旅行の楽しみの一つ、食事。それがどんなものかわからないと、不安なもの。
阪急交通社ではツアーでの食事の様子を添乗員自ら、ブログでお届けします。
2025年10月14日
2025年9月11日 関西発
エミレーツ航空利用
フランス印象派の美しき村を訪ねて9日間【コースコード:FE321】
のコースでいただいた食事の写真をご紹介します。風景写真も並びにとってきていますので、お楽しみいただければと思います。
第1・2日目 関西空港 ~ ドバイ経由 ~ パリ・シャルル・ド・ゴール空港 ~ シャンティ ~ ロワシー
関西空港でご集合後、エミレーツ航空317便にてドバイへ。その後073便にてパリのシャルル・ド・ゴール空港へ。到着後、入国審査を済ませ、シャンティへ。
こちらがシャンティのお城で、中にはコンデ美術館があります。
ベルサイユ宮殿の庭園を造園したル・ノートルが作ったお庭は左右対称で美しい造りです。
城内にあるコンデ美術館は展示の位置を変えてはいけないとの遺言で当時のまま展示されています。
シャンティ城の全景です。
その後、空港近くのホテルへチェックイン。夕食はホテルでいただきました。
夕食 : ホテル内レストラン
前菜はサーモンの入ったテリーヌで、レモンとライムをかけてあっさりといただきました。味付けも日本人向きでした。
メインはタラのグリルと温野菜。巨大なタラの切り身が野菜の上にのっていました。野菜もゴロゴロと大きなものがたっぷりありました。
デザートはフルーツのティラミスで、マスカルポーネチーズとフルーツのコンビネーション、イタリアの定番のティラミスとはちょっと違いますが、甘酸っぱいフルーツとチーズのコンビネーションはいい感じです。
宿泊地 ロワシー(パリ郊外):ノボテル パリ シャルル・ド・ゴール コンベンション ホテル 泊
第3日目 ロワシー ~ オーヴェール・シュロワーズ ~ ジヴェルニー ~ ルーアン
ホテルの朝食の様子
クロワッサンやブリオッシュなど、フランスならではのパンがいっぱい!
ハムやシーズのコーナーです。
温かい食べ物はスクランブルエッグやソーセージなどがありました。
朝食後、ゴッホの終焉の地、オーヴェール・シュロワーズへ。こちらの木の根はゴッホがなくなる前に最後に描いたもの。近年の研究により実証されました。
オーヴェール・シュロワーズの教会、ゴッホも描いた教会です。
その後、印象派の島と言われる、シャトゥの中の島へ。この島にあるレストランは印象派の画家たちが訪れたことでも知られています。
昼食 : Maison Fournaise
前菜はガスパッチョで、はじめにアボカドクリームの入った皿が持ってこられ、そのあとトマトの冷製スープが注がれました。
メインは巨大なチキンのグリル。チキンの下にはたっぷりとマッシュポテトが敷いてありました。
デザートはクリームビュルレ。表面のフランベされたキャラメルがおいしい!
ワイン(赤・白)、食後のコーヒーまたは紅茶もついていました。
こちらがレストランのテラス席の様子とルノアールが描いた絵のレプリカです。ちょっと色あせていました・・・・
その後、画家のモネが人生の半分を過ごした、ジヴェルニーへ。モネの家は入場するのに長蛇の列でした。
庭園もダリアをはじめ、たくさんの花が咲いていました。庭園を歩くのもすごい人で一苦労でした。
水連の池ではたくさんの水連が咲いていてびっくり!この時期に咲いているのは驚きでうれしいサプライズでした。
紫色の水連は希少だそうです。ちょっと写真ではわかりずらいですが、咲いていました。
庭園の花々は癒しを与えてくれる空間でした。
途中、咲いていた炎のような花、グラデーションで咲いていてきれい!
その後、ノルマンディ地方の中心都市、ルーアンへ。夕食はホテルでいただきました。
夕食 : ホテル内レストランにて
前菜はフォカッチャの上にヤギのチーズとモッツァレラチーズ、トマトや香草などをのせて焼いたもの。結構なボリュームでした。
女性シェフで週末ともあり人気レストランなのか、サービスにとても時間がかかりました。
メインはビーフをほぐして固めたもの。コンビーフみたいな感じで、少し味が濃いい漢字。温野菜とともにいただきました。
デザートはメレンゲレモンパイ。甘酸っぱいレモンクリームがおいしかったです。
宿泊地 ルーアン : ラディソン ブルー サントレ 泊
第4日目 ルーアン ~ エトルタ ~ オンフルール ~ モンサンミッシェル
ホテルの朝食の様子
野菜もフルーツもハムなどもたっぷりありました。
パンの種類も豊富!
朝食後、ルーアンの大聖堂の近くまでバスで行ってその後歩いて観光。大聖堂の塔はいまだ修復中です。
南門方向から見た大聖堂、正面の鐘楼も見えます。
修復された屋根の飾りがキラキラ光っています。
屋根の飾りは十字架をモチーフにしている場合が多いのに、ここでは人が手をつないでいるかのような飾りになっています。
こちらがルーアン大聖堂の正面。とてもきれいです。モネがこちらから何枚もの連作を描いたことでも知られています。日曜日でミサが行われていましたが、ミサの後、中に入ることができました。
木組みの家がたくさん残る旧市街の雰囲気はとてもステキです。
ジャンヌダルクが裁判にあった建物から見た大聖堂の尖塔。いつ工事がおわるのかしら・・・・?!かれこれ20年がたちます。
ルーアン観光後、ルアーブルの北にある景勝地、エトルタへ。本日は珍しく風が穏やかで暖かく感じました。
こちらが海岸線沿いにあるプロムナード。昼食のレストランも奥の方に見えます。
昼食 :Le Homard Blue
前菜はツナのたたき、臭みのなく、甘めのソースがかかっていてとてもおいしくいただきました。
メインは魚のクリーム煮。サラダ付き。いろいろな魚、ムール貝などが土鍋で煮込んであり、ホクホク、お魚もいずれもおいしかったです。
その後、画家たちが愛した北フランス最古の港町、オンフルールでの散策をお楽しみいただいた後、モンサンミッシェルへ。長い移動の日となりました。ホテル到着後、すぐに夕食のレストランへ。
夕食 : ホテル内レストランにて
前菜は名物のオムレツ。ふあふあのオムレツは日本のものとは違います。バターと塩味のみで作っているのでとても味はたんぱくです。
メインはサーモンのグリルとニョッキ、温野菜です。日本人にはちょうど良い量ですが、私たちのドライバーは「少なすぎる!」とぼやいていました。
デザートはレモンケーキとフルーツでした。
以前モンサンミッシェルはライトアップしていましたが、コロナの後しなくなったそうです。
宿泊地 モンサンミッシェル : ホテル ルレ サン・ミシェル 泊
第5日目 モンサンミッシェル ~ ロワール地方
朝食会場から夜明け前のモンサンミッシェル、どこか神秘的です。
ホテルの朝食の様子
日本人グループが多く、朝食のバイキングは混雑していました。
観光前のモンサンミッシェルの様子。本日は朝の時間は干潮、でも天気は良かったです。
シャトルバスで島へ行き、観光。その後修道院で解散し昼食は各自で。ちょうどお昼時、空が急変し雨が降ってきました。あっという間にモンサンミッシェルが白い霧に包まれました。
午後はモンサンミッシェルからロワール地方へ。豊かな穀物地帯を見ながらシャトーホテルのある、コトー・シュル・ロワールへ。
こちらが今回宿泊したシャトーホテル「シャトー・ドゥ・ロッシュコット」です。正面入り口には樹齢200年を超えるヒマラヤスギがありました。
夕食 : シャトーホテルにて
前菜はタラのボイルと温野菜を重ねたもの。柔らかく、口の中でとろけるような食感でした。味もGOOD!
メインはポークロールと温野菜。ソースは甘辛でお肉によく合います。
デザートはココナツムースとグアバ、パッションフルーツのシャーベットでs。盛りつけがかわいく、甘すぎないおいしいデザートでした。
宿泊地 コトー・シュル・ロワール: シャトー ドゥ ロッシュコット 泊
第6日目 ロワール地方 ~ シャルトル ~ パリ
ホテルの朝食の様子
こちらが朝食会場、窓が大きく、ゆったりとした空間で素敵。
ロワールの城館のなかでも女の館として知られる、シュノンソー城見学。こちらはカトリーヌ・ドゥ・メデシスが増築したシェール川にかかる橋の部分。大広間として宴会などに使われました。第一次、第二次世界大戦時には病院としても使われました。
ディアンヌ・ド・ポアチエの庭園、広々としています。
かつての水車小屋の建物の一部とカトリーヌ・ドゥ・メデシスの庭園。
カトリーヌ・ドゥ・メデシスの庭園から見た城館の様子です。
シェール川にかかる城館の姿が有名ですね。
昼食 : L'Orangerie シュノンソー城のかつての温室がレストランになっています。
前菜は田舎風のテリーヌ、パイ地にくるまれています。
メインは仔牛肉のローストと温野菜、ソースはパンプキンと人参をアレンジしたものかな?きれいな緑色のソラマメが彩を添えていました。
デザートはチョコレートケーキ。甘いですが、だんだんとこの甘さに慣れてきました。
昼食後、シャルトル・ブルーのステンドグラスで有名なシャルトルへ。こちらがシャルトル大聖堂の全景です。
その後、パリの町を通り、ホテルへ。夕食は各自で。
宿泊地 パリ : マリオットホテル アンバサダー 2連泊
第7日目 パリ滞在
ホテルの朝食の様子
野菜やフルーツがきれいに並べられています。
温かい食べ物もあります。
オムレツなどその場でオーダーすれば卵料理を作ってくれます。
本日は終日自由行動。ホテル近くの路地からモンマルトルの丘の上に立つ、サクレクール寺院が見えます。
第8・9日目 パリ ~ ドバイ経由 ~ 関西空港
11:00にホテル出発。本日、ゼネラルストライキとデモ行進がフランス全土であるとのことで心配していましたが、シャルル・ド・ゴール空港の管制官はストライキをしなかったので、無事に帰国の途につけました。空港も特に普段と変わりなく、スムーズに手続きもできました。
エミレーツ航空074便にてドバイへ、その後エミレーツ航空316便にて関西空港へ。到着後、流れ解散。お疲れさまでした。
このツアーではノルマンディー地方を中心に観光地をめぐりますが、もともと晴天の少ない地方ながら、雨にも遭わず、ほど良い気候の中観光ができました。多くの観光地があるなか、印象派の画家たちゆかりの地を訪れたり、モンサンミッシェルやロワールのお城などを巡りました。ちょっと駆け足の観光でしたが、北フランスの豊かな地方を満喫できるコースです。パリだけでは語れない、フランスの地方はどこも魅力があります。
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