
旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年11月10日
フレンドツアー 関西発 2025年 9月26日
エミレーツ航空 利用
古城ホテルに泊まるドイツとオランダ・ベルギー9日間 【FE170】
のコースでいただいたお食事の内容をご紹介させていただきます。風景写真も撮ってきていますので並びにお楽しみいただければと思います。
第1・2日目
関西空港 ~ ドバイ経由 ~ フランクフルト・アム・マイン
関空よりエミレーツ航空317便にてドバイへ。その後、エミレーツ航空045便にてドイツのフランクフルト・アム・マインへ。到着後、旧市街の観光へ。
こちらはフランクフルトの旧市街の中心広場、レーマー広場です。戦後、当時のままに再現されました。

週末でたくさんの人でにぎわっていました。

レーマー広場にある市庁舎の建物。クリスマスの季節にはこちらにたくさんの屋台や露店が並びます。

フランクフルトにある大聖堂は代々戴冠式が行われた教会でもあります。

この時期にだけ楽しめる、発酵前のぶどうジュースが飲めるとの看板がありました。ちょうど、ワイン用のブドウの収穫が終わったころです。

観光後、ホテルにチェックイン。夕食はホテルでいただきました。ちょうど、地元のサッカーチームの試合がなされており、大変な賑わい、食事にも時間がかかりました。
夕食 : ホテルのレストランにて
前菜はパプリカと野菜のスープ。パプリカの香りがよく効いていました。かぼちゃの種がのっていて、ぱりぱりしてました。

メインはパスタで、ソースがチョイス、こちらはトマトとバジルのソース、もう一つはバジルのソースでした。

デザートはバニラクリームのベリーソースでした。

宿泊地 フランクフルト・アム・マイン : ホテル フランクフルト マリオット泊
第3日目
フランクフルト ~ ケルン ~ ベルギッシュ・グラードバッハ
ホテルの朝食の様子です。ドイツらしく、ハムやソーセージの種類もたくさんありました。

こちらは温かい食べ物、卵料理やソーセージ週種類、ポテトなどありました。

朝食後、ケルンへ移動、こちらも夕方に始まる地元のサッカーチームのファンたちがたくさんレストランに集まっていました。
昼食 :Gaffel am Dom
前菜はミックスサラダです。ケルンはケルシュというビールが有名で、こちらにはレストランの名前通りガッフェルというケルシュビールが楽しめました。

メインは巨大なポークの煮込み。そしてマッシュポテトとザウアクラフトもたっぷり。。。とても柔らかく煮込んでありましたが、とりあえず、巨大すぎて食べきれませんでした。

デザートはフルーツサラダ。缶詰ですね。

昼食後、ケルンの大聖堂の見学へ。堂々たる、世界最大の塔の高さを誇る、ケルン大聖堂です。

東方からの3賢者がイエスキリストの誕生を祝って貢物を持ってきたのですが、その3賢者の遺物が納められているのがこの大聖堂。今週はその記念すべき聖週間のため、聖遺物箱が近くで見られました。

その後、西ドイツ時代に迎賓館として使われていた、アウグストゥスブルク宮殿へ。こちらがその全景です。

こちらは豪華な大階段の間です。

天井のフレスコ画も豪華そのもので、バロック様式の傑作です。

まさに圧巻です!

お庭も広大です。

お城の見学後、ベルギッシュ グラードバッハにある古城ホテルへ。古城と言っても新しく建てられたホテルです。ホテルからはケルンの大聖堂が遠景に見えました。
夕食 : ホテル内レストラン ダリの間にて
前菜はシーザーサラダで、クルトンがちりばめられています。

メインはビーフステーキ、赤みのお肉なので硬め、分厚いお肉でした。

デザートはレモン風味のクリームブリュレでした。

ホテルの飾りつけの様子。

宿泊地 ベルギッシュ・グラードバッハ : グランドホテル シュロス ベンスベルク泊
第4日目 ベルギッシュ・グラードバッハ
ホテルの朝食の様子
昨日の夕食のレストランとは別のお部屋で優雅な雰囲気のレストランでした。

ハムやパンの種類もとても多く、さすが5つ星ホテルという感じでした。

野菜やナッツ、チーズ類も豊富にありました。

フルーツもたっぷりあるのがうれしいです。

こちらは温かいもののコーナーです。

こんな雰囲気の朝食会場でした。

お城のお庭の様子。テラスでも食事やお茶が楽しめます。

正面入り口は修復中でした。

ホテルのロビーの様子です。

こちらがケルン方面で、大聖堂が正面にありますが・・・・・見えず。

ベルギッシュ グラードバッハより世界遺産の町、アーヘンへ。こちらは大聖堂の天井の様子です。モザイクがすばらしい。

アーヘンの大聖堂のガラスの礼拝堂と呼ばれる部分です。

こちらがその大聖堂の全景。ヨーロッパにおける世界遺産第一号の一つです。

昼食 : Zum Wehrhapten Schmied
前菜はチキンとヌードル入りのスープ。郷土料理を出すレストランで知られているそうです。とても身体が温まるスープでした。

そしてサラダもサービスされました。

メインはタラのグリル、ホワイトソースとポテト。まろやかなソースでした。

デザートはバニラアイスクリームとホイップクリームです。キャラメルソースがかかっていました。

その後、国境を越えてオランダへ。オランダ最古の町と言われる、マーストリヒトへ。
こちらは聖セルファース大聖堂です。

マーストリヒト観光後、国境を越えてベルギーへ。フランス語圏(ベルギーではワロン語と言われています)の中心都市、ナミュールへ。
夕食 : ホテルにて
アミューズはローストビーフとニンジンのマリネです。

前菜はスモークサーモンのサワークリームのせで、ボリュームたっぷりでおいしかったです。

メインはチキンのグリルのイエローワインとオニオン、サンド豆のソースです。チキンも巨大、淡白なチキンに濃厚ソースがかかっていました。

デザートはチョコレートムースです。チョコレートの味がベルギー風味。

プチフールにカヌレとクッキーが出され、 コーヒーまたはお茶もついていました。ワインも食前酒、赤、白ワインもたっぷりついていました。

宿泊地 ナミュール : ホテル シャトー ドゥ ナミュール 2連泊
第5日目 ナミュール滞在 アルデンヌ町巡り
ホテルの朝食の様子

朝食はいたってシンプル、卵料理人のポストもありますが、現れず。。。スクランブルエッグと自分でゆでるゆで卵機がありました。

ヨーグルトやチーズもちょこっとあるぐらいです。

朝食後、まずは水庭として知られる、アンヌヴォア城へ。紅葉も少し始まりかけで、広大なお庭の散歩を楽しみました。

こちらが城館、現在は公開されていません。

池に映る城館の姿がきれいでした。

あちこちに池や運河が張り巡らされ、いろいろな種類の噴水が楽しめます。

その後、崖の上に立つ、モーダヴ城へ。こちらはかつての厩です。

お城の横からの姿。崖の上に立っているのがわかります。

お城は宴会用に借りることもできるそうです。

昼食はグルメの町として知られる、デルビュイでいただきました。
昼食 :Limoni e Tartufi
イタリアンの昼食で、前菜には仔牛肉のローストとツナソース。不思議な組み合わせですが、意外とあっさりとおいしくいただきました。

メインはスズキのグリルで、細かく刻まれた野菜とグリルトマト、ネギなどが添えられていました。お魚も新鮮でとてもやわらかく調理してあり、日本人好みの味付けでした。

デザートはシチリアのデザートのカンネッロのリコッタチーズソースとピスタチオのアイスクリームでした。

昼食後、フリータイム。ベルギーで最も小さな町と言われるデルビュイの散策をお楽しみいただきました。オフシーズンなのか、閉まっているお店が目立ちました。

聖二コラ教会は川沿いに建っています。ロッククライミングのできる岩もあります。

公開はされていませんが、お城もあります。

夕食 : ホテルにて
本日のアミューズはバターナッツのスープです。

前菜はタラの低温調理でホワイトソースがかかっていました。臭みもなく、おいしくいただきました。たたきのような感じです。

メインはポークの煮込みで、温野菜添え。柔らかく煮込んであり、味はしっかりとついていました。

デザートはバニラとマンゴーのアイスクリームのマンゴーソースです。

本日も食前酒、赤、白ワイン付き、そしてプチフールはクッキーとゼリーでした。

コーヒーやお茶付きです。

第6日目 ナミュール ~ ディナン ~ ブリュッセル
午前、ミューズ川に沿ってあるディナンの町へ。ちょっと霧がかかっていましたが、だんだんと晴れてきました。こちらはシャルルドゴール橋とノートルダム・ディナンの教会。

ロープウェイで崖の上に立つ、シタデルに行きました。徒歩でも登れます。408段の階段はロープウェイ乗り場の横にあります。

とても小さなロープウエイでした。

ノートルダム教会の背後にシタデルと呼ばれる要塞があり、第一次世界大戦では激しい戦いがありました。

シタデルは戦争博物館と売店、カフェがある程度です。

でも眺めが素晴らしい。

ミューズ川に細長く町は広がります。

ご希望の方は歩いてシタデルから階段で町に戻りました。

階段からの眺めです。

こちらはノートルダム教会の内部で、ステンドグラスがとてもきれいでした。」」

ゴシック様式の教会ですが、かつてはロマネスク様式の教会がありました。

教会とシタデルの様子、川沿いからの眺めです。

この町はサクソフォンの考案者、アドルフ・サックスの生まれた町でもあります。シタデルの戦いで負傷したフランスの元大統領、シャルルドゴールの銅像もあります。

その後、ナミュールに移動し、ランチと散策をお楽しみました。
昼食: Grill Les Tanneurs
前菜は白ハムのムースとサラダ。

メインは名物のビーフステーキで、ポテトフライもたっぷりとついてきました。ステーキソースもありましたが、塩コショウでいただくのが一番おいしかったです。

デザートはチョコレートブラウニーとバニラソースでした。

昼食後、ナミュールの旧市街へ。こちらは世界遺産のベフォード ドゥ ナミュールで、市民の象徴の塔となっています。

町の中心に立つ、聖オーバン大聖堂。イタリアンバロック様式の教会です。

その後、ベルギーの首都、ブリュッセルへ向かいました。
夕食 : ホテルにて
前菜は仔牛肉のローストでツナマヨネーズソース。デルビュイでいただいたメニューでもありますが、ちょっと感じが違いました。

メインはベルギーの代表的な郷土料理、ワーテルゾイで、チキンベースのホワイトソース煮込みです。

デザートはババロアのベリーソースです。

宿泊地 ブリュッセル : ホテル シュタインベルガー イコン ウィルチャーズ2連泊
第7日目 ブリュッセル滞在
ホテルの朝食の様子です。

パンのコーナーです。名物のワッフルは別のコーナーにあります。

豪華な朝食内容なのですが、人が多くてなかなか写真が撮れず、すみません。

こちらがワッフルのコーナーです。

朝食後、ブリュッセル市内観光。サンミッシェル大聖堂の近くでバスを降りて徒歩にて旧市街の観光。

こちらが高級ブティックが並ぶ、ギャラリーサンチューベールです。

ギャラリーサンチューベールの入り口。

こちらが世界一美しい広場とたたえられた、グランプラスです。市庁舎の塔は町のあちこちから見えます。

そして小便小僧・・・・いつも人でいっぱいですが、今日はとてもすいていました。

今回は特別に新しくできた、ビール博物館に行きました。もともと証券取引所だったところにできた博物館なので、内部もとてもきれいです。

とても豪華な装飾です。

こちらの博物館ではビール造りの行程を見ることができますが、こちらはビールに欠かせないホップです。


こちらでも醸造した麦汁の試飲ができます。

最後に眺めの良いテラスでビールを試飲することができます。とても多くの種類があり、こちらがそのメニュー。お酒がダメな人はソフトドリンクもあります。

テラスからの眺めです。

昼食 :Rugbymann no2
有名なシーフードレストランです。前菜には鯛のカルパッチョで、レモン・オリーブソースがとても良く合っていました。

メインはサーモンのグリルとマッシュポテト。サーモンは細かいパン粉のようなものを一緒に焼かれているので、カリカリでおいしい!

デザートはパンナコッタでした。

昼食後、フリータイム。レストランで解散した方、ホテルまでバスで帰った方など自由にそれぞれ散策を楽しまれました。夕食も各自で。
第8・9日目 ブリュッセル ~ ドバイ経由 ~ 関西空港
朝食後、ブリュッセルの空港へ。エミレーツ航空184便にてドバイへ。エミレーツ航空316便にて関空へ。ドバイで搭乗後、急遽降りた方のために機内で1時間以上待たされ、関空到着も遅れました。
古城ホテルに泊まり、古城や小さな町を訪れるというコースで、なかなか個人ではいけない小さな町をめぐる楽しい旅でした。都会ではなく、小さな町をめぐるのは有名な町巡りと違って知名度はありませんが、ゆっくり散策できて思い出に残ると思います。夏のハイシーズンがおわり、ひっそりとした田舎の風景は印象にも残りました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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