旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2023年10月23日
2023年 9月 20日 伊丹・羽田発 ITAエアウェイズ利用
地中海の楽園 煌めきのシチリア島8日間 コースコード
【コース番号:FE224】
で実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします。
お食事は★の数で評価させていただきます。満点は評価 星5つ ★★★★★となります。
第1日目 伊丹空港 ~ 羽田空港 ~ ローマ
伊丹空港でご集合後、日本航空106便にて羽田空港へ。羽田空港でご集合のお客様と合流、その後ITAエァウェイズ793便にてローマへ。
ローマのフィミチーノ空港へは定刻に到着(*^^*)
入国審査を済ませ、30分ほどかけてローマのホテルに向かいました。
宿泊地 ローマ郊外 : マリオット ローマ パーク 1泊
第2日目 ローマ ~ パレルモ
ローマのホテルの朝食の様子
混雑時は大きな部屋でグループ用に用意されるのですが、今回はメインダイニングでいただきました。
調理パンは数多くありました。
フルーツやリコッタチーズ、ハムなどのコーナーです。
朝食後、ローマの空港へ。ITAエァウェイズの国内線でシチリア最大都市パレルモへ。到着してすぐに昼食のレストランへいきました。
昼食 : CIN CIN
前菜はカラスミ入りのパスタ、たっぷりとオリーブオイルが使われていました。珍味の味です。
メインはカジキマグロのインボルティーニで、魚をロールしたフライ。ローリエの葉っぱが香りづけに一緒に揚げられていました。
デザートはセミフレッドアイスで、キャラメルソースとピスタチオのナッツソースがかかっていました。
食事の評価 ★★★
昼食後、パレルモ市内観光。バスでカポ市場へ行き、市場の散策。その後、歩いて観光を続けました。こちらは大聖堂の横の姿。アラブ時代の幾何学模様の装飾が見事です。
大聖堂の違う方向からの写真です。円蓋が修復中ですが、いろいろな様式が混ざり合った、シチリアならではの大聖堂です。
観光後、ホテルにチェックイン。ロケーションの良いホテルです。
夕食 : ホテルにて
前菜はブロッコリーとカリフラワーのショートパスタ。トマトソースがベースです。
メインは豚肉のフライ、いわゆるとんかつですね(*^^*) ローストポテトが付け合わせです。
デザートはフルーツサラダです。フレッシュなフルーツだけが使われていました。
食事の評価 ★★★★
宿泊地 パレルモ : ホテル フェデリーコ二世 2連泊
第3日目 パレルモ滞在
ホテルの朝食の様子
こちらはフルーツのコーナーで、季節のフルーツがならべてありました。
ハムやサラダ、チーズなどもあり、温かな調理された卵料理もあります。
食事の評価 ★★★★
朝食後、バスでチェファルーへ。ちょっとバスのトラブルがありましたが、無事に到着。すぐに歩いて町の観光へ。奥に見えるのが大聖堂です。
「ニューシネマ・パラダイス」の映画の撮影にも使われた、チェファルーの海岸線。
こちらは展望台からのチェファルーの眺望。大きな大聖堂が目立ちます。
昼食 : La Campanelle
チェファルー郊外のアグリツーリズモのレストランでいただきました。この日はシロッコという南風が吹いて気温も上がり、チェファルー郊外で山火事が発生。レストランの方からもその様子が見えました。
まずは前菜の盛り合わせでエビのスフレ、野菜のフリッタ、イワシのブルスケッタなど・
シロッコが吹くたびに火の手が上がります。ホテルも兼ねているレストランなので、宿泊客も落ち着かない様子・・・((+_+))
チェファルー方向に風が吹いているため、午後の観光であればたいへんでした。
今後が心配ですね・・・・・($・・)/~~~
そして次にイワシのパスタ。シチリアならではのパスタですね。イワシや松の実、ハーブなどが入っています。
メインはメルルーサのポルペッテ、ミートボールのようなものです。かかっているトマトソースが濃厚でとてもおいしかったです。
ボリュームがあるので、デザートはなし。それでも十分、たっぷりいただきました。
食事の評価 ★★★★
昼食後、パレルモに戻り、午後はフリータイム。かなり蒸し暑かったです。こちらはイタリア最大の劇場、マッシモ劇場です。
夕食は自由食。各自でお楽しみいただきました。
第4日目 パレルモ ~ アグリジェント
朝食後、パレルモからコルレオーネ村を経由して、パラッツォ アドリアーノへ。映画「ニューシネマ パラダイス」の撮影の村として知られています。
ずっと修復中だった、博物館がやっとオープン、こちらは内部の様子です。
博物館からみた、ウンベルト一世広場。撮影に使われた広場です。
博物館内部の地図。二階建てで、広くはありませんが、映画にまつわる写真などが多く展示。
広場にある噴水です。
その後、山道を抜け、地中海側へ。スカラ・ディ・トゥルキという石灰岩の切り立った崖で青い海と白壁がきれいです。
昼食 : Villa Kephos
まずは前菜の盛り合わせ。生ハムやグリル野菜、モッツァレラチーズ、ブルスケッタなどが出されました。
メインはピスタチオのパスタ。シチリアならではのピスタチオのソースです。好評でした。
デザートはレモンタルトと言っていましたが、ベリーのチーズケーキとタルトゥフォというチョコレートに変わりました。
食事の評価 ★★★★
昼食後、神殿の谷の観光。こちらは天井以外はほぼ完ぺきな形で残っている、コンコルディア神殿。
堂々たる姿です。
神殿の谷からは、アグリジェントの新市街が見えます。
観光後、アグリジェントのホテルにチェックイン。
夕食 : ホテルにて
前菜はかぼちゃとズッキーニのリゾット。芯もなくおいしかったです。
メインは鶏肉とチーズとなすびのグリル。コロッケが添えられています。なかなか南欧らしいコンビネーションでおいしくいただきました。
デザートはレモンシャーベット。あっさりとして後味もすっきりでよかったです。
食事の評価 ★★★★
宿泊地 アグリジェント : ホテル デッラ・ヴァッレ 泊
第5日目 アグリジェント ~ タオルミーナ
ホテルの朝食の様子
相変わらず甘い菓子パンやケーキの種類は豊富です (*^_^*)
そのほか、季節のフルーツやヨーグルトもありました。
食事の評価 ★★★
朝食後、地中海を離れて内陸部をドライブ、ノルマン人が作った町、ピアッツァ・アルメリーナの郊外にある、ローマ人の豪華な別荘、カザーレ荘の見学。
ここには3500㎡のモザイクが残されており、なかなか近くで見ることはできませんが、こちらのモザイクは初期のもので屋外にあるもの。埃を取り除くためにガイドさんが水をかけると、色鮮やかなモザイクが見れました。この熊のモザイクだけでも37色の石が使われているそうです。
その後、焼き物の町、カルタジローネへ。旧市街へはバスで行くことができないので、トレニーノという観光車にのって大聖堂前の広場へ。こちらはトレニーノに乗車中に撮った、サンフランチェスコ橋です。
昼食 :Arco Antico
旧市街到着後、すぐにランチ。まずはカポナータという野菜の煮込み。オリーブの実や南欧の野菜がトマトソースで程よく煮込まれていておいしい!
メインは自家製パスタのラグーソース、ミートソースによく似たソースで、とても濃厚でした。
デザートはアーモンドを使ったパフェでした。
食事の評価 ★★★★
レストランが大階段の近くなので、昼食後フリータイム。町のシンボル、大階段では地元の人がくつろいでいる様子が見られました。
こちらは市役所前の広場です。やはり地元に人がカフェでのんびりとしていました。
日曜日ですが、ちょこちょことお店は開いていました。
こちらがバスの駐車場から旧市街まで乗車したトレニーノです。日本語でも案内があるので楽しいです!
その後、カターニャ経由でイオニア海を見ながらタオルミーナへ。ミニバスに乗り換えて、ホテルへ行きました。
夕食 : ホテルにて
まずはウニのパスタ。今回はちょっぴりウニのソースが上に載っていました。すごいボリュームです ( ゚Д゚)
メインはシーフードのフリッタ、レモンが大きい~!エビやイカ、魚のフライなどがホタテ貝の上に盛り合わせられていました。
付け合わせのサラダも巨大~( ゚Д゚) でも新鮮なサラダは嬉しです。
デザートはシチリアの名物、カンノーロ。リコッタチーズのクリームがたっぷりと入っています。手で食べるのが伝統だとか・・・・(*^_^*)
食事の評価 ★★★★
宿泊地 タオルミーナ : ホテル ヴィラ ドーロ 2連泊 バルコニー付きの眺めの良いお部屋です。
第6日目 タオルミーナ滞在
ホテル到着時はエトナ山にも雲がかかっていましたが、翌朝、頂上まできれいに見えました。朝食会場からもとても良い眺めです。
アラブ人の要塞跡やマドンナ・デッラ・ロッカ礼拝堂にも朝日が当たってきれいです。
ホテルの朝食の様子
甘いパンがきれいに並んでいます。
リコッタチーズやハム、普通のチーズなど・・・・・このホテルの朝食だけ、野菜がなく、あったのはプチトマトだけでした。
食事の評価 ★★★
今日は気温も下がり、日本でいう秋晴れといった感じ。でも日中の気温はあがりました。
タオルミーナの町の観光は徒歩で、こちらは有名なギリシャ劇場。
イオニア海もきれいに見えます。
ギリシャ劇用の一番高い観客席の中央からみた景色です。この景色を見ながら古代の人々は劇を楽しんだのですね!
午後はフリータイム。昼食、夕食は各自で。
こちらはタオルミーナからゴンドラで降りたところにある、海水浴場。
奥に見えるのがイソラ・ベッラと呼ばれている島です。
7日目&8日目
タオルミーナからバスでカターニャへ。
カターニャ空港からローマ経由で帰国の途へ。
お疲れさまでした。
夏のバカンスシーズンも終わり、少しは静かになっているかと思ったシチリアですが、まだまだ夏の日差しが残り、海は海水浴を楽しむ人でにぎわっていました。
いろいろな民族が爪痕を残し、それぞれの文化が入り混じったシチリアは見どころが多く、まだまだ見どころがあります。北イタリアに比べると遅れている部分が多くありますが、物価も安く、人情あふれる人々が暮らしているシチリアは魅力あふれる島です。季節を変えて訪れてみるのも素敵なところです。
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