旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年4月17日
東京フレンドツアー一本目のオランダ・ベルギーのツアーから帰ってきました。
さすがシーズン真っただ中!沢山の観光客が押し寄せていました。
見どころ満載のオランダ・ベルギーでした。
【1日目】
このツアーはKLMオランダ航空直行便にて成田空港からアムステルダムへ。
直行便で夕方にホテル到着のため、ゆっくり休めます。
スキポール空港近くのホテルにて1泊しました。
【2日目】
オランダの朝食では、やはりチーズとハムが美味しいです。
特にクミンの入ったチーズがあると「オランダに来た~~~」と思います。
ホテルのロビーの様子
この日はデ・ホーヘ・フェルフェ国立公園の中にある、クレーラー・ミュラー美術館へ。
周りが大自然に囲まれて、ゴッホの作品を目の前で見ていただきます。
一番人気(だと思います、、、)の夜の(星空の)カフェテラス。
南フランス・アルルの星空の下、ガス灯で照らされひとでにぎわうカフェ。
この絵でゴッホは初めて黒をあまり使わずに夜空を描いたらしいです。
シンプルな木枠の為、さらにゴッホ作の絵が映えていますね。
現在でもアルルの中心に存在しているので、是非行かれてくださいね。
糸杉と星の見える道。これは入院中に描いた大作。線描画がすごい畝っていて迫力です。
最終の地。オーヴェルシュールオワーズにて、親交のあった郵便局員。
壁のお花のクロスが何かを物語っています。
アルルの跳ね橋。オランダや海外では「ラングロワ橋」と呼ばれています。
これと同じ形の跳ね橋はアムステルダムのクルーズでご覧いただけます。
運河の多いオランダでは至る所に、橋が架かっていてデザインも時代により様々です。
ゴッホの自画像。
何枚か描いている中の一つ。
この絵の側に、ゴッホそっくりな係員がおりました!
今度行かれる方は是非チェックしてみてくださいね。
初期の作品、馬鈴薯(じゃがいも)を食べる人々。
作風がどんどん変わるのを見ることができるのも、クレーラー・ミュラーならでは。
アルル滞在の時に沢山描いた、ひまわり。
これは枯れた4輪のひまわりですが、すごいエネルギーを感じました。
これはピカソの「ギター」
ジョルジュ・スーラ「シャユ踊り」。31歳で夭折する前年の作品。
シャユ踊りは2人ずつの男女によるカンカン踊りで当時キャバレー等で人気を博していました。
庭に出ると広大な彫刻と緑が広がっています。
美味しい空気を吸いながらゆっくり散策できます。
ジャン・デュビュッフェの作品。
この作品は前日雨だったため、中に入れませんでしたが、晴れていたら異次元を体験できるようです。
ご昼食はクレーラーミュラー近くの町、オッテルローにて。
ツナのサラダ
ノルウェーサーモンのクリームソース
レア気味で美味しかったです。
イチゴとクリーム
午後はアントワープへ。
この日は急に雨ー嵐ー晴天ー雨とビックリするくらいの天気の変わりようでした。
タンクトップの人もいれば冬着の人もおり、この季節は洋服難しいので、重ね着でいらしてくださいね。
アントワープのノートルダム寺院。
この中にルーベンスの大作が!!!
「フランダースの犬」のアニメの中で、ネロ少年がいつも母親と重ねてみていた作品、、。
聖母被昇天。
キリストの降架
キリストの昇架
2作品ともネロが見たくても、日々の生活がギリギリで見たくても見れなかった作品、、、。
これらの作品はここに来ないとみることができない大作です。
市庁舎も立派です。中心にはアントワープの名前の由来になった噴水が美しい~。
この日はアントワープ泊でした。
ご夕食はホテル内にて。
3コースでしたが、ビュフェスタイルで各自の量を持っていただくスタイル。
オランダらしい合理的?なスタイルでした。
ビュッフェなら他のチョイスもあると良かったなと思います。
サラダ。野菜が好きなだけ食べられました。
マッシュルームリゾット。これは出来立てが食べたかった、、、。
ポークメダイヨン。
野菜スープ。メニューには入っていなかったけどシンプル。。
デザートはチョコレートケーキ。
【3日目】
朝食は種類豊富でした。ハーブティーだけでもどれにしようか、、。
木枠のハチミツ。これ大好きです。これとバターをたっぷり塗って(太ります、、、)
パンケーキやワッフルも作れました。
午前、ベルギーの首都、ブリュッセルへ。
なんと青空~。
中心のグランプラス。まあ~それは華やかな広場です。
旧市庁舎やギルドハウスが素晴らしい建築を競って作った広場です。
かわいい小便小僧。洋服はその日により違います。帽子もかわゆい。
このツアーはベルギー王立美術館も含まれています。
ピーテル・ブリューゲル(父)イカロスの墜落。
模造品と騒がれましたが。。。
ベツレヘムの人口調査。スペイン・ハプスブルク家によって人口調査が行われた場面。
人々が税金を取り立てられている様子が細か~~~く描かれていて、見れば見るほど引き込まれる作品です。
他にも、ルーベンス・ボス・レンブラントetc...ゆったりしたスペースで鑑賞できました。
最近では売店はクレジットカードしか使えないところが多くなってきましたのでご注意下さい。
ご昼食はグランプラス近くのレストランにて。
チーズコロッケ。美味でした~。
メインはカルボナード。牛肉をビールでコトコト煮込んだ名物料理です。
パンナコッタ。味はベルギー名物クッキー、スペキュロス味。
ご昼食後、少しフリータイム。そして郊外のグランピガール城へ。
まだチューリップは早いかな~と思いましたが、華やかな庭園を見て心躍りました。
1か月のみの開催期間です。
温室の中
お城。
この後、水の都ブルージュへ。
ご夕食は徒歩にてレストランへ。
トマトとエビのサラダ。今年はこの小さいグレイエビが不作らしいです。
小さくても一つ一つ殻を剥くので大変です。そして北海名物でもあり美味しいエビです。
ムール貝のワイン蒸し。シンプルな味付けなので美味しかったです。
ワッフルとアイスクリーム。
ワッフルはブリュッセル風の軽いのと、甘さたっぷりの重めのリエージュとあります。
これは軽い方なのでペロリと完食しました(笑)
夕食後はのんびりと夜景を満喫しながらホテルに戻りました。
夢か現実か、、、、。絵の中に紛れ込んだような夜景です。
建物が運河に鏡のように映り、皆様その場から立ち去りがたいようでした(私も)
まだ、あの美しさが目に焼き付いています。
これは町の中心のホテルの泊まらないと無理ですね。
フレンドツアーでは2泊します~。
【4日目】
きれいに並べられた朝食会場
此処にも自動パンケーキ焼き機が。
ジャム類も種類豊富。一番左端はスペキュロス風味。
ベルギーならでは?
朝、まだ沢山観光客が来る前にブルージュ市内観光。
午後はフリータイムの為、いろいろと情報を聞きながら観光しました。
何処を撮っても全部素敵に撮れます!!
町の中心、マルクト広場。
このコースでは運河めぐりも。日本語テープで美しい町を約30分巡ります。
たっぷり歩いて観光後は、町の中心にてご昼食。
ロシア風サラダ。
名物ワーテルゾーイ。コトコトと煮込んだ料理が多いですね。
ソースはさっぱりホワイトソースでした。
バニラケーキ。
この後は半日フリータイム。
なんと!366段の鐘楼に上った方、美術館巡りをされた方、チョコレートなどショッピングされた方。
思い思いのプランで楽しんでいただきました。こういうフリータイムがあると思い出がさらに印象深くなるかと思います。
【5日目】
午前、キンデルダイクへ。今回は国境を2回越えて戻ってとなります。ほとんどわからないくらいあっという間の国境です。
19基の風車が立ち並ぶ大地はさっすが風車の国!
ご昼食はキンデルダイクのレストランにて。
マッシュルームクリームスープ。シンプルな味。
入口にはアンティーク品が所狭しと展示してありました。
メインはヒュッツポット。オーナーさんがどうやって食べるのかレクチャーしてくれました。
デザートはアップルパイ。大きかったですが、甘さ控えめでペロリでした。
午後はデン・ハーグへ。
マウリッツハウスやビネンホフなど観光。
超有名。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」
他にも「デルフトの眺望」など
レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」
ホテルは海辺のリゾート地、スヘベニンゲンのクアハウスに2連泊です。
ご夕食はホテル内のレストランにて。
サーモンのマリネ
チキンのトリュフソース、ポテト+野菜添え。すいません、、、食べた後気づきました、、。
デザートはチョコレートサプライズ。
夜、海側から撮影したホテル。
【6日目】
朝食はスパークリングワインあり。
此処のサロンはさすが立派です。
この日はまずキューケンホフへ。
土曜だったこともあり、すっごく人気で沢山の人が訪れていました。
途中の道路からも花畑が美しく、思わずテンションが上がってしまいました。
チューリップ畑をぎゅ~~~っと固めた感じでため息ものです。
是非実際ご覧くださいませ。
外の農家でお花の絨毯。
今年は75周年でした。
ご昼食はリッセの町にて。白アスパラガスメニュー。
スモークサーモンと白アスパラ。美味~
鯛と白アスパラ、マッシュポテト、ロブスターソース。
鯛の下にはアスパラガスが並んで整列。超美味でした。
デザートはレモンタルト、ラズベリーアイスクリーム
午後はアムステルダムへ
着後、アムステルダム国立美術館へ。まずレンブラントの「夜警」
修復中でどれくらい見れるか心配でしたが、ほとんど終わり全容が見えました。
もちろんフェルメールも。「小路」
「恋文」
「手紙を読む青衣の女」
「牛乳を注ぐ女」
その他ゴッホなどもご覧いただきました。
その後ボートクルーズで町の景観を観光しました。
【7日目】
KLMオランダ航空直行便にて帰国。
8日間でしたが、沢山の名画に出会い、街並みもそれぞれ個性的、さらにこの時期はチューリップも鑑賞していただきました。
とてもバランスの取れたツアーです。お待ちしております。
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