旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2023年4月 5日
フレンドツアー 伊丹・羽田発
2023年3月8日発
FE224 ITA エアウエイズ利用
地中海の楽園煌めきのシチリア8日間
で召し上がっていただいたお食事と一部観光内容をご紹介させていただきます。
お食事は星の数で評価させていただきます。
満点は 星5つ★★★★★となります。
1日目
伊丹空港より全日空便で羽田空港へ。羽田空港からはITAエアウェイズにてイタリアのローマへ。ローマまでは15時間かかりますが直行便は嬉しいです。
到着後、ホテルへ。
ご宿泊はマリオットパークでした
3月8日は「国際女性の日」です。
イタリアでは男性が女性にミモザの花を渡す習慣があり、ご家庭では女性は子供たちを預けて堂々と遊びに行ける日だそうです。
レセプションで私にも花束をくれました。
2日目
ご朝食はホテルにてアメリカンビュッフェをいただきました。
種類豊富でイタリアでは珍しく豪華な朝食です。
暖かいものもたくさんありました。
流行りのピスタチオクリームのクロワッサンまでありました。コロナ前には見たことない新物です。
卵料理
コーンフレークも充実
暖かいお料理もいろいろです。
ソーセージ
フルーツ類
パンプリン
ゆでたまご
ジャガイモのベーコン炒め
焼きトマト
ヨーグルト類
ジュースも各種あります。
ハム類
パンも各種取り揃えられていました。
クラッカー類
ホテルのロビーの様子
朝食はイタリアでは珍しく完全なアメリカンビュッフェで食べきれません。
評価 ★★★★★
朝食後、再び空港へ。ITAエアウェイズにてパレルモへ向かいました。
パレルモの空港は少し郊外にあります。40分ほどバスにのり、ご昼食のレストランへ。
ご昼食「CIN CIN」にて
マグロのからすみのパスタ
カジキマグロのインヴォルティーニ(カジキマグロの切り身の中にペコリーノチーズやレーズン、ナッツ類が巻いてあります)
セミフレッド(アイスクリーム)
評価 ★★★★
ご昼食後、パレルモ観光へ!
最初はカーポ市場へ行きました。丁度昼ごはんの時間帯で賑わっていました。
魚屋さん
今シーズンのフィノッキオ(ういきょうの種類)などの野菜
お総菜屋さんには色々ありましたが、このタコは食べてみたかった!
カジキマグロも売ってます。
市場を後にして、バスで旧市街の入口へ。
世界遺産パレルモの観光はこのポルタヌオーヴォ(新門)から始まります。16世紀にできた門でさえ新門と呼ぶイタリアの建築はますます歴史の深さを感じます。
こちらからは町を徒歩でめぐります。
まずはノルマン王級へ行きました。
2階にはパラティーナ礼拝堂があります。
内部は金色のビザンチンモザイクで飾られており、ノルマン時代の豪華さに圧倒されます。
色々な時代に融合してできた文化の象徴ともいえる建築です。
こちらは大聖堂です。
クアトロカンティ(四辻)と呼ばれるパレルモの東西南北に延びるメインストリートのど真ん中はきれいな彫刻の噴水で四方が飾られています。
プレトリア広場には多数の彫刻がおかれています。
よく見ると全員ヌードで当時は批判が殺到したそうです。
観光の後、バスでホテルへ。
ご夕食はご宿泊ホテル「FEDERICO Ⅱ」のレストランでいただきました。
ノルマン風パスタ
ポークとジャガイモのロースト
マチェドニア(フルーツポンチ)
評価 ★★★★
3日目
ご朝食はホテルにていただきました。
フルーツ類
ケーキ類
ジャムやはちみつ
パン類
卵やベーコン
ソーセージ
豆
ハムやサラミ
野菜類
チーズ
マリネ類
初日には負けますが立派な朝食でした。
評価 ★★★★
バスで世界遺産チェファルーヘ向かいました。
片道1時間30分の道のりです。
到着後、歩いて旧市街へ行きましたが大聖堂の内部は只今修復中でモザイクは全く見えませんでした。。。
メインストリートや洗濯場、メッシーナ門、港などをご覧いただきました。
帰路、運転手さんおご厚意でチェファルーのパノラマポイントへ。
◆ご昼食はAGRITURISMO LE CAMPANELLEにていただきました。
アグリツーリズモとは自産自消の農家さんの経営のホテルやレストランです。
前菜の盛り合わせ
とてもおいしいのですが、これだけでおなか一杯。
今回のレベルの高いお客様が美味しいと絶賛してくださったイワシのパスタ。
メルルーサ(タラ)のトマト煮
ちょっと多くて食べられません。。。
評価 ★★★★★
お食事の後、パレルモに戻りました。
到着後は自由時間をお楽しみいただきました。
ホテルは町の中心に近く、マッシモ劇場までは数分で到着します。
マッシモ劇場は内部見学ツアーに参加することができますが、最終が17時だったのでお時間の配分にご注意くださいね。
4日目
今日はシチリア島を縦断し南の地中海側に向けて走ります!
道中、ゴッドファーザーの故郷として知られるコルレオーネ村へ立ち寄り、お手洗いを拝借。
マフィアとは結びつかないほどのどかな村ですが、実際に31回逮捕状がでてたマフィアの一人はこの村で1996年に逮捕された経緯もあるそうです。
そんな訳で村もゴッドファーザーにファンが訪れることも多い村に今は「マフィア撲滅博物館」などもあり、イタリアの子供たちの社会見学の場所にもなっているそうです。
その後、「ニューシネマパラダイス」の撮影の場所だったパラッツァ・アドリアーノへ行きました。
第2次世界大戦の敗戦国の貧しいシチリア島の生活を主人公映画好きのトト青年と映画技師だったアルフレッドさんの友情から描く、私が青春時代に一番心打たれた映画です。撮影当時はバスを下車した広場に映画館が建てられ、村中の人が映画製作を手伝ったそうです。
トトの家 お母さんに叱られるシーン
アルフレッドの家 失明したアルフレッドとトトが話をするシーン
観光の後、アグリジェントへ向かいました。
◆ご昼食はVILLA KEPHOSにていただきました。
ピスタチオのパスタ
チキンの猟師風
レモンケーキ
評価 ★★★
お食事後、世界遺産アグリジェントの神殿の谷へ。
最後にスカラ ディ トゥルキへ行きました。
トルコ人の階段という名前の岸壁です。その昔オスマントルコが攻めてきた際、シチリアに入るためによじ登ってきたとか。。。
観光の後、ホテルへ。
ご夕食はご宿泊ホテルDELLA VALLEにていただきました。
ピスタチオとカボチャのリゾット
仔牛のスカロッピーネ
デザートはフルーツでした。写真忘れました、、
評価 ★★★
5日目
ご朝食はホテルにていただきました。
コーヒーマシーン
パン
ハムやチーズ
コーンフレーク
パン各種
たまごとベーコン
今回のツアーでは一番質素でした。
評価 ★★★
ご朝食の後、ピアッツァ・アルメリーノへ行きました。
ここにはローマ時代の別荘があります。昔のパレルモーメッシーナのローマ街道の中継地だったとか。
何年もの修復をへてまた見にいけるようになりました。
カザレの別荘内で一番有名なビキニ姿の女性の間
ここのモザイクは当時の生活の絵巻物のようで楽しいです。
現在の町の様子↓
次は世界遺産カルタジローネへ向かいます。
旧市街へはトレニーノと呼ばれている観光バスへ乗り換えです。
◆ご昼食はTRATTORIA ANIMA E COREにていただきました。
カポナータ これはチョコレートが入っていてとても甘くてびっくりでした。
なすびとトマトのパスタ 塩辛すぎ!!
アーモンドケーキ
評価 ★★★
カルタジローネの大階段
階段のシチリア産の陶器の装飾は上の段に行くにつれ新しい時代のものに変わります。
この階段の名前はサンタマリアデルモンティーへの階段というのが正式名称でてっぺんのある教会(現在修復中)に続く道と呼ばれていました。
看板も陶器で装飾されています。
街中の柵も陶器で飾られています。
観光後、タオルミーナへ向かいました。
ご夕食はご宿泊ホテル ヴィッラ ディオドーロにていただきました。
うにのパスタを期待してましたが、季節が悪いようでよくわかりませんでした・・・・・
シーフードのミックスフライ
シチリア名物カンノーロ
評価 ★★★
6日目
ご朝食はホテルにていただきました。
チーズ
ジャム類
パン類
景色は最高!
チーズ類
ヨーグルト
卵とベーコン
パン
ジュース
評価 ★★★ 質素ですが本当これくらいでよいのだと思います。
ご朝食ののち、タオルミーナの観光へ行きました。
ホテルの隣の市民公園に立ち寄ってみました。
ギリシャ劇場の入口にローマ時代のセメントの塊が残っています。
神殿の舞台 ローマ人がつくった壁の奥にはエトナ山がそびえています。
一瞬でくもに隠れたり・・・
ギリシャ劇場の全景
また見えなくなりました。
地中海も一望できます。
またエトナ復活!
実はこの時下で待っていらっしゃったお客様が民謡を歌って下さり、実際に音響の良さを我々は体感することができました。
世界中の観光客から拍手喝采でした。↓もちろん見えませんけど。
今年は暖かくお花も満開です。
このような車を借りて色々お出かけも(優良70€~)できます。
ウンベルト1世通りはまだ休暇中のお店も多くありますが、そろそろ観光シーズンが始まりそうな様子でした。
7日目・8日目
お客様のお部屋のバルコニーからはこのような景色が見えていると思います。
私はホテルの屋上から望みました。
iITAエアウェイズにてカターニャ空港からローマへ。
ローマから羽田へ向かいました。
伊丹発着の方は羽田より伊丹空港へ。
お疲れさまでした!
最後までお読みくださってありがとうございます。
丁度春めいてきた時期でアーモンドや菜の花も咲き、緑も芽吹き美しい風景をご覧いただきながらのドライブもお楽しみいただけました。
これだけ色々な人がやってきた島の歴史に触れることができ、イタリアの奥深さを体感できるツアーです。
イタリア通の方にもおすすめのシチリアツアー、ぜひご検討をよろしくお願いします!(^^♪
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