旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年10月 1日
2024年 8月24日 関西発
エミレーツ航空利用
北イタリア絶景のドロミテ街道から美食の地ピエモンテの旅10日間【コースコード FE106】
のコースで頂いた食事の内容をご紹介させていただきます。食事は★印で評価しています。★★★★★5つが満点です。
風景写真とともにお楽しみいただければ幸いです。
第1・2日目 関西空港 ~ ドバイ経由 ~ ヴェネチア ~ パドヴァ
関西空港でご集合後、エミレーツ航空317便にてドバイへ。約3時間の乗り継ぎでイタリアのヴェネチアへ。到着後、バスで大学の町、パドヴァのホテルへ。チェックイン後、ホテルで小休止。ホテルは高速道路の出口にあるホテルでした。
夕食 : ホテル内レストランにて
前菜はラザーニャで、お肉たっぷり入っていました。もちもち食感でした。
メインはビーフの細切れで、とてもやわらかく煮込んでありました。ポテトもマッシュポテトをフライにした感じでホクホクでした。
デザートはレモンシャーベット。甘さ控えめですっきりしました。
食事の評価 ★★★★
宿泊地 パドヴァ : ホテル クラウンプラザ泊
第3日目 パドヴァ ~ コルティーナ・ダンペッツォ
ホテルの朝食の様子
甘いケーキやパンがたくさんありました。甘いものを朝から食べる習慣があるので、たっぷり種類があります。
季節のフルーツもありました。
食事の評価 ★★★
朝食後、パドヴァの旧市街へ。まずはジョットのフレスコ画で有名なスクロヴェーニ礼拝堂を見学。その後旧市街を歩いて見学。少しフリータイムの後、昼食のレストランへ。
昼食 :Isola di Caprea
前菜にはシーフードのスパゲッティで、ほどよいアルデンテのパスタでシーフードの出汁がよく効いておいしかったです。
メインはスズキのグリルで味付けもさっぱり、たくさんの温野菜がついていました。野菜の盛り付け方がとてもアバウトで、イタリアらしいです(*^^*)
デザートはティラミスでした。本場の味はやっぱり濃厚です。
昼食後、コルティーナ・ダンペッツォへ。ホテルチェックイン後、ご希望の方は村の散策へ。バカンスシーズンも終わりですが、町はとても混んでいました。オリンピックに向けてあちこちで工事中・・・・
夕食 : ホテル内レストランにて
前菜は野菜たっぷりのコンソメスープ。チーズをかけていただくととってもおいしくなりました。
メインは家禽類のピカータ、たっぷりホウレンソウが添えられていました。ソースが少し塩辛かったのでホウレンソウと一緒にいただくとちょうどよい味になりました。
デザートはフルーツサラダ。生の季節のフルーツがうれしいです。
食事の評価 ★★★★
宿泊地 コルティーナ・ダンペッツォ : ホテル デ・ラ・ポスト2連泊
第4日目 コルティーナ・ダンペッツォ 滞在
早朝出発のため、朝食はボックスタイプのピクニックの朝食です。サンドイッチ2種類。チョコレートケーキ、桃とリンゴ。モモは季節ものなのでとてもジューシーでおいしかったです。
オーバーツーリズムのため、トレチメ・ラヴァレードはとても混んでいるとのこと。駐車場が満車になると入れなくなるので朝6:00に出発しましたが、それでも料金所手前で少し渋滞がありました。朝、早かったので涼しく、人も多くなくてよかったです。こちらはチマ・オヴェストとチマ・グランデ。少しずつ晴れてきました!
こちらはチマ・ピッコラ、ロッククライミングしている人がいました。
ラバレード小屋までまず歩き、その後皆さん、頑張って鞍部まで登りました。鞍部まで歩くと3つの峰がきれいに見え、反対側の眺望も楽しめます。雲隠れしたり、晴れたりしてなかなか自然の演出が良かったです。
雲は少しありますが、周辺の山々やミズリーナ湖も見えました。
その後、ミズリーナ湖畔へ。湖沿いに森林浴をしながら美しい景色とともにハイキングを楽しみました。
昼食 : AL Camin
山小屋風の素敵なレストラン、前菜にはチキンの甘酢和えで、ザクロのトッピングがアクセントになっていました。盛りつけ方もきれいです。
前菜はこの地方の名物料理のひとつ、赤カブのラビオリ。ほんのり甘い赤カブの味でおいしくいただきました。
メインはポークのローズマリー風味、キノコソースのポレンタ添え。ポークの表面をカリカリに焼いているのですが、中のお肉まで硬くて、ナイフで切るのも一苦労。食べているうちに顎がだるくなってきました。
デザートはバニラアイスクリームのホットベリーソース。生ぬるくしたアイスクリームを食べる感じ。甘酸っぱいベリーとアイスクリームのバニラ風味のマッチングがよかったです。
食事の評価 ★★★★
昼食後、コルティナ・ダンペッツォに戻り、フリータイム。ゆっくり休まれたり、山の展望台に行かれたり、標高1224mですが、昼間はかなり気温が上がり暑かったです。夕食は各自で。
第5日目 コルティナ・ダンペッツォ ~ ボルツァーノ
ホテルの朝食の様子
レストランからは山々の眺めがきれいでした。
甘いものやシリアルの種類は多かったです。
食事の評価 ★★★
出発前に昨日ずっと雲がかかっていたトファーナ山。今日も山頂に雲がかかっていました。
ホテル前の広場です。
コルティナ・ダンペッツォを出発してドロミテ街道をドライブ。今日もお天気に恵まれました。
こちらはロープウェイで上がったサッソポルドイからの眺め。これから下るポルドイ峠のくねくね道が見えます。
サッソポルドイ展望台の荒涼たる眺め。こちらはサッソルンゴの眺め。最高峰のマルモラーダは雲に隠れていましたが、氷河は少し見えました。
下山後、昼食のレストランへ。
昼食 : Hotel Savoia
サラダは皆さんで取り分けていただきました。
名物料理のひとつ、シュペッツレのベーコンクリームソース。もちもちして味もよく大好評でした。
メインはチキンのグリルとポテト。レモンをかけてあっさりといただきました。
デザートはザッハトルテ、チョコレートケーキでした。甘くてコーヒーや紅茶を頼んだ方も多かったです。写真がなくてすみません。
食事の評価 ★★★★
その後、コスタルンガ峠を越え、エメラルドグリーンのカレッツァ湖を散策した後、ボルツァーノへ向かいました。
夕食 : ホテル内 ガーデンレストラン
前菜はバジルのきいた、パスタ・ジェノベーゼ。パスタの茹で具合もアルデンテでおいしい!バジルとパルメザンチーズのコンビネーションもばっちりです。
メインはヨーロッパキダイのグリル。皮がカリカリに焼かれていて身もホクホクしておいしい。添えられている白アスパラガスも立派でした。
デザートはクリーム・ビュルレ、しっかりと表面がやかれてありました。
食事の評価 ★★★★★
宿泊地 ボルツァーノ : ホテル パークホテル ラウリン2連泊
第6日目 ボルツァーノ滞在
ホテルの朝食の様子
とても雰囲気の良いレストランで、外のテラスでいただくこともできます。
品数も豊富でフルーツやハムもおいしかったです。
かつてのオーストリア領とだけあって、パンの種類もとても豊富です。
食事の評価 ★★★★★
朝食後、フネスの谷へ。今日もとても良いお天気に恵まれました。
サンタマッダレーナ村の教会から見たガイガー山。逆光ですが、山々のシルエットがきれいです。
教会からさらに牧草地を歩き、少し高台へ。
緑の牧草地と村の雰囲気や山々が本当にきれいで心現れる風景でした。
サンタマッダレーナ村の散策の後、ボルツァーノに戻り、午後はフリータイム。昼食、夕食は各自で。
第7日目 ボルツァーノ ~ バローロ ~ トリノ
本日は長い移動日。午前中はひたすらバスで走りました。バカンスシーズンの最終週ともあり、道路は混んでいました。昼食は途中のドライブインで各自でいただきました。そしてピエモンテのバローロ村へ。
マルケージ・ディ・バローロのワイナリーを見学後、ワインをいただきながら夕食。
夕食 : Foresteria
前菜は仔牛肉のローストのツナソース。海のものと山のものの組み合わせですが、とてもおいしかったです。
バローロならではのリゾットで、バローロとブラ産のソーセージのリゾット。ちょっと味が薄いとの声もありました。
メインはビーフの赤ワイン煮込み。とても柔らかく煮込んでありました。ワイン色にゆでたジャガイモがやはりバローロらしいです。
デザートはパンナコッタ。濃厚でクリーミーな味わいを楽しめました。
食事の評価 ★★★★★
夕食後、宿泊地のトリノにむかいました。
宿泊地 トリノ : ホテル NHコレクション ピアッツァ カルリーナ2連泊
第8日目 トリノ滞在
ホテルの朝食の様子
品数豊富でとても雰囲気の良いレストランです。マッシュルームのクリーム煮がとてもおいしかったです。
食事の評価 ★★★★★
朝食後、歩いてトリノの観光へ。こちらはカステッロ広場にあるマダマ宮殿。昨日まで正面には修復中の幕がかかっていましたが、今朝とれたようです。でも、まだ修復中です。
奥に見えるのがトリノの王宮です。気温もお昼にかけてかなり上がってきました。
こちらはトリノの名物、ビチェリン。トリノにはたくさんの歴史あるカフェがあり、こちらはバラッティ・ディ・ミラノのカフェ。おいしそうなサンドイッチなどもたくさん並んでいました。
歴史を感じる内装です。
観光後、フリータイム。昼食は各自で。
夕食 : ホテル内レストランにて
前菜はたっぷり野菜のサラダ。
水牛のモッツァレラチーズ入りのスイスチャード、スフレのような感じでふわふわ、トマトソースがよく合います。
そしてエビとトマトソースのショートパスタ、もちもちパスタで、カボチャの花のフライがのっています。
デザートはヨーグルトとココナツのケーキ、ベリーソース。甘さ控えめでとても上品なデザートでした。
食事の評価 ★★★★★
第9・10日目 トリノ ~ ミラノ・マルペンサ空港 ~ ドバイ経由 ~ 関西空港
トリノからミラノ・マルペンサ空港へ。エミレーツ航空206便にてドバイへ。エミレーツ航空316便に乗り継ぎ関西空港へ。中国上空の飛行規制が入ったため、1時間半の遅れとなりました。
アルプスの一部であるドロミテではスイスやオーストリアの山々とは全く違う風景に出会うことができます。かつての南チロルであった歴史から中部や南部イタリアとは全く違った習慣や文化を見ることができるところ。また、トリノもかつてのサヴォイ地方で違った歴史をたどってきたところなので、一味違ったイタリアを見ることができます。地方色豊かなイタリアなので、また違った一面を見ていただけるコース内容となっています。今回はお天気に恵まれたツアーとなり、大自然の素晴らしさを満喫できました。一度は見ていただきたい風景がドロミテにはあります。
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