
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2018年9月10日
2018年8月4日出発 関西発
A128 ルフトハンザドイツ航空利用 ヴェローナ音楽祭とイタリア芸術と美食の旅8日間
で実際にお召し上がりいただいたお食事を写真でご紹介させていただきます。
★の数で評価付けしていきます。(★★★★★5つで満点です)
1日目
関西空港からルフトハンザドイツ航空
でフランクフルトへ。
スムーズな乗継ぎでさらに1時間半のフライト
、フィレンツェのアメリゴベスプッチ空港着。
小さな空港なので荷物もすぐに出てきました
そして
1時間でボローニャへ。綺麗なホテルでゆっくりお休みいただきました。
2日目
ホテルで朝食。新鮮な果物もいろいろ

甘いパンやお菓子が豊富なのはやっぱりイタリア

イタリアにしては珍しく、おかず系もいろいろありました

バカンス時期ゆえ、ビジネスマンはほとんど見かけず、家族連れが多いようです

午前中はボローニャ旧市街の観光。煉瓦色の中世の町を歩きます。
マッジョーレ広場とネプチューンの噴水(右手前、彫刻家ジャンボローニャの作品)

サンペトロニオ聖堂。途中で建築が中断されたため、煉瓦作りのベースに大理石で化粧張りしてあるのがよくわかります。
でも内部はとっても豪華です
実際にツアーでお確かめください

昼はボローニャ郊外のEataly World(FICO)にて。
近年イタリアで人気のフードマーケット、EATALY。
トリノ発祥の「職人によって作られた、最高品質の食材、食文化をすべての人に」というコンセプトで展開中。
そんなイータリーでも最大規模なのがここ。
外のテラスでは牛
、馬
や豚
、鶏
などが飼育されていたり、ハーブなど野菜
も栽培していたり。
ハムやチーズの製造工程も見られ、各セクションを繋ぐようにフードコートがずらり

牧畜部門のジオラマ

チーズだけでもブースがたくさん

フードコートはどこも美味しそうで選べない!
他所の売り場からテイクアウトして持ってきて一緒に食べてもOKです


パルミジャーノ・レッジャーノも作ってます

暑いので牛たちもちょっとぐったり気味かも



お洒落なキッチングッズも手に入ります

高品質の食材がズラリ


とっても広いので自転車レンタルもありました(パスポート要)

そしてパルマへ。連泊ホテルは白が基調のモダンなホテルです

バスタブ付き

ホッと休憩した後、ホテルで夕食

手打ちパスタ、サーモンのソース

スズキのアーモンド焼きと野菜グリル

ショコラファンダン
濃厚でした

お味は ☆☆☆☆4つにしておきます。(5つ、でもいいぐらいですが厳しめに
)
3日目
ホテルの朝食ブッフェ
NHホテル系列はヘルシー志向で美味しい朝食です


朝、パルマ市内を歩いて観光し、その後
で郊外へ。
途中、作曲家ジュゼッペ・ヴェルディの生家にも寄ってみました
これは生家の向かいに今もある教会。少年時代のVerdiがオルガンを弾いたとか。

こちらが生家。1813年10月10日にここでヴェルディ誕生。
決して裕福とは言えない、駅馬車停留所兼旅籠を両親で営んでいました。

POLESINE PARMENSEにある高級生ハム、クラテッロ・ディ・ジベッロの醸造所見学。
選りすぐりの土地の選りすぐりの豚、体重200KG以上からたった4KGしか取れない希少部位を
昔ながらの製法(自然の気象条件のもと)じっくり醸造。
見学後はテラスでサラミ・チーズ・
で食前酒タイム

ランチは同経営のレストラン「カヴァリーノ・ビアンコ」にて

前菜はもちろんクラテッロ・ディ・ジベッロ。
18か月と24か月の食べ比べ。断然24か月が甘味がありました

仔牛の煮込みと温野菜。柔らかくて美味しかったです

デザートはセミフレッド。手作りでおいしかったです。

お味は文句なしの☆☆☆☆☆5つです
おなか一杯ながら、
で20分も走ると、パルミジャーノ・レッジャーノ製造所到着。
「チーズの王様」パルミジャーノ・レッジャーノも厳選された土地・牛・餌・こだわりの製造工程でした。
見学後は試食
お値段を聞くと、あまりの安さについ大人買い

夕方、パルマの街に戻ってフリータイム。ショッピングや散策にお出かけになりました。
4日目
パルマからマントヴァへ。
ヴェルディのオペラ「リゴレット」の舞台にもなった街(ただし原作はヴィクトル・ユゴー、フランス王が主人公の戯曲でしたが、政治批判で上演禁止になり、お蔵入りだったものをヴェルディが発掘、マントヴァ宮廷と設定を変えてオペラになりました)
ゴンザーガ家の歴代当主やフェッラーラから嫁いだイザベラ・デステが花開かせた宮廷文化をしのぶサン・ジョルジョ城やドゥカーレ宮殿など観光。そしてランチは「オステリア・デッラ・フラゴレッタ」にて。
可愛い感じの店内

マントヴァ産のハム・サラミとリンゴのコンポート
昨日もハム醸造所でいただきましたが、連日でも美味しい!
リンゴコンポートの甘さと酸味がよく合います

ドライリゾット。パラパラしていて、見た目も素朴ですがダシがよくしみ込んでいて美味しかった!

ローストポークと温野菜
柔らかく、量もちょうどでした

スブリゾローナ、さくさくとクッキー風のマントバ名産タルトです。

☆☆☆☆☆5つです
食後、ヴェローナへ。
ホテルにチェックイン後、あまりに暑いので(日本と同様、ヨーロッパも猛暑です

)
しばらくホテルで荷ほどきしたり、シャワーを浴びたり休憩
そして17時からヴェローナ観光へ。
ジュリエットの家
このバルコニーから「ロミオ、ロミオ、どうしてあなたは。。。」のラブロマンスが生まれました。

エルベ広場。ローマ時代はフォロだった場所です。
今も市が出て賑わっています。

ラジョーネ宮殿とランベルティの塔(83M)

夕食は元教会だった建物を改造したレストラン「サン・マッテオ・チャーチ」にて
サルビアとバターのトルテッリーニ

黒鯛のグリル、チコリと芽キャベツのソテー

フレッシュフルーツサラダ

☆☆☆☆4つにしておきます
5日目
ホテルでブッフェの朝食
まるでランチかと思うほど種類豊富です


この日は大学街パドヴァへ行きました。
ジョットの壁画が一面に描かれた世界遺産のスクロヴェーニ礼拝堂見学。
せっかくパドヴァまで行ったので、旧市街(パドヴァ大学本部やエルベ広場など)も散策してきました
ヴェローナに戻ってからランチ
まずはシーフードのサラダ。さっぱりして美味しかったです!

窯焼きのピッツァを4種類。
もちろん焼きたて
生地は薄くてサクサク

☆☆☆☆☆5つです
そして夜までフリータイム。夜に備えてゆっくり休憩したり、ショッピングに繰り出したり。
ホテルが旧市街へ歩いてすぐなので便利
いよいよヴェローナ野外オペラ





暑かった
も沈み、空が碧くなってゆきます

開演を告げるドラの音が鳴り響き・・・・

今夜はセヴィリアの理髪師。ロッシーニの喜劇
第一幕97分、休憩はさみ第二幕60分
夜になると涼しく快適です

6日目
午前、ベルガモ観光。ケーブルカーでチッタアルタ(上の町)にのぼり、中世の素敵な街を歩きます。
そしてミラノへ。
昼食は「サバティーニ」にて
前菜 生ハム・サラミ盛り合わせとブルスケッタ
・・・・一瞬、「またハム???」と思いましたが、また違う味で美味しかったです
やっぱりミラノには美味しいものが集まるんでしょうか。

シーフードスパゲッティ
好評でした

ジェラートはチョコレートとイチゴ

☆☆☆☆☆5つです
ミラノは街のど真ん中、大聖堂裏のGrand Hotel Rosa
どこへ行くにも超便利
ガレリアやスカラ座、高級食材店のPECKなどへ歩いてすぐです。
7日目
ホテルで朝食(1泊目のボローニャと同系列なので写真省略します)をゆっくりとって出発。
リナーテ空港発ルフトハンザ
フランクフルト乗継で日本へ。
日本同様、猛暑の毎日でしたが、ゆったりした行程で疲れすぎず時間調整しながらお過ごしいただけました。
やはり夏の野外オペラは格別
美味しいものも極め、中世の街並みをあちこち訪ねるおすすめコースです
来季をお楽しみに
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