旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年3月13日
フレンドツアー 関西発 2025年2月12日出発
エミレーツ航空利用
暮らすように旅する 古都フィレンツェとトスカーナ9日間
【コースコード:FE113】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事、一部観光内容をご紹介します。
お食事は★の数で評価します。
満点が星5つ★★★★★となります。
1日目
夜、関西空港発 エミレーツ航空にてドバイへ
2日目
ドバイ経由エミレーツ航空にてイタリア、ヴェネツィアのマルコポーロ空港着。
バスにて古都ラヴェンナへ。
休憩後、ホテルで夕食
メニューはまず ズッキーニとパンチェッタ(ベーコン)のガルガネッリ(マカロニ状の手打ちパスタ)
アルデンテで美味しかったです。
メインはポーク煮込み、ポテトピュレ添え
じっくり煮込まれて、柔らかいお肉でした。
デザートは果物盛り合わせをシェアしていただきました。
星4つ★★★★★、です。
3日目
ホテルにてビュッフェの朝食
ザクロのジュースもありました。
果物類は豊富
甘いジャムやクリーム入りのコルネット(クロワッサン)もたくさん
ベーコンや卵類、ハム、チーズ、パンの種類もいろいろ。
星4つ★★★★、です。
かつて(東西ローマ分裂後)ビザンツ帝国の都として栄えた
世界遺産ラヴェンナ観光。10:00オープンと共に、貸し切り状態の
ガッラ・プラチディア廟へ。
ホノリウス帝の妹で波乱の生涯と言われるガッラ・プラチディアとその家族の廟といわれます。
紀元後五世紀、見事な描写のモザイク技術と表現に目を瞠ります。
善き羊飼いのモザイクなど、数枚が光の加減か、撮れていませんでした。すみません。
写真は聖ロレンツォと福音書など
ガッラプラチディア廟の次にサンヴィターレ聖堂内部へ
少し時代が進んで、こちらはサンヴィターレ聖堂内部。
6世紀のユスティニアヌス帝時代のモザイクに圧倒されます。
旧約聖書の物語、ユスティニアヌス帝夫妻のモザイクなどが見事。
床や壁のビザンチン様式大理石も素晴らしい聖堂でした。
その後、小雨のなか、ポポロ広場からダンテ廟、サンフランチェスコ聖堂を抜けて
今回、行程外ですが、サンタ・アポリナーレ・ヌオヴァ教会へ寄りました。
こちらは5世紀の後半の東ゴート王国時代のモザイクで有名です。
ずらりと並ぶ聖女たちのモザイク、一人ひとり、髪型や衣服の柄も違います。
祭壇向かって左が聖女の列、右が26殉教者の列
宮殿の窓部にはユスティニアヌス帝の時代に消された人影が(手が残っています)
ランチは旧市街の「Marchesini」にて
食料品を扱うお店の二階にあるお洒落なレストラン。
シーフードリゾットとサラダ
リゾットは魚介の味がよく出ていて美味しかったです。
サラダもルゲッタなど新鮮野菜たっぷり。
海老と鱸のグリル これも美味でした。
プロフィットロール もちろん美味しい!
星5つ★★★★★、大満足です。
午後、アドリア海に近い独立国、サンマリノへ。
世界で5番目に小さな、小豆島の半分くらいの大きさの独立国です。
リベルタ広場では、ちょうど二人の国家元首が議会参加中で特別ナンバーの車が止まっていました。
寒くて霧の中でしたが、ケーブルカーで丘を登って旧市街へ。
こちらはグアイタの塔
そしてフィレンツェへ。
お泊まりのホテル 「ALBANI」にて夕食
温かい海老のサラダ
美味しかった!
メインはサーモンのグリルとズッキーニ
サーモンがしっとりと柔らかく美味しかったです。
デザートはチーズケーキ
星5つ★★★★★にしておきます。
4日目
ホテルにてビュッフェの朝食
イタリアらしく、甘いもの(コルネットやケーキ類)が豊富です。
まるでケーキビュッフェのよう。4連泊なので全種類制覇も夢ではないかも。
ちょっとピンボケですみません。
新鮮な野菜や果物もあります。
人が多かったので撮れませんでしたが、ハムやチーズ、卵料理などいろいろありました。
星4つ★★★★
今日は現地ガイドさんの案内で、まずサンマルコ修道院へ。
中庭の様子
一階部分にフラアンジェリコや同時代の作品が展示されています。
遠近感が意識され始めたころの祭壇画
最後の審判
鐘楼が青空に映えます
ドメニコ・ギルランダイオ画の最後の晩餐
ユダが一人だけテーブルの手前、裏切りを表す猫が足元に。
階段を上ると正面に フラ・アンジェリコの受胎告知が!
その後、二階部分の僧房や楽譜などじっくり廻り、美術館を後に。
フィレンツェ旧市街散策。
こちらはサンジョバンニ洗礼堂と天国の扉
サンタ・マリア・イル・フィオーレ大聖堂とジョットの鐘楼
青空に映えます。でも風が強く、とっても寒かったー!
ジョットの鐘楼とブルネレスキのクーポラ
ランチはシニョーリア近くの「Buca Poldo 」にて。
地下のお店です。
キノコのフェトッチーネ
写真がピンボケですみません。
美味しかったです。
メインはフィレンツェ風Tボーンステーキがどーん!!!と骨付きで出たのですが
3名ずつの取り分けで、すみません、写真が撮れていませんでした(涙)
これも美味しかったです。
そしてデザートは三種からチョイス
ティラミス・パンナコッタ・チーズケーキ風クリームから。
こちらがチーズケーキ風クリーム ベリーソースがけ
こちらはティラミス。お店の自家製でフワフワでした。
星5つ★★★★★、です。
午後、また大聖堂前を通ったので、少し引いた位置から撮影。
アカデミア美術館へ。
まずは楽器コレクション。
こちらはピアノ、というよりチェンバロの原型、スピネットです
チェンバロやピアノ
アカデミア美術館の一番人気、ミケランジェロのダヴィデ像
やっぱり縦で撮ってみました。
左足を少し前に出して、直立ではなく少し動きを出したとか。
360度ぐるり見られるので、後ろから。。。。。
5日目
今日は古都アレッツォへ。
ヴァザーリの家、Duomo(ピエロ・デッラ・フランチェスカ画のマグダラのマリア)内部など見学後
サンフランチェスコ教会へ。
主祭壇のピエロ・デッラ・フランチェスカによる「聖十字架伝説」をじっくり見学しました。
上部:アダムの臨終にその口に植えられた種
中部:シヴァの女王がソロモン王を訪問
下部:ミルヴィオ橋の戦い
上部:十字架の凱旋
中部:十字架の発見と検証
下部:十字架奪還の戦い
数学やラテン語を極めたピエロ・デッラ・フランチェスカならではの
計算されつくしたバランスと色彩
聖十字架伝説はながーーーいお話ですが
祭壇の左右に共通の構図と場面を配しています。
教会内のサイドの壁面はジョット派の作だそう。
ランチは「Convivio」にて。
ハムやサラミ、チーズ、カポナータの前菜盛り合わせ
熱々のフォカッチャと合わせると最高!
こじんまりとした素敵なお店です。
元気のよいスタッフのサーヴィスで楽しいランチでした。
ワインがついていたので飲める方はグラスが進む進む。。。
メインはほろほろ鳥のカツ、キノコのソース。
ローストポテトを付け合わせに。
デザートはチーズクランブル
星5つ★★★★★、大満足です。
6日目
フィレンツェ 暮らすように終日フリータイム
今朝は皆さま それぞれの時間にウフィツィ美術館予約されていたので入口へお見送り。
快晴のフィレンツェで思い思いの時間をお過ごしいただきました。
こちらはイノシシ像。撫でられまくった鼻は金ぴかに輝いています。
アルノ川とヴェッキオ橋
7日目
住み慣れたフィレンツェを後にして、美食のパルマへ。
まずは「Greppia」にてランチ
パルマ産生ハム クラテッロ・ディ・ジベッロ と揚げパン
ハムを巻いて食べると格別です。
昨日のランチと似た前菜ですが、今日もまた美味しかったので皆様OK!
パルミジャーノレッジャーノとバルサミコソース
メインは豚頬肉のワイン煮込み ポテトピューレ添え
デザートはクッキーとザバイオーネクリーム
文句なしの星5つ★★★★★です!
そして今夜はミラノ郊外のホテル The Hub Milano泊。
ディナーはホテルにて。
ジェノヴェーゼのパスタ
フレッシュバジルが好評のジェノヴェーゼでした。
メインは仔牛肉エスカロップと野菜ソテー
デザートはパンナコッタでした。
星5つ★★★★★、です。
8日目&9日目
ホテルにてビュッフェの朝食
10:00チェックアウトで空港へ向かうのでゆったりと朝食をお召し上がりいただきました。
野菜や果物もあります。
午後、ミラノ発エミレーツ航空ドバイ経由にて帰国。
フィレンツェ4連泊、旧市街の便利なホテルで
暮らすように、のんびり過ごしながら
人気のラヴェンナやアレッツォを訪れるコースです。2025年も秋から設定されますので
是非ご参加ください。
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