旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2023年12月28日
フレンドツアー 関西発 2023年11月23日出発 フィンエアー利用
アルバのトリュフ祭りを訪ねる8日間
[コース番号:FE005]
にて実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします。
お食事は★の数で評価させていただきます。満点は星5つ★★★★★となります。
1日目
11月23日(木)
夜、フィンランド航空で関西空港出発
2日目
11月24日(金)
早朝、ヘルシンキの乗り換え
久しぶりに行ったヘルシンキ空港はすっかり新しく綺麗になっていました。
すっかりクリスマスムードに。
シェンゲンエリアのムーミンショップ
乗り継いで10:20AMミラノマルペンサ空港着。
バスでパルマ郊外の生ハム醸造所経営のレストラン CAVALLINO BIANCOへ。
幻の生ハム、クラテッロ・ディ・ジベッロ、18か月熟成&24か月熟成をいただきます。
レストラン入口のカウンターにも美味しそうなものがずらり。
レストランのカウンター。農家のキッチン風がかわいい。
ハムに合う軽い発泡赤ワインをウェルカムドリンクに。
自家製サラミとパルミジャーノレッジャーノも一緒に。
鮮やかなピンクの生ハム、食べ比べです。
自家製トルテッリ(中に野菜の詰め物をしたパスタ)
メインは牛肉の赤ワイン煮込み。柔らかく美味しかったです。グリル野菜添え。
デザートはセミフレッド(アイスクリームケーキのような感じ)エスプレッソも一緒に。
★★★★★5つ、生ハムはさすがのお味。トルテッリも美味しかったです。
食後、生ハム醸造所を見学。自家栽培農園を歩いて
Antica Corte Pallavicinaへ。
ポー川流域ならではの気候、冬の深い霧と自然の気象条件のもと
昔からの製法で作り出す生ハムが
ゆっくりと熟成されています。各国の王室や有名レストランの予約札のついたハムもたくさん。
そしてパルマへ。市内観光。
こちらはパルマ大聖堂のコレッジョが描いた天井画。
天高く吸い込まれて昇っていくような錯覚におちいります。
洗礼堂やガリバルディ広場など、夕暮れの美しい旧市街を歩きました。
パルマのお泊りはSTARHOTEL Du Parc
本日のディナーはホテルにて。
まずオーブンで焼いたラザニア
今回ワイン大好き!で詳しいお客様が多く、選ばれたワインはこんな感じです。
メインはチキングリル、ルッコラとパルミジャーノレッジャーノ添え
デザートはショコラファンダン
★★★★4つ、にしておきます。
3日目
11月25日(土)
ホテルにてBuffetの朝食。
新鮮な果物やトマト、モツァレッラチーズなど
シリアルやジャムの種類もたくさん
朝に甘いパンはイタリアのお約束です。
AM,ドライブしてピエモンテ州、トリノ郊外の世界遺産(トリノのサヴォイア王宮群の一つ)ヴェナリア宮殿へ。
サヴォイア家のお狩場として16世紀に造られた離宮です。
今日のランチは宮殿内にあるミシュラン星付きのお店です。オープンまでもう少し、わくわくします。
世界遺産の宮殿内にあるため、看板もひっそり。
目立たないエレベーターを上がるとエントランス。
ミシュラン掲載店 Dolce Stil Novo alla Reggiaにてランチをいただきます。
まずはウェルカムスパークリングワイン。
メニューをよく見ると日本語!
まずはアミューズブーシュ(写真は三人分)
黒オリーブとポテトのクリスタライズ
パルメザンチーズとアーモンドのチップス
サラミのトンナート
ラディッキオとツナのタルト
きゅうりとクリームチーズのタルト
どれも可愛くて美味しい!
前菜は仔牛のタタキ、レモンキャラメル仕上げ
パスタはアマトリチャーナ(豚頬肉とトマト)素材を使ったカネロニ
メインは二度調理した鶏肉とクリームコーン、ドライイチジク添え
デザートはシャンティイ入り葡萄ビスケット
プティフールも楽しくどれも美味しいー!
エスプレッソと共に頂きました。
もちろん文句なしの★★★★★5つ!!!
それぞれのお料理にペアリングされたワインもサーヴされ、皆様満喫されました。
たっぷり2時間楽しんだランチでした。
レストランのテラス、暖かい時期にはここでコーヒーも良いかも。
テラスから宮殿の中庭を眺めます。ヴェルサイユ宮殿を真似て造ったといわれるだけあります。
お腹いっぱいでヴェナリア宮殿を観光。
写真がなくてなくてすみません。
そしてトリノ市内へ。大規模なデモに当たってしまい、なんとかホテルへ。
トリノ市内観光は明日に延期となりました。
ホテルで一休みしたあと、ディナーはホテル内のレストランCARLINAにて。
シックな感じのダイニングルームです。
本日のメニュー
リコッタチーズと野菜
ブロッコリーのクリーム、イカとトマトのショートパスタ
鱸のスパイスクラスト焼き、ズッキーニのピューレと赤かぶ添え
デザートはボネ(ムースのようなトリノのデザート)
★★★★★5つ、です。(でもランチですでにお腹いっぱい。。。。)
4日目
11月26日(日)
ホテルにて朝食。
種類も質もよいビュッフェです。
パンやケーキの種類も豊富
温かい料理やハム類、野菜までありました。
中庭に面した回廊部分にもテーブルがあります。
果物も新鮮。
今日はアルバのトリュフ祭りへ!
毎年、秋のこの時期、1010-11月の週末だけ開かれるトリュフ市には
美食を求めて世界中からやってくる人々で賑わいます。
トリュフだけではなく、ワイン、サラミ、チーズ、パスタ、お菓子などピエモンテ産の食材が並びます。
お土産にはトリュフバターやトリュフ塩、ソース類がおすすめ。
同じように見えても白トリュフ、黒トリュフ、産地によっていろいろです。
こちらが『宝石』トリュフ。特に右側の白トリュフはピエモンテで採られ、希少なもの。
とっても寒い日で、テントの中でも風が冷たく出店している人も大変でした。
栗を使ったお菓子もピエモンテ名物です。
サラミやキノコも
パスタやソースも
ワイン試飲コーナー。グラスと2杯試飲チケットをお配りしています。
アルバの街でしばしフリータイム。
大聖堂前の広場。
アルバの大聖堂。日曜朝なのでミサの最中でした。
ランチはCuneo郊外の丘を登ったオーベルジュ風のお店
TRA ARTE E QUERCE
家族経営のレストランです。
丘の上にあるのでアルプスまで見渡せます。
オーナーはトリュフハンター。
高価な白トリュフを目の前で削ってくれます。
タヤリン(細い手打ち麺)にたっぷりかかったトリュフの香りがひろがります。
メインはポークリブ。ほうれん草添え
デザートはプリン2種。
★★★★★5つです。素朴なおいしさ。
午後はバローロ村のワイナリー見学。
「ワインの王様、王様のワイン」と称されるバローロ。
FRATELLI SERIO E BATTISTA BORGOGNO、今のオーナーで4代目という家族経営のワイナリーです。
昔ながらの醸造法で作っています。
3種類を試飲。バルバレスコ、バローロなど。
昔のボトリング機械も飾ってありました。
収穫した後のぶどう畑。ランゲの丘陵がずっと続きます。
ワイナリーの入口。隣はレストラン。
どこまでも続く葡萄畑。
夕方、トリノに戻って市内観光(夕暮れ時で王宮周辺も綺麗でした)後、フリータイム。
皆様思い思いにお過ごしになりました。
5日目
11月27日(月)
地中海に面したリグーリア州、リヴィエラ海岸の小さな入り江、ポルトフィーノへ。
大型バスは入れないのでミニバンに乗り換えて。
とっても小さな港と色とりどりの家並、世界のセレブが数多く訪れた隠れリゾートです。
高台の教会から断崖と蒼い海。
シーズンオフなのでヨットやクルーザーもまばら。
昼食はRapalloに戻ってANGORO PARMAにて。
シーフードパスタ
シーフード(イカ、海老、魚)のフリッタ
デザートはセミフレッド
本日のお泊りはモンフェラート丘陵の葡萄畑に囲まれた
一軒家ヴィラホテル ヴィラオステリエーレです。
温かい雰囲気のロビーラウンジ
BARラウンジ
暖炉がいい感じです。
このホテルはGAVIのワイナリーなので、夕方ほっとタイムにセラーを見学させていただきました。
昔のままのセラーを上手に使っています。
本日のディナーはホテルにて。庭を挟んでレストラン棟へ。
La GALLINAと名付けられたダイニングは鶏モチーフがたくさん
今夜もワイン好きなお客様方はワインを楽しまれました。
珍しいデカンタリングをソムリエが披露。
最初にフォカッチャとポルチーニ茸のタリアテッレがあったのですが
写真を消してしまっていたようです。。。ごめんなさい。。。。。美味しかったです。。。
メインは茄子とチーズの重ね焼き
ツアー終盤、皆様胃もお疲れ気味だったので ちょうどよい感じでした。
デザートはティラミス。
甘すぎず、美味しくいただきました。
★★★★★5つ、です。
6日目
11月28日(火)
まだ月が見える朝のGAVI丘陵。葡萄畑の真ん中に佇むホテルの朝です。
明るくなってきました。
真っ赤な蔦の絡まるレストラン棟
さて朝食です。
キッチンで手作りのビュッフェ
巣ごとのハチミツ
まだまだ名残惜しい滞在ですが、出発です。
朝のGAVI
ミラノ市内観光。スフォルツェスコ城
ミラノ スカラ座
ヴィットリオエマヌエーレ二世アーケード
ミラノのドゥオモ(大聖堂)
ドゥオモ内部
奥のステンドグラスは圧巻
ランチはMAIA BISTROTにて
ミラノ風リゾットとミラノ風カツレツ
サラダがついていましたが撮り忘れ。。。。すみません
デザートのパンナコッタ
★★★3つです。
午後はミラノでフリータイム。
7日目
11月29日(水)
ミラノのホテルで朝食
マルペンサ空港8:50発フィンランド航空ヘルシンキ経由で帰国。
秋のアルバのトリュフ祭りシーズン限定のツアー、
普通のイタリアツアーではなかなか訪れない場所、美味しいお店を巡ります。
イチ押しのツアー、ぜひ来年ご参加くださいね!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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