
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2015年11月 9日
フレンドツアー 関西発 A203 2015年10月24日
憧れのオリエント急行
「インターコンチネンタル・パリ・ル・グラン」に泊まる 秋彩のイタリアからパリ9日間
で実際にお召し上がりいただいたお食事をご紹介いたします。
お食事は星の数で評価します。
満点は星5つ★★★★★となります。
待望の
オリエント急行
にご乗車いただけるツアーが秋限定で催行されました。
「ベニス・シンプロン・オリエントエクスプレス」の車内1泊2日の優雅な旅は思い出に残るものとなりました![]()
味覚の秋
芸術の秋
黄葉の秋
絶景ルートからお楽しみいただくことができました![]()
1日目
ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラスにて、フランクフルトを経由しフィレンツェへ。
うれしい連泊
ゆっくりフィレンツェを満喫です!

↑ホテルの入り口
2日目
ご朝食@ホテル
サラダなどもあり充実していましたが、混み過ぎていてちょっと残念![]()


世界遺産フィレンツェの観光へ行きました。
ホテルより旧市街を散策しながらドゥオモ(教会)や、

シニョーリア広場などを廻り、ウフィッツィ美術館へ。
大きなリュックサックなどの荷物の持ち込みが禁止されています。
お手回りのお荷物はコンパクトにご準備お願いします![]()
美術館の回廊からベッキオ橋を

この橋の上の白い建物がこのツアー特別のご案内となる「ヴァザーリの回廊」です。
当時お偉い方は昔の事務所(今のウフィッツィ美術館)~ヴァザーリの回廊を歩きアルノ川の南にあるお住いの館(ピッティー宮殿)へ帰りました。
ボッティチェリのビーナスの誕生やレオナルド・ダ・ビンチ「受胎告知」など名作をご覧いただき、ヴァザーリの回廊へと進みました。

ヴァザーリの回廊内部と出口のブオンタレッティのグロッタの入り口

ご昼食@TERAZZA BRUNELLESCHI
窓からの景色は圧巻です。

●野菜入りトマトソースのトロフィエ(パスタ)

●ローストターキーと温野菜

●ノンナのタルト(おばあちゃんのタルト)

星4つ★★★★☆
お食事の後ホテルへ。
午後は自由行動です。
お食事や散策のご相談はいつでも添乗員までご遠慮なくお尋ねくださいね![]()
3日目
今日はフィレンツェのあるトスカーナ州を離れ、エミリアロマーニャ州へお出かけです。
この州は食で有名なところです。
パルマまで3時間強の道のりです。(途中休憩1回)
クラテッロ(生ハム)熟成所POLESINE PALMENSEへ続く小道は霧が立ち込めます~
この霧がハムの熟成には必要なんです!!
熟成中のハムはこんな様子でした。

ご昼食@CAVALLINO BIANCO
レストラン↓

●クラテッロ2種(左が24ヶ月熟成、右は18ヶ月熟成) 食べ比べしてみました!

●トルテッリ 中にパルミジャーノチーズ入りのパスタ

●牛のほほ肉の煮込み やわらかくて溶けてしまいそう~♪

●セミフレッド(アイスクリーム) アマレット酒入りで美味(^^)

星5つ★★★★★
ご昼食の後、バスを東に走らせ(3時間弱)ベネト州のパドヴァへ。
旧市街を散策しながら、スクロヴェーニ礼拝堂へ行きました。
ジョットが描いた青い礼拝堂は心が癒されます![]()
観光の後、一路ベネチアへ。
バスはトロンケット島までしか入れないので、トロンケット島から水上タクシーでホテルへ向かいました。
老舗のデラックスホテル「ダニエリ」で2連泊!ロビーのサロンと階段、本館↓

4日目
ベネチアの観光は歩いて巡れます。
溜息橋はホテルのすぐ横がVIEWポイントです。
今日は少々アクアアルタと呼ばれる高潮でサンマルコ広場はプチ洪水になりました。

ご昼食@BISTROT VENICE
お勧めの素敵なレストラン
サービスもお味も最高です![]()

●牛肉のカルパッチョ モッツァレラソース

●手長エビスカンピのフライ りんごとともに

●海の幸のスパゲティー

●デザートとコーヒー

大満足の星5つ★★★★★
午後は自由行動でした。
オプショナルツアーでは3島めぐりへ出かけました。
ベネチア最古の島トルチェッロ島、サンタマリア アッスンタ教会とサンタフォスカ教会。
レースと漁師の島、カラフルな家並みで有名なブラーノ島へ行きました。
5日目
ご朝食@ホテル ダニエリ


朝からシャンパンもいただけますよ!
レストランからの景色も素晴らしかったです♪

ご朝食の後、水上タクシーでベネチアの鉄道の玄関口サンタルチア駅へ行きました。
いよいよ憧れのオリエント急行への乗車の日がやってきました

列車の前では各マネージャーにお出迎えいただきました。

サロンカーやVSOEのプレート、

添乗員のシングルキャビン↓(ツイン部屋はもう少し広かったです)

1920年代の車両でキャビン内部も美しく準備されてます。
キャビンスチュワートより、さっそくシャンパンのサービスがありました![]()
10時40分パリに向けて出発!

ご昼食@オリエントエキスプレス車内 「コートダジュール」
1929年ルネラリック内装で人気の12名様限定のレストランでいただきました♪
グラスにもロゴが入っています。

●パンプキンとホゥフウのスープ ラルド・ディ・コロンナータ(生ハム)とフォアグラのマフィン入り

●パンは6種類からお選びいただけます! オリーブオイルとともに

●ジョンドーリー(マトウダイ)のフィレ レモンとキャロットソース
グレープフルーツとブロッコリーポテト、チャイニーズアーティーチョークの赤玉ねぎのせ

●洋ナシのコンポート
中にはピスタチオムースが詰まっており、それぞれゴールデンマスカットソースとハイビスカスシロップの2種のお味♪

●プティフォー 5種

納得のサービスとお味![]()
星5つ★★★★★を越えて差し上げたい気分です。
コートダジュールレストランの並びにはシャンパンBARがありました。

キャビン内の観音開きのドアを開けると洗面所があり、タオル3枚、フラゴナールの石鹸またバスローブやスリッパがあります。

内装はそれぞれのキャビンで異なる寄木細工で施され、ミネラルウォータも扇風機もありました(エアコンはありません)。

お手洗いと洗面台、スリッパもあります。

お部屋にはポストカードがあり、スチュワートが切手を貼って出してクレスサービスも
地図もありました。

売店では笑顔で語学の堪能なスタッフがお迎えです。
日本語もお話になります。
売り切れ人気商品もあるのでお早めに行ってくださいね。
一番人気のくまちゃんは32ユーロでした。

アフタヌーンティー@キャビン
お部屋にキャビンスチュワードが持ってきてくれました。
お紅茶は英国のウィッタードです!

車窓からの景色は秋の黄金色のぶどう畑!! 圧巻です
そろそろオーストリア国境に入ります。

これから絶景が続くブレンナー峠が始まります。
こちらブレンナー駅で少し停車↓

そろそろ列車はインスブルック

インスブルックでは約30分間の停車となりました。
ホームに降りることもできました。



オリエント急行の車内の食堂車は3タイプあります。
どちらも素敵でした![]()
在りし日の優雅な時代を思い起こさせます![]()
エトワール・ドゥ・ノール

コートダジュール

ロリエンタル

BAR
ピアノの生演奏もありますよ。
ディナー前後のお時間帯はタキシードやドレスの紳士淑女で満席になります。

ご夕食@エトワール・ドゥ・ノール
ディナーセッティング

●スズキのフィレ ベネチアンあさりとレンズ豆の生クリームピューレ添え

●仔羊の煮込み エベチーズハーブソースがけ
ピーマンの詰め物3種(アーティーチョーク、ラッテポテト、ほうれん草)とデュラム小麦を添えて

●チーズコレクション もしくはシャーベット(チョイスできました。写真はチーズです)

シェフのフランス人のクリスティアンさん、日本オークラホテルでも勤務されたことがあるそうです。
メニューにサインをしてくださいました。(撮影中、電車の揺れでブレてしまいました
)

●クルミのモンブラン風 ブルボンバニラソース

●マカロン5種とコーヒー

ボリューム満点!おなか一杯
仔羊が苦手なお客様もいらっしゃったので残念でした・・・。
しかし、満点星5つ★★★★★
お食事の後お部屋に戻るとベッドの準備が整っていました。
ベッドの上にはロクシタンのアメニティーとミニスイーツが用意されていました。
6日目
ご朝食はお部屋に希望のお時間に運ばれてきます。
パン、コーヒーとジュース、フルーツ、チーズなどもあり充実の内容でした。

別れ惜しいのですが、1泊2日の夢のような時は終わり8時35分にパリ東駅へ到着。
こちらにもオリエント急行専用のカウンターがありました。

到着後、オーベル・シュル・オワーズへ。
オーベル・シュル・オワーズ城の庭園では木々の芽が黄色に染まりフランスの秋を満喫することができました。

観光のち、パリに戻りご昼食のレストランへ。
ご昼食@CIEL DE PARIS
●フォアグラ

●クロダイのグリル 小麦のリゾットとムール貝を添えて

●リンゴのクラフティ フランボアーズアイスクリーム

レストランはモンパルナスタワーの上にあり、こちらからのパリの景色も素晴らしかったです。

星5つ★★★★★
最後の2連泊もデラックスホテル!「インターコンチネンタル・パリ・ル・グラン」にお泊りいただきました♡
7日目
ご朝食も大満足の豪華な内容でした
@ホテル内 CAFE DE LA PAIX


和食や中華メニューもありました。
今日はフリータイム♪
思い思いに秋のパリをお楽しみいただけたと思います。
最後のご夕食はル・グランのメインダイニング CAFE DE LA PAIXにてお楽しみいただきました。
●キャビアとコダラクレミュー
とっても面白い器でサービスされました。

パンとバターも最高

●豚の肩肉の煮込み とアーティーチョーク

●付け合わせのパスタ

●CAFE DE LA PAIX特製ミルフィーユ

美味しくいただきました。
星4つ★★★★☆
ホテルのサロン、レセプション、玄関はこんな様子です↓


8日目&9日目
早朝出発のため、残念ながら豪華なホテルのお食事がいただけませんでした![]()

ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラスにてフランクフルトを経由し関西空港へ。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
人気のオリエント急行にご乗車いただく、なんとも贅沢なツアー![]()
出発日限定コースの為、あいにく本年度の募集は終了しています。
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