旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年6月28日
フレンドツアー 関西発 2019年5月15日出発
A047 フィンエアー利用
カゼルタ王宮とアマルフィ・ローマから美しい町を訪ねて10日間
で実際にお召し上がりいただいたお食事をご紹介いたします。お食事は★の数で評価いたします。
満点は星5つ★★★★★となります。
~ 1日目 関西空港 ~
夜、関西空港に集合し、深夜便にて乗り継ぎ先のヘルシンキへ
~ 2日目 ヘルシンキ → ナポリ ~
ヘルシンキでの乗り継ぎを済ませ、ナポリに到着。
ナポリのレストラン【IL POMODORINO】にてご昼食をいただきます。
サラダ
ビッグサイズのマルゲリータピッツァが登場シンプルな美味しさが際立ちます
レモンタルト
食事評価は星★★★でした。
昼食後は自由行動でしたので、ナポリを自由に散策される方、ホテルでお休みになられる方、思い思いのお時間となりました。
ご夕食は地元の庶民的なレストラン【TRATTORIA DEL GOLFO】にて
アンティパスト9種 ナポリならではのアンティパスト盛り合わせです。
クリーミーなモッツァレラチーズや揚げたてのイワシのフリット、海藻入りのゼッポリーニ(天ぷらの様に見えるもの)は好評でした。
魚貝のシャラティエッリ ムール貝のあさりのたっぷり入ったパスタ。コシがあり、讃岐うどんの様でした。
デザート2種 右側がナポリ名物のラム酒入りのババ、左側がシンプルなチョコレートケーキです
食事評価は星★★★★でした。
~ 3日目 ナポリ ~
3日目はナポリを1日かけて満喫します
朝食はホテルのビュッフェにて
種類が豊富で新鮮な野菜もあり、嬉しかったです
なお、朝食会場のレストランからは市街地を眺めることができました。
サンマルティーノ丘や・・・
遠方にはベスビオ山も眺めることができました。
ナポリでの最初の観光は緑の丘の上に建つ「国立カポディモンテ美術館」です
国立カポディモンテ美術館の外観
マザッチョ「磔刑」
ラファエロ10代の頃に描いた祭壇画の一部
ティツィアーノ「ダナエ」
パルミジャーノ「アンテア」
王族のアパートメント 宴会用のサロン
カポディモンテ焼きの間
なお、立ち寄った際はちょうど特別展の「カラバッジョナポリ」展が開催されていました。
ナポリにある2作品とローマ、フランス、スペイン、イギリスから来た全6作品が集結!とても贅沢なひとときを過ごしました
その後はホテルに戻り、皆さん自由行動となりました。
私はナポリの街歩きをしましたホテルの立地が良かったため、多くの観光地に歩いて行くことができます。
「市庁舎前広場」
「旧城」
「ウンベルト1世ギャラリー」
なお、番外編としまして・・・
ナポリの夕食は自由食でしたので海の幸を満喫しました
海の幸の前菜
ヤリイカのフリット
シーフードグリルミックス
ナポリを満喫した1日となりました
~ 4日目 ナポリ → ライト ~
4日目は有名な観光地、アマルフィを観光します。
ホテルにて朝食をいただき、一路、映画や小説の舞台ともなっているアマルフィ海岸のポジターノへ・・・
「サンタマリアアッスンタ教会」 教会と鐘楼です。
教会内部の主祭壇には有名な黒い聖母子の板絵があります。
ランチは綺麗な景色を眺めながら、レストラン【LA CONCA AZZURRA】にて・・・
レストランからはティレニア海をご覧いただけます。
シーフードリゾット シーフードのエキスがしみ込んだリゾットでした。
白身魚とポテトのオーブン焼き 淡白な白身魚にポテトを載せ、少量の塩でアクセント。
サラダ
レモンケーキ 昔懐かしい素朴な味でした。
食事評価は星★★★★でした。
昼食後はアマルフィ海岸の街、ヴィエトリ・スル・マーレへ
左から「アヌンチアータ教会」、「鐘楼」、「サンジョヴァンニ教会」
アヌンチアータ教会の内部です。マリア様の生涯を描いた天井画はお見事
街のいたる所に陶器、陶板画があり、見ているだけでも楽しい
リゾートタイプのホテルにご宿泊。皆、海側のお部屋でサレルノ湾が美しく見えます
ホテルから歩いてすぐの場所のワイナリーにて本日はご夕食を頂きます。ブドウ畑やワイナリー内の見学も可能でした
ワイナリー横のこじんまりとしたサロンにてお食事です
食事に併せて3種類のワインをいただきました。ここでは赤とロゼのみ作っているので白ワインは他のワイナリー製ですが、
どれも美味しく、料理との相性がぴったりでした。
野菜のパイと茄子とチーズ入りラザニア
サラミ入りポルペット(肉団子)
チーズ・レモンコンフィチュリー レモンマーマレードは自家製で、とても美味しく皆さま購入されていました
朝採りグリーンピースのパスタ 絶品
チョコとアーモンドのタルト(グルテンフリー)
どれも素朴な地元の家庭料理でオーナー自らサーブしてくださり、心温まるひとときでした。
食事評価は満点の星★★★★★でした。
~ 5日目 ライト ~
朝食はホテルのビュッフェにて・・・
種類が豊富でひととおり揃っていました。
パンケーキを焼いてくださるお姉さんも
朝食後、5日目は1日かけて美しいアマルフィ海岸の街を観光します
世界遺産のアマルフィ海岸をドライブしながら海岸沿いに点在する美しい小さな町をめぐります。
「ヴィラルーフォロ」 アラブの建築様式も入ったユニークな建物
「ヴィラチンブローネ」 海抜350mから眺めるティレニア海の眺望は「無限のテラス」からが最高でした
ご昼食はレストラン【IL CHIOSTRO】にて
海の幸のアンティパスト タコとムール貝の前菜はさっぱりとしたお味でした。
ボンゴレスパゲティ アサリは少し小さめでしたが、たくさん入っています。
サラダ
パンナコッタ 本来は北イタリアのデザートですが、クリーミーで完食しました。
食事評価は星★★★★でした。
「ドゥオモ」 天国の回廊は実はお墓だった場所
回廊から見るドゥオモの塔
聖アンドレアの地下聖堂
ドゥオモ内部
ドゥオモ正面の姿は印象的でした。
夕食はホテルにて・・・
前菜 生ハムと燻製モッツァレラとリコッタチーズにルッコラが添えてありました。
マケロンチェッリ マカロニ型の巨大パスタにラグーソースが絡んで美味でした(かなりボリュームがありました)。
ババとクリーム ナポリ名物のババはラム酒入りでしたが、ここではリモンチェッロ入りでミニ版でした。
星★★★★
アマルフィにて充実の1日を過ごしました
~ 5日目 ライト → ローマ ~
5日目はいよいよイタリアの首都ローマへと観光に向かいます
ホテルにて朝食を摂り、出発します。
「カゼルタ宮殿」 パラティーナ礼拝堂
王の間
図書館
巨大なプレゼッピオ(キリスト生誕シーンの模型)
120ヘクタールもある巨大な庭園です。
庭園の一番奥にある大滝
ご昼食はレストラン【LA NUOVA PERLA】にて
アンティパストミスト カンパーニャ州名物の前菜盛り合わせ。これだけで満腹状態
キノコ入りリゾットとサラダ リゾットは好評でした。サラダはこれで1人前です。
アイスクリーム 前菜、メインとボリューム大の食事の後はアイスクリームで良かった
食事評価は星★★★でした。
ご昼食後は中世の趣が残るカゼルタ王宮の城下町カゼルタ・べッキアの散策へ
「カゼルタ・ベッキア」 標高410mの旧市街は時が止まったようです。9世紀頃の城跡と塔です。
街の路地
大聖堂と鐘楼
ドゥオモ内部
ローマでの宿泊ホテルはベネト通り沿いの5つ星ホテルバスルームの備品はブルガリです。
2008年創業のモダンなホテルで、ロケーションも良く好評でした
ご夕食はホテルにて・・・
前菜はカプレーゼ ここのモッツァレラチーズはクリーミーで美味でした。
スパゲティカルボナーラ シンプルですが濃厚な卵の味で勝負これぞ本場のカルボナーラです
サルティンボッカとポテト 前の2品が美味でついつい食が進み、ここですでにお腹はいっぱい。1つで十分でした
最後に巨大なティラミスが登場。後引く美味しさでしたが完食困難でした
食事評価は星★★★★でした。
~ 7日目 ローマ ~
種類が豊富でサービスも良しでした。
プロセッコがあり、シャンパンブレックファストで1日がスタート
朝食後はローマの美しい街、カプローラを訪ねます。
車窓からは貴重なエトルリア人のお墓の跡を見学。
カプローラに到着し、むかったのは「ファルネーゼ宮殿」。
16世紀に造られたファルネーゼ家の宮殿ですが、言葉に言い尽くせない華麗な美しさが際立っていました。
フレスコ画で埋め尽くされた装飾は圧巻です
宮殿正面
中庭
これを見に来た見事な「らせん階段」
右部屋のフレスコ画
庭園の一部です。
洞窟のような造形も・・・
カプラローラの全景です。
本日のご昼食レストランは【AGRITURISMO VAZIANELLO】にて・・・
アンティパストミスト 当地で採られたものから調理された前菜 真ん中の野菜プティングが絶品でした。
フェットチーネラグーソース 手打ちのパスタはコシがありミートソースがうまく絡んで美味
ローストポークとチコリア 柔らかくてジューシーな豚肉。付け合わせには少し苦みのあるチコリアという野菜。
サラダ
ヘーゼルナッツとクリームのケーキ 名物のヘーゼルナッツがふんだんに使われたケーキは完食
食事評価は満点の星★★★★★でした。
~ 8日目 ローマ ~
ホテルにて朝食を摂り、本日もローマの観光へ
「オレンジの中庭」 アベンティーノの丘の上にある庭園からローマの街を一望しました
「マルタ騎士団の鍵穴」 ドアノブの右にある小さな穴を覗くと・・・意外な建物が美しくご覧いただけます
「コルシー二美術館」 訪れる方が少ないため、ゆっくりと観賞可能。壁面にびっしりと絵画が飾られています。
カラバッジョ
フラアンジェリコ
ルーベンス
ローマ時代の石の椅子
「バルベリーニ美術館」 コルシーニ美術館のチケットでホテルそばの美術館にも入場可能のため、おすすめです
ラファエロ
エルグレコ
カラバッジョ
ちなみに・・・ホテル内にも有名な画家のリトグラフがあり、楽しめます。
ミロ
ジョルジュキリコ
ピカソ
夕食は地元のレストラン【SAPORI SARDI】にて
10種の海の幸の前菜
3種のパスタ リゾットとラビオリとマカロニ
クリームカラメル
食事評価は星★★★でした。
~ 9日目、10日目 ローマ → ヘルシンキ 関西空港 ~
朝食をホテルにて摂り、空港へヘルシンキで乗り継ぎ、帰国の途へ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
イタリアは観光地ゆえに多くの観光地を短い時間で廻られる方もいらっしゃるとは思いますが、
忙しい行程ですとかえって疲れてしまいます
当ツアーの様にツアー内容を詰め込みすぎず、ナポリ、アマルフィ、ローマを観光、お食事ともに存分に満喫していただけるツアーもおすすめですよ
ご旅行をご検討の際はぜひ、弊社ツアーをご検討ください
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