旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2022年11月30日
フレンドツアー 関西発
2022年10月6日出発
FE430 美しきイタリア3都市周遊8日間
にて実際にお召し上がりいただいたお食事、一部観光内容をご紹介します。
お食事は★の数で評価します。
満点が星5つ★★★★★となります。
第1日目 関空 ~ パリ経由 ~ ヴェネチア
関西空港にてご集合、エールフランス航空291便にてパリ・シャルル・ド・ゴール空港へ。
発着便が少ないため、関西空港の出発口は北のエリアのみ。
南側は閉鎖。2,3階のショッピングエリアもほとんどしまっている状態でした。
エールフランス内、エコノミークラスの機内食です。
容器などもかなり簡素化、以前プラスチックだったナイフ・フォークも木製に変わっていました。ちょっと使いにくかったですが、これもSDGsですね。
本日は南アジアルートではなく、北米ルートでの飛行。
そのため、飛行時間は南アジアルートより1時間短かったです。
それでもシベリアルートよりは長いフライトで、13時間半かかりました。
パリ到着後、荷物検査、入国審査を済ませ、ヴェネチア行きの飛行機AF1326便に乗り継ぎ。
軽い機内食もサービスされました。
ヴェネチアのマルコ・ポーロ空港には定刻に到着、
水上タクシーに分乗してリアルト橋近くで下船、
そこから少し歩いてホテルに行きました。
荷物は専用ボートで運ばれ、自動的にホテルに到着、楽です。
宿泊地 ヴェネチア本島 : スプレンディド ヴェニス ホテル泊
第2日目 ヴェネチア ~ フィレンツェ
ホテルの朝食の様子
種類も多く、サラダやフルーツもあり、日本人好みの朝食バイキングです。
温かいものももちろんあります。
パンもいろいろ種類がありました。さすがに食パンはないです・・・(笑)
朝食後、ホテルから歩いてヴェネチアの観光。とても良いお天気でした。
こちらはドゥカーレ宮殿、ヴェネチアンゴシック建築が美しいです。
サンマルコ広場にそびえる、鐘楼。エレベーターで上に上ることができます。
この長い行列はサンマルコ寺院入場を待つ人々です。お金を払って予約を取った人は別の列がありますが、予約のない人は長い列に並ばないといけません。
サンマルコ寺院の正面入り口。一部修復中ですが、モザイクが太陽の光に当たってキラキラしています。このツアーでは写真に写っているバルコニーへご案内します。
あちこちでの修復工事は当たり前、残念ですが、歴史が長い分、保存に苦労が絶えません。
観光後、ゴンドラ遊覧をお楽しみいただき、昼食までフリータイム。
昼食 : ル・マスケレ
テーブルに置かれているパンとグリッシーニ。
このようなパンは北イタリアでしか見られません。
まずはイカ墨のパスタ。お皿もシックです。
濃厚なイカ墨ソースのスパゲッティでした。
サラダもたっぷり。
ドレッシングはないので、オリーブオイルとバルサミコ酢をあえて
自分でドレッシングを作ります。
アドリア海のシーフードとお野菜のフリッタ。
レモン汁をかけてあっさりといただきました。
このレストランは地元の人も利用することが多く、とても雰囲気があります。
宿泊したホテルのレストランで、一部吹き抜けになっています。
デザートはチョコレートプリン。これもチョコたっぷり、濃厚です。
食事の評価 ★★★★
昼食後、リアルト橋近くから水上タクシーに乗船して、サンタルチア駅へ。
大きな荷物は別便でフィレンツェのホテルまで運ばれるので、とても楽ちんです。
ヴェネチアからフィレンツェは
フレッチャロッサ ファーストクラスで2時間少しの列車の旅です。
フィレンツェのサンタ・マリア・ノベッラ駅に到着後、歩いて宿泊のホテルへ。
夕食は近くのレストランへ歩いていきました。
夕食 : ベルコーレ
前菜はトマトソースのパスタ。バジルの香りがトマトソースを引き立てます。
贅沢にたっぷりとトマトが使われていました。
メインは名物のフィレンツェのお肉料理、
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナです。
こちらは二人分ですが、骨付きとはいえ、すごい量です。
赤みのお肉ですが、柔らかく上手に料理してあります。
サラダと一緒にいただきました。
デザートはクリームブリュレ。
とにかくすご~いボリュームでした。
食事の評価 ★★★★
宿泊地 フィレンツェ : ホテル バリオーニ 2連泊
第3日目 フィレンツェ滞在
ホテルの朝食の様子
朝食の内容はとても豊富、パンの種類もヴェネチアとは異なり、
地方が変わったことを感じます。
なんといってもこの朝食のレストランはホテルの最上階にあり、眺めが素晴らしい。
中央市場やフィレンツェ近郊の山々も見えます。
なんといってもドゥオモもこの高さで見られるのがすばらしい。
窓側の席は大人気です。
食事の評価 ★★★★
朝食後、ミケランジェロ広場へミニバンに分乗していき、フィレンツェの景色を堪能。ホテルからのとはまた違う景色をお楽しみいただきました。
その後、ウフィツィ美術館を見学、シニョリーア広場や天国の門、ドゥオモ(外観のみ)やサンマルコ修道院などを観光。
午後はフリータイム。昼食、夕食は各自で。
今の時期は高級キノコ、ポルチーニ茸のシーズン! ふつうは乾燥したものが売られていますが、この時期だけはレストランでも生のポルチーニ茸を食べることができます。ただし、取り扱っているレストランは多くありません。
夕食は自由食ですが、ご希望のお客様と一緒にホテル近くのレストランへ行きました。いただいたポルチーニ茸の料理の写真です。
ソテーとフライ!
乾燥ポルチーニ茸では味わえない食感がいいですね!
第4日目 フィレンツェ ~ モンタルチーノ ~ ピエンツァ ~ ローマ
フィレンツェからトスカーナ地方の美しい丘陵地帯をドライブしながら、高級ワインで有名なモンタルチーノ村へ。ワイナリーの見学とワインを試飲しながら昼食をいただきました。
こちらが試飲でいただいたワインです。
4羽の鳩のマークがトレードマークです。
ロッソ・ディ・モンタルチーノとブルネッロ ディ モンタルチーノ。
ほかにも種類がいっぱいあります。
昼食 : ワイナリー ファットリア・デイ バルビ
まずはトスカーナの前菜。
生ハムや3種類のチーズ。ワインとよく合います。
こちらが試飲したロッソ ディ モンタルチーノ 2019年ものと
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2017年ものです。
こちらがメインとなるパスタ。
ピチという名前のパスタでこのあたりでよく食べられるパスタ。
ほかの地方ではパスタの名前も通じないという、ローカルフードです。
ソースはミートソースです。
うどんに似た感じのパスタでした。
食事の評価 ★★★
その後、ルネッサンスの村、ピエンツァで散策後、ローマへ向かいました。
ホテル到着後、近くのレストランへ歩いていきました。
夕食 : レストラン アメデオ
まずは前菜の盛り合わせ。
グリルした野菜とトマトのコンフィ、モッツァレラチーズ、アックセントにオリーブオイルをかけていただきました。
そしてエビの入ったリゾット。
サフランで色付けされていて、チーズとの相性がとてもよかったです。
こちらはなすとパルミジャーノチーズのオーブン焼き。
ひき肉も間に挟んであって、とても濃厚な味わいです。
デザートはパイナップル。
お腹いっぱいいただいたので、さっぱりとしたデザートが嬉しかったです。
食事の評価 ★★★★
人気のレストランで、食事時間も結構かかりました。
宿泊地 ローマ : ホテル メトロポール 3連泊
第4日目 ローマ滞在
ホテルの朝食の様子
大型のホテルだけあって、食事の種類はとても多いです。
イタリア人は朝から甘いものをよく食べるので、
ケーキもいっぱい種類がありました。
温かい食べ物も多くあります。
卵料理も数種類ありました。
温野菜もあります。
さすが、首都ローマ、ここにはトーストもあります。
サラダやヨーグルトやフルーツもあります。
朝食後、ミニバンに分乗してローマの市内観光。
ローマ観光を2日に分けたため、とても充実した観光となりました。
まずはコロッセオへ。
こちらはコンスタンチヌスの凱旋門で、パリの凱旋門のモデルになったともいわれています。
コロッセオと凱旋門。おなじみの景色です。
人が少ないように見えますが、観光客は多く来ていました。
反対側にはフォロロマーノの丘があります。
フォロロマーノの凱旋門も見えます。
その後、ナヴォーナ広場やおまけでスペイン広場、トレヴィの泉などをめぐりました。
ホテル近くのレストランで昼食後、午後はフリータイム。
昼食 : ガッリーナ ビアンカ
まずはサラダ。
イタリアはサラダをよく食べるので、日本人にはありがたいです。
そして、ピッツァ マルゲリータ。
トマトとモッツァレラチーズとバジルのピッツァです。
生地が薄いところが日本との大きな違いです。
デザートはアイスクリームでした。
食事の評価 ★★★★
夕食 : アンティカ ボエーム
夕食はホテル近くのレストランでいただきました。
ローマ名物の夕食、前菜のパスタはカルボナーラです。
メインはこれもローマの郷土料理、サルティンボッカ ディ ロマーノ。
子牛のお肉に生ハムを載せて焼いたもの。
あいだに香りづけにサルビアの葉っぱが挟まっています。
デザートはチーズケーキでした。写真がなくてすみません。
食事の評価 ★★★★
第6日目 ローマ滞在
本日はバチカンの観光。
システィーナ礼拝堂のあるバチカン美術館、サンピエトロ寺院を観光しました。
昼食、夕食は各自で。
ご希望の方と近くのレストランへ行きました。
これも季節料理なので、写真を撮りました。
アーティチョークのユダヤ風。
少し苦みのアーティチョークをフライしたものです。
第7.8日目 ローマ ~ パリ経由 ~ 関西空港
ウクライナ情勢のため、フライトルートが変わったので、ローマの出発もかなりの早朝出発です。
朝食は箱詰めです。写真がなくてすみません。ジュースやヨーグルト、クラッカーやケーキ、リンゴなどが入っていました。
3:45にホテルを出発、AF1005便でローマからパリへ。その後、AF292便に乗り継ぎ、関西空港へ。帰りは約12時間のフライトでした。帰りもアラスカルートでした。お疲れさまでした。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
コロナでなかなか海外ツアーが催行されませんでしたが、やっぱりイタリアは日本人の口に合う食事が多いと感じました。
ぜひ皆様もおいしい食材を求めてお出かけください。
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