旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2018年10月 4日
2018年 8月15日 関西空港発 A128 ルフトハンザドイツ航空利用
「ヴェローナ音楽祭とイタリア芸術と美食の旅8日間」
のコースでいただいた食事の内容をご紹介させていただきます。風景写真も何枚か撮影しましたので、並びにお楽しみいただけたらと思います。それでは、旅ごはんのスタートです。評価の採点は★印でしています。★5つが満点です。
第1日目 関西空港 ~ フランクフルト経由 ~ フィレンツェ ~ ボローニャ
関西空港からLH741便にてフランクフルトへ。LH361便にてフィレンツェへ。とても小さな飛行機でした。到着後、バスに乗って、ボローニャへ。アッペニーノ山脈を越え、バカンスシーズンともあって渋滞もなく、1時間でボローニャのホテルに到着。まだまだ日も長く、ホテル周辺を散策された方もありました。駅前のホテルで旧市街も徒歩圏内です。
宿泊地 ボローニャ : スターホテル エクセルシオール 1泊
第2日目 ボローニャ ~ パルマ
ホテルの朝食の様子
イタリアカラーでトマトとバジルとチーズが盛り付けてあるのがかわいい
クルミが置いてあるのも珍しいです。
ボローニャ観光後、イータリー総合施設へ。レストラン、食料品店、調理器具店などがある、巨大な施設です。イタリア人にも大人気。お昼時とあって、とても混み合っていました。ここで自由食。食べたり、お店を見たり、自由に見学しました。
外に出ると、動物たちが。子供たちも大喜びで見ていました。牛、ヤギ、ヒツジ・・・ がいました。
その後、パルマのホテルへ。ちょっと休憩して涼しくなってから散歩に行かれた方もありました。
夕食 : ホテルにて
前菜はラザーニャ。ボローニャの名物ですが、あちこちで食べられています。
メインはチキンのカツレツ。たっぷりとポテトフライがついていました。カリッと揚がっていて美味しい!
デザートはフルーツサラダ。すべてフレッシュな果物が使われていて、自然の甘さでとてもおいしかったです。
イチゴもこの時期の旬です。
食事の評価 ★★★★
宿泊地 パルマ :NH パルマ ホテル 2連泊
第3日目 パルマ滞在
ホテルの朝食の様子
これはタンパク質が豊富なゼリーです。
甘いものはしっかりとあります。
食事の評価 ★★★
朝食後、歩いてパルマの観光。小さな町ですが、イタリア、フランスの文化が混ざり合った、上品な町です。
観光後、パルマ郊外にある、有名なパルマのハム、クラテッロのハム熟成所へ。トレヴィチーノ城の見学の後、昼食です。
昼食 : Cavallino Bianco
まずはクラテッロをご賞味。熟成18か月と24か月の二種類をはじめにいただきました。
そして手作りパスタ、リコッタチーズとハーブのトルテリーニ、パルメザンチーズ掛けでした。
とても上品なお味で量もちょうど良い
メインは仔牛肉の頬肉の煮込み。とても柔らかく、付け合わせの温野菜も甘みを感じました。
デザートはセミフレッドアイスクリーム。ト音記号のカラメルがかわいらしいです。
食後のコーヒー(エスプレッソ)つき。
食事の評価 ★★★★★
このレストランは本当においしいです。サービスもいいですね。
昼食後、近郊のパルメザンチーズのチーズ農家でチーズの作り方の行程を見学、そして試食しました。
この日は夕食は各自で。ちょうど夏休みの時期のため、レストランが閉まっているところが多かったです。ホテルは旧市街まですぐなので、便利です。
第4日目 パルマ ~ マントヴァ ~ ヴェローナ
朝食後、「リゴレット」の町、マントヴァへ。
この町は小さな町ながら、素晴らしい建造物や文化であふれています。徒歩にて観光をしました。
マントヴァの近郊は豊かな農業地帯。食文化も豊かです。フレッシュミルクの自動販売機があるのですよ。
観光後、歴史ある旅籠を改装したレストランでランチ。
昼食 : Osteria della Fragoletta
前菜はとてもフレッシュなサラダ。ぱりぱりしておいしいサラダです。
そしてとてもあっさりとしたトマトソースのパスタ。新鮮なトマトがいっぱい使われていて、香りづけにバジルが載せられていました。
メインはポークのローストとグリルした野菜。野菜もとても甘みのある、おいしいもの。
新鮮な野菜とそれを引き立てる調理法でした。
デザートはソブリソローナという、マントヴァの名物のクッキーです。アーモンドが使われているビスケットのようなクッキーです。
食事の評価 ★★★★
マントヴァのエルベ広場とドゥカーレ宮殿。現在工事中の為、入場順路がややこしい。
観光後、ロミオとジュリエットの町、ヴェローナへ。 まずはホテルにチェックイン。
日中は歩いての観光は暑いので、少し休んでから夕刻に市内観光へ。といっても日が長いので暑いですけどね・・・・・
ホテルからアレーナと呼ばれる、円形闘技場までは徒歩10~15分です。ここが野外音楽祭の舞台です。
観光後、ホテルに戻らず、そのまま夕食のレストランへ。
夕食 :San Matteo Church
前菜は自家製のトルテリーニ。バターの香りがして結構あっさり目でおいしかったのですが、ちょっと量が多かったです。
メインは黒鯛のグリル。臭みが全くなく、甘みが感じられるような身でした。
デザートはフルーツサラダでしたが、撮り忘れました。
食事の評価 ★★★
夕食後、オプショナルツアーでオペラを見る方をお見送りしました。
その帰りに舞台裏をみるためにアレーナの外を歩いてみると、「アイーダ」の舞台道具がどっさり。
こんなところに置いておいて誰も盗らないのかしら??
ほとんどがプラスチックでできていました。雨にぬれる可能性が高いですからね。
宿泊地 ヴェローナ : グランドホテル デザール 2泊
第5日目 ヴェローナ滞在
ホテルの朝食の様子
食事の評価 ★★★
朝食後、大学の町、パドヴァへ。ジョットの傑作、スクロヴェーニ礼拝堂を見学の後、パドヴァの旧市街へ。
大学はこの時期は夏休みで、学生の姿もほとんど見なかったですね。
パドヴァ観光後、ヴェローナに戻って昼食。
昼食 : Pizzeria delle Nazioni
シーフードとトマトのサラダ。トマトが真っ赤に熟れていておいしかったです。
メインはピッツァ4種類をみなさんで分けていただきました。ピッツァ マルゲリータ、キノコ、カプリチョーザ、サラミの4種類です。
デザートはパンナコッタでした。ベリーフルーツのソースがかかっています。
食事の評価 ★★★
昼食後、フリータイム。日曜日ですが、オペラシーズンのため、商店はほとんど開いていました。
そして20:45からアイーダが始まりました。アレーナの内部はこんな感じです。
第6日目 ヴェローナ ~ ベルガモ ~ ミラノ
朝食後、ベルガモの町へ。ここは下町と丘の上の町、山の手(チッタ・アルタ)の2つに分かれており、歴史的建造物は山の手にあります。ケーブルカーで上に上がり、歩いて山の手の観光。
ドゥオモといわれている、聖アレッサンドロ大聖堂、その横にあるのがサンタ・マリア・マッジョーレのバジリカ。
山の手から見た下町。そしてケーブルカー。
ベルガモ観光後、ミラノへ。少し遅めの昼食です。
昼食 : Sabatini
前菜はミラノ風のリゾット。サフランで色付けされたもの。お好みでチーズをかけていただきます。
メインは名物のコトレッタ・アッラ・ミラネーゼ。仔牛肉のカツレツです。
下味がついているので、レモンをかけてあっさりといただくのがミラノ風。こてこてとしたソースはありません。
デザートはティラミス。
ティラミスは自家製なので、大きなボールに作ったものをスプーンですくって取り分けているのでこんな形なんです。
食事の評価 ★★★★
昼食後、ホテルにチェックイン。運よく、すべてのお部屋は用意できていました。夕食は各自で。
ホテルがとっても便利なところにあり、ショッピングも観光も食事も楽々2分歩けば、この大聖堂です。
宿泊地 ミラノ : スターホテル ローザ 泊
第7・8日目 ミラノ ~ フランクフルト ~ 関西空港
ホテルの朝食の様子
朝、8:00ホテル発。今回は市内に近い方のミラノ・リナーテ空港からの出発なので、
朝食はボックスでもなく、ゆっくりとレストランで頂けました。
リナーテ空港からLH271便にてフランクフルトへ。LH740便にて関西空港へ。到着後、解散。お疲れ様でした。
夏のオペラシーズン限定のコース。北イタリアの魅力ある街を巡る、とても良いコースです。
今年はコース内容も変わり、かなり時間に余裕のある、ゆったりとした日程になりました。
今回のこの出発日は8月15日前後の夏休みの週ともあって、かなりの商店が閉まっていましたが、
その分、町中は人が少なく渋滞もなくスムーズでした。
イタリアに行ったことのある人も、イタリアの田舎に行って、その魅力を再発見してはいかがでしょうか?
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