旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年1月23日
2024年1月11日 FE408 関東発
ナポリ湾を眼前に見渡す海辺のホテルに泊まる (5・6泊目)
☆☆☆紺碧に輝く南イタリア9日間☆☆☆
ボンジョルノ! フレンドツアーの添乗員です。
ツアーで実際にいただいたお食事を、見学箇所の写真
とともにご紹介させていただきます。
☆1・2日目☆
羽田発エールフランスの夜便にて、パリ経由でナポリへ。
2日目の午後14:00にナポリ空港へ到着し、ポンペイの
ホテルへは15:30にチェックイン。
スーパーへ買い物に出かけたりしてゆっくりとお過ごし
いただきました。
宿泊地ポンペイ HABITA79に2連泊
☆3日目☆ ポンペイ~ソレント半島~ポンペイ
世界遺産ポンペイ遺跡観光
紀元後79年に突然噴火したヴェスヴィオ山の火山灰に
埋もれて1700年以上眠っていたローマ時代の町へ
約2時間タイムスリップの観光です。
オデオン座
偉い地位のある方が舞台に近い下の段、その上が一般男性
そして一番上が女性と奴隷だったそうです・・・
居酒屋のカウンター
ポンペイは現在も発掘と修復が続いていています。
紀元前2世紀頃の家で1913年に発掘され、最近
公開されたCasa dei Ceii(Ceiiさんの家)
発掘時に発見された指輪にCeiiと刻印が入って
いたそう(当時の印鑑)なので家主の名前だろう
とこの名前がつけられたそうです。
屋根は当時は木製だったので再現されたものです。
雨水が中庭の下の水盤に流れ込むように設計され
ています。
奥の中庭に面した部屋には、動物・猛獣たちが
描かれたフレスコ画が発見されました。
保存状態とても良いのでびっくりです!!
スタビア浴場の水風呂
よくみると青のフレスコ画も残っています。
ここは浴場の脱衣所でした。
宿泊ホテルHABIT79が遺跡からバスで数分の場所
にあるため、他のグループが到着する前に入場して
このように貸し切り状態でゆったり見学できました!
フォロ(公共広場)から見たゼウス神殿跡と
美しい標高1280mのヴェスヴィオ山です。
ポンペイ遺跡観光の後、ミニバスに乗って
ソレント半島のドライヴです。
快晴でしたので、ツアータイトルと同じ『紺碧に輝く・・』の景色を堪能できました
半島の南側の海岸線の一部が、最も美しい世界遺産アマルフィ海岸があります。
アマルフィ海岸の町のひとつポジターノの町
をマドニーナ展望台から見下ろす景色です。
まさに絶景!!
アマルフィ海岸の途中、Conca dei Marini
のご昼食レストラン『Conca Azuura』の
テラスからの眺めも最高でした。
遠くに見える薄いシルエットはカプリ島です。
・Fussili(フッシーリ)パスタシーフード入り
・レモンケーキ
昼食後、アマルフィ海岸線から背後の山にバスで上り、
標高350mの天空の町ラヴェッロへ。
中心の大聖堂の脇にあるVilla Rufolo(ルーフォロ邸)
を見学。13世紀のルーフォロ家の政治的・経済的権力を表す
建物・塔・お庭が残っています。
入り口の塔
13世紀当時流行していたアラブ・ノルマン様式
の回廊(アラブ様式とビザンチン様式が混ざった
独特の様式)
ルーフォロ邸庭園で一番眺めの良い場所
ベルべデーレ庭園のテラスとアマルフィ海岸
1880年にワーグナーが滞在して最後のオペラ
『パルファル』のグリングゾルの庭の着想を
得たそうです。
毎年夏にはラベッロ音楽祭が開催され、テラス
部分にはステージが設置されます。
ベルべデーレ庭園テラスから見るアマルフィ海岸
とティレニア海
ヴィラ・ルーフォロからの眺め
ラヴェっロのDUOMO(大聖堂)と笠松の影
ラベッロ観光の後、ラッターリ山脈を越えてポンペイ
に向かって下りる途中に見えた、夕日に映える美しい
ヴェスヴィオ山
ご夕食はホテルHABITA79のレストランにて
・パッケリ(ナポリのパスタ)とサルチッチャと
バジリコソース
・ナスとチーズのラザニア風
・チョコレートフォンダン
☆4日目☆ ポンペイ~マテーラ~アルベロベッロ
HABITA79の朝食レストランとBuffet
ご昼食 マテーラのサッシ地区(旧市街)のレストラン
『IL NADI』
・Crapita (マテーラの素朴なスープ 豆類と脱穀した小麦入り)
・サラダと仔牛肉の巻物(チーズとイタリアンパセリ入り)
・リコッタチーズのケーキ
ご昼食後 世界遺産マテーラの洞窟住居(サッシ地区)
の徒歩観光です。
岩肌を掘って建てられた家々
旧市街の一番高い位置にあるDUOMO(大聖堂)
映画の撮影にも使われました。
メル・ギブソン監督の『パッション』
『ワンダーウーマン』,『007ノータイムトゥダイ』など
足元の悪い階段もありますが、ゆっくりゆっくりと
下りて行きます。
旧市街サッソカヴェオーソ地区の中心広場にある
サンピエトロ教会
旧市街の下はグラビーナ川のある渓谷があり、
対岸には先史時代に人が住んでいた洞窟の後
も見られます。
1950年代まで家畜と一緒に農民家族が
住んでいました。セピア色の廃墟のような
街並みは悲しげに朽ちていくような独特の
雰囲気があります。
ご夕食は宿泊ホテルOLIMPOから徒歩8分のレストラン
『TERRA MOSSA』にて
・Pizza Margherita(バジリコの葉なしでした)
・ミックスサラダ
・チョコレートジェラート
☆5日目☆
アルベロベッロの宿泊ホテルOLIMPOの朝食
クロワッサンと卵料理はテーブルに用意されます。
養蜂農家からの直送ハチミツはとても美味しいです!
モツアレラチーズやフォカッチャなど
ヨーグルト
ヨーグルトとともにプルーンやアプリコットも
アルベロベッロ世界遺産トゥルッリ地区の徒歩観光
石灰岩の殻積みで三角帽子の屋根も築かれています
雨に降られましたが、濡れた石灰岩の色が
より濃厚になり、しっとり感がでてました。
約100年前に建てられた、トゥルッリ(三角)
形式の屋根を持つ聖アントニオ教会
アルベロベッロ観光の後はオプショナルツアー
にて白く丸い町ロコロトンドへ
アルベロベッロからバスで片道20程のお隣町
旧市街の家々の壁は白い石灰がきれいに塗られ
通りにはゴミなど一切落ちていなく、とても
きれいな町でした。
迷路のような細い道が多いです。
旧市街の中心には町の守護聖人聖ジョルジョ
(聖ゲオルギウス)教会があります。
町からはイトリアの谷が見渡せます。
よく見るとアルベロベッロと同じ、トゥルッリ
形式の建物が見えます。
ロコロトンドの小さな可愛い教会
オプショナルツアーに含まれているご昼食
レストラン『ベルべデーレ』の入り口
・ブロッコリー入りオレキエッティ(耳タブ)パスタ
・ローストポークロコロトンド産白ワイン風味
・ティラミス
レストラン ベルべデーレの建物は元貴族
の建物で、このような天井のフレスコ画の
真下でお食事できました。
☆6日目☆ アルベロベッロ~カステルデルモンテ~ナポリ
アルベロベッロからバスで約2時間で
世界遺産 カステル・デル・モンテへ
13世紀 神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世
(フェデリーコ2世)によって350mの丘の
上に建てられた、黄金比を用いた8角形丘のプラン
で設計された、丘の上の王冠と呼ばれるお城です。
8角形の城、8本の塔、8角形の塔、1階と2階
にはそれぞ8部屋、8角形の中庭など。
8角形の中庭から上を見上げてもやはり8角形
ご昼食はカステル・デル・モンテの近くの
アグリツーリズモ(農場レストラン)
『il Pino Grande』
玄関では最初だけ吠える番犬と、たくさん
の猫たちがくつろいでいます。
映画「ゴットファザー」のシーンに出てき
そうな建物です。
フォカッチャと自家製モツアレラーチーズ
ハーフペンネのトマトとズッキーニ入り
チキン・豚・サルチッチャ(ソーセージ)の串焼き
と新鮮な野菜
自家製のプラムとアプリコットジャム入りミニタルト
6日目ご夕食はナポリの宿泊ホテル
ロイヤルコンチネンタルから徒歩2分の海岸通り
沿いのレストラン『アントニオ・アントニオ』にて
スパゲッティトマトとムール貝入り
メインはその場で2種類からチョイスできました
①シーフードミックスグリル
②シーフードミックスフリッター
クランベリーケーキ
☆7日目☆ ナポリの2連泊ホテル
ロイヤルコンチネンタルの朝食Bufftet
ナポリ人の大好きなスフォリアテッラ(カスタード
クリームの入った貝殻の形)もあります
ホテルロイヤルコンチネンタルからサンタルチア通り
を約10分上がってくると王宮広場(プレシビート広場)
に出れます。
自由行動にはナポリの守護聖人聖ジェンナーロの遺物
を祭る、Duomo大聖堂に行かれたお客様が多かったです。
王宮の斜め前にあるカフェGambrinusはコーヒー
がとても美味しいと評判です。
これは、カフェピスタッチオ3.5euro(カウンター
立ち飲み料金)です。エスプレッソとモカクリーム
の上にピスタッチオが振りかけられています。
全室バルコニー付きのSeaViewです。
目の前にサンタルチア港と卵城があります。
ご覧いただきありがとうございました。
冬の観光オフシーズンは、観光地がとても空いており
のんびりと落ち着いて観光が出来るのでお勧めです。
南イタリアは他にシチリアのみ周遊するツアーもございます。
次回も是非フレンドツアーでのご参加をお待ちしております。
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