旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2014年11月21日
2014年10月30日出発のA105 「秋限定!美食のピエモンテとトスカーナの街々を巡るイタリア8日間」 で実際にお召し上がりいただいたお食事を写真でご紹介します。
秋限定!本場ならではのグルメをめぐる満腹ツアーの始まり始まり~
2日目昼食 @トリノのレストラン
仔牛肉のホウレン草詰め、洋ナシのタルト
プリモ ピアットとしてリゾット・アルバローロ(バローロ風味のリゾット)もいただいたのですが、
すみません、誤って写真を消してしまいました・・・
イタリア有数の米どころピエモント州ならではのピアットで、酸味の効いたバローロで煮込んだリゾットでした。
セコンド ピアットは仔牛肉にホウレン草のペーストを詰め込んだもの(写真左)でしたが、お肉がかたかった!
ドルチェに洋ナシのタルトをいただきました。
2日目夕食 @トリノのレストラン
バーニャカウダ、牛肉のビール煮、ブネ
最近は日本でも広く食べられるようになったバーニャカウダ。
ここピエモンテ州の名物料理です。
「バーニャ=ソース」「カウダ=熱い」で、熱いアンチョビソースにお野菜をディップして食べるのですが、すごい量のお野菜!こちらのソースはアンチョビ多めで少し塩辛かったです。
牛肉のビール煮は、残念ながら皆様のお口に合わなかったようですね・・・
ブネはチョコレートプリンのような、ピエモンテ伝統の甘いドルチェです。
ツアー2日目からお腹いっぱいです
3日目昼食 @ナーゾレのレストラン
白トリュフ、パスタ、ポークのワイン煮、アーモンドケーキ
この日は、この時期1ヶ月間しか開催されないアルバの白トリュフ祭りにご案内させていただきました。
ワインの試飲や特産品のショッピングなど、賑わう会場で皆様思い思いにお楽しみいただきました。
世界三大珍味のトリュフ。
トリュフといえば黒トリュフが一般的ですが、この白トリュフは希少性が高く、価格も黒トリュフの数倍!
アルバ近郊のナーゾレで訪れた昼食のレストランでは、その場で専用のスライサーを使って、薄切りの白トリュフをパスタに乗せていただきました。
白トリュフは加熱せず、香りを楽しむために生でいただきます。
(残念ながら、今日はあまり香りはしませんでした・・・)
一般的にはタリオリーニ(蕎麦状のパスタ)と呼ばれるパスタですが、ここピエモンテでは方言の「タヤリン」と呼ばれ、卵麺のような、広く愛されているパスタです。
繊細が故、日本ではなかなか食べられない白トリュフを、本場イタリアでお召し上がりいただきました。
そして、メインはポークのワイン煮。
ピエモンテのメイン料理はビール煮込みやワイン煮込みが多いです。
アーモンドケーキは生クリームたっぷりで美味♪
3日目夕食 @ブラのご宿泊ホテル(アルベルゴ・デッラジェンツィア)
野菜のスフレ、タヤリンのソーセージソース、パンナコッタ
かつてサヴォイア家が所有していた邸宅を改築したホテル「アルベルゴ・デッラジェンツィア」。
そこのメインダイニングで夕食をお召し上がりいただきました。
“スローフード協会”発祥の地だけあって、野菜のスフレには認定の印“スローフードマーク”が付いていました。
ブラでつくられたソーセージソースのタヤリン、パンナコッタのドルチェ。
どれも美味しく、また上品な雰囲気の中でいただく夕食を、皆様ご堪能いただきました。
そして今日もまた、たくさん食べてしまいました・・・
4日目昼食 @アスティのレストラン
鴨肉のハム、アーティチョークのスフレ、リゾット、ザバイオーネ
午前中にバローロ村のワイナリーを訪問し、赤ワインの試飲もお楽しみいただいたところですが、ここアスティもワインが有名です。
爽やかなスパークリングワインの「アスティ・スプマンテ」とともに昼食をお召し上がりいただきました。
前菜は鴨肉のハムに栗が添えてありました。
イタリアの秋は栗も有名ですね。
日本ではまだまだ珍しい野菜のアーティチョークが入ったスフレ、ラディッキオ(日本ではトレビスという名前で売られていることもありますが、原産国のイタリアではラディッキオと言います)とチーズのリゾット、そしてドルチェはイタリア人大好物のザバイオーネをいただきました。
お酒の香りが効いたカスタードクリームのザバイオーネも、ピエモンテ名物のドルチェなんです。
ピエモンテは食の宝庫と称されるのも納得ですね。
どれも大好評でした♪
4日目夕食 @ルッカのご宿泊ホテル(グランドホテルグイニージ)
シーフードパスタ、サーモン
パスタは「貝殻」という意味の「コンキリエ」という種類。名前の通り、貝の形をしたパスタで、シーフードソースでいただきました。サーモンのグリルは、シンプルなお味でした。デザートにパンナコッタをいただいたのですが、写真を撮り忘れました・・・昨晩もパンナコッタをいただきましたが、お店によって味がまったく違うので飽きません!
5日目昼食 @モンテリッジョーニのレストラン(ピッコロ・カステッロ)
前菜盛り合わせ、パスタ、ポーク、りんごケーキとアイスクリーム
城壁に囲まれた丘の上の小さな村モンテリッジョーニにある、2014年版ミシュラン紹介のレストラン「ピッコロ・カステッロ」にてトスカーナ料理をお召し上がりいただきました。
アンティパストの盛り合わせは、茄子とトマトのスフレとクロスティーニ2種。
クロスティーニとはイタリア語で「小さなトースト」の意味です。
パスタは日本でもお馴染みのペンネ(イタリア語で「ペン」の意味、形がペン先に似ていますね)をうさぎ肉ソースでいただきました。とっても美味♪
メインのポークはズッキーニなどの野菜とともに。
これも美味しかった
ドルチェにりんごケーキとアイスクリームをいただきました。動けないくらいの量を食べました
5日目夕食 @フィレンツェのレストラン
タラのリボルノ風ソース、ティラミス
ムール貝のワイン蒸しもあったのですが、撮り忘れてしまいました・・・すみません。
美味しかったのに!
イタリアの港町リボルノという都市名が由来の魚介ソースでタラをお召し上がりいただきました。
皆様ご好評のお味♪ドルチェにティラミスをいただきました。
ワイン、白トリュフ、パスタ、スローフード、ミシュランレストラン、ドルチェ・・・ピエモンテとトスカーナ地方の秋の味覚をご堪能いただいた、満腹地獄のツアーとなりました
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