旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年6月27日
2024年6月14日 成田発
☆☆北イタリアドロミテ・ピエモンテ9日間☆☆
美食の地ピエモンテ州から絶景のドロミテ山脈への旅です。
☆1・2日目☆
成田空港から22:30発エミレーツ航空ドバイ経由
にて、翌日14:20にミラノ空港へ到着しました。
空港からバスにてピエモンテ州のトリノへ
トリノ2連泊 ホテル シテアの外観
旧市街にあり、王宮まで徒歩15分程
フリータイムにも大変便利なホテルです。
2日目の夕食は、ホテルから徒歩数分の
レストラン『Kipling』にて
カプレーゼ(トマトと水牛のモッツアレラチーズ)
サーモンカレー風味ズッキーニと黒米添え
パンナコッタイチゴソースがけ
☆3日目☆
午前中トリノ市内観光で世界遺産サボイア王家の
王宮に入場しました。
16世紀にフランスのサヴォア地方からトリノに
都を移し後、豪華絢爛なバロック様式で建築され
ました。
家具調度品はほとんどオリジナルが残っています。
午後はトリノから南のバローロ村へ
周囲は標高300m前後の丘陵地帯にブドウ畑
広がります。
バローロ村のワイナリー
『マルケージ・ディ・バローロ』のワイン熟成
所(たくさんの樫の木の大樽と小樽があります)
を見学後、昼食&試飲の部屋へ案内されました。
ワイン4種類なので様々な形のグラスが
びっしりと並んでいました。
前菜 仔牛ハムのツナソース和え
とともに、ランゲの白ワイン
リゾットバローロ風とともに、Albaの赤ワイン
そして、牛肉のバローロワイン煮込み
とともに、バローロ2018年(オーク樽3年、
瓶で1年熟成、ネッビオーロ種100%)を試飲
させていただきました。
販売価格は64ユーロでした。
牛肉はとろけるように柔らかい!
1kgの肉に対して2リットルのバローロを使って
煮込んでいるそうです。
デザートはパンナコッタ 昨日の昼食と同じに
なってしまいましたが、ソースや甘さ加減などが
違ってこちらもとっても美味しくいただきました。
トリノに戻り、夕方から自由行動です。
王宮広場の近くにある、老舗カフェ
『Mulassano』は食パンサンドイッチ
Tramezzinoの発祥だそうです。
トリノでしか飲めないチョコレート&エスプレッソ
&生クリームのドリンク『ビチェリン』も
おすすめです。
☆4日目☆
トリノのホテルシテアの朝食レストラン
Buffetコーナー とても種類豊富♪
この日は午前中自由行動なので、ゆっくり
と朝食をお楽しみいただけます。
昼食はトリノ市内にて
『la Badessa』
トマトとバジル風味のアニェロッティパスタ
量も多すぎず、かわいいミニラビオリが
とても食べやすかったです。
ピエモンテ牛のチーズ入り肉巻き
ボルツァーノ2連泊ホテルラウニンにチェックイン
後、ホテル内で夕食です。
フジーリパスタジェノベーゼソース
バジルと松の実を使ったソースです。
黒鯛のフィレオーブン焼きとアスパラガス
クリームブリュレ
☆5日目☆
今日からいよいよドロミテ山塊の見学です。
ボルツァーノからバスで約1時間
フネスの谷のサンタマッダレーナ村(1270m)の
ハイキングです。
道は舗装されていて歩きやすくなっています。
村の上にあるサンタマッダレーナ教会を目指して
ゆっくり20分くらいの上り道です。
村から見える山はガイスラー山群です。
残念ながら雲が。。。。でも険しい形の
山頂(ゴジラの背中みたい)は見えました。
村のシンボル サンタマッダレーナ教会
教会からもう少し高い位置まで上りましたが
ガイスラー山群は雲に隠れてしまいました。
ボルツァーノにお昼頃戻り、午後は自由行動です。
です。
☆6日目☆
2連泊したボルツァーノホテルラウリン
の朝食レストランの外のテラス席
朝食Buffetです
地元産のチーズ 山の地方はチーズの種類
も多くてうれしいです。
ボルツァーノはドロミテ街道西の玄関口。
東の玄関口、コルティナダンペッツオまで
ドロミテ街道をバスで移動します。
途中『ドロミテの宝石』と呼ばれるカレッツァ湖
(標高1519m)で下車し、ぐるりと湖畔一周の
散策をしました。
湧き水は透き通るように美しく、泳いでいる魚も
見えました。針葉樹林の背後のラテマール山群が
水鏡のようにきれいに映っていました。
湖畔一周はゆっくり歩いて25分程
歩きやすい遊歩道になっています
ドロミテの峠で2番目に高いポルドイ峠(2,239m)
からロープウェイでセッラ山群の上サッソポルドイ
展望台(2,950m)へ上がります。
ポルドイ峠のロープウェイ駅前からセッラ山群を
見上げると、サッソポルドイ駅舎もみえます。
サッソポルドイ展望台から西側を見ると、
サッソルンゴが見えます。
駅舎の周囲は自由に歩けます。まだ積雪が
あり、例年より2週間ほど雪解けが遅いそう
です。
ドロミテのテラスと称されるだけあり、
東西南北どちらの方面を見てもドロミテの山々
を眺望できますよ!
ポルドイ峠にあるホテルサヴォイアにて
ご昼食
シュペーツエルクリームソース和え
チキン胸肉のグリル
ザッハトルテ
コルティナダンペッツオの2連泊ホテル
De la Poste(ポストホテル)
町の中心にあります。
ホテルのレストランにてご夕食
ふぁふわ柔らかい野菜のクレープ(ラザニア)
豚のカツレツ ちょっと固すぎて。。。
ナイフでなかなか切れませんでした。
いつもはこんなに固くないはずですが。。。
アップルタルト 美味しい!!
☆7日目☆
ホテルDe la Posteの朝食Buffetです。
朝食レストラン(夕食と同じレストランです)
3つの岩峰トレ・チメ・ディ・ラヴァレード
のハイキング!!
アウロンツオ小屋(2320m)からラヴァレード
小屋(2330m)までの、あまり高低差のない
初級コースです。
ゆっくり歩いて片道45~50分くらい
中間にある教会の前からトレ・チメ(3つの頂)
の南壁を見あげた眺望です。
左からOvest(西)、Grande(大、2999m)
一番右がPiccola(小の意)
ラヴァレード小屋からトレ・チメを見上げる
と、Ovestがほとんど見えなくなりGrandeと
くっついてるように見え、Piccolaの形も変わ
ります。
時間に余裕があったので、ご希望の方は
さらにこのような道を20分ほど上がり、
フォルセラ峠からトレ・チメの3山をまた
違った角度からご覧いただきました。
フォルセラ峠(2454m)から見るとトレ・チメ
は3つ縦並び、右手の北壁が見えてきます。
なんて美しい山容でしょう.....
ミズリーナ湖(1754m)の湖畔の散策
もしました。トレ・チメの3山のうち
左手Ovest、右手Grandeが2つのピラミッド
のように見え、Piccolaは見えません。
たっぷりと歩いた後、地元で人気のレストラン
Al Caminで昼食です。
チキンサラダ 柑橘系ソース
コルティナダンペッツオのお料理
カスンツェイパスタの赤カブ入りケシの実がけ
骨付きポークとキノコのオーブン焼き
付け合わせはポレンタ(トウモロコシ)
ジェラートの温かいクランベリーソースがけ
ホテルDe la posteの近くには町のシンボル
聖フィリッポ・ジャコモ教会の鐘楼がり、
ホテルの位置の目印になります。
ホテルDe la posteの前の広場から見える
Tofana山群 上級クラスのスキーコース
も見えます。
2026年のミラノ・コルティナダンペッツオ
オリンピックが楽しみですね。
2009年にドロミテアルプスはユネスコの
世界自然遺産に登録されました。
斧でザックザックと切り取られたような険しい
山壁と尖った岩峰が多いのが特徴で、見る角度
によって全く違う山に見えるのが不思議です。
お天気によって山肌の色も微妙に変わっていき
ますので、何度写真をとっても飽きません!
最後まで旅ご飯をご覧いただきありがとうござい
ました。
フレンドツアーでのご参加、心よりお待ちして
おります。
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