旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年9月28日
2017年8月24日出発 関西発
「ルフトハンザドイツ航空利用 童話と城をめぐる
北ドイツとコペンハーゲン9日間」
のコースでいただいた食事の内容をご紹介させていただきます。ちょうど、エリカの花の最盛期だったので、何枚か風景写真も撮ってきていますので並びにお楽しみいただければと思います。
食事の評価は星の数で表しています。★★★★★が満点です。
第1日目 関西空港 ~ フランクフルト経由 ~ ハノーバー
関西空港8:00ご集合。ルフトハンザ航空741便にてフランクフルトまで約11時間半のフライト。
ルフトハンザ航空054便に乗り換え、ハノーバーまで40分のフライト。到着後、空港近くのホテルにチェックイン。
宿泊地 : ハノーバー ホテル アハト プレミアム エアポート 泊
第2日目 ハノーバー ~ ハーメルン ~ ブレーメン
ハノーバーのホテルの朝食の様子。ドイツらしくパンの種類が多いです。
食事の評価 ★★★★
ハノーバーから約1時間で、メルヘン街道の町の一つ、ハーメルンに到着。歩いて旧市街の観光。昼食のレストランの「ネズミ取り男の家」がまず初めの観光場所でした。日本では「ハーメルンの笛吹男」として知られていますが、こちらでは「ネズミ取り男」として知られています。ということで、あちこちにネズミのモチーフが使われています。お土産もネズミの姿が目立つ・・・・・
「ネズミ取り男の家」の内部。歴史を感じる建物と、お話をモチーフにした飾り。
前菜は野菜のたっぷりサラダ。野菜不足になる旅行にはありがたい
・・・が、葉っぱが大きさそのままで出てきている感じちょっと細かめに切っておいていただけたら食べやすかったかな?
そしてメインはネズミのしっぽ料理 といっても豚肉の細切りと、いろいろな野菜などを炒めた料理。
付け合わせにコロッケやレイスが来ました。お好みの量をそれぞれ取っていただきます。
ネズミの形に焼かれたパイがかわいい。ちゃんと人数分ネズミがいました。コロッケがホクホクで好評でした。
完璧な姿ではありませんが、ネズミの形のパイがかわいいちなみにネズミのお目目は胡椒の粒でした。
デザートはアップルクリーム。はじめに運ばれてきたときは、バニラアイスクリームが載っておらず、途中で気づいたスタッフが慌ててアイスクリームだけ別皿で持ってきました。写真のものは後から運ばれてきたものなので、ちゃんとアイスクリームも載っています。
食事の評価 ★★★★
ハーメルンで昼食後、ブレーメンへ。
夏休み、週末、しかも工事中が多くて、ブレーメンに到着がかなり遅れてしまいました。
日程表にはありませんが、ブレーメンの昔ながらの面影が残る、シノア地区にも行きました。シノア地区の地図がかわいい!
ブレーメンの音楽隊のおなじみの銅像は人が多くて取れませんでしたが、シノア地区の入り口にある、木彫りのブレーメンの音楽隊像は空いていました。
ブレーメンのホテル到着後、すぐにホテルにて夕食にご案内。
バイキングの夕食
スープはマッシュルームスープでした。フレッシュなマッシュルームが入っていて、クリーミーでとても良いお味でした。
食事の評価 ★★★★
宿泊地 : ブレーメン ホテル マルティム泊
第3日目 ブレーメン ~ ウンデロー ~ リューベック
ホテルの朝食
広々としてレストランで、種類も多く、おいしくいただきました。
食事の評価 ★★★★
ホテル出発後、再びニーダーザクセン州へ。東の方へと車を進め、旧東ドイツ国境付近まで走っていきました。
ウンデローという村では、茅葺き屋根の民家などもありました。
そして、馬車に乗ってエリカが咲く荒野へ。ちょうど最盛期でとてもきれいに咲いていました。
花が小さいので咲いていることしかわかりませんが、荒野がピンク色に染まってきれいでした。
最盛期で馬も大忙し。多くのお客様が次々と到着。でも日本人はいませんでした。
馬車観光の後、少しバスで移動して昼食。ちょうど結婚式のバーティーをしていてレストランも大忙し。
昼食 : Hotel Fuchs
前菜はアスパラガスのクリームスープ。とてもクリーミーでホワイトアスパラガスの風味がよく、おいしくいただきました。
メインはビーフロールで、とても柔らかく、お味も良かったです。
デザートはアイスクリーム。いちごとバニラとチョコレートの3つの味を楽しみながらいただきました。
食事の評価 ★★★★
その後、ハンザ同盟の盟主といわれる、リューベックへ。歩いて歴史的な建物を見ながら観光をしました。ホテルにチェックインした後、夕食までは少しお休みいただき、ホテルで夕食。優雅な雰囲気の漂うレストランでした。
夕食 : ホテル内レストラン
テーブルにセッティングされていたのは、バターの代わりにパンにつける、オリーブのベースとしたペースト。とても良いお味で、サラダといただくとよりおいしく感じました。サラダには柔らかく、そして薄く切ったターキーのマリネが入っていました。
メインはタラとエビのグリル。淡白なタラですが、焦げ目が程よくアクセントとなっていました。ズッキーニがいっぱい引いてありました。そしてポテトのケーキも添えられていました。デザートはチーズと甘く煮込んだレーズン。このオレンジ色の花も食べれます。
ホテルのロビー、レストランエリアの様子。ホテルから見える景色の写真が印象的でした。
食事の評価 ★★★★★
宿泊地 : リューベック ホテル ラディソン BLU セナトール 2連泊
第4日目 リューベック滞在
朝食会場も夕食と同じ。テラス席もありました。聖マリア教会の塔がきれいに見えます。
盛り付け方がとてもおしゃれ!
初めてみました フレッシュバターの機械。ボタンを押すとバターが出てきます。驚きのマシーン
食事の評価 ★★★★★
レストランからはちょうど川を挟んで旧市街が望め、聖マリア教会の2本の尖塔がきれいに見えます。ちょうど朝食の時間に2本の尖塔の間から真っ赤な太陽が昇ってくるのがみえたとか・・・・・1日目は少し曇っていたので太陽がはっきりとみえましたが、翌日はクリアな空だったので太陽の光がまぶしすぎました。とても印象的な光景でした。
リューベックからキューリングスボルンへ。モリー号の名前で知られる、蒸気機関車に乗車。
バート・ドーベランまでの電車の旅をお楽しみいただきました。
駅にはモーリー号の博物館があり、レトロなものがいっぱい展示されていました。
絵本に出てきそうな蒸気機関車です。
バート・ドーベランで下車後、シュベリーンへ。七つの湖に囲まれている、風光明美な町です。
ここのお城はドイツの名城のひとつ、観光前に城内のレストランで昼食。
昼食 :Schweriner Schloss
あまり種類が多くありませんでした。冷たいオードブルは結構種類が多かったですが、温かいものの種類が少なかったです。
食事の評価 ★★★
こちらがシュベリン城。巨大なお城なので、いつもどこか修復している・・・・
リューベックのホテルの隣にある、ホルステイン門、傾いているのがよくわかります。
シュベリンのお城の観光後、リューベックへ。夕食は各自でいただきました。日曜日なので、レストランも閉店のところもありました。
第5日目 リューベック ~ ハンブルク
ハンザ同盟都市、ハンブルクへ。まずは去年世界遺産に登録された倉庫街へ。赤レンガの建物が続く風景は独特。
観光には含まれていませんでしたが、エルベトンネルにも立ち寄りました。
川向うに行く労働者のために作られたトンネルですが、今では観光のスポットになっています。
エルベ川の展望。遊覧船がたくさん出ています。
昼食 : Fischer Haus
前菜はサラダ。次はシーフードの盛り合わせ。ムール貝、イカリング、エビなど海の幸がいっぱい。フライドポテトもついてきました。
観光後、ホテルにチェックイン。そしてフリータイム。夕食は各自で。
宿泊地 ハンブルク : グランドホテル エリーゼ泊
第6日目 ハンブルク ~ コペンハーゲン
ホテルの朝食の様子
卵料理もシェフがいるので希望をすればオムレツや目玉焼きをその場で作ってくれます。
食事の評価 ★★★★★ とても優雅な朝食でした
朝食後、ハンブルクの駅へ。ちょうど、乗車する「渡り鳥ライン」が発車するホームは工事中でした。
フェリーに電車ごと乗り入れるため、電車はとても短くかわいらしいサイズでした。
荷物を置くところがないので、ちょっと苦労しました
ドイツ国内を走る区間のみ、車内のバーでコーヒーやビールをオーダーすることもできます。
ちょうど、フェリーに電車が乗り込むところです。
電車がフェリーに乗り込むと、乗客は下車してフェリー内で40分ほどすごします。フェリー内では、免税店やインフォメーションがあり、両替もすることができます。
海を渡っていく景色もすばらしい。デンマークに近づくにつれて、風車がたくさん見られました。
本日の昼食はお弁当。ハムサンドイッチとチーズサンドイッチ、フルーツサラダとジュースがメニューです。車内で食べてもよし、フェリー内で海を見ながら食べてもよし・・ということで、それぞれお好きな時間にいただきました。
食事の評価 ★★★
フェリーの中に電車が停車している写真。ホームが低いので、歩きやすいように土台も置いてくれています。
コペンハーゲンの駅で撮った「渡り鳥ライン」の写真。とてもかわいいお顔でした。
デンマークに入ると、国際列車ですが、普通に市民が利用しているため、とても混雑しました。
コペンハーゲン到着後、市内観光。人気のスポット、ニューハウン。アンデルセンの住んでいた家があります。
目を引いたのが、多くの中東の難民たちがヨーロッパに来るときに着用していた救命道具を使って芸術作品としている建物。
一時的な展示ですが、不思議な飾りなので目に入ります。何で飾られているか、言われてみないとわからないものでした。
アマリエンボー宮殿近くにある港では、女王様専用の船が停泊していました。
観光後、ホテルにチェックイン。夕食はホテル内のイタリアンレストランにて。
夕食 : ホテル
前菜はサーモンのカルパッチョ。とても新鮮でおいしくいただきました。マインはポークグリルのマッシュルームソース。
とても厚みがあってすごいボリューム。お肉は柔らかく、食べやすいお味でした。
デザートはパンナコッタ。クリーミーで本場のイタリアよりもおいしく感じました。
北欧らしく、ベリーソースがかかっていて、チョコレートビスケットの粉も飾りとしてかけられていました。
ベリーとチョコの味がいい感じです。
食事の評価 ★★★★ 人気のレストランらしく、多くの人でにぎわっていました。
宿泊地 コペンハーゲン : インペリアルホテル 2連泊
第7日目 コペンハーゲン滞在
ホテルの朝食の様子
たくさんのグループが宿泊していたので、時間帯によってはとても混雑していました。
食事の評価 ★★★
コペンハーゲンを離れて、シェラン島の北部の観光。まず、ハムレットの舞台として知られているクロンボー城へ。
今年はハムレットの作者であるシェークスピアの没後400年記念ということで、
英国より劇団がお城に宿泊して、観光客に劇を披露してくれていました。
私たちが観光した日が最終日ということでした。中庭だけではなく、城の部屋のあちこちにも劇団員が出没して面白かったです。
クロンボー城観光の後、フレドリックスボー城へ。ここは庭園だけですが、手入れされた、フランス式庭園がとてもきれい。
ちょうど、お庭の散策をしているときに、今回のツアーで初めて雨が降りました。
13:00過ぎにコペンハーゲンに戻り、午後はフリータイム。
昼食、夕食は各自で。ホテルはコペンハーゲンの駅のそばで、周辺にはホテルやレストランも多く便利。
市庁舎へも徒歩10分以内で行けます。
第8,9日目 コペンハーゲン ~ フランクフルト経由 ~ 関西空港
朝7:15分にホテル出発。コペンハーゲンのカストロップ空港へ。
LH825便にてフランクフルト経由、LH740便にて関西空港へ。到着後、流れ解散。
この時期の北ヨーロッパは夏も終わり、初秋の雰囲気が漂います。日中は気温も上がりますが、朝晩は涼しくとても過ごしやすい気候でした。比較的お天気にも恵まれ、エリカの花もとてもきれいに咲いているのがご覧いただけました。
電車ごとフェリーに乗るという、「渡り鳥ライン」もあと数年で廃止となります。
このユニークな列車の旅が廃止になる前に、一度ご乗車いただきたいものです。
日本がまだ暑いこの季節に北ヨーロッパで秋風に吹かれるのはとても気持ちのいいことです。
まだあまり日本人観光客の来ない地方ですので、ゆっくりと外国気分を味わっていただける内容かと思います。
皆様のご参加をお待ちしています。
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