旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2024年6月17日
フレンドツアー 関西発
2024年 5月15日 関西発
【伊丹発着】JAL利用 美食の街リヨンとブルゴーニュ・グランクリュ街道を訪ねる8日間
【コースコード:FE374】
のコースでいただいたお食事の内容をご紹介させていただきます。風景の写真やワイナリーでの写真も撮ってきていますので、ならびにお楽しみいただければと思います。
お食事の評価は★の数で表しています。★5つが満点です。
第1日目 伊丹空港 ~ 羽田空港 ~ パリ空港 ~ ロワシー
早朝、6:05に伊丹空港ご集合、JL102便にて羽田空港へ。羽田空港からJL045便にてパリ、しゃるる・ド・ゴール空港へ。ほぼ、定刻に到着。その後、空港近郊のホテルへ。到着後、ゆっくりとお休みいただきました。
宿泊地 ロワシー : メルキュール シャルル・ド・ゴール コンベンション ホテル 泊
第2日目 ロワシー ~ ランス
ホテルの朝食の様子
空港近くだけあって、朝5:30から朝食は食べれました。
こちらはチーズやハムのコーナーです。
シリアルなども豊富にありました。
温かい食べ物のコーナー。ジャガイモや卵料理などがありました。
食事の評価 ★★★
朝食後、バスでランスへ。昼食までに少し時間があったので、ちょこっとサービスでフジタ礼拝堂へ行きました。
フジタ礼拝堂の内部。シャンパンの樽の上に座っている聖母マリア様はここにしかないと思います。藤田画伯はこの絵を描くにあたって、ローマ法王様に許可を得るのに手紙を書いたそうです。
シンプルで小さな礼拝堂ですが、心温まる場所です。バラの花もきれいに咲いていました。
昼食 : Brasserie Excelsior
ランスの中心地にあるレストランで昼食。まずはミックスサラダです。
メインはブフ ブルギニオン、牛肉の赤ワインの煮込みです。コトコトと柔らかく煮込んであります。マッシュポテトが添えられていました。
デザートはイル・フロターントという、卵を使ったデザートでバニラクリームの中にメレンゲが浮いているものです。
食事の評価 ★★★★ とても雰囲気の良いれすとらんでした。
観光後、フランス王家が戴冠式を挙げた、ランスの大聖堂の見学。こちらはその後ろ姿です。
観光後、ランスのシャンパンメーカー、マム社にてシャンパンのカーヴと試飲をお楽しみいただきました。ちょうど、地下の酒蔵を見学している間に雨が降り、見学が終わったころには止んでいました。その後、ホテルにチェックイン。
夕食は町の中心のレストランへバスで行きました。
夕食 : Brasserie Le Bouligrin
前菜としてポークの煮込みの角切り。柔らかくておいしかったです。
チョイスメニューで、前菜は白アスパラガスのムールスレンソース、またはヤギのチーズ焼きとサラダ、タイムハニーソースでした。
メインは、スズキのグリル、ホウレンソウのニョッキ、ゴルゴンゾーラソース添え、またはイベリコ豚のグリル、ポテト添えです。こちらはポーク、柔らかくて味も良かったです。
でざーtはコンテチーズとサラダ、またはチョコレートケーキ、またはイチゴのシャンティクリームでした。イチゴがたっぷり、ほかのデザートもおいしかったとのことです。
食事の評価 ★★★★★
宿泊地 ランス : メルキュール カテドラル 泊
第3日目 ランス ~ シャブリ ~ ディジョン
ホテルの朝食の様子
地方に来ると、蜂蜜やジャムが充実しています。ランス名物、ビスキュイ・ローズもありました。シャンパンがなくて残念・・・・・
生卵がおいてあり、自分で調理できます。ゆで卵機は時々見かけますが、目玉焼きが作れるのは初めてみました。
チーズやバターのコーナーです。
おなじみの朝食で出されるパンがいっぱい並んでいます。
食事の評価 ★★★
朝食後、ブルゴーニュ地方の北に位置する、シャブリへ。
こちらはシャブリの市役所です。散策したくなるような地方の町ですが、ここではワイナリーの訪問です。
こちらが訪れたカーヴ、ウィリアム・フェヴレの敷地です。
こちらがショップ、もちろん、見学後、ワインを購入できます。
カーヴの案内の人がテロワールから細かく説明。日本人のソムリエの方が、丁寧に通訳、説明してくださいました。
こちらが樽の貯蔵庫です。
試飲はシャブリのワイン、5種。
初めに試飲したのが、プチ・チャブリと呼ばれる段階の畑で作られたブドウを使ってのワイン、2020年のサン・ブリと呼ばれるワイン、2番目のワインはやはり2020年のシャブリの畑で作られた、シャブリワイン。3番目のワインは40あるクリマの一級畑で作られたブドウ使ったワイン。ラベルは17のグループに分類された区画名が表示されているもの。その中でフォルショウメと呼ばれるプルミエ・クリュのワインです。
4つ目は写真にありませんが、やはりプルミエ・クリュのヴォロランの区画名がついてるワイン。5つ目はシャブリのグラン・クリュ、2018年のブグロのワイン。プルミエ・クリュは7区画の特級畑からつくられてるものです。
最後のワインがやはり好評、初めに飲んだもの再度飲み比べをしたいとい人もいました。試飲したワインは、ワイナリーの売店で購入することができます。
昼食 : Bistro des Grand Cru
まずはブルゴーニュ名物、エスカルゴのハーブソース。とてもよい食感でハーブソースとの相性も良かったです。
こちらもブルゴーニュ名物のグーゲールというチーズ入りのパンです。ふわっとして、チーズの味わいも良くスープとも良く合います。
メインは仔牛肉の首肉。子牛なのに立派な首です。柔らかく、おいしく煮込んであり、季節の野菜、ソラマメとかぼちゃのピュレの色もきれいです。
デザートはキャラメル風味のパンナコッタとマロンのアイスクリーム。程よい固さで、甘さ控えめのデザートでした。
食事の評価 ★★★★★
昼食後、かつてのブルゴーニュ公国の首都、ディジョンへ。こちらが中心の歩行者天国です。
ノートルダム教会。ゴシック建築で、すっきりとした作りです。
入り口のアーチから上を見ると、ガーゴイルと呼ばれる雨ごいがのぞき込んでいます。
面白いのでちょっとアップで撮ってみました。これは魔除けにもなっているそうです。
教会の南にある、フクロウ。触ると願いが変わるといわれています。
あちこちに町のシンボルであるフクロウがあり、たどっていくと町の名所に行くことができます。
町の中心には中世に建てられた、木組みの家が数多く残っています。
観光後、ホテルにチェックイン。昼食はホテルでいただきました。
夕食 : 宿泊ホテルにて
まずはモッツァレラチーズとトマトのサラダ、バジルソースです。さっぱりとしているおいしい。
メインはサーモンのグリルとライス、魚にはライスが添えられることが多いです。こちらでは野菜代わりです。
デザートは洋ナシのケーキ。4種類のハーブはほのかに香っているデザートです。
食事の評価 ★★★
宿泊地 ディジョン : メルキュール クレマンソー 2連泊
第4日目 ディジョン滞在
ホテルの朝食の様子
グループ専用の部屋でパンも数種類、卵料理やハム、ソーセージなどもありましたが、ちょっと寂しい朝食内容です。
食事の評価 ★★★
朝食後、1時間ほどかけてワインの町、ボーヌへ。こちらはワインの博物館。昔のワインを作るための道具が展示されています。
ブドウを絞るプレス機など、巨大です。
こちらは有名なおスピす・ド・ボーヌ。神の家と呼ばれている救護院です。屋根がとても特徴的です。
観光後、城壁の外にあるレストランへ、ちょっと雨が降り始めてしまいました。
昼食 : Le Belena
まずは季節の野菜のアスパラガスのクリームスープ。
メインはビーフステーキ、焼き加減も聞いてくれました。お肉も程よい硬さで、ガーリックバターがアクセントになっておいしかったです。
デザートはフルーツサラダ。季節の生のフルーツが使われていおいしくいただきました。
食事の評価 ★★★★★
昼食後、再びボーヌの旧市街に戻り、ワイナリーの見学。こちらはワイナリーのそばにあるノートルダム教会です。
こちらが見学したワイナリー、ジョセフ ドルーアンの入り口です。14世紀からある歴史あるワイナリーです。
ワインの試飲の部屋。
こちらは15世紀の貯蔵庫です。カーヴの内部はとても複雑なつくりです。
13世紀のワイン貯蔵庫。ワインは違います・・・・
13世紀からある貯蔵庫です。
15世紀の貯蔵庫、こちらもいまだに使われてます。
このワイナリーには昔ながらのワインのプレス機が置かれてあり、特別な年に使うそうです。
使われた時の写真が壁に飾られています。
その大きさにもびっくりします。
ワイナリー見学の後、試飲タイム。今回は白3種、赤3種をお楽しみいただきました。気温もカーヴなので低く、座るところがなかったので少しつらかったです。
試飲したワインは、
①シャブリのプロミエ・クリュ モン・デ・ミリュー 2022年もの。このワイナリーはシャブリ地区にも畑を持っているのでシャブリがあります。
②サン・ロマンの白ワイン、2020年物
③ムルソーお2020年物
④ヴォルネイの2018年もの
⑤プロミエ・クリュのクロデムーシュ 2021年物
⑥ヴォーズ・ロマネのプロミエ・クリュ 2021年物です。
ワイナリー見学後、ムルソーやモンラッシュの畑を見ながらドライブ。プロミエ・クリュ、一級畑を見ながら白ワインをテースティング。降っていた雨もやみ、雨上がりのブドウ畑でモンラッシュのフォラチエールのプロミエ・クリュのワインをいただきました。
とてもおいしいと好評でした。
こちらがモンラッシュの一級畑。個人でワイン畑を巡る人々にも会いました。
とても細いブドウ畑の中の道を大型バスで巡りました。ちょっと大型バスには厳しいドライブでした。
その後、ディジョンの町に戻り、夕食のレストランへ。
夕食 : La Comedie
旧市街にあるレストランです。
前菜はブルゴーニュ風のハムのテリーヌ。マスタードが添えられてあり、ハムとよく合います。
メインはムレットという川魚の赤ワイン煮込み、ポーチドエッグ入り。なんと、卵は3つも入っていました。
デザートはカシス入りのアイスクリーム。ホイップクリームもたっぷり載っていました。
食事の評価 ★★★★★
第5日目 ディジョン ~ リヨン
ディジョンを出発してグラン・クリュ街道をドライブしながら、マルサネ村へ。こちらは見学したマルサネのワイナリーです。
ワイナリーの入り口です。
外のブドウ畑では馬を使って畑を耕しています。高級なワイン用のブドウを作るには色々と工夫と手間がかかります。
ワイナリーが所有している、ブドウ畑。まだ一級畑ではありませんが、現在申請をしているので、来年あたりには一級畑になる予定だそうです。
ワイナリーの見学のはじめにこのあたりのブドウ畑の地図を見ながら、テロワール(土地の特徴)の説明があります。
こちらは昨日見た、ムルソーの畑の細かい区画図。
モンラッシュ地区の区画図。
特級畑、一級畑ととても細かく区分けしているのがわかります。それぞれの畑によって特徴があるというのがすごいです。
見学後、マルサネワインの試飲。赤ワイン5種お楽しみいただきました。
こちらがそのワインです。
2番目に試飲したマルサネのワイン、2022年物。
こちらが1番初めに試飲した、ブルゴーニュ・シャトー2021年物。
3番目に試飲したのはMarsannay en Cemongeot 2020年物、こちらは好評で、ワイナリーの人も、どうだ!という感じで自慢げです。でもさらに、Fixin フィサンの2018年物、そして最後にHospistal de Dijon Beaune Premier Cru Clos du Roi プルミエ・クリュ 2020年物。こちらもワイナリーの方、一押しのワインでした。これも大好評!
ワイナリーの後、有名なヴォーズ・ロマネ村へ。こちらが村の地図です。
村の中心広場にはロマネスク様式の教会が立っています。教会の裏手にロマネ・コンティのブドウ畑があります。
今年の出来具合はどうでしょうか?
有名なロマネ・コンティに畑にある十字架。
こちらがロマネ・コンティのブドウ畑です。
ヴォーズ・ロマネの畑で写真を撮った後、ジヴェレ・シャンベルタンの村へ。
昼食 : Les griottes Chambertin
初めに出されたアミューズ、何を食べたのか忘れました。
家禽類(たぶん七面鳥)の田舎風のパテ。ベリーソースの盛りつけ方がおしゃれです。
メインはチキンのシャンベルタン風で、玉ねぎと赤ワインで煮込んだような感じ。マッシュポテトがたっぷりと添えられています。
デザートはブリュッセル風のワッフルでした。半分の量でよかったです。写真がなくてごめんなさい。
食事の評価 ★★★★★
こちらがレストランの写真。とてもかわいい村で時間があったらゆっくりと村の散策をしてみたかったです。
その後、リヨンのホテルへ。
夕食 : ホテル内レストラン、Epona
初めにアミューズがだされました。ハーブソースに入った何かです。
前菜はボークリューズ産のグリーンアスパラのグリルのアスパラソース。ウズラの卵とメレンゲが添えられて、見た目もとてもきれいです。
メインは鯛のグリルと人参のピュレと人参添え。お魚も新鮮で大きさも程よいです。
デザートはチョコナッツのクリームケーキです。口の中でとろけるようでとてもおいしかったです。
夕食後、夜のリヨンの町をご希望の方と散策、フルビエールの丘のノートルダム・バジリカがライトアップされてきれい!
フルビエールの丘の下にソーヌ川が流れています。
宿泊地 リヨン : ホテル インターコンチネンタル 2連泊
第6日目 リヨン滞在
ホテルの朝食の様子
ホテルがローヌ川沿いにあるので、ローヌ川を見ながら食事ができます。
パンのコーナー。
シリアルやフルーツ、ハムやチーズも豊富にあり、陳列の仕方もきれいです。
リヨンの名物、プラリネを使ったパンとワッフル。
テーブルにサーブされた、紅茶。歴史的記念物のオテル・デューを改装してホテルにしたので、その建物がティカップやポットのモチーフに使われています。ちょっと素敵なので写真をとりました。
食事の評価 ★★★★★
こちらが客室に通じる廊下。昔の建物なので、天井が高い!
朝食後、リヨン市内観光。こちらはフルビエールの丘にあるノートルダム・バジリカです。内部のモザイクがとてもきれいです。
フルビエールの丘から見たリヨンの町。ローヌ川とソーヌ川が流れています。
フルビエールの丘にある、ローマ時代の劇場跡。
丘のふもとにある旧市街。
観光後、中心地のレストランでランチ。ポール・ボキューズがプロデュースするレストランですが、とても混んでいてサービスがゆっくりで時間がかかりました。
昼食 : Le Nord
まずはオニオンスープ。今日はちょっと汗ばむ日だったので、熱々のスープよりサラダの方がよかったかな?!ちょっと塩味が濃かったです。
メインは魚のすり身を使ったリヨン名物、クネルです。
デザートはショコラ・ファンダン、ホイップクリームとバニラアイスクリーム添え。
食事の評価 ★★★
第7・8日目 リヨン ~ パリ・シャルル・ド・ゴール空港 ~ 羽田空港 ~ 伊丹空港
午前中自由行動、昨日が祝日のためポール・ボキューズ市場に行かれた方も多かったようです。
ホテルチェックアウトの後、リヨンのパール・デュー駅へ。TGVに乗車し、パリのシャルル・ド・ゴール空港へ。
到着後、日本航空にチェックイン、JAL046便にて羽田空港へ。到着後、大慌てで国内線に乗り継ぎ、ぎりぎり間に合いました。最後に羽田空港で運動会でした( ;∀;)
なんとか、間に合ってよかった~
ブルゴーニュの田舎をゆっくりとめぐるツアーで、ソムリエさんが選んでくださったワイナリーを丁寧に見学、試飲を楽しめる内容です。田舎の人々はとても親切で、食事もおいしい地方です。パリやニースなどの大都市とは違い、田舎は素朴で時間のゆっくりと流れています。また違ったフランスが楽しめるコースでした。
フレンドツアー
ヨーロッパ
アジア
アフリカ
中近東
北米
中南米
オセアニア
南太平洋
ミクロネシア