
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年5月24日
フレンドツアー 関西発
2024年4月23日
エミレーツ航空利用
地中海の十字路マルタ島7日間 【コース番号:FE315】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介します。
お料理は★の数で評価します。満点が星5つ★★★★★となります。
1~2日目 大阪~ドバイ~マルタ
深夜、関西空港よりEK317便にてドバイへ(約10時間)
翌朝、ドバイ乗り継ぎEK109便にてラルナカ経由マルタ島へ。(ドバイ~ラルナカ間は3時間45分、ラルナカ~マルタ間は2時間20分)
マルタ到着後、ホテルへ。
夕食:QUADRO(ホテル内レストラン)
焼きたてのフォカッチャと3種のパテ。

ビーフのカルパッチョ。チーズのスナックがアクセントになっています。

スズキの蒸し焼きロール、オランデーズソース添え&ホワイトアスパラガス&ミニパスタ。

ココナツマリブチーズケーキ&パインシャーベット。

評価は星5つ★★★★★です。
宿泊:THE WESTIN DORAGONARA RESORT MALTA(4連泊)
3日目 マルタ島観光
朝食:ホテル内レストラン
リゾートホテルらしい明るい雰囲気のレストランでいただきます。プールサイドで食べることも可能です。(この時期はまだまだ寒いですが)

ヨーグルトコーナー。

スパークリングワインも用意されています。

ペイストリーコーナーには、マルタ名物パスティッチ(左端)もあります。

マルタ人の大好きな甘いものもたくさん並んでいます。

コールドミールもずらっと並んでいます。



パンコーナーにはマルタの名物パン、ホブス(丸いパン)もあります。


ホットミールのコーナー。これらの他にも卵料理やソーセージなど種類豊富なラインナップでした。


当ツアーでは、セントジュリアン地区のデラックスホテルに4連泊します。
玄関から入った先のロビーとプールサイドに続く階段。
海を見渡せる広々としたロビーラウンジ。軽食やアフタヌーンティーも楽しめます。
プールサイドから見たホテル外観。

広々とした室内で快適に過ごせます。
お部屋のバルコニーからは海もご覧いただけます。

朝食後、終日マルタ島観光へ。
朝一番にブルーグロット(青の洞門)へ小舟で向かいます。

スピードを上げて真っ青の海の中を一気にアーチ状の断崖の続くエリアへ。
独特な石灰岩層の断崖と浸食された大小の洞窟が見えてきます。

太陽光の差し込む角度、向きによって刻々と変わっていく美しい海の色が印象的です。






その後、世界遺産ハジャーキム神殿へ。博物館に展示されている神殿の全体模型。

接着剤も使わず巨石を垂直と平行に積み上げています。
独立した祭礼室。

縦3m、幅6.4mの巨大な20トンもの石をどうやって積み上げたのでしょうか?

マルタらしい石灰岩層の景色と海を望む草原の1本道を歩いてイムナイドラ神殿に向かいます。

クロホシオオアマナの花が満開でした。

世界遺産イムナイドラ神殿の全体模型。

ハジャーイム神殿同様、こちらの神殿も遺跡の後世への保存のために特殊な屋根で覆われています。
保存状態の良い神殿内部。肩を並べるように3つの神殿が建てられています。

ムラサキウマゴヤシの花も多く見かけました。

昼食:LISKA
漁村マルサ・シュロックにて昼食。レストラン入口には新鮮な魚が並んでいました。

「アリオッタ」と言われるシーフードスープ。

シーフードプラッター。本日水揚げされたスズキのガーリック蒸し、イカフライ、タコのグリル、フィッシュケーキに美味しいマルタのローストポテトとミニサラダが添えられていました。

バニラアイスクリーム。

評価は星5つ★★★★★です。
カラフルな伝統漁船ルッツが並ぶ漁村らしい風景。

アップして見ると海の危険から漁師を守るつぶらな瞳が描かれています。

午後は、ヴァレッタの街並みやスリーシティーズのパノラマを海から眺める75分のハーバークルーズを楽しみます。
城塞都市ヴァレッタ。

ヴァレッタの先端に位置する聖エルモ砦と手前には騎士団施療院の長い建物が見えます。

騎士団最初の城塞都市ヴィットリオーザの聖アンジェロ砦。

セングレアの突端にある監視塔ヴェデッテ。

4日目 ゴゾ島観光
朝食後、マルタ島の北海岸をドライブしながらチェルケウア港へ。フェリーにてゴゾ島へ向けて出発します。

途中、右側に浸食された岩が印象的なコミノ島が見えてきます。

約25分でゴゾ島の玄関口のイムジャール港に到着します。

紀元前3600~3200年前に建てられた世界遺産ジュガンディーヤ神殿全景。エジプトのピラミッドより古い時代に建造されています。

こちらの神殿も春の花が私たちの目を楽しませてくれます。これはイモーテルの花。

ラヴァンドの花。

ユーフォルビア。

巨石を運ぶために使われたと思われる丸く整えられた石。

捧げものの生贄の血が落ちていくように開けられた穴。

神殿奥には滑らかな石が積まれた祭室があります。

何の変哲もない穴に見えますが、ホメロスの抒情詩「オデッセイ」に登場した美しい妖精カリプソが、オデッセウスを7年間閉じ込めたとされる洞窟として知られています。

洞窟横の展望台から眺めるラムラベイ(赤砂海岸)。 透明度の高い海の色にも目を奪われます。

ゴゾ島の中心に位置するヴィクトリア(ラバト)の大要塞チタデルのパノラマ。

北海岸にある塩田ソルトパン。3㎞にも及ぶこちらの塩田地帯でとれるコクのあるお塩はゴゾ島の特産品となっています。

昼食:TA FRENC
知る人ぞ知るゴゾ島を代表するレストランの一つです。

レストラン外観。

有名人も多く訪れる場所です。アンジェリーナ・ジョリーも映画のロケの際に訪れたようです。

ゴゾチーズ入りサラダ。このチーズはフレッシュなタイプでした。チーズもゴゾ島の名産品で、特にヤギのチーズがお勧めです。

タコのトマトソース煮込み&温野菜。柔らかく煮込んであり上品な味付けでした。

私的には今回のデザートナンバーワン! チョコレートケーキです。

レストランの庭には鮮やかなブラシノキの花が咲いていました。

評価は星5つ★★★★★です。
午後、ヴィクトリアの街を散策。

チタデルから眺めるゴゾ島の景色。

ゴゾ大聖堂。

大聖堂のファサード。

時間がゆったりあったので、ちょこっとサービスで大聖堂に入場しました。

再びフェリーにてマルタ島に戻り、小休憩後ホテルそばのローカル料理のレストランにて夕食。
夕食:Gozitan
マルタ名物の外はカリッと焼き上げ、中はふわふわのパン、ホブスが出てきました。

ちょこっとサービスでマルタ名物のウサギの煮込みを注文し、皆様にちょこっとずつご賞味いただきました。鶏肉に似て思ったよりさっぱりしているとの声が上がりました。

シーフードスープ。

子豚の丸焼きがカットしてサーブされました。付け合わせにフライドポテトとローストポテト(写真なし)が出ました。

マルタ名物のデザート3種。中東諸国でよく食べられているオスマントルコ起源のハルヴァ(手前右)、デーツのペースト入りスイーツであるイムアーレット、アイスクリーム。

評価は星4つ★★★★です。
5日目 ヴァレッタ観光
午前、世界遺産ヴァレッタへ。
1565年のオスマントルコ軍による大攻略に対する勝利後、ヨハネ騎士団によって築かれた大要塞都市です。

街のメインゲート、シティーゲートより要塞内の街の中心に入っていきます。

マルタ共和国の首都ヴァレッタにあるモダンな国会議事堂。
多くの通りが騎士団時代のままにまっすぐに碁盤の目のように伸び、坂道の多さにも驚かされます。

マルタ騎士団の守護聖人ヨハネに捧げられた聖ヨハネ大聖堂に入場。床面には400もの墓碑が敷き詰められています。

大聖堂内部。奥には大理石で造られた中央祭壇。

身廊の周囲には騎士たちの言語別に結成された8つの小礼拝堂が設置されています。

大聖堂内の美術館に展示されている門外不出のカラバッジョによる「聖ヨハネの斬首」は必見です。

こちらもカラバッジョ作「聖ヒエロニムス」

大聖堂の正面が出口となっています。

イタリア騎士団の休息の場であったアッパーバラッカガーデンからグランドハーバーとスリーシティーズを一望します。

騎士団長宮殿にも入場します。こちらは兵器庫です。

マルタ議会が置かれた審議の間。壁面にはオスマントルコとの戦いのシーンが描かれています。

観光後、ヴァレッタにてフリータイム。各自思い思いにショッピングや街歩き、お食事を楽しまれました。
フリータイムのおすすめの一つが国立考古学博物館です。これはご案内したハジャーイム神殿の祭壇です。

これらの女神像も同じハジャーイム神殿から発掘されました。

ハイポジウムから発掘された有名な「眠れる女神」

こちらも有名な「マルタのヴィーナス」です。

本日の昼食、夕食は自由食です。ホテル内のロビーラウンジでのアフタヌーンティーもお勧めです。(これで一人分です)

6日目 イムディーナ・ラバト観光
マルタ島のほぼ中央部、小高い丘の上に広がるイムディーナとラバトのパノラマ。

マルタでよく見かけるウチワサボテン。このサボテンの実から作られるジャムやリキュールもお土産としてお勧めです。

イムディーナの城壁の外に広がるラバトの街の路地。

聖パウロ教会の正面。

教会内部に入ってみると右側に写っている神父様が説明をしてくださいました。ここには聖パウロの腕も安置されており、地下には難破した聖パウロが隠れていたという洞口もあります。

教会の天井には聖パウロの生涯が描かれています。

ラバトの印象的な出窓が美しい家並み。

ローマ時代の遺跡であるドムスロマーナにも入場しました。(イムディーナ大聖堂クローズの代替として)
素晴らしい立体的な床のモザイクも保存状態よく残っています。

庭には館跡の遺跡もご覧いただけます。

館内には貴重なローマングラスなど興味深い様々な展示がなされています。

16世紀にはヴァレッタに先立って首都が置かれたイムディーナの街も城壁で囲まれています。

街の立派なメインゲート。

この町は現在でもテレビ、映画のロケ地としてよく使用されています。

イムディーナを代表する建造物である大聖堂。本日は結婚式も行われていました。

メインの通りからそれるとフォトジェニックな路地が伸びています。

カーマライト教会の中にも入ってみました。

街の先端にある堡塁広場からの眺望。

各自街の散策をお楽しみいただきました。

観光後、マルタ空港よりEK110便にてラルナカ経由でドバイへ。(マルタ~ラルナカ間は2時間、ラルナカ~ドバイ間は3時間30分)
7日目 ドバイ~大阪
深夜、ドバイ到着。乗り継ぎ、EK316便にて帰国の途へ。(約8時間半)
夕刻、関西空港到着。長い空の旅お疲れさまでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
天候に恵まれ、全ての行程をこなすことができました。
地中海に浮かぶ小さな島国マルタは多くの民族によって紡がれた歴史と世界遺産の観光、島国ならではの大自然と共にリゾート気分も楽しめる魅力的な国です。
次のご旅行にお勧めのスポットのひとつです。
皆様のご参加をスタッフ一同心よりお待ちしております。
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