
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年1月18日
フレンドツアー 伊丹・羽田発
2023年 12月13日
ITAエアウェイズ利用 地中海の楽園 煌めきのシチリア島8日間 【コース番号:FE224】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事、一部観光内容をご紹介します。
お食事は★の数で評価します。
満点が星5つ★★★★★となります。
第1日目 伊丹空港 ~ 羽田空港 ~ ローマ空港 ~ ローマ
伊丹空港からJAL106便にて羽田空港へ。 羽田空港で東京からご参加のお客様と合流してITAエアウェイズ793便にてローマのフィミチーノ空港へ。到着後、空港近くのホテルへ。
宿泊地 ローマ郊外 : ローマ マリオットパーク ホテル 泊
第2日目 ローマ ~ パレルモ
ホテルの朝食の様子
パンケーキやゆで卵、ハムなどもありました。パンの種類も多かったです。

ハイシーズンの時は、グループは別の広間での朝食ですが、グループも少ないため通常のレストランでの朝食でした。
チーズも数種類あります。

食事の評価 ★★★
ホテルのロビーの様子。大きなクリスマスツリーが飾られていました。

ローマ空港に再び戻り、ITAエアウェイズ1785便にてシチリア島最大の都市パレルモへ。
予定より早着、すぐに昼食のレストランへ。
昼食 : Lo Strascino
まずはムール貝やシーフードがたっぷり入ったパスタ。アルデンテで味も良かったです。

こちらがレストランの様子。「ザ・シチリア」という感じの典型的な飾りでした。クリスマスのデコレーションもきれい!

メインはカジキマグロのインボルティーニ(ロール巻き)とローストポテト。ちょっとお皿の空白の部分が悲しいなぁ・・・
揚げたオレンジがカリカリしておいしかったです。

デザートはあっさりとしたレモンシャーベットでした。

食事の評価 ★★★★
昼食後、パレルモ市内へ。まずはカポ市場へ行きました。14:00ぐらいになると閉まるお店も多いのですが、今日は結構にぎわっていました。クリスマス前だから、市場も忙しそうでした。

運転手さんのご好意で、マッシモ劇場にも立ち寄りました。赤いポインセチアの飾りがクリスマスらしいです。

その後、王宮にあるパラティーナ礼拝堂へ。礼拝堂の上がシチリア議会の建物なので、中庭にはきれいなクリスマスの飾りがされていました。

パラティーナ礼拝堂の内部。クリスマスなので、イエスキリストの誕生のモザイクの部分を撮りました。

ノルマン、ビザンチン、アラブなどの文化の融合がみられる礼拝堂です。

床のモザイクもどれ一つとして同じものはありません。

クリスマスの飾り、プレセピオもおかれていました。

出口の手前からとった礼拝堂です。

この時期は日が短いので、観光中、暗くなってきました。こちらはベッリーニ広場。クリスマスのイルミネーションがきれいです。

観光後、ホテルにチェックイン。ホテルは町の中心地にあるので、とても便利です。
夕食 : ホテルにて
前菜は牛肉と赤ワインソースのショートパスタ。やはりアルデンテで牛肉の味もしっかり。

メインは豚のフィレ肉のフライを薄く切ったもの。日本のとんかつ風ですが、あっさりソースでした。そしてローストポテトが添えられていました。

デザートはカサータというリコッタチーズを使ったケーキです。シチリアの代表的なケーキです。

食事の評価 ★★★★
宿泊地 パレルモ : フェデリーコⅡ世ホテル 2連泊
第3日目 パレルモ滞在
ホテルの朝食の様子
こちらはチーズやヨーグルトなど乳製品がおかれています。

季節のフルーツもカットして並べてくれています。グアバがありました。そのほか、暖かい食べ物やパンの種類も多かったです。

食事の評価 ★★★★
朝食後、映画の舞台となったチェファルーへ。パノラマポイントから前景の写真を撮りました。

路地からとったチェファルーの大聖堂の鐘楼。どの通りも絵になります。

観光後、アグリツーリズモのレストランへ。
昼食 : La Campanelle
まずは前菜の盛り合わせ。アンチョビのブルスケッタ、エビのスフレ風、季節の野菜のフライ、など、これだけでおなか一杯です。

そしてイワシのパスタ。これもシチリア料理の典型です。松の実やジュネバという木の実、ういきょうなどのハーブがソースに入っています。

メインはタラの団子のトマトソース。トマトソースがとても濃厚でおいしい。ローストポテトとルッコラが添えられていました。

食事の評価 ★★★★★
たっぷりと昼食をいただいた後、パレルモに戻りました。午後はフリータイム。夕食も各自で。
第4日目 パレルモ ~ アグリジェント
パレルモから内陸部を走り、ギリシャ人が作った町、アグリジェントへ。昼食まで少し時間があったので、旧市街を散策。
アグリジェントで最も有名なサンスプリット修道院まで歩きました。内部の見学ができたので、ノルマン時代に建てられた歴史的な修道院を見学。内部は博物館になっていました。こちらは教会の入口のアーチ飾り。ノルマン風の装飾がみられます。

昼食 : Pititto Restaruante
まずはカポナータ。これもシチリアの代表的な食べ物。オリーブと南欧の野菜を煮込んだもの。パンにつけて食べるととてもおいしいです。

メインはピスタチオのパスタ。これもシチリアならではのパスタ。ピスタチオの甘さとオリーブ、塩味が程よくマッチしておいしいです。

デザートはリコッタチーズのラビオリ。オレンジカラメルソースがかかっていました。

食事の評価 ★★★★★
昼食後、神殿の谷へ。丘の上からは地中海が望めます。冬の風景は緑がきれいです。

一番高いところにあるヘラ神殿よりの眺め。コンコルディア神殿が見えます。

これから咲き出すのがアーモンドの花、一輪咲いていました!!

こちらがコンコルディア神殿。青空の元、堂々たる建物です。

ゼウス神殿と現在のアグリジェントの町。

観光後、ホテルにチェックイン。
夕食 : ホテルにて
前菜はカボチャとピスタチオのリゾット。濃厚で程よい硬さのリゾットでした。

メインはチキンとなすとパルミジャーノチーズを焼いたもの。ブロッコリーが添えられていました。

デザートはアーモンドのセミフレッドアイスクリーム。キャラメルソースがかかっていました。

食事の評価 ★★★★
第5日目 アグリジェント ~ ピアッツァ アルメリーナ ~ カルタジローネ ~ タオルミーナ
ホテルの朝食の様子
いつもと違うレストランで用意されていました。「

ハム、チーズ、ゆで卵などがありました。

食事の評価 ★★★
アグリジェントから内陸部を走り、ピアッツァ アルメルーナの郊外にある、ローマ時代のヴィッラ、カザーレ荘を見学、人がほとんどいなくてまるで貸し切り状態でした。
その後、ピアッツァ アルメルーナを通り、陶器の町、カルタジローネへ。こちらはノルマン時代にさかのぼる歴史があるピアッツァアルメルーナの旧市街です。

カルタジローネに到着後、ミニトレインに乗り換え、旧市街へ。町はプレセピオお祭りですごい人! 昼食のレストランも満席で、時間がかかりました。
昼食 : Arco Antico
まずは前菜の盛り合わせ。ペコリーノチーズや自家製のフォカッチャ、チーズのフライやナスとトマト、オリーブの実や小さなアランチーノなどです。

メインはソーセージとローストポテト。自家製の豚肉たっぷりのソーセージでした。

デザートはリコッタチーズの入ったフライ。熱々でした。

食事の評価 ★★★★
昼食後、フリータイム。町はクリスマスマーケットの屋台がいっぱい出ていました。

市庁舎前の広場にも大きなクリスマスツリーがありました。ライトアップしたらきれいでしょうね。

こちらがカルタジローネの有名な大階段。日曜ですが、陶器の工房もオープンしています。

カルタジローネからオレンジコーストを走り、タオルミーナへ。天気予報は晴れの予報でしたが、雲がかかり、エトナ山も半分以上雲に隠れていました。
マドンニーナ駐車場にてミニバスに乗り換え、ホテルにチェックイン。ご希望の方は夕食前にメインストリートまで案内しました。
夕食 : ホテルにて
前菜はウニのパスタ。ウニの香りと磯の香りがします。日本のウニのパスタとはちょっとイメージが違うかもしれません。

メインはシーフードのフライ。ホタテ貝の上に盛り付けられているのがおしゃれです。

デザートはアーモンドケーキ。甘さ控えめでアーモンドたっぷりのクリームでした。

食事の評価 ★★★★
宿泊地 タオルミーナ : ホテル ヴィッラ ディオドーロ 2連泊
第6日目 タオルミーナ 滞在
ホテルの朝食の様子
エトナ山がテラスから見えるレストランですが、残念ながら今日は雲の中でした。
こちらはフルーツのコーナー

甘いケーキ類はたくさん種類があります。

リコッタチーズやモッツァレラチーズ、トマトなどがあります。

食事の評価 ★★★
朝食後、歩いてタオルミーナの観光へ。ギリシャ劇場から見たタオルミーナの町です。残念ながらエトナ山は雲の中でした。

ギリシャ劇場の様子。観光客がほとんどいません。

こちらは町のメインストリートにある広場で、美しい眺めという広場で正式名は4月9日広場です。

広場の背後にはマドンナ・デ・ロッカという礼拝堂とアラブ時代の砦跡が見えます。そして広場の中央には大きなクリスマスツリーが飾られていました。

こちらがメインストリートのウンベルト1世通り。クリスマスイルミネーションのランプが飾られていて、日没後はライトアップされ、とても華やかな雰囲気になります。

観光後、午後はフリータイム。昼食、夕食は各自で。
第7・8日目 タオルミーナ ~ カターニャ空港 ~ ローマ経由 ~ 羽田空港 ~ 伊丹空港
昨日は1日中雲に隠れていたエトナ山でしたが、翌朝は快晴!! 雪を頂いた荘厳な姿のエトナ山が見えました。

曙色の空もきれい。優雅な姿は多くの人々を魅了してきました。
エトナ山は雪を頂いた姿の方がより美しく感じます。曙時のそらも絵に描いたようです。

朝食後、ミニバスで駐車場へ。ドライバーさんが途中にある展望台で車を停めてくれました。地元のドライバーさんが写真を撮っていたほどなので、まれにみる美しさだったと思います。
眼下にはイソラベッラが見えます。朝日に輝くイオニア海も美しい~!

メッシーナ海峡やイタリア本土のカラブリア地方も今日ははっきりと見えました!

マドンニーナ駐車場で大型バスに乗り換え、カターニャ空港へ。途中高速道路上で事故があり渋滞(2か所ありましたが!)時間に余裕をもって出発していたので、特に大きな問題はありませんでした。
カターニャ空港からITAエァウェイズ1724便に乗り、ローマのフィミチーノ空港へ。国際線に乗り継ぎ羽田空港へ。
ほぼ定刻に到着、大阪からご参加のお客様はJAL119便にて伊丹空港へ。到着後、流れ解散。
お疲れ様でした。
夏のシーズンは観光客が多く、大変にぎわっているシチリアですが、この時期はとても静かでゆっくりと観光することができます。地中海性気候のシチリア島は冬に雨が降ることが多いのですが、今回はお天気にも恵まれ、美しい風景を貸し切り状態で満喫することができました。
オフシーズンでいくつかの商店やレストランが閉まっていることはありましたが、クリスマスの雰囲気も楽しむことができました。見どころが多い文明の十字路の島、季節を変えて訪れるのもまた違った風景に出会えると思います。
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