旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年10月21日
☆紺碧に輝く南イタリア9日間☆
風光明媚な世界遺産アマルフィ海岸の景色、おとぎの国から飛び
出してきたような不思議な形の家々が残る世界遺産アルベロベッ
ロ、何の目的で建てられたのかはっきりとわかっていない13世
紀のミステリアスなお城世界遺産カステル・デル・モンテ。そし
て古代ローマ帝国時代の港町だった世界遺産ポンペイ遺跡の石畳
の道を、当時の人々の暮らしを想像しながら歩く体験など、毎日
見どころが満載の日程となっています。
ツアーで実際にお召し上がりいただいたメニューを観光地の写真
とともにご紹介させていただきます。
☆2日目ご夕食☆
ポンペイ2連泊のホテル「Habita 79」のレストランにて
ソレント半島のGragnano(グラニャーノ産)パスタパッケリのサルシッチャ(ソーセージ)とトマト入りソース
少し歯ごたえのある食感のパスタ ナポリはトマトの産地、新鮮な食材が生かされていて、とっても美味しかったです。
メインはナスとパルメジャンチーズの重ね焼き
チョコレートケーキ
★3日目★
世界遺産アマルフィ海岸の街の一つ
ポジターノの街並み
アマルフィ海岸には、エメラルドの洞窟があります。
洞窟の内部は多くの鍾乳石と石筍があり、20人乗りのボートから幻想的な青緑色の光をご覧いただけます。
船は全然揺れません!静かに漂う感じです。
☆3日目ご昼食☆
エメラルドの洞窟の入り口近くにある、ホテルレストラン『コンカアズーラ』にて
前菜はモッツアレラチーズとツナ入りサラダ(写真なし)
フッシーリパスタ(ねじのような)ボンゴレとトマトソース
ソレント半島はレモンの産地
デザートはレモンケーキ
アマルフィのアラブ様式やビザンチン様式のモザイク装飾など異国情緒のある様式の大聖堂と鐘楼
十字軍遠征で持ち帰ったとされる12使徒聖アンドレアの頭蓋骨の一部を祭るために建てられました。
鐘楼の下には13世紀の天国の回廊があります。入場料は4ユーロでした。
★4日目★
世界遺産ポンペイ遺跡をじっくりたっぷり2時間観光しました。
☆4日目ご夕食☆
アルベロベッロの2連泊ホテルOLIMPOから徒歩数分のレストラン『Miseria e Nobilta』にて
3皿+デザートのフルコースです。
前菜 プーリア州名産のBURRATA(ブラータ)チーズ
牛のミルクのフレッシュチーズ、中にクリームを
注入しているので、ナイフで切ると中身がとろーり
とバターのように(Burroはバターの意味)出てく
るのでBurrataと呼ばれます。
このように・・・
チーズの周りは南イタリア産ザクロと季節の柿の
クリーム添えです。
プーリア州の代表パスタ オレキエッティ(耳たぶの意味)
ここのレストランはパスタの湯で加減柔らかめです。
プーリア産の野菜チーマ・ディ・ラーパというアブラナ科
の野菜入り。後味に少し苦みが残るお野菜です。
メインは豚肉を巻いてグリルしたもの。新鮮なお野菜とともに
量が多すぎず、ちょうど良かったです。
★5日目★
午前はホテルからそのまま徒歩にてアルベロベッロの旧市街世界遺産トゥルリ地区の観光です。
まずは商店のない静かなアイア・ピッコラ地区の散策
屋根は地元の石灰岩のから積みです。
屋根職人さんはだんだん少なくなってきているそうです
今でも一家が住んでいるトゥルリ
かわいい絵本の挿絵みたいですね♪
アルベロベッロの徒歩観光の後、自由行動です。
オプショナルツアー『世界遺産マテーラ観光昼食付』
は6名様から催行されます。
アルベロベッロからバスで片道約1時間15分で
バジリカータ州のマテーラへ
ご昼食レストラン マテーラ旧市街サッシ地区内のレストラン
『Osteria Pico』
郷土料理クラピータ 豆類と大麦のスープ
しっかり栄養がとれます。このレシピはローマ時代から
食べられているそうです。
豚肩ロースステーキ 煮込んだ赤ワインソース添え
柔らかいお肉で食べやすかったです。甘い赤ワイン
ソースとも相性抜群
お野菜もしっかり食べれます。
デザート プロフィッテロール(シュー生地にチョコ
レートがけ)
レストランはすでに洞窟住居エリアにあります。
浸食が進んで、住めなくなった洞窟住居エリアも
残されています。
映画『007 ノータイムトゥダイ』の冒頭シーンが
マテーラで撮影されました。
★6日目★
アルベロベッロのOlimpoホテルの朝食Buffet
トマトのフォカッチャ
モッツアレラチーズ
世界遺産カステル・デル・モンテ
13世紀シチリア南イタリア王でもあり、神聖ローマ
帝国皇帝でもあったフェデリーコ2世(フリードリッヒ2世)
が、8の数字・8角形にこだわって設計したお城です。
目的は? 狩猟の館、要塞、天文観測所?
王様本人に聞かないとわかりません・・・
美しい8角形のお城 離れて見ると王冠の形にも
見えます。
中庭広場も8角形、中庭から上を見上げると美しい
8角形の吹き抜けになっています。
青空が美しい!
☆6日目のご昼食☆
カステル・デル・モンテの近くのアグリツーリズモ
『Il Pino Grande』
自家製フォカッチャとモッツアレラチーズ
ミニペンネ ズッキーニとサルシッチャ(ひき肉ソーセージ)
入りソース
豚肉、サルシッチャ(自家製ひき肉ソーセージ)
の串焼きと新鮮なサラダ
自家製サクランボジャムとカボチャのジャムのミニタルト
アグリツーリズモ il Pino grandeの外観
まるで映画『ゴットファザー』に出てきそうな館です。
☆6日目ご夕食☆
ナポリの2連泊ホテル ロイヤルコンチネンタルの並びのレストラン
『Anronio&Anronio』にて
大きなムール貝とトマトのスパゲティ
メインはその場で選択していただきました。
①エビ・イカのフリッター
または
②イカ、クルマエビ,カジキマグロのグリル
ベリー入りクリームケーキ
★7日目★
ロイヤルコンチネンタルホテルの外観
バルコニーから目の前に卵城・サンタルチア港・ナポリ湾の景色が広がります。
ホテルの前にある卵城
ホテルロイヤルコンチネンタルの朝食Buffetレストラン
ナポリの焼き菓子スフォルツァ(貝の形をしています)
はおすすめです。中にクリームが入っています
ホテルの朝食のものは小さめなので、軽くサクッと
食べれます。
10月の南イタリアは日中平均気温24度と、非常に過ごしやすい季節です。また10月の最終土曜日まではサマータイムが続く為、日の入りは18:20頃と日本よりも遅く、ナポリ湾の夕日をたのしみながら、自由行動をゆったりと満喫できます。
『ナポリを見て死ね』という言葉が示す通り、壮大な舞台セットのようなナポリ湾とヴェスピオ山の景色は是非一度ご覧いただくことをお勧めします♪(是非フレンドツアーで(^^♪))
旅ご飯をご覧いただきありがとうございました。
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