旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年10月12日
みなさまこんにちは! フレンドツアー添乗員です。
このたびは南イタリアをご紹介させていただきます
絶景のアマルフィ海岸と白い村めぐりバロックの世界へ
甘美なる南イタリアとサレント半島9日間
イタリアを長靴にたとえますと、
かかとの部分、それがサレント半島、主にプーリア州と呼ばれる地域です。
旅の始まりはプーリア州の州都、レッチェからスタートします!
快適な4ツ星ホテル「プレジデント」。立地も抜群です。
2日目;朝食 ホテル内レストランにてビュッフェ
ありました、ありました!
こちらはサレント半島の名物朝食「フリッセレ」です。
固くなったパンを水に浸して、ルッコラとフレッシュトマトを乗せて食べるもの。
典型的な田舎の家庭料理、とってもおいしくてお薦めです。
お野菜タップリのビュッフェで、快適な朝食でした
さて、この日はイタリア本土最南端へ
マリーナ・ディ・レウカ
岬の灯台。
ここは、イオニア海とアドリア海が交わる場所。
イタリアのかかとの、本当に最先端。
GPSで私達の居場所を突き止め、
「こんなところまで来たんだー」と感動しました。
岬の周辺に点在するグロッタ(洞窟)をめぐる
ボートクルーズへ!
こんなところや・・・
こんなところも・・・
青く輝いて、とてもキレイ。波も静かでした。
サレント半島の西海岸、ガッリーポリへ。
海岸沿いを散策。
街の紋章。
カテドラーレ
さて、レストランに到着です。
2日目;昼食 「LOCANDA DEGLI ANGIOINI」にて
MENU;
前菜(ピットゥーレとタラッリ)/スズキのグリル/スプモーネ
海沿いの、雰囲気の良いレストランです
お天気も良く、素敵なテラス席に案内していただき、
お客様にも喜んでいただけましたよ。
前菜に、ピットゥレ。
見た目は、沖縄のサーターアンダギー、的な?!
プーリア州名物の揚げパンで、海苔入りやハーブ入りなど
家庭によっていろいろなバージョンがあるとのこと。
甘くなくて、どちらかといえば塩味のオツマミ風。
タラッリはパンの一種。
ご立派スズキのグリル。
ど、ど、どうやって食べようか・・・・・。
あ、お店の人がほぐしてくれるのね
オリーヴとトマト味と塩加減が絶妙で、美味しかったです!
セミフレッド。
イタリアでよくあるデザートですが、これはプーリア式のスプモーネ。
昼食後、のどかなガッリーポリの街をぶらり、お散歩。
14世紀のオリーブオイル精製所。
昔ながらのマシーンが残されています。
サレント半島の東側へ移動し、
オートラントの街へ。
ここではカテドラルが有名。
内部には圧巻のモザイク画が残されています。
動物や人物、草木など、聖書の世界観が
生き生きと描かれています。
神聖でありながら、どこか可愛くて微笑ましいところもあり・・・、
とにかく見事です。
13世紀にはこの技術があったのですね。
2日目;夕食 「HOTEL PRESIDENT」にて
MENU;
前菜(ピッツゥレ)アンチョビのパスタ/カジキマグロのグリル/
ミックスサラダ/セミフレッド
品のよいテーブルセッティング
アンチョビのパスタにピスタチオのふりかけ。
アデンテで美味でした。
カジキマグロはちょうどいい大きさ。
いつもの、セミフレッドです・・・。
おいしくいただきました!
3日目;朝食 ホテル内レストランにてビュッフェ
こちらもプーリアの名物朝食「パスティッチョット」です。
カスタードクリーム入りの菓子パン。
レッチェの街並みをご紹介。
カステッロ。
アッピア街道の終点の柱。
バロック建築の街並み。
レッチェ石と呼ばれる白くて柔らかい石に
繊細な彫刻が描かれており、町全体がエレガントです。
街の中心。
レッチェに別れを告げ、北へと向かいます。
この辺りは「イトヨリの谷~ヴァッレ・ディ・トリア~」と呼ばれ、
美しい白い村が点在しています。
その中のひとつ、ロコロトンドへ。
お~。真っ白だ。
街の全景を見渡すポイントへ。
遠くから眺めると、まるで丘の上に雪が積もったような、
美しいたたずまい。
3日目;昼食 「L'OLMO BELLO」にて
MENU;
オレキエッテのトマトソース/ミートボールの薄切り肉包み/
フルーツサラダ
アルベロベッロにやってきました。
とんがり屋根の「トゥルッリ」がかわいらしいレストランにてランチタイム!
オレキエッテは、典型的なプーリア州のパスタで
「耳たぶ」という意味。
モッチリ感があります。
近年では日本のスーパーでもよく見かけるようになりました。
イタリア語では「ポルペッティ」、肉団子のことです。
トマトソースがパスタとかぶってしまいました・・・。
でも、味は別モノ。とても美味しかったです。
フレッシュなメロンとぶどうと梨の盛り合わせ。
プーリア州にはたくさんのオリーブがあります。
トゥルッリの街並みは、ホテルから歩いてすぐ。
このような何気ないお散歩も、
フレンドツアーならではです・・・・・。
4日目は、世界遺産マテーラへ。
岩を掘って作った洞窟住居「サッシ」がひしめく
街の風景は圧巻です。
朝一番でやってきたので、とっても静か。
お天気も良く、いい写真が撮れそうです。
洞窟住居サッシの中を見学。
昔ながらの家具や農具が展示されていました。
4日目;昼食 「L'A SSIOLO」にて
MENU;
前菜盛り合わせ/ズッキーニとマッシュルームのパスタ/
お肉の炭火焼ミックス/ロールケーキ
本日のご昼食は
アグリツーリズモ(宿泊施設を併設した農園レストラン)にて。
清潔感ある佇まい。
タップリの前菜。
手前の白いものは「ブラータ」というフレッシュチーズ。
賞味期限が激短で、日本におみやげに持って帰れないため、
ここで思いっきり召し上がっていただくしかありません。
個人的に、私はブラータが大好物です。
皆様にも喜んでいただけました。
優しい野菜のお味が印象的。
このパスタは「トロフィエ」という種類で、
イタリア語のストロフィナーレ(こする)が由来です。
こすって、ネジネジにするのであります。
3種の串刺しのお肉を炭火で焼いたもの。
とってもおいしく好評でした!
盛り付けがかわいいロールケーキ。
さてさて、アマルフィ海岸にやってまいりました。
当ツアーでは、数あるアマルフィ海岸の街の中でも
”天空の楽園”と称される絶景の地、ラヴェッロに宿泊します。
断崖の上に位置するラヴェッロの街はとても小さく、
徒歩サイズ。
このたびのご宿泊ホテル「ルーフォロ」は
目の前に絶景が広がる、エレガントなヴィラ・ホテルです。
リゾート感にあふれて、とっても素敵なホテルですよ。
2連泊しますので、ゆっくりできます。
4日目;夕食 ホテル内ダイニングにて
MENU;
白身魚入りゼッポリーニ/レモンのリゾット/白身魚のグリル/
リコッタチーズのパフ
ナポリ名物「ゼッポリーニ」は、
ピザ生地に海藻を練り込んで揚げた庶民の料理。
ここではお洒落に盛り付けられて出てきましたよ。
外はカリッ+中はモチッの食感が最高においしいです。
どこか和風な味がするのは気のせい?
爽やかすぎる!おいしい!!
アマルフィの海岸線にはレモン畑がいっぱい。ホテルのお庭にも
レモンの樹が茂っています。
品の良いお味の白身魚。
デザートにはリコッタチーズ。
5日目;朝食 ホテル内ビュッフェ
この日はアマルフィの観光です。
5日目;昼食 アマルフィ海岸「CONCA AZZURRA」にて
MENU;
魚介のスパゲッティ/魚介のフリット/サラダ
レモンケーキ
真っ青なアマルフィの海を見渡す絶好のロケーション。
爽やかなテラス席でランチタイムです。
魚介のスパゲッティ。
魚介のダシが効いたトマトベースのソースが美味。
テラスの近くの、うちわサボテン。
カラリと揚がったイカ&エビのフリット。
レモンケーキ
ホテルのテラスから眺めたラヴェッロの夕陽
6日目は「ヨーロッパの美しい村30選」にも選ばれた
プローチダ島へと向かいます。
ナポリの港から船で約50分。
島に着いたらさっそくランチです。
6日目;昼食 プローチダ島「CONCA AZZURRA」にて
MENU;
前菜盛り合わせ/魚介のパスタ/サラダ
チーズタルト
庶民的な田舎のレストランですが、
ここはとっても味の評判がいいんです。
前菜盛り合わせはボリューム満点!
トマトのブルスケッタ、タコのマリネ、いわしのマリネなどです。
冷えた白ワインによく合います。
ゼポリーニは前の日にも出ましたね・・・
魚介のパスタ。
やや太麺のリングイーネです。エビのダシが良く出ていて
本当においしかったです ★★★★★
ルッコラと紫キャベツのサラダ。
レモンとオリーブオイルでさっぱりと。
ふんわりチーズケーキ。
ランチの後は、カラフルなコルチェッラ地区を一望しに
展望台へとご案内。
おーーーー。
こんなところに(失礼)こんな美しい街並みがあったなんて!
すごい・・・。
この島は、イタリア映画の舞台となったことで
一躍有名になりました。
(その映画の名前は「イタリア・郵便・映画」でインターネット検索してみてください)
どこを切り取っても絵になる風景でした・・・。
6日目;夕食 ナポリのホテル内ダイニングにて
MENU;
パスタとポテトの煮込み/チキンソテー・モッツァレラとパンチェッタ添え
チョコレートケーキ
ホテル「ロイヤルコンチネンタル」のレストランからは
卵城とナポリ湾を一望できます。素敵・・・
スープパスタ。ポテトも煮込んでいます。
チキンソテー。とろ~りモッツァレラチーズと、
パンチェッタ(ベーコンのようなもの)のソースとともに。
チョコレートケーキ。
翌朝の朝食ビュッフェも大充実でした。
7日目はカプリ島観光です。
何といっても青の洞窟がハイライトです。
さすがに、この季節ですから・・・・
安心してください、入れますよ!
7日目;昼食 カプリ島「AL CAPRI」にて
MENU;
カプレーゼ/白身魚のアクアパッツァ風/ジェラート
眺めのいいレストランです。
まさに、カプリで味わうカプレーゼ。
カプレーゼとはカプリの~、のような意味です。
完璧なるアクアパッツァにはあさりなどの貝が入りますが、
これでも充分イケル。
爽やかなジェラートでしめくくり。
午後はナポリへ戻って自由行動です。
スパッカナポリの散策など、みなさま思い思いに過ごされていました。
とにかくお食事がおいしい南イタリア。
ぜひ次回のご旅行にご検討ください。
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