旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2020年3月17日
フレンドツアー 関西発
2020年2月15日発
A113 KLMオランダ航空利用
ゆったり旅する 古都フィレンツェ芸術の旅7日間
で実際にお召し上がりいただいたお食事をご紹介いたします。
お食事は★の数で評価いたします。 満点は星5つ★★★★★となります。
1日目
関西空港発KLMオランダ航空でアムステルダム乗継ぎ
フィレンツェ アメリゴベスプッチ空港着。
今日からの5連泊はホテル アルバーニ泊です。
2日目
ホテルにて朝食後 (この日は混雑していたので、写真はこの記事後半に載せています)、
フィレンツェ市内観光へ出発。
ホテルが中央駅のすぐ近くなので、今日は旧市街をすべて歩いて廻ります
アカデミア美術館へ行く途中、メディチ・リッカルディ宮殿の中庭を通り抜けてみました。
フィレンツェにはいたるところにメディチ家の屋敷跡がありますが、どれも見事な建築
そしてアカデミア美術館へ。
彫刻「サビニ女の略奪」ジャンボローニャ作 360度どこから見てもバランスの取れた作品です
ペルジーノ、フィリッピーノ・リッピ、ギルランダイオなどルネッサンスの傑作がずらり
ミケランジェロ作「ピエタ」
生涯4作のピエタを残したと言われるミケランジェロですが、2作目と3作目がこのフィレンツェにあります。
(フィレンツェのもう1作はドゥオモ博物館にあります)
ダビデ像 (ミケランジェロの出世作と言われます)
宗教画を中心にまだまだ多く展示されています。
美術館を堪能し、大聖堂付近を散策した後はランチタイム
レストラン「DANTESCA」にて
まずは巨大なサラダ。 たっぷりの生野菜をオリーブオイルとバルサミコ酢、塩胡椒で味付けていただきます。
焼きたてのピッツァ・マルゲリータ。
大きいのが一人一枚、どーんと 最初はびっくりしますが、美味しいので結構食べられてしまいます
そしてまた巨大なチーズケーキ チョコレートソースがけ
もちろん別腹に・・・・・お客様はギブアップされていた方も・・・・
美味しかったけど、厳し目に★★★★4つにしておきます。
午後はアルノ川を渡ってサンタマリア・カルミネ教会へ
マザッチョとマゾリーノの手によるブランカッチ礼拝堂のフレスコ画をじっくり見学。
初期ルネッサンスの傑作と言われています。
↓左上が有名なアダムとイブの楽園追放。
夕方、街でフリータイムを楽しみつつホテルへ戻りました。
ディナーはレストラン「Giglio Rosso」にて
バターとサルビア風味のラヴィオリ
メインはフィレンツェ風Tボーンステーキ「ビステッカ・ア・ラ・フィオレンティーナ」
オーナーさんも出てきて切り分けてくれました
ちょっと写真が暗いのですが、肉の味しっかりで、美味しかったです
デザートはチョコレートプリン
とっても濃厚でした私は大好きな味でしたが、甘いーというお声も聞こえてきました。。。
ここも厳し目に、★★★★4つにしておきます
3日目
朝一番にサンマルコ修道院観光です
修道院ではありますが、美術館として公開されています。
特に有名なのが、2階の僧坊へ上がる階段の上に描かれたフラ・アンジェリコ作「受胎告知」
その後、今日はアレッツォ観光へ行きました
(すみません写真無しです)
4日目
今日はシエナ・サンジミニャーノ観光です
シエナは真っ青な空
カンポ広場に立つプブリコ宮殿とマンジャの塔
このコースではプブリコ宮殿にある市立美術館も見学します
教皇アレッサンドロ3世の生涯を描いた部屋は見事
もと礼拝堂の部分 クワイヤー席の木彫りも見事
ドゥッチヨ・ダ・ブオンセーニャの手によるフレスコ画
シエナ派のシモーネ・マルティーニ作「荘厳の聖母」
ランチはシエナのカンポ広場に面したレストラン「Il Banderiero」にて
ピーチ(うどんのような太めの手打ち麺)にミートソース。ボリューム満点だけど美味しいので完食
ポークのスカロッピーネ チーズソースとサラダ。 食べやすいお味でした。
デザートはパンナコッタ カラメルソースがけ
★★★★4つにしておきます。
午後は塔の街サン・ジミニャーノへ
街の外側から全景をご覧いただきました。
今も塔が立ち並ぶ世界遺産の街サン・ジミャーノ。
中世の頃には72本の塔がひしめきあっていたとか。
このコースでは大聖堂 (参事会教会) 内部も見学します。
入口にあるギルランダイオの受胎告知。
特に、ギルランダイオによる 『スミレの聖母 サンタフィーナの生涯』 が有名です
ポポロ宮殿内の博物館には、フィリッピーノ・リッピの受胎告知があります。
観光後、フリータイムにポポロ宮殿に残ってグロッサの塔に登ってみました。
214段の階段ですが、比較的登りやすい階段で (最後だけ梯子段のような形で数段ありますが)、
360度パノラマ絶景が楽しめます
真っ青な空と中世の塔が何とも素敵です
番外編
比較的自由食の回数が多いツアーですが、ホテル周辺にも美味しいお店がたくさん
今日はランチのボリュームたっぷりで、皆様まだお腹がすかない・・・・ということで
”アペリティーボ(食前酒)” にご案内しました。
ドリンク1杯 (ワインやビール、ジュースでもなんでもOK) に、
カウンターに並ぶおつまみビュッフェ食べ放題で10ユーロ
もともとミラノ近郊で始まったシステムですが、フィレンツェにもちょこちょこできてきました。
おつまみと言っても充分なボリューム
5日目
ところで、5連泊したホテル アルバーニの朝食風景です。
レストランはこんな感じです。
イタリアは朝食に甘いものを食べるので、朝からケーキや甘いパンに、なんとプリンまで・・・。
フレッシュな果物も豊富です
ズッキーニ入りオムレツ、ハム入りオムレツ、リコッタチーズやハムもいろいろあります。
朝からインゲン豆やヒヨコマメのトマトソース煮があるのも珍しいです。
イタリアには珍しく、朝から野菜が!5日間同じようなメニューですが、なんとか飽きずにいただけました。
今日は終日フリータイム。
ホテルが中心にあるので、歩いてどこへでも行けます
大聖堂やジョットの鐘楼へも・・・・・・
ふらっとウインドーショッピングも・・・・・・。もう春の雰囲気です。
老舗のカフェやお菓子屋さんを覗くのも楽しいです
2月、閑散期の平日で街並みも比較的すいています。
人気のチョコレート店Venchi お土産にもいいですね
寒くてもジェラート屋さんはにぎわっています
おしゃれ雑貨のお店も増えた気がします。
フィレンツェといえば革製品も有名
ランチは街の至る所にBARがあるので、簡単に済ますこともできます
ワインの専門店もあちらこちらに
一本裏の道に入ると静かで、中世そのまま・・・・
夕陽に輝くヴェッキオ宮殿
蚤の市も毎日出ています。
イノシシの鼻を触って「またフィレンツェに戻ってこられますように」 (おまじない)
高級ブランド街のトルナブオーニ通りも2月は静かです・・・。
トリュフサンドが人気のワインバー
中庭を利用したおしゃれなレストランも
食器のお店も、ショーウインドウを見て歩くだけでも素敵です
今回の宿泊ホテル「アルバーニ」 は邸宅を改装たホテルです。
クラシックな雰囲気が素敵です。
フィレンツェにゆったり5連泊、小さな町を観光&フィレンツェでのフリータイムもゆっくりで
「暮らすように楽しむ」おすすめコースです。
特に冬のこの季節は美術館など観光スポットも 比較的すいているのでゆったり見学できてお勧め
ぜひ来シーズンにご期待くださいね
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