旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年5月 7日
フレンドツアー 関西発
2025年4月7日出発
エミレーツ航空利用
オランダ・ベルギー名画紀行9日間【コースコード:FE192】
にて実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介いたします。
お食事は★の数で評価させていただきます。満点は星5つ★★★★★となります。
1~2日目 大阪~ドバイ~スキポール
深夜、関西空港よりEK317便にてドバイへ(10時間55分)。翌朝、ドバイにて乗り継ぎEK147便にてアムステルダム、スキポール空港へ。
到着後、ザーンセスカンスへ。
オランダの原風景が保存された風車村の一角。実際に風力で動いている姿も見ることができます。
昔、香辛料を挽いていた風車内部。
チーズ工房はチーズの製作過程がわかりやすく展示されており、試食もお楽しみいただけます。
敷地内の至る所に動物の姿があり、子供たちに大人気です。
運河を隔てた対岸には、オランダらしい水際の家並みも見えます。
木靴工房では、昔からの貴重な木靴や、木靴製造のデモンストレーションも見学できます。
夕食:ホテル内レストラン
トマトスープ。
メインはチョイス可能でした。こちらはチキンのサテー、ピーナツソース。フライドポテトや海苔の揚げ物も添えられていました。
又は、トルテリーニのクリームソース、バジル&プチトマト添え。
フォンダンショコラ&ベリー添え。後から忘れられていたバニラアイスクリームも追加で持ってきてくれました。
評価は星3つ★★★です。
宿泊:NH AMSTERDAM SCHIPHOL AIRPORT
3日目 スキポール~ブリュッセル
朝食:ホテル内レストラン
朝食ビュッフェはシンプルな内容でしたが、ひと通り揃っていました。
朝食後、「ゴッホの森」といわれる広大なデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園へ。
到着後、1938年開館のクレラー・ミュラー美術館へ。世界で2番目の規模となるゴッホのコレクションで有名です。
マリノ・マリーニ作「馬と騎手」
ジョルジュ・スーラ作「ポール=アン=ベッサンの日曜日」
モネ作「アトリエ舟」
ゴーギャン作「アティティの肖像」
ゴッホ作「夜のカフェテラス」
ゴッホ作「アルルの女、ジーヌ婦人」と「郵便配達人ジョゼフ・ルーラン」
ゴッホ作「アルルの跳ね橋」
ゴッホ作「馬鈴薯を食べる人々」
ピカソ作「バイオリン」
アンソール作「ホップ・フロッグの復讐」
モンドリアン作「赤、青、黄のコンポジション」
広大な庭にある彫刻作品も当美術館の魅力のひとつです。
イサムノグチ作「The Cry]
マルタ・パン作「フロッタンテ・オッテルロー」
ロダン作「うずくまる女」
ジャン・デビュッフェ作「エナメルの庭」
美術館エントランス前の芝生上に展示されているマーク・ディスペロ作「Kーピース」とオズワルド・ウェンクバッハ作「ジャック氏」
昼食:cepes
本日の昼食はフレンドツアーお勧めのレストランでいただきます。
パンにはオリーブオイルとバターが添えられています。
アミューズ2種。スモークチーズとマッシュルームの揚げ物とユニークな食感のオニオンと牛肉のタルタル入り温泉卵。
タラのグリル、グリーンレタスソース&グリーンピースとドライマッシュルーム添え。
ビーフテンダーロイン、赤ワインソース&オックステールと温野菜(豆、アスパラガス、パースニップ、アンディーブ、ビーツ)添え。
レストランの内装も落ち着いて洗練された雰囲気でした。
カフェアイスクリームにマスカルポーネとバニラクリーム、シェリーソースが添えられており、何度も味変を楽しめました。
評価は星5つ★★★★★です。
昼食後、国境を越えて、ベルギーの首都ブリュッセルへ。
市内中心部に近くに位置するホテルのクラシックな外観。
ホテルのロビーやお部屋はシンプルモダンな雰囲気でまとまっています。
夕食:ホテル内レストラン
ビーフのカルパッチョ。
順番逆でここでアミューズ登場。パルメザンチーズとトーストにオリーブ、タペナード、ドライトマトを添えて。
ベルギーの国民食のひとつ、ミートボールトマトソース&ペンネパスタ。
デザートはフルーツタルト、
又は、フルーツサラダから選んでいただきました。
評価は星4つ★★★★です。
ホテル内レストランは最上階の9階にあり、パノラマバーも併設されています。
宿泊:NH COLLECTION BRUSSELS CENTER
4日目 ブリュッセル~ブルージュ
朝食:ホテル内レストラン
こちらのホテルのビュッフェ内容は種類豊富でした。
朝食後、徒歩にてホテル出発し、ブリュッセル観光へ。
ネオクラッシク様式の旧証券取引所。
現在は展示会場や、一部ビール博物館として使用されています。
世界遺産グランプラス。
グランプラスの一角にあるセルクラースの像。伝説によるとこの彫像に触ると願いが叶うといわれています。
ビルの壁にはベルギー生まれの人気者タンタンが描かれています。
本日の小便小僧はシェフの格好をしていました。
ヨーロッパ最古のアーケードのひとつ、ギャラリー・サンチュベール。
観光後、フリータイムをお楽しみいただき、本日は1893年創業の有名レストランにての昼食です。
昼食:Chez Leon
最初にサラダがサーブされました(添乗員は業務の為、席を外しており写真なし)。
メインは名物のムール貝白ワイン蒸し。ひとり800gバケツいっぱいで出てきます(食べている最中に撮らせていただいたので、これで半分の量です)。必ずフライドポテトが添えられます。
クリームキャラメル。
評価は星5つ★★★★★です。
昼食後、ヨーロッパ第二の港町、アントワープへ。
スヘルデ川沿いにあるアントワープ最古の建物、ヘット・ステーン。
ギルドハウスの建ち並ぶマルクト広場。
広場の一角には立派な市庁舎とブラボーの噴水があります。
世界遺産の鐘楼を持つノートルダム大聖堂と画家ルーベンスの像。
ベルギー最大のゴシック様式の大聖堂内部。
聖堂内部ではルーベンスによる珠玉の絵画がご覧いただけます。こちらは「キリスト昇架」。
ルーベンス作「聖母被昇天」の祭壇画。
「フランダースの犬」の少年ネロが夢にまで見たルーベンスの名作「キリスト降架」。
観光後、「天井のない美術館」と呼ばれるブルージュへ。
2連泊するホテルは、中心広場に近くフリータイムにも便利なロケーションです。
夕食:VERDI
サバのマヨネーズ和え&ミニサラダ。
名物のカルボナード・フラマンド(牛肉の黒ビール煮込み)&フライドポテト、温野菜。
アップルパイ。
評価は星4つ★★★★です。
宿泊:NH BRUGGE
5日目 ブルージュ
朝食:ホテル内レストラン
こちらのホテルも種類豊富なビュッフェ内容です。
朝食後、徒歩て世界遺産ブルージュ歴史地区観光へ。
ホテルそばの聖救世主大聖堂。フリータイムでの入場お勧めです。
マルクト広場の一角にある世界遺産鐘楼。366段の階段を登ったお客様もいらっしゃいました。
マルクト広場。
ブルグ広場にある市庁舎。
12世紀の十字軍遠征時持ち帰ったといわれる「聖血(キリストの血)の遺物」が祭壇に納められています。
魚市場。
ブルージュ一番の外せないビューポイント。
ノートルダム教会。教会内には有名なミケランジェロ作「聖母子像」があり、フリータイムにもお勧めです。
約30分の運河クルーズもお楽しみいただきます。ブルージュに家を持っていた画家ヤン・ファン・エイクの像があるそばまで行って折り返します。
世界遺産ベギン会修道院の建物。現在はベネディクト会女子修道院として利用されています。
昼食:VIVALDI
この時期旬のホワイトアスパラガス、オランデーズソース。少し苦みがあったのが残念でした。
ローストポーク&フライドポテト、ミニサラダ。
チョコレートムース。
評価は星3つ★★★です。
午後は、フリータイムです。皆様は散策、観光、ショッピングと思い思いに楽しまれました。
ブルージュの街中にもチューリップをはじめとする春の花が満開でした。
宿泊:NH BRUGGE(連泊)
6日目 ブルージュ~アムステルダム
朝食後、国境を越えオランダ、ハーグへ。
昼食:De Haagsche Kluis
オランダの伝統的なエルテンスープ。エンドウ豆をベースにした優しい味わいのスープです。
白身魚のフライ&フライドポテト、ミニサラダ。
意表をついて出てきたミニのパンケーキは、お好みでバターをつけていただきます。
評価は星3つ★★★です
昼食後、ハーグ観光へ。
17世紀に建てられた館を王立美術館として開館したマウリッツハイス美術館は、オランダ最高のレンブラントとフェルメール時代の絵画を所蔵しています。
こちらはアントワープの大聖堂にあるルーベンス作「聖母被昇天」の貴重な下絵です。
レンブラント作「テュルプ博士の解剖学講義」
レンブラント作「自画像」
ルーベンスとヤン・ブリューゲル(父)の合作「人間の堕落のあるエデンの園」
フェルメール作「真珠の耳飾りの少女」
フェルメール作「デルフトの眺望」
美術館の玄関ホールにあった「真珠の耳飾りのワンちゃん(!?)」
ホフ池対岸から眺めるオランダ行政の中心地ビネンホフ。
平和宮(国際司法裁判所)。
観光後、アムステルダムへ。
宿泊ホテル外観。当ツアーではエグゼクティブルームに2連泊です。
ロビーも和風の内装で落ち着いた雰囲気の快適な空間です。
入室すると日本らしいおもてなしの折り鶴がベッドの上に置かれていました。
夕食:ホテル内レストラン「SERRE」
パンには珍しいカレーとスパイス入りバターが添えられていました。
ビーツ&カシューナッツ入りサラダ。
ハバードチキン、モレル(アミガサ茸)ソース&エルサレムアーティチョーク(キクイモ)、ミニポテト添え。
ヘーゼルナッツ、シトラス、ヌガー入りのパルフェ。
評価は星5つ★★★★★です。
ライトアップされた宿泊ホテル外観。
ホテル前にはラリー参加のスポーツカーが駐車されていました。真っ赤なフェラーリが一番人気でした。
バックシャンのランボルギーニ。
宿泊:HOTEL OKURA AMSTERDAM
7日目 アムステルダム
朝食:ホテル内レストラン
こちらのビュッフェ内容も充実のラインナップで、日系ホテルだけあって少しではありましたが、和食も用意されていました。
朝食後、1年のうちわずか2か月しか開かない花の楽園キューケンホフ公園へ。
リッセに近づくと車窓から満開の球根畑が見えてきて、車内から感嘆の声が上がります。
こちらも車窓からの景色です。公園への期待感もグッと高まります。
いよいよキューケンホフ公園へ入場です!
ここからは広大な敷地に咲き誇る鮮やかな花々をご覧ください。
風車は一番人気のビュースポットです。
風車の上から見える球根畑。
各パビリオン内の花の展示も楽しみです。
ちょっと怖いミッフィー。
ミッフィーショップの玄関には特製木靴も。
恒例のミッフィーの植え込みは日本人に大人気のようでした。
昼食:Het Oude Dykhuys
本日の昼食はフレンドツアーお勧めのレストランでいただきます。
パンの種類も豊富です。
さっぱりと優しい味わいのフィッシュスープ。
3種の白身魚のフィレ地中海風&ビーツ、温野菜添え。
色はまずそうですが、絶品のメロンスープ。なかにはアイスクリームやフルーツが入っています。
評価は星5つ★★★★★です。
夕食後、アムステルダム観光へ。オランダ最大規模の国立博物館に入場します。
只今修復中のレンブラント最高傑作といわれる「夜警」
レンブラント作「ユダヤ人の花嫁」
レンブラント作「織物組合の総代たち」
フェルメール作「青衣の女」
フェルメール作「恋文」
フェルメール作「牛乳を注ぐ女」
フェルメール作「小路」
東インド会社が特注で造らせた日本製のチェスト。
こちらも南蛮風の日本製トランク。近づいてみると繊細な職人の熟練した技が光っています。
こちらの容器も日本の有田焼と一目でわかりますね。
若きレンブラントの作品も数点ご覧いただきました。
館内ステンドグラスにもレンブラントが登場します(右端)。
ゴッホ作「自画像」 館内には4点ゴッホ作品が展示されています。
貴重なデルフト焼きコレクション。
驚くほど精巧に制作されたドールハウスコレクションもツーリストに大人気でした。
世界で最も美しい図書館のひとつ、カイパース図書館。
図書館内で展示されている日本の壱両銭。中央に東インド会社のマークが入っています。
東インド会社が使用していたとされる船の模型。
博物館見学後、フリータイムです。ゆっくりと休まれたり、ゴッホ美術館へ行かれたり(予約必須)、ダム広場方面に行かれたりそれぞれのフリータイムを楽しまれました。
ホテルでも運河クルーズ船を所有しており、チャーターも可能です。
宿泊:HOTEL OKURA(連泊)
8~9日目 アムステルダム~ドバイ~大阪
朝はゆっくりとお過ごしいただき、11:00にホテル出発しアムステルダム空港へ。アムステルダムよりEK148便にてドバイへ(6時間5分)。
日にちが変わって、深夜ドバイにて乗り継ぎEK316便にて帰国の途へ(8時間50分)。夕刻、関西空港到着。長い空の旅お疲れさまでした。
出発前の不穏な天気予報を覆し、毎日爽やかなお天気に恵まれ春のオランダ・ベルギーを満喫してまいりました。
特にこの季節は花が咲き乱れ、旅するにはぴったりの季節です。
また、ゴッホ、フェルメール、レンブラントなど珠玉の名画を鑑賞する機会もご用意しております。
ブルージュ、アムステルダムでのフリータイムも楽しみですね!皆様のご参加スタッフ一同心よりお待ちしております。
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