旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年2月21日
フレンドツアー 関西発
2025年1月19日出発
エミレーツ航空利用
麗しのイタリア 9日間【コースコード:FE089】
で実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします。
お食事は★の数で評価させていただきます。満点は評価 星5つ ★★★★★となります。
◎1日目
夜、関西空港よりドバイ乗り継ぎ、翌2日目にミラノへ無事に到着しました。
たいへん長い空の旅、お疲れ様でした。
◎2日目
到着後、ミラノのホテルへ。
夕食@ホテル
ミラノ風リゾット
サフランの色と風味が食欲をそそるミラノの郷土料理です。
お好みでパルミジャーノレッジャーノチーズをふりかけて召し上がれ。
チキンの薄切りソテー
レモンソースで仕上げられていました。
パンナコッタ
甘すぎず、食べやすい味でした。
評価★★★★
◎3日目
朝食後、ミラノの観光へ。
ルネサンスの大天才レオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」の壁画が残るサンタ・マリア・デッラ・グラッツィエ教会、かつてのミラノ公国時代の君主の居城スフォルツェスコ城、19世紀の華やかなアーケード「ヴィットリオ・エマヌエル2世アーケード」、ミラノのシンボルである大聖堂など、巡りました。
昼食後、水の都ヴィネツィアへ。
ヴェネツィアでの宿泊は、本島内サンマルコ広場から徒歩圏内のホテルでした。
朝食@ホテル
焼きたてのブリオッシュやクロワッサンの香りが食欲をそそります。
ヨーグルトやチーズ、シリアル類など種類豊富なビュッフェでした。
評価★★★★
かつての修道院の食堂の壁に残る世界遺産「最後の晩餐」
今にも弟子たちのざわめきが聞こえてきそうなタッチと、すばらしい遠近感が天才たる所以ですね。
スフォルツェスコ城の中庭を飾る泉
ミラノの紋章がおしゃれです。
音楽の殿堂スカラ座前の広場に佇むレオナルド・ダヴィンチの像
大天才、何をか思う…
大聖堂ドゥオモ
完成まで500年以上かかったと言われるゴシック建築の傑作です。
冬の張りつめた空気の中、歴史と風情のあるミラノの街歩きを楽しみました。
昼食@レストランTERRA FERMA
スパゲティ・ポモドーロ
たっぷりチーズをふりかけていただきました。
風味豊かなトマトソースが美味でした。
ミラノ風コトレッタ(仔牛のカツレツ)
カリッと揚げ焼きにされていてサクサクした食感がよかったです。
アップルパイ
温かくて甘酸っぱいリンゴが美味でした。
評価★★★★★
夕食@MONDO NOVO
イカ墨スパゲティ
ヴェネツィアの名物です。
海の幸のフリット
昼もフライ物でしたので、少し重たい印象。
ティラミス
ほどよい甘さでこれは別腹…
評価★★★★
◎4日目
朝食@ホテル
趣のあるレストラン
おしゃれなセッテイング
今朝も焼きたてパンがずらり
卵料理がテーブルオーダーでいただけました。
評価★★★★★
食後、ヴェネツィアの観光へ。
共和国時代からの守護神、聖マルコを祭る大聖堂と広場、共和国時代の行政と立法の中心であったドゥカーレ宮殿など訪れました。
ホテルからそのまま歩いてすぐに観光ができるのが、本島に宿泊している者の特権です。
かつて宮殿内の裁判所と牢獄を結んでいた橋「ためいきの橋」
囚人が窓からヴェネツィアの美しい風景を見て嘆きの溜息をついたといわれています。
ビザンチン文化の影響を受けた素晴らしい黄金のモザイクで飾られたサンマルコ寺院
今回のツアーでは2階のバルコニーへもご案内しました。
すばらしい躍動感の青銅製の馬
バルコニーからのサンマルコ広場の眺め
サンマルコ広場の回廊は、さまざまに意匠をこらしたヴェネツィアンガラスのシャンデリアで飾られていました。
ヴェネツィア名物のゴンドラ遊覧ももちろん楽しんでいただきました。
細い運河を船頭さんが巧に船を操っていきます。
たくさんの橋をくぐり、水上から見るヴェネツィアの街並みのひとしお。
昼食@ALLA SCALA
老舗の人気トラットリアにて昼食を。
白を基調とした明るい空間がすてきでした。
エビとズッキーニのパスタ
ぷりぷりのエビの風味が美味でした。
白身魚のソテー
身もふっくらと仕上げられていました。
チョコレートケーキ
味もヴォリュームもちょうどよかったです。
評価★★★★★
午後、ルネッサンスの都フィレンツェへ。
明るいうちにミケランジェロ広場より素晴らしい街のパノラマを堪能していただけました。
夕食@MATTO MATTO
地元っ子や観光客でにぎやかな人気のリストランテでトスカーナ料理をいただきました。
ハムとサラミ、チーズの盛り合わせ
サラダ
フィレンツェ名物、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風ビーフステーキ)
Tボーンの部分を豪快に炭火で焼き上げた一品。
一人500gとヴォリュームも豪快でした。
チーズケーキ
よくばってチョコレートソースをかけてもらいました。
評価★★★★(サービスは★★★★★)
◎5日目
朝食@ホテル
パンケーキを作るマシーンがありました。
さっそく作ってみましたよ~
シロップをかけていただきます。
チョコレートとピスタチオのクロワッサン
午前中のフィレンツェ観光では、大聖堂と付属の洗礼堂、ルネッサンス美術の殿堂ウフィッツィ美術館、屋根のない美術館のようなシニョリーア広場、アルノ川に架かる屋根付きの橋「ヴェッキオ橋」などフィレンツェの見どころを巡りました。
白、黒、緑、ピンクなどの大理石で美しく飾られた大聖堂と鐘楼、洗礼堂の威容。
幸せが訪れると人気のイノシシ像
みんなが撫でたり、口の中にコインを置くのでピカピカの鼻を持っていますね。
街の中を流れるアルノ川
第二次世界大戦でも戦災を免れたヴェッキオ橋と、ヒトラーが眺めを楽しむために大きくした回廊の窓
毎日この眺めを楽しんでいる野鳥がうらやましい
住まいであったピッティ宮殿からオフィスであったウフィッツィ美術館までのメディチ家のプライベートの出勤経路「ヴァザーリの回廊」
ウフィッツィ美術館の師玉の作品群をお楽しみください。
レオナルド・ダヴィンチの受胎告知
ラファエロ「ひわの聖母」
そのラファエロの自画像
ヴァザーリの回廊に飾られていた肖像画コレクションが美術館内に移されていました。
レンブラントの自画像
ベラスケスの自画像
威厳たっぷり、ふんぞりかえってますね
巨匠ジョットが手掛けた大聖堂の鐘楼の塔
大聖堂のファサードには何度見ても感嘆するばかり
昼食は自由食ですが、さすがトスカーナ料理の都フィレンツェにはおすすめできるレストランやトラットリアがたくさん。
また、お土産探しも楽しい中央市場にもたくさんの食べ物やさんがひしめいています。
子豚のロースト「ポルケッタ」のパニーニ
フィレンツェ名物トリッパやランプレドットなどのモツ肉サンド
お好みでピリ辛ソースやバジルのヴェルデソースなどを加えていただきます。
どれもこれもおいしそうで迷ってしまうパニーニ店
トリュフがのった目玉焼きのピンチョ
フィレンツェのおふくろの味、野菜を煮込んだ「リボリータ」にもトリュフが!
フリータイムや自由食のご質問やご相談はお気軽に同行の添乗員まで。
◎6日目
この日はイタリアが誇る新幹線ITAROにて永遠の都ローマへ。
乗車までのひととき、駅構内のお店など覗いていたらチョコレートの名店ヴェンキもありました。
あのスーパーカーのフェラーリを想わせる深紅の車体のイタロ
ローマまで約2時間の列車の旅を楽しみました。
ローマのテルミニ駅に到着後、そのまま歩いて地元で人気のピッツェリアレストラン「ガリーナビアンキ」へ。
昼食@ガリーナビアンキ
かわいらしい雰囲気の店内
日本では12時からお昼が普通ですが、イタリアでは一番乗り
好きなテーブルを選ばせてくれました。
グリーンサラダ
ピッツァ「ロマーナ」
アンチョビの塩味とオリーブの風味が美味でした。
ピッツァの定番「マルゲリータ」
ポルチーニ茸の香り豊かな「きのこのピッツァ」
今回、少人数でしたのでお店の好意で3種類のピッツァの味比べができました。
バニラのジェラート
評価★★★★
午後のローマ観光では、ローマ時代の円形闘技場コロッセオ、ローマっ子が集うナヴォーナ広場、ローマ時代の傑作建築物パンテオン、ローマの休日でもおなじみトレビの泉、カトリックの総本山サン・ピエトロ寺院など巡りました
フレンドツアーでは小回りのきくミニバンを利用しますので、大型バスが入れないエリアの見どころもご案内しています。
また、歩く距離や時間も通常のツアーに比べて大幅に軽減しています。
5万人が収容できたと伝わる壮大なコロッセオ
ローマ時代の神殿パンテオン
かの天才ラファエロもここに眠っています。
3つのバロック噴水で飾られたナヴォーナ広場
バチカンのサン・ピエトロ寺院では、今年は25年に一度の聖なる年(ジュビレオ)ということで、通常閉ざされている聖なる扉より中へ入りました。
黄金のモザイクで飾られた教会内部の装飾の美しさに息を飲みます。
聖なる年ということで、たくさんの巡礼の方々の姿も見られました。
ミケランジェロの出世作「ピエタ」
彼が唯一名前を入れた作品です。
ツアー最後の会食は、モダンでおしゃれな空間で洗練されたローマ料理が楽しめると評判のレストラン「COTTO」にて。
夕食@COTTO
ブルスケッタとグリル野菜の前菜
新鮮なトマトが美味でした。
ローマ名物カルボナーラスパゲティ
日本でもおなじみのカルボナーラはローマ発祥。
本場のカルボナーラは、ぺコリーナチーズと卵のみを使っているのでとっても濃厚です。
また日本のように普通のベーコンではなく、豚のほほ肉の塩漬け(パンチェッタ)を使うのが特徴。
ぜひローマで本物のカルボナーラを味わってみてくださいね。
サルティボッカ
ローマの郷土料理の一つで、仔牛の薄切りと生ハムを重ね焼きにして、セージなどの香辛料とワインソースで仕上げたもの。
おいしさのあまり口に飛び込んでくる!という意味の名前です。
デザートは、これまた少人数ということでお好きなものを選ばせていただけました。
チーズケーキ、ベリー添え
アップルパイ
洋ナシのコンポート
◎7日目
終日フリータイム。
みなさま美術館巡りやショッピング、散策などローマの休日を楽しまれました。
朝食@ホテル
メニュー豊富なビュッフェでした。
評価★★★★★
8日目
ローマ空港よりエミレーツ航空にてドバイ乗り継ぎ、翌9日目に関西空港へとお帰りいただく9日間のツアーでした。
ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマ、という北イタリアを代表する4つの都市をゆとりある行程で巡るコースです。
フィレンツェでは半日、ローマでは終日のフリータイムもありますので、散策やショッピング、美術館めぐりなど、ご自身のご興味やペースで街歩きをお楽しみいただけます。
ホテルの立地、各地の名物料理などお食事にもこだわったフレンドツアーのイタリアの旅。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
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