旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2017年7月 4日
2017年 6月7日 関西空港発 D231
東部ドイツの古都を訪ねる9日間
のツアーで実際にいただいたお食事の内容をご紹介します。食事の評価は5段階評価で満点が★5つになります。ご参考ください。
また現地の見どころなども撮ってきていますので、ぜひ観光地などの雰囲気もお楽しみいただければと思います
出発日は関西空港よりルフトハンザドイツ航空の直行便にてフランクフルトへ。
この日はそのままフランクフルトのホテルでお休みしました
ではさっそく2日目の朝食よりどうぞ
◎2日目
朝食:ホテルにてビュッフェ
ドイツならではのハムやソーセージ類が充実していました♪
評価:★★★★
朝食後、楽聖バッハ生誕の地アイゼナハへ。
アイゼナハはまた文豪ゲーテや宗教改革者マルティン・ルターゆかりの街でもあります。
そのルターが新約聖書をドイツ語に翻訳したのがこちらのヴァルトブルグ城(世界遺産)です。
2017年はルターの宗教改革からちょうど500年の節目にあたり、現地ではルター年として大いに盛り上がっていました。
昼食:レストランBACH(バッハ)にて
●前菜:サラダ
●メイン:ローストポークに温野菜とじゃがいも団子添え
●デザート:アイスクリーム
評価:★★★★
午後、ハルツ地方の中心都市ゴスラーへ
宿泊は、街の中心マルクト広場に面したかつてのギルドハウスの建物を改装した“カイザーヴァルトホテル”でした
500年の歴史と伝統を誇るホテルですが、内装はもちろん新しくて快適でしたよ~
夕食:ホテルにて
●前菜:トマトとパプリカのスープ
リコピンたっぷり、濃厚な美味しさでした♪
●メイン:ボイルしたビーフに温野菜添え
ホースラディッシュ(西洋わさび)のソースがビーフによく合いました
●デザート:アイスやムース、フルーツなどの盛り合わせ
盛り付けがきれいでした♪♪♪
評価:★★★★
実はこのホテルには、中世ギルドハウスであった時代からのとってもユニークな装飾があることでも知られているんです。
それがこちら、「お尻から金貨を出している男の像」
かつてこの街は、近郊にあるランメルスベルグ鉱山によっておおいに繁栄したのですが、その儲けっぷりを表現した装飾だそうです。
それにしても、お尻から金貨とはシュールすぎますね。。。。。
ハルツ地方はまた美しい木骨組の家並みが見どころのひとつで、朝夕などホテル周辺を散策してみるのもおすすめです
ホテルの立地はやはり重要ですね!
◎3日目
朝食:ホテルにてビュッフェ
今朝もメニュー豊富な内容で満足でした
評価:★★★★
朝食後、魔女伝説の残るハルツ地方の村ヴェルニゲローデへ
ブロッケン山までハルツ狭道鉄道の蒸気機関車の旅を体験しました
山頂駅には、19世紀を代表する作家ハインリッヒ・ハイネの記念碑がありました。
ハイネはこの地を訪れ、その感慨を著書「ハルツ紀行」に記述しています
ブロッケン山には、毎年4月30日に魔女たちがこの地に集まり、冬の終わりを祝う宴を開くという面白い伝説があります
お土産に魔女の人形はいかがでしょうか?
昼食:レストランWINKLERにて
●前菜:サラダ
●メイン:チキンのグリルと白アスパラガス
白アスパラはこの季節ならではのグルメ
●デザート:ストロベリーとアイスのコラボレーション♪
評価:★★★★
食後、ゴスラーへと戻り、街の観光を楽しみました
人気のグロッテンシュピールの仕掛け時計や、神聖ローマ皇帝の居城など巡りました。
こちらは街の人気者、丸々した「カップルの像」
南米コロンビアの芸術家フェルナンド・ボテロの作品で、彼独特の愛らしい作風がとてもキュートです
この日の夕食は自由食、みなさま地元のビアレストランなどへ繰り出されていました
◎4日目
朝食後、ヨーロッパの美しい村30選にも選ばれたクヴェトリンブルクへ
これぞドイツという感じの木骨組の家並みがとってもすてきな村でした
昼食:レストランTHEOPHANOにて
前菜:チーズのテリーヌ
バルサミコのソースがアクセント♪
メイン:ローストビーフのラタトィユとポテト添え
デザート:バニラアイスのアップルソースがけ
評価:★★★★
午後、バッハゆかりの街ライプツィヒの観光へ
ライプツィヒは、バッハが活躍し、メンデルスゾーンが生まれた音楽の街として有名ですが、また歴史ある大学都市としても知られています。
かつて若き文豪ゲーテもこの街で学び、そして青春を謳歌していました
バッハが音楽監督を務めていた聖トーマス教会など観光後、夕食はそのゲーテも通っていた人気のレストランへ。
夕食:レストランAUERBACHSKELLERにて
レストランの前には、ゲーテの作品「ファウスト」に登場するファウスト博士とメフィストフェレスの像が、大阪の食いだおれ人形よろしくお店の看板として飾られています
前菜:サラダ
メイン:サーモンのグリル
デザートはフルーツサラダにヨーグルトソース
評価:★★★★
◎5日目
朝食:ホテルにてビュッフェ
評価:★★★★
朝食後、かつてザクセン公国の都であったドレスデンの観光へ
目玉はツヴィンガー宮殿内のアルテマイスター絵画館
なかでもラファエロの名作「システィーナの聖母」は必見です
昼食:レストランPULVERTURM AN DER FRAUENKIRCHEにて
前菜:ザクセン風ポテトスープ
メイン:ソーセージ3種にザウアークラウトとポテト
ドイツの定番メニューです
デザート:赤いベリーのコンポート
評価:★★★★
◎6日目
朝食:ホテルにはビュッフェ
メニューも豊富でおいしかったです
評価:★★★★★
朝食後、ドレスデン郊外にある水に浮かぶかのような優雅な姿で知られるモーリッツブルク城を観光しました
城の周囲は緑豊かな自然保護区になっています
昼食:ZUM GOLDENEN ANKERにて
前菜:サラダ
メイン:ハンバーグにマッシュポテトと温野菜添え
デザート:アイスクリームのベリーソースがけ
評価:★★★★
午後、首都ベルリンの観光へ
古代ペルガマの遺跡を再現した展示が人気のペルガモン博物館、ベルリンのシンボルブランデンブルク門、菩提樹の並木が美しいウンター・デン・リンデン通り、広島の原爆ドームと同じく戦争の傷跡を今に伝えるカイザー・ヴィルヘルム教会、東西冷戦時代の象徴ベルリンの壁跡など巡りました。
観光の最後に連邦議会議事堂を訪れ、ルーフトップのガラスドームにある人気のレストランKAFERにて夕食をいただきました
雰囲気、味、そして眺めもすばらしかったです
前菜:ガーリックムースとルッコラ
メイン:ビーフフィレステーキと再び白アスパラス
デザート:レモンサワークリームのタルトとアイスクリーム
評価:大満足でした★★★★★
最後のベルリンでの宿泊はデラックスホテルのマリオットでした
ロビーがごらんのように吹き抜けのデザインです♪
◎7日目
朝食:ホテルにてビュッフェ
メニュー豊富で充実の内容ですね
たまご料理もオーダーできました
評価:★★★★★
観光最後の日は、近郊の町ポツダムへ。ポツダム会議の舞台となったツェツィリーエンホフ宮殿と、華麗なバロック建築と美しい庭園で知られるサンスーシー宮殿を訪れました
ドイツ皇帝フリードリッヒ大王が“サンスーシー(憂いなき)”と名付けた華麗なバロック宮殿と庭園はさすがのスケールでした
観光後、ベルリンへ戻りゆったりとフリータイム。みなさま、それぞれのプランで散策やショッピングを楽しまれました
ドイツ旅行はお食事があまり期待できないという考えをお持ちの方も多いかと思いますが、今回のツアーは全体的にレベルも高くそういった先入観を覆していただける内容であったと思います。
とくに最後のベルリンのレストランはほんとうにおいしかったですよ~
ドイツの文化とグルメが同時にお楽しみいただける、みなさまにおすすめのコースです
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