旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2015年12月24日
2015年11月22日 関西空港発 F605
[フィンランド航空ビジネスクラス利用!北欧オーロラ&フィヨルドクルーズ 絶景と出会う旅10日間 ]
の ツアーで頂いた食事をご紹介させていただきます。北欧らしく、人件費がかからないようにバイキング形式の食事が多く、混み合っている場合は写真を撮ることができませんでした。すみません。
今回はフィッティルーテン ミッドナットソル号に6泊しましたので、朝食はよく似たものだったので、写真は珍しものだけをとりました。もっと写真を見たい方は、ほかにもこのコースで同じ船に乗っている写真がありますので、そちらをみてくださいね
第1日目 関西空港 ~ ヘルシンキ経由 ~ オスロ
関西空港で16名様ご集合、AY078便にてフィンランドのヘルシンキへ 今回は9時間50分のフライトでした。ヘルシンキのヴァンター空港到着後、入国審査、そしてAY657便にてノルウェーの首都、オスロへ。約1時間半のフライトです。オスロ空港到着後、バスでホテルへ。到着時はマイナス6℃でした。
オスロ ホテル クラリオン・ロイヤス・クリスチャニア 1泊
第2日目 オスロ ~ ベルゲン ~ フィッティルーテン ターミナル
オスロのホテルの朝食の様子
北欧だけあって、ジャムの種類は多い! 冬の大切なビタミン源です
食事の評価 ★★★
ホテルからオスロ中央駅まで歩いて移動、大きな荷物は別便で船のターミナルまで運ばれるのでとても楽ちん そしてノルウェー2大都市を結ぶ、ノルウェーが誇るノルウェー鉄道に乗車。オスロフィヨルドを見ながら、途中からは山岳風景、スキー場などを見ながら約5時間半の移動です。車内もゆったりとしてとても静か。北欧の人は本当に物静かな方が多いです。
昼食は車内にて、箱詰めのピクニックランチ。具だくさんのサンドイッチでおいしかったです。温かい飲み物は食堂車で購入することができます。飲んだお客様に伺うと、とてもおいしいコーヒーだったそうです。
食事の評価 ★★★
ベルゲン到着後、ブリュッゲン地区や魚市場などを散策。もう薄暗くて、イルミネーションがともり始めていました。クリスマスも近いということで、街の中心の歩行者天国にはクリスマスツリーが飾られていました。
そしてフィッティルーテンのターミナルにてチェックイン後、船内を探索、そしてキャビンには18:00頃に入りました。今回乗船したのは、2003年に造船された ミッドナットソル号で、「真夜中の太陽」という意味の船です。
夕食は船内にてバイキング。
22:30 にベルゲン出航 デッキ9にてシャンパンで出航祝いがありました。シャンパンで乾杯 ~ なんですが、シャンパンは当然ながら有料で1グラス約1600円ほどです。でもシャンパンがなくても参加できますが、あまり人がいなかったかな~
食事の評価 ★★★
第3日目 ~ トロヴィク ~ オーレスン ~ モルデ ~ クリスチャンスン ~
船内での朝食バイキングの様子
似たり寄ったりの内容。ミートボールはほかの国ではあまり出ないかな? 残った食材をうまく調理して工夫して出していました。
午前中は船でゆっくり、昼食後、オーレスンの街を散策。1904年の大火で焼けてしまったので、街はその後に立て直され、その当時流行っていたユーゲント・シュティール(フランス語でアールヌーヴォー)様式で建てられた建物が多く残ります。雨 が降っていたせいもあるのか、人通りもまばら・・・・
夕食は船内にてセットメニューです。
前菜はタラのガーリック風味とサラダ。あまりガーリックの風味はしませんでしたが、魚の臭みが取れていておいしかったです。ソースの飾り方もおしゃれでした。メインはラム肉のローストで、ちょうどこの時間帯は船が揺れて、運ばれてきた巨大なお肉にみなさん、ため息をつかれていました。やわらかく、おいしくいただいたのですが、ボリュームがすごかったですね。このあと、ちょっとしたアクシデントがあったので、席を離れてしまいましたので、デザートは撮れませんでした。焼きりんごでした。
食事の評価 ★★★
第4日目 ~ トロンハイム ~ ロヴィック
午前6:00にトロンハイム到着。
朝食後、バスで市内観光。少し雨模様でしたが、通常よりは暖かく、先週降った雪も雨で溶けてました。観光の後、市内に残って散策やショッピングをしたり、船に直接戻ったり、それぞれにフリータイムを楽しんでいただいた後、船は12:00に出航。昼食は船内にてバイキング。
船内にもクリスマスツリーが運ばれてきました。フロントの前に置かれ、ちょっと邪魔~ でしたが、モミの木独特の良い香りがしていました。
夕食は船内にてセットメニュー。
前菜はノルウェー風のリゾット。上に載っているのはおひょうというお魚です。どんな魚だったか、いくら考えてもわからな~い!お米のかわりに大麦を使っていました。通常、北欧は塩味が強いことが多いのですが、この船内の味付けはとてもいい感じです。メインはカモ肉のロースト。またまたボリュームがすご~い! 添えられているのはポテトと紫キャベツの甘辛煮。色がすごいですが、そんなに濃い味ではなく、カモ肉もとてもやわらかく調理されていました。
デザートはプリンのアクアヴィット風味。アクアヴィットというのは、スウェーデンなどでジャガイモから作る蒸留酒で、とてもアルコール度数が強いことで知られていますが、ここはアルコールは飛んでしまって風味だけでした。甘すぎず、あっさりといただきました。
食事の評価 ★★★
そしていよいよ明朝、北極圏に入るということで、北極圏通過時間当てクイズがありました。
第5日目 ~ 北極圏 07時20分22秒 通過 ~ オルネス ~ ボードー ~ ソルトラン
北極圏通過約15分前に館内放送有! デッキ9にて北極圏通過をシャンパンにてお祝い(当然有料!) そしてオルネス寄港後、北極圏に入ったということでネプチューン(海の神)の洗礼式がありました。そして昨日のクイズの当選発表!なんと、わがグループのお客様がたった一秒違いで優勝 おめでとうございます。船長のサイン入りのフィッティルーテンの旗と、優勝者ということで、最初にネプチューンの洗礼式を受けました。背中にどばっ と氷を入れる儀式です。記念にスナップを撮らせていただきました 当選したのはご主人です。
そして、天気予報通り、今日は悪天候。予定していた寄港地も飛ばしたり、到着時間が遅れたりしましたが、だんだんと景色が良くなってきましたが、 かなり船は揺れました。寄港予定地のスタムスンには寄らず、その後ロフトスンダ海峡に入ってようやく揺れが収まりました。オーロラハンティングもデッキに上がったものの、みぞれまじりの雨、少し晴れ間もありましたが、この日はオーロラハンティングはほんの数分のみであきらめました。
夕食は船内にてセットメニューです。
前菜は大麦のリゾット。ホースラディッシュっぽい味のホイップクリームがついています。おいしくいただきました。
メインはタラのグリルと玉ねぎの重ね焼き。香りがとてもよく、魚の上に載っているのはウイキョウの葉っぱ。日本では漢方薬として使われるウイキョウですが、こちらでは普通の食材として使われます。香りが独特なので、好き嫌いは分かれるかもしれませんね。
第6日目 ~ ハシュタ ~ フィンネス ~ トロムソ ~
昨夜の嵐の影響か、潮位が高く、フィンネスでは30分長く寄港。ノルウェーのチョコレートの宣伝の看板は、写真のスポット。このチョコレートはフィンネスのスーパーにも売っています。かわいいですね。そして船の写真も撮りました。
昼食のバイキングの様子
野菜は意外に多かったですね。もともと野菜など取れないお国柄なので、有難いです。
トロムソには14:30に到着予定でしたが、満潮を過ぎても潮位が高く、着岸できないため、トロムソ島とノルウェー本土をうろうろとしばらくさまよいました。16:05にやっとトロムソに到着。もう日も暮れて市内観光はナイトツアーとなりましたが、その分、北極教会のステンドグラスがきれいでしたね
少しタイミングがずれましたが、船からみた満月の様子。水平線に月が上がるなんて、北極圏のこの時期ならではですね!あまりの美しさに館内放送もはいりましたよ! ノルウェーの人が見てもきれいだったようです。
夕食は船内にてセットメニュー
前菜はニンジンのクリームスープ。揺れる船でこのようなスープをサービスするのは大変!だからあつあつではありません。でも味はクリーミーでおいしかったです。あまりニンジンの味がしませんでしたが・・・・・
メインはデザートのような色の鮮やかなもので、イワナのグリルです。グリルと言っても蒸し焼きのような感じで、とてもあっさり。ピンク色の物体はしょうがでした。紅ショウガ・・・・・・をまねたものでしょうか?でもシソの葉っぱなんてこちらには存在しないから、おそらく赤かぶで色づけしたのかな? しょうがの風味はしましたが、甘酸っぱくてぴりっとしてしょうが本来の味は飛んでました。緑色の物体はマッシュポテトですが、いったい何で色付けしたのかな? 味もポテトの味だけでした。
デザートはチーズクリームで、添えられているのはフルーツ。イチゴの下にあるものが、北欧らしもので、クラウドベリーです。オレンジ色のベリーでよく北欧のお菓子に使われています。甘酸っぱく煮てあります。
食事の評価 ★★★★
夕食後、少し晴れてきたのでオーロラハンティングしましたが、なかなかすっきりとは晴れず、23:00頃に退散しました。雲の間から星は見え隠れ、ほぼ満月で月もクリアーになったり、朧月になったり・・・・・・でした。
第7日目 ~ ホーニングスヴォー ~ ノールカップ ~ キョレフィヨルド ~
朝食後、ホーニングスヴォーにて下船して、ノールカップのツアーへ。通常はとても風が強いところですが、今日はガイドさんも一押しするほどのとても良いお天気。この時期は極夜で地平線から太陽が昇りませんが、地平線に隠れている太陽の光が大地を照らすので、たそがれ時の雰囲気。ノールカップには一番明るい時間に到着、みなさん記念撮影に忙しくされていました。
この日はとても昼食の時間が早かったので、船内ではアップルパイとココアのサービス(有料)もありました。、その後、サーメ人のフィルムを見たり、崖の下に立つフィン・サーメ教会のライトアップをサーメ人の音楽を聴きながら見たりしました。そして夕食前に大きなタラバガニの紹介がありました。船が揺れているのと、西洋人も蟹は好きな人が多いのかなぁ~ 人だかりでした。
夕食は船内にてバイキング
蟹がでたということもあって、すごい列ができていました。蟹は人の本性を現しますねぇ~
食事の評価 ★★★★
そして、夕食時にはまた雪が降り始め、がが~ん それでも21:30ごろからデッキ9にてオーロラハンティングしました。だんだんと空が晴れてきて、星もくっきりと見え始め、そして でた~あああぁぁ~
なんと、23時過ぎてもまだオーロラが上空を待っていました。下船の前の日にやっと見ることができました。突然の放送にあわててキャビンを出てきた方には、上着も着ずに飛び出てきた方も~
でもいつオーロラが消えるかわからないので、寒さに震えながら見ていましたが、今回は結構長い間観測することができました。
初めの方が色が強かったように思います。お客様から送っていただいた写真を掲載させていただきます。帰国してすぐに送っていただきました。ありがとうございます。たくさんあったのですが、すべてをご紹介することはできませんので、いくつかピックアップさせていただきました。そして感動したのが、流れ星が写真に写っていたんです!
一瞬をカメラはとらえていました。また星が流れる方向にカメラを構えていたのもびっくり! 運がよかったですね。
イェ~イ
満月にも関わらず、すごい光ですね。
みんなとても興奮していました。街の明かりが見えてもオーロラの光はしっかりと見えました。
第8日目 キルケネス ~ サーリセルカ
6泊7日の船旅も終わり、キルケネスで下船。バスに乗ってフィンランドへ向かいました。たいへんお天気が良かったので、自然の色がきれい!そしてトナカイもドライブ中にいっぱい出てきていました。ホテルにまでいました。
昼食はフィンランドのイナリ湖畔のレストランで。
夕食はサーリセルカのホテルにてバイキング! スキーシーズンが始まったということもあり、イギリスからの家族連れでごった返していました。あまりの人に、写真を撮ることができませんでした。
夜はオーロラハンティングに行きましたが、雲も多く、月もオボロで、1時間ほど暗いところに希望者と行きましたが、あきらめて帰りました。
第9,10日目 サーリセルカ ~ イヴァロ ~ ヘルシンキ ~ 関西空港
午前中はゆっくり目の出発。雪のサーリセルカを散策された方も多かったようです。サーリセルカから約30分で最寄りの空港、イヴァロ空港へ。フィンランド航空でヘルシンキ経由、関西空港へ。
オーロラのチャンスは何回かあったものの、なかなか星空が見えなくて苦労しました。異常気象もこのところ語られていますが、いつもよりは暖かだったような気がします。サーリセルカもこれから本格的なスキーシーズンを迎えて、ますます込み合う時期になりそうです。まだシーズン前で少しはすいていましたが、イギリスからの子供たちがいっぱい来ていました。極夜の季節ですが、晴れていれば、冬にしか見られない美しい空や風景が楽しめますよ!
こちらに掲載した写真のほかにまだまだたくさんの写真をお客様から送っていただいています。
ご覧になりたい方はこちらのURLにアクセスしてご自由に写真をお楽しみください。
https://blog.hankyu-travel.com/menu/kaigai/europe/norway/20151122_10.php
さてさてこちらのコースですが、ありがたいことに大人気で残席わずか
状況が変わることもございますので、ご検討中の方は、お急ぎくださ~い
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