中央駅へ。ノルウェー国鉄に乗車してドンボスまで約4時間。1994年に冬季オリンピックが開催されたリルハンメルなどを通過しました。電車は少々遅れていたのですが、ドンボスで乗り換える、ラウマ鉄道は到着を待っていてくれました。今日は車内でお弁当のお昼。食堂車もあるので、温かい飲み物も購入可能です。車内のごみ箱も大きかったです。
ノルウェーサーモン、ローストチキン、ラム肉のソーセージ、ポテト、サラダや黒パン。季節のイチゴも入っていました。
食事の評価 ★★★
ラウマ鉄道で美しいノルウェーの自然を見ながら、オンダルスネスへ。先にスーツケースを積んでオスロから回送していたバスと合流。そしてゴールデンルートといわれる、谷をドライブしながらゲイランゲルへ。スティッグの滝を下から見上げ、滝を見ながら11のヘアピンカーブを登っていきました。トロルスティーゲンと呼ばれる、ほんとうにトロルが出てきそうな、そんなルートをドライブ。今回はミニバスなので、とてもスムーズに進んでいけました。
ノルウェーの海岸線はとても複雑で、陸路を行くと、すぐそこに見えている対岸の町へも何時間も山道をドライブする必要があります。でもフェリーを使えば、10分ほどで対岸に渡れます。夏の間は20分おきにこのようなフェリーが運航されています。今回もインゲからイスダールまで14分間、フェリーに乗車。海まで続くフィヨルドですが、湖のように水面は穏やかです。
フェリーを降りて、オスネス・ヴェンゲン(鷲の道)と呼ばれる、11のヘアピンカーブを下ってゲイランゲルへ。ここからの風景はまさに絶景です。一気に下のゲイランゲルまで降りていくのですが、秘境のフィヨルドといわれるゲイランゲルフィヨルドがとても美しく見えます。船から見るとこの鷲の道の険しさにもびっくりですが、お天気にも恵まれ、美しい風景を楽しめました。
一旦、ホテルにチェックインした後、明朝行く予定だったダールスニッパの展望台(有料道路)へ。お天気も良く、明日の天気よりは今日の方がいいような感じだったので、本日行きました。日没もこの時期は21:30頃。まだまだ日も長いので本日絶景を見に行きました。標高が1500mほどあるので、少し肌寒かったですが、晴れていてまさに絶景を楽しめました。クルーズ船も停泊していたので、フィヨルドの様子がよくわかります。
私たちの乗っていたミニバスです。小型だったので、写真ストップもいっぱいしてもらいました とても優しい運転手さんでした。
夕食 宿泊ホテルにて Hotel Geiranger
美しいゲイランゲルフィヨルドを見ながらのバイキングでした。シーフードもいっぱい!
温かい食事もありましたが、人がいつもいたので写真が撮れませんでした。ポークやミートボール、
デザートもしっかり!ムースやケーキ、アイスクリームもありました
レストランの上にラウンジがあって、美しいゲイランゲル・フィヨルドの景色を楽しむことができます。夕食後はコーヒーや紅茶が無料でサービスされています。
食事の評価 ★★★
宿泊地 ゲイランゲル : ホテル ゲイランゲル
ホテルの朝食のレストランの様子 ・・・・ 夕食と同じレストランで、眺めよし
さすが、本場!サーモンはたっぷりと・・・・・そしておなじみのヤギのチーズ
食事の評価 ★★★
朝食後、ゲイランゲルからヘッレシルトまでのフィヨルドクルーズをお楽しみいただきました。このフィヨルドはまさに絶壁に囲まれたフィヨルドで、4大フィヨルドの中で一番美しいといわれます。私の一番のお気に入りのフィヨルドです。この船に乗船して1時間半のクルーズを楽しみました。人も少なく、雨も降らず、ラッキーでした
波止場で観光客が釣りをしていました。まさに魚が釣れたので見せてもらいました。魚の名前は不明。でも今晩の夕食にすると言っていましたよ
波止場から宿泊ホテルが見えました。
昨日ドライブした、オルネス・ヴィンゲン(鷲の道)のヘアピンカーブもクルーズ船からよく見えます。
・・・・というか、絶壁過ぎて船からでないと見えない
このフィヨルド沿いには、多くの滝があり、求婚者の滝と7姉妹の滝。向かい合ってあります。
ゲイランゲルフィヨルドのクルーズを楽しんだ後、ブリグスタール氷河の見学へ。途中、ストリンという町で昼食をとりました。
昼食 ストリン :Isehaug
前菜はギリシャ風のサラダ。オリーブやフェタチーズが入ったものです。メインはチキンのグリル。とても柔らかくジューシーに調理されていました。そして毎度のポテトとブロッコリーが付け合わせ・・・・・
デザートはパンケーキとソルトクリームのチョコレートソース。甘すぎず、あっさりとしたデザートでした。ちょっとスプーンで食べるのは食べにくかったですぅ・・・・・
食事の評価 ★★★★ 素朴ですが、おいしかったです。
昼食後、ブリグスタール氷河の観光へ。最近の温暖化の影響か、かなり氷河は後退していました。その下には巨大な氷河湖がありました。でもここの氷河の色はいつ見てもブルーで、とてもきれいな色をしています。今回も快晴ではありませんでしたが、氷河の色はとてもきれいでした。氷河から流れる水は途中では大きな滝となって、しぶきをあげています。
ブリグスタール村から氷河へはこの7人乗りのカートにのっていきます。そのあと、10~15分ぐらい歩いて氷河の近くまで行きます。途中では、氷河が後退するときに残していった岩など、爪跡を見ることができます。
ブリグスタール氷河観光後、ノールフィヨルドを見ながらソグンダルフィヨルドを橋で渡り、マンヘレルからフォドネスまで10分ほどがカーフェリーに乗ってラルダールへ。夕食はホテルでいただきました。
夕食 : Hotel Lindstrom (宿泊ホテル)
バイキングの夕食。グループが多く、とても込み合っていました。日本人スタッフがいるので、サービスは丁寧。味付けも日本人好みの薄味でした。
ちょっとアジアチックなものもありました。
デザートもしっかりと・・・・・アイスクリームはなかったですけどね
宿泊地 ラルダール : ホテル リンドストーム 泊
ホテルの朝食の様子
人が多くて写真があまり取れませんでした。スミマセン でもあまり種類がなかったです・・・・・
ラルダールからフロムへ。到着したらちょうどクイーンエリザベス号が港へと入ってきました。こんな狭いフィヨルドの奥まで入ってこれるとは驚きです。フィヨルドの海底がどんなものか、潜ってみてみたいですぅ~
フロムからグドヴァンゲンまでのフィヨルドクルーズは、お天気に恵まれました。やっぱり少し甲板に出ると肌寒いですが、景色はきれいです。オーランドフィヨルドを出発した時に、クイーンエリザベス号とともに写真を撮りました。
フィヨルドクルーズの後、グドヴァンゲンで下船、その後フロムまでバスで移動してフロムにて昼食。
昼食 :Fretheim
前菜は野菜のスープ。とてもクリーミーで野菜のうまみがよく出ていました。少し肌寒いので、スープは温まります!
メインはサーモンのグリル。北欧のサーモンも巨大ですが、ブロッコリーも巨大。今回はブロッコリーの色もきれいに残っているゆで方でした。そして、しっかりと柔らかく煮込んだポテトももちろん!ついています。
デザートはルバーブという、アンゼリカのもとになる野菜のような・・・・フルーツのような・・??もののコンポートとクリーム。甘酸っぱくておいしい。コーヒー、紅茶(セルフサービスですが・・・)もついていました。眺めがよく、ゆっくりとランチを楽しめました。
フロムで昼食後、フロム鉄道に乗車、ミュルダールまでの山岳鉄道の旅を楽しみ、ミュルダールで電車を乗り換えてボスの町へ。そこからフロムから回送していたバスに乗り込み、ベルゲンへ。到着後、ベルゲンの観光。そしてホテルへチェックイン。夕食は各自で。
ホテルが町の中心にあるので、周りにはレストラン、商店もいっぱい。歩いてすぐのところにスーパーもあります。魚市場までも徒歩3分です。まだこの時期は21:00頃まで明るいので、夕方の散歩もなかなかすがすがしくていいです。
宿泊地 ベルゲン :ホテル・ スカンデック ネプチューン 泊
朝食後、今日リニューアルオープンしたばかりのベルゲン空港へ。空港までは約20分。新しく広々とした空港になりました。KL1186便に乗り、KL867便にて関西空港へ。お疲れ様でした。
ノルウェーだけを巡るという、あまり北欧では見かけないコースですが、ノルウェーだけでも十分に見どころがあります。地味な国ですが、その自然美は一見の価値があります。フィヨルドクルーズを少ししただけでは、フィヨルド美しさはあまり味わえないし、今回行ったゲイランゲルフィヨルドはノルウェー4大フィヨルドの中でもいちおしのスポットです。ノルウェー人は山国の人々ですが、海が見えないと寂しくなるそうです。山に囲まれ、海を見ながら生きている自然を愛する人々。とても親切で心温まる人々でもあります。そんな、ノルウェー人が自慢する自然の美しい国に是非足を運んでみてください。そのほかにも北極圏や離島にも魅力がいっぱいの国です。
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