旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年12月24日
フレンドツアー 関西発
2024年11月24日出発
エミレーツ航空利用 麗しのイタリア 9日間【コースコード:FE089】
で実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします。
お食事は★の数で評価させていただきます。満点は評価 星5つ ★★★★★となります。
1日目~2日目 大阪~ドバイ~ミラノ
深夜、関西空港よりEK317便にてドバイへ(10時間50分)。ドバイにて乗り継ぎ、EK205便にてイタリア、ミラノへ(6時間25分)。
ミラノ・マルペンサ空港到着後、ホテルへ。翌日からの観光に備えてゆっくりとお過ごしいただきました。
夕食:ホテル内レストラン
名物ミラノ風リゾット。サフランを入れた鮮やかな黄色のお米はアルデンテで美味でした。
チキンのスカロッピーネ、レモンソース&キャロット。付け合わせの人参の量にビックリしましたが、とても甘かったです。
パンナコッタ、チョコレート添え。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:STARHOTELS TOURIST
3日目 ミラノ~ベネチア
朝食:ホテル内レストラン
ハム、チーズ類。
通常イタリア人は朝食時は生野菜を食べないため、他の国に比べて野菜は少なめです。
パンコーナーの一角にフォカッチャもありました。
温かい料理コーナーには温野菜もあります。
朝食後、ミラノ観光へ。スフォルツェスコ城中庭。
街の通りには、ミラノのサッカーチーム、ACミラン創立125周年の記念パネルが並んでいました。
イタリアオペラの最高峰スカラ座正面。
ガラスと鉄のアーチが印象的なヴィットリオ・エマヌエレ2世ガレリア。
ガレリアを抜けると、目の前に街のシンボルであるドゥオモ(大聖堂)が見えてきます。
世界遺産サンタマリア・デレ・グラッツィエ教会外観。ブラマンテによって改築されたといわれています。
教会敷地内の修道院の食堂に描かれた壁画が、レオナルド・ダヴィンチ作「最後の晩餐」です。
昼食:TERRAFERMA
スパゲティポモドーロ。パスタはアルデンテ状態、シンプルな美味しさで好評でした。。
名物コトレッタ・アラ・ミラネーゼ(ミラノ風カツレツ)&サラダ。子牛肉をたたいて薄くして調理します。
温かいアップルケーキ。
評価は星5つ★★★★★です。
昼食後、水の都ベネチアへ。ホテルへは水上タクシーで向かいます。
夕食:MONDO NOVO
イカ墨スパゲティ。中にはイカもたっぷり入っていました。
イカとエビのフリットミスト&サラダ。シンプルにレモンを絞っていただきます。
本場のティラミスはとてもクリーミーで好評でした。
評価は星4つ★★★★です。
夕食後、サンマルコ広場周辺を散策しました。こちらはドゥカーレ宮殿と牢獄を結ぶため息橋。
クリスマスツリー設置とイルミネーションも既に始まっていました。
1720年創業のカフェフローリアン。内装も素敵です。
ライトアップされた夜のサンマルコ広場。本島に宿泊すると昼間とは異なる静寂さが味わえます。
宿泊:STARHOTELS SPLENDID VENICE
4日目 ベネチア~フィレンツェ
朝食:ホテル内レストラン
ハム類とサーモンもあります。こちらは新鮮な生野菜もしっかりありました。
パンと各種フルーツ類。
イタリアでは朝からデザートのような甘~いタルトもラインナップ。
当ツアーでは、ベネチア本島のサンマルコ広場に徒歩圏内のホテルに宿泊しますので、散策にも最適です。
ロビーのサロンも広々としてくつろげます。
朝食後、徒歩にて世界遺産ベネチア観光へ。
サンマルコ広場の一角の工事現場にて、珍しい中世オリジナルの地面を興味深く見ることができました。
広場の対岸にはサンジョルジョ・マジョーレ島も見えています。
ベネチア共和国の総督邸兼政庁舎でもあったドゥカーレ宮殿中庭。サンマルコ寺院のドームも見えています。
宮殿内部の元老院の間。金色の豪華な装飾が施された内装に目を奪われます。
大評議会の間。正面にあるのは8年かけて仕上げたティントレット作「天国の階段」の大作です。
ため息橋を渡って牢獄にも入っていきます。
ドゥカーレ宮殿の正式な玄関に続く階段。
サンマルコ寺院の2階バルコニーから見る寺院内部の黄金に輝くモザイクは圧巻です。正面奥にベネチアの守護聖人である福音書記者サンマルコの遺物を安置しています。
第4回十字軍の際、コンスタンチノープル(現在のトルコ、イスタンブール)から持ち帰ったオリジナルの青銅の馬の像も近くでご覧いただけます。
2階のテラスから眺めるサンマルコ広場。
色大理石の見事な床も見逃せません。
約30分のゴンドラ遊覧もお楽しみいただきました。
観光後、フリータイム。フォトジェニックなベネチアの街はどこを撮っても絵になりますね。
リアルト橋も多くの人で賑わっていました。
橋の上から見る大運河。
リアルト橋の奥の朝市にも行ってみました。
昼食:TRATTORIA ALLA SCALA
チャーミングな内装のレストラン。
エビとズッキーニのタリアテッレ。エビがたくさん入ってて好評でした。
黒鯛のフィレ&ローストポテト。
チョコレートケーキ。
評価は星5つ★★★★★です。
昼食後、アルペン山脈を越えて花の都フィレンツェへ。
フィレンツェ旧市街を眺望する高台のミケランジェロ広場へ。すっかり夜景になっていました。
夕食:TRATTORIA DELL’OSTE
今夜はがっつりお肉専門店での夕食です。今年から神戸牛も入れているようです。
硬くなったパンと野菜や豆を煮込んだトスカーナの名物料理、リボリータ。
こちらも名物フィレンツェ風Tボーンステーキ&サラダ。一人500gの巨大な野趣あふれるお肉を「食らう」という感じです。
最後はさっぱりとレモンシャーベットで! こちらもなんと3玉か4玉ぐらい乗っかってました。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:AMBASCIATORI
5日目 フィレンツェ
朝食:ホテル内レストラン
こちらは野菜が豊富にありました。リコッタチーズも巨大です。
フルーツといつもの甘いパン類のラインナップ。
ハム、チーズ類。
温かい料理コーナー。
ヨーグルトやジャム、シリアル類。
朝食後、徒歩にて世界遺産フィレンツェ歴史地区の観光へ。
1221年創業のイタリア最古の薬局サンタ・マリア・ノベッラ薬局のショーウィンドーもクリスマス仕様になっていました。
サンタ・マリア・ノベッラ教会外観。ホテルから近くフリータイムにお勧めの場所のひとつです。
アルノ川に架かるポンテ・ヴェッキオ。
シニョーリア広場にあるベッキオ宮殿とロッジャ。奥にウフィツィ美術館があります。
ベッキオ宮殿中庭も入ってみましょう。
宮殿前にはミケランジェロ作「ダビデ像」のコピーが置かれています。本物はアカデミア美術館の中にあります。
そのダビデ像をじっと見つめる壁に彫られたこの男性は、ミケランジェロ?
手前から洗礼堂、ジョットの鐘楼、ドゥオモ(大聖堂)と勢揃い。
ドゥオモ(花の聖母大聖堂)を正面から眺めます。
洗礼堂の入り口を飾るギベルティ作「天国の扉」のレプリカ。本物はドゥオモ博物館内にあります。
最後に、ようやくストライキが解除されたウフィツィ美術館へ。館内の回廊の天井はグロテスク様式で描かれています。
ルネサンスの先駆け、ジョット作「荘厳の聖母」。
フィリッポ・リッピ作「聖母子と二人の天使」。
ボッティチェリ作「プリマヴェラ(春)」。
ボッティチェリ作「ヴィーナスの誕生」。
レオナルド・ダヴィンチ作「受胎告知」。
ヴェロッキオ作「キリストの洗礼」。レオナルドダヴィンチが描いた左端の天使を見て師匠のヴェロッキオは筆を折ったとされています。
ミケランジェロ作「聖家族」。彼が完成させた板絵の中で唯一現存するトンド(円形宗教画)として知られています。額縁も彼自身の製作です。
ラファエロ作「ヒワの聖母」。
ティツィアーノ作「ウルビーノのビーナス」。
カラヴァッジョ作「メドゥーサ」。
カラヴァッジョ作「バッカス」。
午後は、各自観光やショッピングなど思い思いにフリータイムを過ごされました。
宿泊:AMBASCIATORI(連泊)
6日目 フィレンツェ~ローマ
朝食後、高速列車「Italo」プリマクラスに乗車し、一路永遠の都ローマへ。大きなスーツケースは別送しますので手荷物のみのラクラク移動です。
途中ブドウ畑や丘陵地帯の風景を車窓から楽しみながらの快適な1時間40分の旅です。
ローマ・テルミニ駅到着後、ホテルへ向かいます。大きな手荷物を置いて出発。
昼食:LA GALLINA BIANCA
ミックスサラダ。
私達のピッツァを作ってくれる陽気な職人さんたち。
一人1枚の巨大なマルゲリータピッツァをいただきます。
デザートは、さっぱりとバニラのジェラートです。
評価は星4つ★★★★です。
昼食後、世界遺産ローマ歴史地区観光へ。大型バスの規制が多いローマでは、ミニバンに分乗してのラクラク観光です。
古代ローマの円形闘技場コロッセオ外観。
コロッセオ横にあるコンスタンティヌス帝の凱旋門。
有名な映画の中にも登場した「真実の口」。一人も並んでいなかったので、急いで写真を撮りました。
ローマの下町、ナヴォーナ広場にあるネプチューンの噴水の修復が終わり彫像が真っ白になっていました。
広場中央にあるベルニーニ作「四大河の噴水」と教会。噴水は現在修復中です。
パンテオン外観。
現在修復中のトレビの泉。下に水はなく仮の水槽が設置されています。
世界遺産バチカン市国観光へ。サンピエトロ寺院入場前の手荷物検査の列に並びます。
一歩内部に足を踏み入れると唯一無二の荘厳さに圧倒されます。
若きミケランジェロが製作した「ピエタ」。彼の長いキャリアの中で唯一のサイン入りの作品です。
ミケランジェロが設計したとされるクーポラの天井。
来年2025年の聖年に開かれる「ポルタ・サンタ(聖なる扉)」は現在漆喰で塗り固められています。
バチカン市国を守るのはカラフルな衣装を着けたスイス人の衛兵です。
見学後、広場に戻るとすっかり夜の帳が下り、サンピエトロ寺院は美しくライトアップされていました。
夕食:AMADEO
テーブルの上に置かれた各種パン。
アンティパストはモッツァレラチーズと野菜のフリット、オリーブが添えられています。
エビのリゾットは好評でした。
ナスとスカモルツァのロール、トマトソース添え&ポテト。
カットパイナップル。
評価は星3つ★★★です。
こちらのホテルのロビーもすっかりクリスマス仕様でした。
宿泊:STARHOTELS METROPOLE
7日目 ローマ
朝食:ホテル内レストラン
フルーツ、シリアル類。
ハム、チーズ、ヨーグルト類。
ここにも少しですが、生野菜が置いてありました。
温かい料理も種類豊富に揃っています。
冬によく登場するひよこ豆とチコリアもありました。
おなじみ甘~いパンコーナーもあります!
本日は終日フリータイムです。 皆様ショッピング、観光、散策と最後のローマの休日を満喫されたようです。
添乗員も空き時間を利用してホテル周辺を散策しました。共和国広場にあるサンタマリア・デリ・アンジェリ教会は古代ローマ時代のディオクレティアヌス帝の浴場跡にミケランジェロの設計で建てられたユニークな教会です。
こちらもホテルそばにある4大バジリカのひとつ、サンタマリア・マジョーレ教会です。
内部の格天井には、新大陸から持ち帰った金が使われています。
左側の「聖なる扉」が来年の聖年に開かれます。
主祭壇の下にはイエスキリストが生誕の際に使ったとされる「飼い葉おけ」の木片が収められており、多くの信者さんたちがお祈りされていました。
上階のバルコニーに上がると間近にモザイク画を見ることができます(上階は有料)。
博物館内には、25年に1度訪れる聖年の際に扉を開けるために使用された道具も展示されていました。
ホテルそばのオペラ座も美しくライトアップされていました。
宿泊:STARHOTELS METROPOLE(連泊)
8~9日目 ローマ~ドバイ~大阪
午前はゆったりと11時過ぎにホテル出発、フィウミチーノ空港に向かいます。ローマよりEK98便にてドバイへ(5時間10分)。
日にちが変わり、深夜ドバイよりEK316便にて帰国の途へ(8時間20分)。夕刻、関西空港到着。長い空の旅、お疲れさまでした。
オフシーズンのイタリアは恒例の(?)ストライキなどありましたが、何とかくぐり抜けツーリストも少なくどこもスムーズに行程を進めることができました。皆様のご理解、ご協力に感謝いたします。
フィレンツェ、ローマでは2連泊、コンパクトにイタリア人気の4都市を巡るお勧めのツアーです。観光で街の概要をつかんだ後のフリータイムやお食事も楽しみですね。
イタリア初めての方もリピーターの方も、皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。
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