旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年1月27日
フレンドツアー 関西発
2024年12月28日
エミレーツ航空利用
地中海の十字路マルタ島7日間 【コース番号:FE315】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介します。
お料理は★の数で評価します。満点が星5つ★★★★★となります。
◎1日目
関西空港よりターッキッシュエアラインズにてイスタンブール乗り継ぎ、地中海の真ん中に位置するマルタ共和国へ。
◎2日目
午前、無事にマルタ島到着後、港町マルサシュロックへ。
昼食と風情溢れる港地区の散策後、古代巨石文化の遺跡が残るハジャーイム神殿とイムナドラ神殿を訪れました。
昔ながらのカラフルな漁船が人気のマルサシュロック港
この日は日曜日でにぎやかなマーケットも出ていました。
昼食:マルサシュロックのレストランにて
キッチンではタコなどが豪快にフランベされている様子が見られました。
前菜はシーフードスープ
海の幸にめぐまれるマルタの伝統料理です。
海の幸の盛り合わせ
エビやタコのグリル、魚とイカのフライ、ライスコロッケなどヴォリュームも満点!
スズキのソテー
ムール貝の白ワイン蒸し
ジェラート
マルタ最初のお食事は、豪勢なシーフードでした。
評価★★★★
マルタ島での滞在は、海に面したリゾート、セント・ジュリアンの5★デラックスホテル「ウェスティン・ドラゴナーラ」に4連泊でした。
夕食:セント・ジュリアン地区の郷土料理レストランにて
フィッシュスープ
トマトベースで美味でした。
子豚のロースト
身も柔らかく食べやすかったです。
付け合わせのポテト
デザートはイチジクジャムのパイ、ヘルワ(アーモンドの粉などから作られる伝統菓子)、ジェラートの盛り合わせでした。
昼食に続いてヴォリューム大でした。
評価★★★★★
ホテルのロビーには、クリスマスの時期ならではお菓子で出来たお城が飾られていました。
すごく精巧に作られていて、お城の扉にもちゃんとマルタ十字(聖ヨハネのクロス)が!
◎3日目
朝食:ホテルにて
デラックスホテルならでは充実の内容のビュッフェでした。
クリスマスプディングもありました。
評価★★★★★
朝食後、マルタの首都ヴァレッタ観光へ。
ヴァレッタは、16世紀、対オスマントルコの戦いで有名を馳せた聖ヨハネ騎士団が築いた世界遺産の城塞都市です。
お天気にめぐまれ、これぞ地中海!と言うべき青い海と空が臨めました。
かつて騎士たちも散策を楽しんでいたであろうアッパーバラッカ庭園より防塁に守られた対岸の港街(スリーシティーズ)とグランドハーバーの珠玉の眺めを楽しみました。
砲台の大砲は、今も毎日正午に砲声を轟かせます。
まるで中世にタイムスリップしたかのようなヴァレッタの街並み。
マルタストーンと呼ばれるはちみつ色の石がなんとも言えずすてきです。
街を築いた当時の騎士団長ジャン・ド・ヴァレットのブロンズ像
彼の名前から街がヴァレッタと名付けられました。
大統領官邸前には巨大なクリスマスツリーが出現していました。
同じくキリストの生誕を祝うプレセピオの装飾
ちなみにカトリックの国々では、星の導きによって東方から3人の賢者(王様)がキリストのもとへ訪れた1月6日の3王来朝の日までがクリスマスです。
午後はゆったりとフリータイム。
みなさまそれぞれヴァレッタの街歩きを楽しまれました。
夕食:ホテルレストラン(QUADORO)
カモ肉のコンフィなどの前菜
白身魚(スズキ)のロール
パンナコッタ風デザート
お茶請けのマカロン
味・サービス共に満足の内容でした。
評価★★★★★
◎4日目
朝食後、フェリーにてゴゾ島の観光へ。
ゴゾ島は自然豊かで昔ながらのマルタの面影が残る島です。
ローマ時代から伝わる塩田
ゴゾの塩は、はちみつと並んでお土産にも人気です。
ローマ法王ヨハネ・パウロ2世もかつて訪れたゴゾの大聖堂
昼食:ゴゾ島のレストラン
ゴゾ特産のチーズ
タコの赤ワインソース煮込み
カンノーロ
シチリアから伝わる伝統のお菓子
評価:★★★★
この日は大晦日。
ご希望の方は、ホテルでのガラディナーなどお楽しみになられました。
◎5日目
新年おめでとうございます。
お天気にもめぐまれ、ゆったりとハーバークルーズを楽しみました。
昼、夕食共に自由食。
みなさまそれぞれホテルや街のレストランなどで召し上がられました。
ホテルのあるセント・ジュリアン地区にはたくさんのカフェ、レストラン、ショッピングセンターなどがあります。
◎6日目
帰国便が夕方なので、朝食後、最後の観光へ。
午前中は、ヴァレッタの対岸に位置する歴史的な城塞都市ヴィットリオーザの街歩きを。
街歩きの途中、マルタの人々の国民食パスティッツィ(中にリコッタチーズや豆などを包んで焼き上げた伝統的なパイ)をみなさんでつまみました。
午後は、マルタでもっとも古い街イムディーナへ。
ごらんのように、丘の上に築かれた堅固な城塞都市です。
城門をくぐると、そこはもう中世の街並みが広がる世界。
観光馬車が行き交う目抜き通り
ちょっと脇道に入ると静寂に包まれます。
船の難破でこの島へ上陸し、キリスト教を広めた聖パウロにささげられた大聖堂
夕刻、マルタ空港より帰国の途へ。
翌7日目、無事に関西空港へとお帰りいただいた7日間のツアーでした。
ゆったりとデラックスホテルに連泊しながらマルタの見どころを無理なくめぐる人気のコースです。
マルタは、関西でいえば淡路島の半分くらいの小さな国。
ですがそこにはたくさんのロマンと魅力があふれています。
古代の巨石文化のロマン、そして中世騎士団のロマン…
古来からフェニキア、ローマ、アラブ、ノルマン、そしてナポレオンのフランス、その後の英国統治時代と、さまざまな民族、文化が由来し、まさに地中海の十字路であった島。
そして地中海の美しい海と空にめぐまれたリゾートとしてのマルタ。
まさに魅力つきないこの国をぜひみなさまも訪れてくださいね。
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