旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2019年5月31日
フレンドツアー 関西発
2019年4月11日出発
D198 フィンエアー利用 黄金期のネーデルラント芸術紀行8日間
で実際にお召し上がりいただいたお食事と一部観光内容をご紹介させていただきます
お食事は星の数で評価させていただきます。
満点は 星5つ★★★★★となります。
今回は、年に一度の花パレードやデ・ハール城での歴史祭りなども楽しむ内容でした
ではではお楽しみください!
◎1日目 関西空港~アムステルダム~ロッテルダム
関西空港より直行便で楽々アムステルダムへ。宿泊先のロッテルダムのホテルにも夕刻到着できました♪
今回のコースはロッテルダムにゆったり3連泊です!
ホテルが街の中心なので、周辺の散策やショッピングなどが気軽に楽しめるのもポイントですね♪
◎2日目
朝食@ホテル
充実した内容のビュッフェをゆったりいただきました
評価:★★★★
朝食後、ロッテルダム市内観光へ
ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館を訪れ美術鑑賞を。
代表作はフリューゲルの「バベルの塔」
ダリの作品はまさにシュールです
あれ、こんなところに少年が…。と思ったらこれも展示品のひとつ。
ユニークと言えばなんとこの美術館のクロークがこちら
天井に直接ぶら下げらるスタイル!こうしてみるとこれも何かの芸術作品に見えてきますね
この素晴らしい美術館も来年から長期の改装工事に入ってしまうそうです。
ロッテルダムはまたユニークな建築物でも知られています。
その代表がこちらのキューブハウス
まさにサイコロ(キューブ)が連結されたような集合住宅!
この際、住み心地は無視ですね
こちらはだるま落とし?
近未来を思わせるこの建物が、なんと屋内マーケット!
こちらのマルクトハルにてそれぞれ昼食をいただきました
この建物は実は集合住宅で、なんと毎日マーケットを見下ろしながら生活をしているんです
マーケットに負けず劣らずカラフルなデザインで飾られていて、なるほどおしゃれな家ですが、落ち着いた生活を望む方にはおすすめできませんね~
マーケットから中が丸見え?!
こちらのマーケットにはたくさんの屋台やフードコートが入っているのですが、オランダならではといえばこれがおすすめ
名物ニシンのマリネの丸かぶり♪
午後は、翌日のフラワーパレードに参加する山車が待機している町ノルドヴァイカーハウトを訪れ、趣向をこらしたフロート群の見学とお祭りの雰囲気を楽しみました
色鮮やかな花々と球根で彩られたユニークなフロート群は見ごたえたっぷり
地元の人々にとっても待ちに待ったお祭りというわけで、老若男女問わずみんな笑顔で街はにぎわっていました
いったいどれくらいの花が使われているのか、想像すらできませんが、ヒヤシンスの香りを一生分嗅ぐことができたと思います
夕刻、ロッテルダムへと戻り夕食のレストランへ
ライン河の河口に位置し、ヨーロッパ最大の貿易港であるロッテルダムの街並みが一望できる展望台ユーロマストのレストランにてすばらしい眺望とともにディナーをいただきました
夕食@KRAAIENNEST(ユーロマスト内)
前菜:ドライビーフのサラダ
メイン:鯛のソテー
皮目も香ばしく仕上がっていました
デザート:チョコブラウニー
評価:★★★★
◎3日目
朝食後、ハーグ観光へ
ハーグはこの国の首都であり、行政の中心の街です。
というわけで国会議事堂や首相官邸などが集まるビネンホフをまず訪れました
外観は古式豊かなレンガ造りですが、内部はモダンに改装されていますね
それにしても国会内部がガラス張りで許可なく誰でも覗けるなんて、まさに開かれた国という印象です
防犯カメラでしっかり見られているのでしょうが、衛兵や警備の方の姿も一切なく、市民の通勤路にもなっていてほんとおおらかですね。
ハーグ観光の目玉はやはりオランダ絵画の殿堂マウリッツハイス美術館。
こじんまりとした貴族の邸宅を改装した美術館ですので、あこがれのフェルメールの作品などもじっくり鑑賞できました
日本でしたら大行列必至ですね!
国際司法裁判所でもある平和宮殿も訪れました
ハーグ観光後、もう一つのハイライト、チューリップ鑑賞へ
世界一の花公園キューケンホフを訪れました
聖書の中に、神様がこの世を創ったとありますが、オランダの国だけはオランダ人が造ったと言われます。
そのオランダの干拓の歴史を彩る大風車と、神が創りし美しい花々
花パレードの当日ということでものすごい人出でしたが、たっぷり3時間以上かけて広大な花公園を堪能しました
昼食は公園内にて、夕食はロッテルダムにて、それぞれ自由食を楽しまれました。
◎4日目
中世を想わせる古城デ・ハール城を訪れました
折しも城では時代祭のようなイベント“エルフィア”が催されていて、城の内部はさまざまな仮装を楽しむ人々で大賑わいでした
おお、まさにエルフの姫君美しすぎです思わず膝づいて手の甲にキスすべくにじりよる
と、となりの海賊が腰のピストルに手を伸ばしかけました。。。
ほんととなりのおじさん、邪魔!
夢に出そうなガイコツさん
どこかの国のとってつけたようなハロウィン騒ぎではなく、さまになっていてほんと絵になります。
その後、ゴッホのコレクションで世界的に知られるクレラーミュラー美術館へ
美術鑑賞の前にまずは腹ごなしです。
美術館のある国立公園内のホテルHET RODE KOPERにて昼食をいただきました
昼食@HET RODE KOPER
あのフランスの某タイヤメーカーのグルメガイドブックで★を獲得しているレストランです
さすがエレガントな内装とゴージャスな雰囲気
アミューズ2種
前菜:スモークサーモン
わさびの風味が斬新で美味でした。盛り付けもとっても繊細で美しいです
メイン:タラのポワレ
こちらも見た目も鮮やかな仕上がり
デザート:チョコムース、オレンジシャーベットなど
どれも味は言うまでもなく、見た目も素敵でした
評価:★★★★★
クレラーミュラー美術館ではゴッホコレクションを中心に美術鑑賞をそれぞれ楽しみました。
ゴッホの代表作“星の降る夜のテラス”
この作品を見るとまた南仏のアルルを訪ねたくなります。
この日の宿泊先はその外観のユニークさで観光の名所にもなっているザーンダムのインテルホテルでした
ホテル周辺も運河沿いにカラフルな家並みが印象的な一角で、散策も楽しいです♪
夕食@ホテル
前菜:マスタード風味のポタージュ
初めていただく味でしたが、美味でした♪
メイン:ポークフィレのグリル
日本ならヒレカツ2~3人前くらいのボリューム!
デザート:ストロベリーのババロア
評価:★★★★
◎5日目
朝食@ホテル
シリアル類が充実していましたが、まずまず一般的なビュッフェ。
評価:★★★★
朝食後、かわいらしい街並みが残る港町フォーレンダムへ
途中、オランダ名産のチーズファクトリーへ立ち寄りました
若いチーズから熟成されたチーズ、スモークしたものやハーブなどさまざまなテイストがブレンドされたチーズまで、さまざまな種類のチーズに出会い、オランダのチーズ文化の奥深さを知ることができました
フォーレンダムでは風情ある街並みの散策をゆったりと楽しみました
町にある写真館では民族衣装姿で記念写真を残すことができますよ♪
その後、その美しさで近年人気急上昇の水郷の村ヒートホルンへ
到着後、こちらのレストランで昼食を
昼食@レストランSMIT
近年、アジアからの観光客が激増し、この時期レストランも大混雑なのですが、当グループは他のグループでごった返す別館ではなく、個人客向けの静かな本館で食事をいただくことができました
前菜:ビーフカルパッチョ添えサラダとブロッコリースープ
メイン:ビーフステーキと温野菜、ポテトフライ
赤身のステーキは日本人にはやはり硬くて不評でした
評価:★★★
午後、美しい水郷の村をチャーターボートでめぐりました
お天気にもめぐまれ、ゆったりと午後のひとときを満喫しました♪
夕刻、アムステルダムへ。
21世紀の大風車と春の花々で彩られた街道をひた走り、夕食のレストランへ。
夕食@レストランDE JONGE DIKKERT
街中にあるこの大風車がレストラン
人気のモダンダッチ料理のお店です。
前菜:干しダラのブランダード
ブランダードとは、タラとジャガイモをペースト状にしてミルクで煮た南仏伝統の料理です。パンとともにいただきます
メイン:地鶏のソテー
地鶏は滋味たっぷりで旨みがありました
デザート:メレンゲクリームとシャーベット
洗練されたフレンチテイストのコースでした
評価:★★★★★
最後のアムステルダムでの宿泊はあこがれのピューリッツァーホテル★★★★★
25軒の古い家並みを改装して生まれ変わった、モダンでスタイリッシュな高級ホテルです
さらに、市内中心のプリンセン運河に面していて、アンネの家と彼女の日記で有名な西教会もすぐ近くという好立地
玄関の上には吊り下げられたグランドピアノ
よくわかりませんがスタイリッシュです
ピアノ線が切れないことを祈りながら中へ。。。
さらに部屋に入ると、今度は天井に自転車が・・・
スタイリッシュかどうかはともかく、夜中に落ちてこないことを祈りながらベッドへ・・・
◎6日目
幸い夜中にぺしゃんこになることもなく、モーニングコールで目が覚めて・・・
この電話、いまどきめずらしいレトロでクラシックなタイプと思いきや、プッシュホンでした
よくわかりませんが、どこまでもおしゃれでスタイリッシュ・・・
朝食@ホテル
さすが上質な食材が並ぶビュッフェでした
さらに卵料理はテーブルオーダーできました
はエッグベネディクトをチョイス
評価:★★★★★
最後のアムステルダム観光の目玉、美術の殿堂国立美術館へ
世界の3大絵画の一つと評されるレンブラントの「夜景」をはじめ、ルーベンスやフェルメールなど、フランドル絵画の珠玉の作品群をじっくりと鑑賞しました。
すばらしい青空のもと、アムステルダムの風物詩である運河クルーズも堪能しました
水上から眺める街並みは風情もひとしお
ロマンチックなひとときで最後の観光を締めくくり、昼食レストランへ
昼食@レストランHAESJE CLASE
最後の会食はどんなガイドブックにも出ている老舗レストラン“ハーシュクラーシュ”にてオランダの伝統料理を。
前菜:ホワイトアスパラにハム、卵を添えて
旬のホワイトアスパラガスはこの時期だけのグルメです♪
メイン:エビのクリームコロッケ
今やなんてことはないエビコロッケですが、オランダの伝統料理のひとつ。
シンプルながら普通に美味でした
デザートはアップルパイでしたが、バタバタしていて撮り忘れました
見た目は家庭料理ですが、味は好評でした
評価:★★★★★(4つ半)
食後はゆったりと半日フリータイム。
みなさまそれぞれ散策やショッピングなどアムステルダムの休日を楽しまれました。
◎7日目
名残惜しいですが帰国の朝・・・
はフレンチトーストで旅の締めくくり
オランダ、ごちそうさまでした
直行便なのでゆったりとホテル出発、楽々のご帰国となりました
美しく咲き誇るチューリップなどの春の花々、
レンブラント、フェルメール、そしてゴッホなど美の巨匠たちの芸術作品、
どこまでも平な地平線に広がるのどかな田園風景、
運河とかわいらしい家並みの織りなす風情ある情景
とってもユニークなダッチデザインのビルディング、
春のオランダはまさに美しい魅力が満載です。
そして、オランダ料理が今一つの残念な評価であったのも今は昔・・・
今回のコースでは伝統料理からモダンなダッチフレンチ料理、にしんの屋台から最高峰の★付きグルメレストランまでバラエティに富んだお食事もお楽しみいただけました。
みなさまもぜひ春のオランダへお越しくださいね!
その節はもちろんフレンドツアーで!!!
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