旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年12月27日
2017年11月2日 大阪(伊丹)発 ・ 成田発 A105
「アルバのトリュフ祭りとピエモンテ秋の味覚めぐり8日間」
のツアーで頂いた食事のメニューをご案内させていただきます。
晩秋の美しい季節だったので、風景写真も撮ってきていますので、お楽しみいただければと思います。
第1日目 伊丹空港 ~ 成田空港 ~ ミラノ・マルペンサ空港 ~ パルマ
大阪伊丹空港から全日空2176便にて成田空港へ。
アリタリア航空787便にてミラノのマルペンサ空港へ。約12時間半のフライトでした。
その後、バスに乗って宿泊地のパルマまで約2時間のドライブ。
パルマは美食の町、音楽の町、芸術の町・・・・ととてもセレブな雰囲気を持つ町です。
ホテルもパルマの駅のすぐ近くで、町の中心まで歩いて15分ほどで行ける、便利なところにあります。
到着した頃(20:30頃)は町はとても静かでした。
宿泊地 パルマ : ホテル NH パルマ 2連泊
第2日目 パルマ滞在
ホテルの朝食の様子。
パルマはハムが有名ですが、朝食にあったハムは普通のハムでした。
クロワッサンは数種類あって、カリカリとしてとてもおいしかったです。
食事の評価 ★★★★
朝食後、ホテルから歩いてパルマの市内観光へ。
こじんまりとした町ですが、見どころも多く、覗きたくなるようなお店もいっぱいありました。
観光の後、少しフリータイム。マーケットも出ていました。
その後、ポー川のそばからバスに乗車。作曲家のヴェルディの生まれた村、ロンコーレ・ヴェルディ村へ。
ヴェルディが洗礼を受けたサン・ミケーレ教会とヴェルディの生家。ポプラ並木が黄葉して秋の雰囲気が漂っていました。
ロンコーレ・ヴェルディ村で写真を撮った後、パラヴィチーノ城へ移動、城の地下にあるクラテッロの熟成所を見学。
有名人がすでに予約しているハムもたくさん吊ってありました。
熟成所でクラテッロのサラミとそこで熟成させているパルメザンチーズとDELTAROというスパークリングワインとともに試食、試飲。お昼前だけあって、おいしさが身に染みました
この地方の霧がおいしいクラテッロを作ってくれる、特別な地域です。その後、経営者が同じレストランで昼食。
昼食 : Cavallino Biancno
まずはクラテッロから・・・・・・ 18か月熟成と24か月熟成をいただきました。
そしてホウレンソウの入った自家製パスタに赤牛のチーズとクラテッロが入ったソース。
もちもちとした触感で、手打ちパスタであることがよくわかりました。
赤牛のミルクから作ったチーズとクラテッロが入ったソースでいただきました。
メインは仔牛肉の頬肉の煮込みとマッシュポテト。
とても柔らかく食べやすいお味でもありました。マッシュポテトとの相性がとても良かったです。
デザートはセミフレッドと呼ばれる、アイスクリームのようなものです。食後のコーヒーもついていました。
食事の評価 ★★★★★
昼食後、マリオさんの経営するパルメザンチーズ農家を訪問。
牛舎を見て、チーズの作り方などを説明してもらった後、熟成庫へ。すごいお宝です!
その後、12か月、18か月、36か月熟成チーズを試食。その農家でチーズを購入することもできます。
その後、のどかな風景を見ながらパルマのホテルにもどりました。夕食は歩いて近くのレストランへ行きました。
夕食 : Il Trovatore
前菜は玉ねぎとパンチェッタ入りのパイ。上によく焼けたチーズがホクホクで、おいしくいただきました。
メインは、仔牛の薄切りに肉にポルチーニ茸のソースがかかったもの。
この時期はフレッシュなものがないので、乾燥ポルチーニ茸でしたが、
キノコのつるっとした触感がソースに溶け込んで、淡白なお肉によく合いました。
デザートはレモンのシャーベット。甘み控えめで、さっぱりとしたデザートでした。
食事の評価 ★★★★
第3日目 パルマ ~ クレモーナ ~ アスティ ~ トリノ
朝食後、ヴァイオリンの工房の町として名高い、クレモーナへ。
こじんまりとした町ですが、歴史的建造物も多く残ってます。
貴族の邸宅やローマ時代の道路跡を見ながら、町のシンボルの大聖堂などを見学。
そしてヴァイオリン博物館へ。名品が多く展示されていました。
そして、スパークリングワインの代名詞ともなっている、アスティの町へ。
昼食を食べた後、宿泊地のトリノへ。チェックインの後、ご希望の方と中心地のサンカルロ広場まで歩いていきました。
昼食 : Enoteca Con Cuchina Pompa Magna
人気レストランらしく、店内はすごく混んでいました。
エノテカと名前がつくだけあって、イタリア各地のワインが店内に多く置かれていました。
名産のアスティ・スプマンテとともに3種の前菜。
パンプキンのムース、ピーマンのツナロール、香草のフライ・・・いずれもとてもおいしくいただきました。
メインはポルチーニ茸のスパゲッティ。すごいボリュームでした。
デザートはボネットというピエモンテ地方のデザートで、プリンのような触感のデザートです。
少し苦味のきいたキャラメルソースがおいしい!
食事の評価 ★★★★
夕食は各自で。ホテルのロケーションがとても良いので、どこに行くにも便利です。
宿泊地 トリノ : ホテル スターホテル・マジェスティック 2連泊
第4日目 トリノ滞在
ホテルの朝食の様子。
やはりイタリア、甘いパンやケーキの種類が多い!
食事の評価 ★★★★
朝食後、アルバのトリュフ祭りへ。少し雨模様だったので、人々の出足が遅かったか?
会場に着いた時はそんなに混雑していなかったのに、出発するときには多くの人で大賑わい!
2種類のワインをテイスティングしながらトリュフの香りに包まれて、試食やショッピングをお楽しみいただきました。
白トリュフと黒トリュフ・・・・香りが全然違います。そしてお値段も全然違います。
チーズの試食カウンターとお店。後ろにあるカウンターがワインを試飲できるカウンター。
ヘーゼルナッツの季節でもあり、たくさんのナッツ製品のお店もありました。
トリュフ祭りを楽しんだ後、モンキエロ村へ移動。アグリツーリズモのレストランで昼食。
ちょこっとサービスでビーフのタルタルの黒トリュフかけをご賞味いただきました。
昼食:Tra arte e Querce
そして白トリュフが運ばれてきました。
ここの家族はいくつかの山を持っているらしく、そこでトリュフを毎年見つけているようです。
ちょっと写真がぶれてしまいました
この白トリュフをいただくパスタのうえに削ってくれるのです。その香りがたまらない
白トリュフかける前とかけた後に撮ったつもりだったのですが・・・・・同じような写真となってしまいました。
自家製のパスタはコシがあってしっかりとアルデンテでおいしかったです。
メインは骨付きポークの煮込み。とても柔らかく煮込んでありました。
デザートはナッツ入りのチョコレートケーキ。
ナッツ味が強すぎず、チョコレート味がほんのり香っているケーキでした。
食事の評価 ★★★★
本日は残念ながら雨模様。
昼食後にトリュフ犬のトリュフハンティングを見る予定でしたが、中止。
森の中に歩いていくため、天気が悪かったら危険ということと、雨が降ると犬の鼻が利かなくなるそうです。
レストラン近くの公園でデモンストレーションを見せてもらいました。
いつもと違うところでトリュフ探しをしたためか、トリュフハンターの犬(今回は6歳のレオ君)は落ち着かない様子でした。
それでもやらせで(!)トリュフ探しをさせましたが、ちゃんと白トリュフと黒トリュフを見つけましたけなげなレオ君でした。
その後、トリノに戻りました。夕食は各自で。
第5日目 トリノ滞在
午前、トリノの観光。晩秋の雰囲気の漂う公園などをバスで巡り、そのあと、カステッロ広場から歩いて観光。中心部のサンカルロ広場で解散。月曜日はカフェやレストランが休みのところもあるので、要注意です。
昼食、夕食は各自で。
第6日目 トリノ ~ バローロ ~ ガヴィ
ホテル出発後、バローロのワイナリーに行くまでに少し時間があったので、手前の村にてバローロ村を展望。
ブドウ畑が紅葉していてとてもきれい。温度も今日から急に下がりました。見事な景色です
バローロ村の駐車場でバスを降りて、村を散歩しながら、今回見学する、マルケージ ディ バローロへ。
ワイナリー見学後、3種類のワインを試飲しながら、お食事をお楽しみいただきました。
昼食 : Marchesi di Barolo
まず、食前酒としてだされたのが、バルベーラワインの2015年ものでした。
前菜には、野菜(アーティチョーク)のスフレ、クリームとアーティチョークの組み合わせが絶妙で、
ホクホクとおいしくいただきました。
前菜の後、メインのお供にと出されたワインが、バローロの Coste de Roseという2012年物のワインです。
メインはバローロ風のリゾット。独特の味付けで色も盛り付け方もきれい!
赤いソースはパプリカソース、緑のソースは葉っぱの味のするソースでした。
デザートと一緒に出されたワインはモスカートというワインで、香りがとても良いワインでした。
デザートはボネットという、ピエモンテのデザートです。
以前にも食べましたが、今回はバニラ風味でした。よりプリンに近い感じです。
食後のコーヒー、紅茶もついていました。
食事の評価 ★★★★★
昼食後、ガヴィへ。黄葉が美しい丘陵地帯を見ながらホテルへ。
チェックイン後、少し休憩。その後、ホテルのワイナリーを案内してもらった後、夕食へ。
ホテルの庭の下に、ワインを熟成させていました。
夕食 : La Gallina(ホテル内レストラン)
出されたパンは自家製、フォカッチャもとてもおいしかったです。バターも自家製かな?
前菜に仔牛のローストのツナソース。山のものと海のものの組み合わせですが、憎いほどおいしい!
お肉もとても柔らかく、食べやすいお味でした。そして自家製のラビオリ。
ウサギ、豚、仔牛の肉のミックスしたミンチが入ってもので、バター味のソースがお肉のうまみを引き出しているような感じでした。
メインは牛肉の頬肉のワインに。すごい色ですが、焦げているわけではありません。
仔牛に比べると、やはり固くなりますが、これも良い味付け(やや塩辛めかな?!)でした。
デザートは特製アイスクリーム。ソフトクリームのような感じで、
巨大なアイスの塊を持ってきて、各お皿にいれてくれました。
いろいろなソースがあるので、お好みで好きなソースでいただきます。
ホテルのレストラン。客室と別棟です。
レンガ造りの、この地方らしい建物です。まわりはブドウ畑で、ほかには何もありません。とても静かです。
客室の建物に絡まっているツタが見事に紅葉
宿泊地 ガヴィ : ヴィラ・オステリエーレ 泊
第7、8日目 ガヴィ ~ ミラノ ~ 成田空港 ~ 羽田空港 ~ 伊丹空港
ホテルの朝食の様子。すべてが自家製という感じ。フルーツも種類が多く、盛り付け方もとてもおしゃれでした。
なんと、柿やサボテンの実もありました。いくらなんでもパイナップルはこの辺では育たないかな?!
レストランの名前がガリーナなので、そのシンボルである鶏が飾られています。それぞれ顔が違うのでかわいい!
食事の評価 ★★★★★
ホテルの入り口です。そして玄関。入ったらすぐにフロントがあります。ワインなども販売しています。
美しいブドウ畑を見ながら、ミラノのマルペンサ空港へ行きました。
ミラノよりアリタリア航空786便にて成田空港へ。
その後、羽田空港へ移動、NH31便にて伊丹空港へ。到着後、流れ解散! お疲れ様でした。
ゆったりとした日程で、移動距離も短いので、ホテルに到着する時間も早い。
冬時間になって日照時間が短くなっているので、暗くなってからホテルに到着すると、
なかなか次の行動へ重くなった腰が上がらないのですが、このコースは時間に余裕があるので大丈夫。
連泊でホテルのロケーションがいいのもおすすめポイントの一つ。
おしゃれなトリノで3連泊は魅力です。秋の味覚めぐり、短い秋を是非グルメな町で味わってみてください!
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